剣山系?バリルートで半縦走!
- GPS
- 12:21
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 1,563m
- 下り
- 1,668m
コースタイム
- 山行
- 10:59
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 12:16
丸石避難小屋〜白髪避難小屋 2時間26分
白髪避難小屋〜三嶺避難小屋 2時間32分
三嶺避難小屋〜名頃登山口 3時間
総行動時間 10時間06分
所要時間 12時間44分
天候 | 曇り時々雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
平成26年12月27日から平成27年3月31日迄、 貞光から見ノ越に至るルートは一部で夜間通行止めが実施されます。 詳しくは下記参照ください。 ☆徳島県道路通行規制情報 Google Maps API 版 http://www2.road.pref.tokushima.jp/gmap/#mapmark |
コース状況/ 危険箇所等 |
奥かずら橋から丸石避難小屋へのルートは過去に国体で使われたルートです!沢から外れるとつづら折れの急登登りが避難小屋まで続きます! 丸石避難小屋から三嶺避難小屋までは皆さんご存知でしょうから割愛! 三嶺避難小屋から三嶺北東尾根は、冬季ルートの癒しの温泉郷に降りる途中の見晴らし広場から北東の尾根を約5km!ひたすら降りる、とんでもない断崖絶壁もあるので覚悟を決めていかないと泣きを見ます! |
その他周辺情報 | 今回は寄らなかったが、夏季は癒しの温泉郷がリーズナブルです! 道の駅西祖谷傍にある祖谷秘境の湯は少しお高いですが(入浴料1000円)、泉質最高でお勧めです! ☆第14番温泉札所 「ホテル祖谷温泉」 http://onsen88.info/index.cgi?Sshop=15 ☆第15番温泉札所 「いやしの温泉郷」 http://onsen88.info/index.cgi?Sshop=16 ☆四国温泉88箇所巡り http://onsen88.info/ ☆四国この食堂この一品88箇所巡り http://shokudo88.info/index.cgi ☆四国堰堤ダム88箇所巡り http://dam88.info/ ☆四国の駅と車窓88箇所巡り http://eki88.info/ ☆四国酒蔵88箇所巡り http://sake88.info/ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ハードシェル
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
ゲイター
マフラー
ネックウォーマー
靴
ザック
アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
携帯
カメラ
|
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感想
今日は啓蟄 里は春の装い、四国の山もそうだと思ったら大間違い!?
shichi7さんが春の息吹を確かめに剣山から三嶺に縦走するということなので参加さして貰った!
見ノ越と名頃に一台づつ置いての縦走です、余裕を持って行きたいので午前2時に名頃で待ち合わせ!
見ノ越に向かいますが、前日の嫌な予感が的中!冬季閉鎖の看板横に路肩崩落の為?!奥かずら橋過ぎた所でバリケードで完全封鎖されてました!
こんな時の為に用意した代替え案は奥かずら橋から丸石避難小屋の国体コースを登って剣山〜三嶺の縦走路に合流です!
これがなかなかの難コース!shichi7さんは以前一度降りたが二度目は無い!と思ってたそうです!(笑)
沢から離れたところからはつづら折れの急登登りです、下の方は残雪が融けて凍ったのが凄く滑る!雪は少ないがアイゼン装着!避難小屋まで一気に上がったらぐしょぐしょに大汗かいた!(';')
丸石避難小屋の小休止で濡れた下着を着替えました!
丸石から白髪避難小屋の縦走路は大きな雪庇が幾つも出来ていてビックリです!
ここで衝撃の失敗が発覚!デジ一のSDカードを差すのを忘れてFCカードは満杯!以後はスマホ画像となりました!(泣き!)
白髪の避難小屋は扉が半分雪で埋もれスコップが無いと開きそうにありませんでした!
白髪分岐からカヤハゲなど幾つかの登降を繰り返してるうちに気温上昇で雪が緩んで歩きにくい!
三嶺取り付きの大岩横からは念のためピッケルに持ち替えて登ります!緩んだ雪でアイゼン効きにくい!
shichi7さんは新しく構えたアイスピッケルでガシガシ登ってました!
