前回はTJARの終盤・南アルプス部分相当を行ってみたので、今回はTJARの序盤・北アルプス部分をやってみる趣向。これは2017年及び2019年にも挑戦しているのだけどいずれも序盤で敗退していて、時期的にも体力的にもこれが最後の挑戦という覚悟で臨む。本来なら十分な睡眠を取って満を持して臨みたいところだが急きょ決意したのでそんな時間もなく…、就業後に移動して終電の西魚津駅から出発。
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9/22 21:53
前回はTJARの終盤・南アルプス部分相当を行ってみたので、今回はTJARの序盤・北アルプス部分をやってみる趣向。これは2017年及び2019年にも挑戦しているのだけどいずれも序盤で敗退していて、時期的にも体力的にもこれが最後の挑戦という覚悟で臨む。本来なら十分な睡眠を取って満を持して臨みたいところだが急きょ決意したのでそんな時間もなく…、就業後に移動して終電の西魚津駅から出発。
ミラージュランドの観覧車を拝むけれど、海には寄らない。もう9月も下旬となるとさすがに涼しい。今週末は冷える予報で、寒さが少し心配だ。
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9/22 21:57
ミラージュランドの観覧車を拝むけれど、海には寄らない。もう9月も下旬となるとさすがに涼しい。今週末は冷える予報で、寒さが少し心配だ。
2017年の頃と同じくいわゆる間瀬ラインを行ったところ、早月川を渡る橋が通行止めで少し戻って新月形橋を渡った。古い情報はそりゃ変わっていて当たり前だよなと反省する。まずは無事に馬場島にたどり着くことが目標だ。
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9/22 22:36
2017年の頃と同じくいわゆる間瀬ラインを行ったところ、早月川を渡る橋が通行止めで少し戻って新月形橋を渡った。古い情報はそりゃ変わっていて当たり前だよなと反省する。まずは無事に馬場島にたどり着くことが目標だ。
馬場島まで12km地点、ここまでは淡々とほぼノンストップで走れてわりと調子よいけれど、小雨から本降りになってきた。うーん、ちょっと想定外。そういえば最終自販機もなくなってたなあ。
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9/23 0:01
馬場島まで12km地点、ここまでは淡々とほぼノンストップで走れてわりと調子よいけれど、小雨から本降りになってきた。うーん、ちょっと想定外。そういえば最終自販機もなくなってたなあ。
ほぼ4時間で馬場島着。雨がひどくなってきてここからレインウェア上を着たものの、既にTシャツが濡れているのであまり役に立たない。
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9/23 2:10
ほぼ4時間で馬場島着。雨がひどくなってきてここからレインウェア上を着たものの、既にTシャツが濡れているのであまり役に立たない。
夜が明けるのも随分と遅くなってきた。早月小屋の軒先で震えながら雨宿りして少し考える(既に弱気で、止める口実を探しているのだorz)。低い雲だと思われ、小降りにはなってきているので上に行けば晴れている可能性はあると考えて、このまま続行する。
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9/23 5:45
夜が明けるのも随分と遅くなってきた。早月小屋の軒先で震えながら雨宿りして少し考える(既に弱気で、止める口実を探しているのだorz)。低い雲だと思われ、小降りにはなってきているので上に行けば晴れている可能性はあると考えて、このまま続行する。
剱岳山頂、雲の中でほぼ何も見えないものの、雨粒はなく、ときおり雲が切れて日差しも届く。数名の先客あり、ということはおそらく前劔ルートも通れるということだろう。
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9/23 7:57
剱岳山頂、雲の中でほぼ何も見えないものの、雨粒はなく、ときおり雲が切れて日差しも届く。数名の先客あり、ということはおそらく前劔ルートも通れるということだろう。
平蔵のコルのハシゴの上でまたブロッケン現象に遭遇した。
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9/23 8:19
平蔵のコルのハシゴの上でまたブロッケン現象に遭遇した。
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9/23 8:19
岩肌は若干濡れていて非常な慎重さを要する。こんなところよく道にしたなといつも思う。出会う登山者皆さんのヘルメット装着率は100%だった。最近のヘルメットは随分と小さくなって便利そうだ。
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9/23 8:24
岩肌は若干濡れていて非常な慎重さを要する。こんなところよく道にしたなといつも思う。出会う登山者皆さんのヘルメット装着率は100%だった。最近のヘルメットは随分と小さくなって便利そうだ。
濡れて滑りやすい危険な岩場を無事通過できてホッとしたけれど、この区間はタイムが短縮できない。剣山荘から道を勘違いして剣沢キャンプ場まで時間かかってしまった。雪まったくなく水不足ぽいけど、いちおう水出ていてとても助かった。
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9/23 11:01
濡れて滑りやすい危険な岩場を無事通過できてホッとしたけれど、この区間はタイムが短縮できない。剣山荘から道を勘違いして剣沢キャンプ場まで時間かかってしまった。雪まったくなく水不足ぽいけど、いちおう水出ていてとても助かった。
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9/23 11:03
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9/23 11:03
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9/23 11:56
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9/23 13:40
雄山までたどり着いたものの寒くて調子が上がらない。この先続けられるか逡巡したけれど今回は先に進まなければ絶対後悔すると自分に言い聞かせて、気付けにカレーメシを作って体を温めた。
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9/23 13:43
雄山までたどり着いたものの寒くて調子が上がらない。この先続けられるか逡巡したけれど今回は先に進まなければ絶対後悔すると自分に言い聞かせて、気付けにカレーメシを作って体を温めた。
雄山の下りはやっぱり混んでいてスピード出せない。
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9/23 14:32
雄山の下りはやっぱり混んでいてスピード出せない。
一の越の壁沿いを行くと、引き返せない世界に踏み込むような感覚になる。覚悟が要る。
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9/23 14:34
一の越の壁沿いを行くと、引き返せない世界に踏み込むような感覚になる。覚悟が要る。
龍王岳を見ると、いつか行くことがあるだろうかといつも思う。
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9/23 15:03
龍王岳を見ると、いつか行くことがあるだろうかといつも思う。
獅子岳。ここまで道が記憶よりえげつない。雨は降ったり止んだり。行くにしてもどこまで行くかつらつら考え中。
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9/23 16:04
獅子岳。ここまで道が記憶よりえげつない。雨は降ったり止んだり。行くにしてもどこまで行くかつらつら考え中。
スゴまで行く計画を変更し、五色ヶ原で泊まることにした。この雨と寒さの中でさらに夜間4時間歩き続けるのは得策ではないと判断した。
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9/23 17:01
スゴまで行く計画を変更し、五色ヶ原で泊まることにした。この雨と寒さの中でさらに夜間4時間歩き続けるのは得策ではないと判断した。
五色ヶ原キャンプ場は初めて。分岐から意外と遠くて、早歩きでも10分以上かかってようやくキャンプ場が見えた。30張くらいあって意外と多い。広いけれど岩多く適地はあまり多くない印象(てゆーか、普通の人たちはマットが厚いから地面はあまり気にしなくてよいのかな?)。設営してから山荘へ手続きしに行ったところ早歩きでも往復30分くらいかかった。夜中に寄るわけにもいかないのでやむを得ない。docomo電波入った、ビックリ。
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9/23 17:06
五色ヶ原キャンプ場は初めて。分岐から意外と遠くて、早歩きでも10分以上かかってようやくキャンプ場が見えた。30張くらいあって意外と多い。広いけれど岩多く適地はあまり多くない印象(てゆーか、普通の人たちはマットが厚いから地面はあまり気にしなくてよいのかな?)。設営してから山荘へ手続きしに行ったところ早歩きでも往復30分くらいかかった。夜中に寄るわけにもいかないのでやむを得ない。docomo電波入った、ビックリ。
水場はトイレの先のいちばん下のあたり。
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9/23 17:28
水場はトイレの先のいちばん下のあたり。
2日目。五色ヶ原出発時は星も見えていたが、低い雲はまだあってときおり濃霧で雨粒がぶつかってくる。
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9/24 2:36
2日目。五色ヶ原出発時は星も見えていたが、低い雲はまだあってときおり濃霧で雨粒がぶつかってくる。
スゴ乗越、まだ寒い。ここまでの登りでは歩きながら眠ってしまう強烈な睡魔に襲われた。
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9/24 3:53
スゴ乗越、まだ寒い。ここまでの登りでは歩きながら眠ってしまう強烈な睡魔に襲われた。
スゴ乗越小屋の水場は水あり。やっぱりこの道のりを昨日来るのはつらかったかなと思う。今朝に回して正解だった。
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9/24 4:33
スゴ乗越小屋の水場は水あり。やっぱりこの道のりを昨日来るのはつらかったかなと思う。今朝に回して正解だった。