約9時間ほどで三嶺に到着!記念撮影して池を渡って避難小屋で昼食、今日はドックフード忘れたので、アニーちゃんにソーセージとラーメン分けてあげた!
アニーちゃんはshichi7さんにもいつものように熱い視線でおねだり攻撃してました!
名頃への夏ルート上部は雪崩の痕跡もあり、下山は計画通りバリルートの北東尾根へ!癒しの温泉郷へのルートにある見晴らし広場から東方向に降ります、1791m峰から覗く北東尾根はなかなか厳しそう!無雪期なら薄いながらも踏み跡辿る手もあるが、積雪期ではどこがルートやら????
二人のGPS駆使してルーファイ!あ〜じゃない?こ〜じゃない?と若干登り返したりもしながらで慎重に探りながら降りて行きます、基本的に尾根から外れるととんでもない断崖絶壁!
二回ほどビビって尾根の岩場を巻いたが後から考えると尾根上にルートがあったようです!
中程まで降りると雪も少なくなって境界杭やマーキングもちらほら、踏み跡らしきものも見えたきた!途中の崩落地付近からは雪が消えて靴もスパッツもドロドロ!( ;∀;)
結局避難小屋から下りで3時間ほども掛かって名頃小学校跡にやっと到着!このルートは二度と通る事は無いな!(笑)
初っ端から通行止めなどのアクシデントもあったが、当初の計画にほぼ近い縦走路を完結出来て大変面白かった!
尚バリエーションルートは自己責任でお願いします!
今回の企画は、もうそろそろ春だし〜、剣山から三嶺へ縦走に行ってもいいんじゃね?
なんて、思い付きで行ってたら命が幾つあっても足りんぞ〜!
なので、慎重に実施可能な時期を模索してました。
先週末には登山せずに剣山系を車中からパトロール(たんに脚が痛くて山登りできなかっただけですが…)、そして他の方達のレコを見て、これなら自分のレベルでも縦走行けるかな?と思い、雪崩遭遇のリスクを下げるためと雪が腐らずに歩き易い、日中の気温が上がらず、風もそんなに強くない日を狙って挑戦する事にしました。
そして、迎えた当日は啓蟄の日!春の訪れを感じさせる日の早朝2時にnekojigenさんと名頃駐車場で待ち合わせ。
1台を名頃にデポし、見ノ越へと向かいます。
先週、パトロールに来た時は道路の積雪も殆ど無く、名頃〜見ノ越区間は通行止めと言えどもゲートがある訳じゃないので雪が降らなかった今週は問題無く通行できる「なんちゃって通行止め」だと思ってたのですが…
奥祖谷かずら橋を越えて進んで行くと、路肩崩壊で全面通行止めの看板が!
あれ!マズくない?って、更に進んで行くと、バリケードもされており「ガチ通行止め」でアウト!
この場合に考えていたプランBへと変更して奥祖谷かずら橋へと戻り、ここから丸石方面への稜線を登る事にしました。
このルートは昨年に通行して、余程の事が無い限り通りたくないコースとして記憶していたのですが、今回は余程の事だと言うことで…急登を息をきらせながら登って行きます。
途中から地面の凍結で危険なためアイゼン装着して2時間ちょっとかけて登りつめ、丸石避難小屋でちょっと休憩。
ここから三嶺へと向けて縦走して行きますが、稜線沿いは雪庇祭り?の様相。
いいもん見れた感はありますが、通行中に崩れ落ちたら危険なため慎重?に歩きます。
雪面は締まっているため歩きやすいですが、アイゼンつけて冬山装備を背負って歩くのはけっこう疲れる。
丸石避難小屋から白髪避難小屋までが約3時間30分でした。
このルートが今回の中で一番の見どころだったように思います。
雪庇祭りの稜線が感動的でした。
白髪避難小屋に到着すると扉前には積雪があり、スコップが必要なので立ち寄らずにすぐに三嶺を目指します。
どんどん近づいてくる三嶺の雪化粧もまた感動的で素晴らしいのですが、寝不足のためかちょっとシンドイ…
ですが、ペースは落とさずに進んで行くと、キツい登りは三嶺への登りだけとなり、最後の急登へ取りつきます。
ストックだけで行けるか?と思いましたが、やはりここはピッケルじゃないと危なそうという事でピッケルに持ち替えて四足歩行?でガシガシ登ります。
シンドくてもこういうのは楽しいんですよね〜。
そして、ようやく三嶺山頂へと到着。
通行止めで剣山からの縦走では無かったけど、久々の剣山系縦走の達成感は半端ない!?