間山への登りで明るくなってきた。ああ、やはり低い雲だったんだな。
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9/24 5:04
間山への登りで明るくなってきた。ああ、やはり低い雲だったんだな。
間山から。次の北薬師岳は左にちょっと見えるやつだ。
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9/24 5:39
間山から。次の北薬師岳は左にちょっと見えるやつだ。
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9/24 5:40
北薬師山頂のゴーロは前回は夜間でひどく苦労した記憶があるが、明るければマーキング辿るのに困難なくスルスル進めた。太陽の光は本当にありがたい。
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9/24 6:27
北薬師山頂のゴーロは前回は夜間でひどく苦労した記憶があるが、明るければマーキング辿るのに困難なくスルスル進めた。太陽の光は本当にありがたい。
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9/24 6:49
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9/24 6:49
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9/24 6:49
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9/24 6:49
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9/24 6:50
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9/24 6:50
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9/24 6:50
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9/24 6:54
薬師岳。大きいな。
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9/24 6:57
薬師岳。大きいな。
薬師岳山頂で晴れて景色の見えるの初めてかも。祠が新しくなっていた。
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薬師岳山頂で晴れて景色の見えるの初めてかも。祠が新しくなっていた。
行く末が眼下に広がる。見るだけならなだらかそうなのだけど実際行くのはホントにハードだ。
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9/24 7:34
行く末が眼下に広がる。見るだけならなだらかそうなのだけど実際行くのはホントにハードだ。
槍ヶ岳が遠い。あそこを今日中に越えるの? ちょっと信じられない。
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9/24 7:34
槍ヶ岳が遠い。あそこを今日中に越えるの? ちょっと信じられない。
薬師峠キャンプ場
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9/24 9:02
薬師峠キャンプ場
…の水場。いちおう出てるけれどいつものジャブジャブではない。やっぱり水量が少ないのかしら。
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9/24 9:05
…の水場。いちおう出てるけれどいつものジャブジャブではない。やっぱり水量が少ないのかしら。
北ノ俣岳への登り。これだけでももうしんどい。
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9/24 9:31
北ノ俣岳への登り。これだけでももうしんどい。
そこでまた若い人にさらりとかわされた。若さは取り戻せないので、僕は今の僕にできることをやるしかない。
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9/24 9:44
そこでまた若い人にさらりとかわされた。若さは取り戻せないので、僕は今の僕にできることをやるしかない。
ここからあと5時間で三俣蓮華岳が目標なのだけど、それにはあの黒部五郎岳に2時間半で到達する必要がある。無理ゲー。
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9/24 10:09
ここからあと5時間で三俣蓮華岳が目標なのだけど、それにはあの黒部五郎岳に2時間半で到達する必要がある。無理ゲー。
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9/24 10:33
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9/24 10:33
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9/24 10:33
何度見ても槍が遠すぎる!
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9/24 10:35
何度見ても槍が遠すぎる!