山頂で写真を撮って、すぐに腹減ったーって避難小屋へと向かう姿には達成感は微塵も感じられないとは思いますが、これも自己満足の世界なんで、ヤりとげた感は有ります。
三嶺避難小屋で昼食タイムとし、いよいよ最後の下りです。
名頃へと降りて行くのですが、夏道は三嶺直下のトラバースが雪崩れる恐れがあるので殆どの方が通らない。(上から見たらトラバースを歩いた跡がありました!雪崩も最近起きた跡もあり、自分はまだ今の状況では通ろうとは思わなかった。)
名頃への別ルートとして北東尾根を伝って名頃小学校跡へと降りていくバリルートを今回は予定しており、予定通りに降りて行くことに。
いやしの温泉郷へのコース途中から折れ曲がり、北東尾根に乗り移り進んで行きますが、最初の大岩コースをどう迂回していくのか積雪で分からない…仕方なく大回りで迂回して、尾根へと戻って進んで行くと境界杭やマーキングが出てきた。
バリマニアだったら、マーキングなんぞあったら非常に残念がるところでしょうが、我々はバリマニアでは無いので、ホッと一安心。
あとは順調に山を下っていき予定通りに小学校跡へと到着ですが、けっこう急登。
脚にきた…けど、充実した一日でした。
日頃はちょいハードな山行が多いのですが、今日はハードな山行で達成感、疲労感も半端ないかな?
三嶺への北東尾根は余程の事が無いかぎり通りたくないルートに認定しておきます。
nekojigenさん、お疲れ様でした&ありがとうございました。
四国の山もスケールが大きいですね〜。
剣山から三嶺の縦走は私もGWに計画しているのですが
こういったルートもあるんだなと認識しました。
やはり木が少なく解放感がありますね〜
ikajyuさんありがとうございます!
GWには439も開通してるでしょうから是非剣〜三嶺の縦走路を楽しんで下さい!
二台あれば名頃と見ノ越にデポ、無ければ折り畳み自転車を見ノ越にデポして逆回りってのもありです!公共交通機関は下記ですが、日に二便しかありません!運行の日にちも限定なのでご注意を!
http://yonkoh.co.jp/renraku/re_01.htm
ikajyuさん
コメありがとうございます。
剣三から三嶺までの縦走ルートは鹿の食害により木々も立ち枯れて稜線は解放感があります。GWに計画されているとの事なので、新緑のキレイな時期に剣山系を楽しんで下さいね。
また、日程に余裕があれば、三嶺からその先の天狗塚や綱付森、さらにその先の京柱峠までの縦走ルートもあります。
不明なところがあれば、連絡いただければ分かる範囲でお答えいたします。
>nekojigenさん
バス情報、ありがとうございます(^^。
私は剣山頂上山荘で一泊してから三嶺まで朝から歩くというプランで
考えているのですがバスの時刻に気を付けないといけませんね。
日にちにも注意したいと思います。
自転車も魅力あると思いました。MTBも所有しているので
ツーリングがてら散策するのも面白いですね〜。
>shichi7さん
剣山系は壮大なんですね〜。剣山単体だと観光登山になってしまいますが
バリエーション次第では視野が広がるんだなと認識しました。
時間に余裕があれば計画を広げてゆきたいと思います。
そのときはまた聞くことがあるかと思いますがよろしくお願いします。
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