あの白いところで転倒・一回転してしまったが、幸い膝と腕の擦り傷程度で済んだ。僕の怪我やヒヤリハットの大半は、下りでストックのバスケットが石や木の根に引っかかるのがきっかけになっている。ここから、下りでストック使うの止めた。
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9/24 11:33
あの白いところで転倒・一回転してしまったが、幸い膝と腕の擦り傷程度で済んだ。僕の怪我やヒヤリハットの大半は、下りでストックのバスケットが石や木の根に引っかかるのがきっかけになっている。ここから、下りでストック使うの止めた。
黒部五郎の登りはすごく頑張った。でも登りで頑張ってもタイム短縮はわずかしかない。黒部五郎岳山頂はパスして先を急ぐ。
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9/24 12:47
黒部五郎の登りはすごく頑張った。でも登りで頑張ってもタイム短縮はわずかしかない。黒部五郎岳山頂はパスして先を急ぐ。
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9/24 12:51
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9/24 12:51
カールから黒部五郎岳山頂を望む。
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9/24 13:03
カールから黒部五郎岳山頂を望む。
やっぱり涸れている。
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9/24 13:03
やっぱり涸れている。
このカール下りで時間を稼ぐ。真ん中左が三俣蓮華岳だがあそこまであと2時間弱、キツイなあ。
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9/24 13:07
このカール下りで時間を稼ぐ。真ん中左が三俣蓮華岳だがあそこまであと2時間弱、キツイなあ。
黒部五郎小舎がなかなか見えず焦った。通過者用の水場は小屋正面ではなく裏手にある。
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9/24 13:42
黒部五郎小舎がなかなか見えず焦った。通過者用の水場は小屋正面ではなく裏手にある。
この三俣蓮華岳への登りに際してはありったけのエネルギーを投入した。空腹では登れない。
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9/24 14:44
この三俣蓮華岳への登りに際してはありったけのエネルギーを投入した。空腹では登れない。
三俣蓮華岳山頂から。槍が近づいてきていよいよ現実味を帯びてきた。
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9/24 15:14
三俣蓮華岳山頂から。槍が近づいてきていよいよ現実味を帯びてきた。
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9/24 15:16
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9/24 15:16
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9/24 15:16
双六へ先を急ぐ。ここがいちばんわかりにくいポイント、左へ。
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9/24 15:46
双六へ先を急ぐ。ここがいちばんわかりにくいポイント、左へ。
双六小屋は一日の行動を終えた人たちで賑わっていた。小屋スタッフも忙しそう。訊いてみたらこの時間でも軽食提供できるとのことでカレー(1400円!)を食べた。ここまで無補給だがここで打ち止めにした――先ほどのエネルギー大量投入で食料不足気味で、この先の過酷さを考えると命のほうが大事だ。4年前もここのカレーに救われたが今回も結果大正解だった。
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9/24 16:47
双六小屋は一日の行動を終えた人たちで賑わっていた。小屋スタッフも忙しそう。訊いてみたらこの時間でも軽食提供できるとのことでカレー(1400円!)を食べた。ここまで無補給だがここで打ち止めにした――先ほどのエネルギー大量投入で食料不足気味で、この先の過酷さを考えると命のほうが大事だ。4年前もここのカレーに救われたが今回も結果大正解だった。
あらかじめ防寒態勢を整えて双六小屋を出発した。この時期に17時から西鎌突入って正気ではないよな。ここからはタイム短縮を気にせず安全第一で行く。
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9/24 17:20
あらかじめ防寒態勢を整えて双六小屋を出発した。この時期に17時から西鎌突入って正気ではないよな。ここからはタイム短縮を気にせず安全第一で行く。
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9/24 17:36
最大の懸念は左俣乗越〜千丈乗越の岩場の夜間通過だ。明るければ危険度はさほどでもないかなと思うが、マーキングが少なくて日中でもルートファインディングは簡単ではなく、暗いと難度は格段に上がる。
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9/24 19:02
最大の懸念は左俣乗越〜千丈乗越の岩場の夜間通過だ。明るければ危険度はさほどでもないかなと思うが、マーキングが少なくて日中でもルートファインディングは簡単ではなく、暗いと難度は格段に上がる。
記憶だとこのあたりの崖っぷちの鎖場が怖かったが、夜の西鎌尾根通過はよい経験になった。いや、そんなの経験する必要なんて普通はないのだけど。
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9/24 19:08
記憶だとこのあたりの崖っぷちの鎖場が怖かったが、夜の西鎌尾根通過はよい経験になった。いや、そんなの経験する必要なんて普通はないのだけど。
千丈乗越に無事到達して心底ホッとした。ここからは急登だけど危険度は下がる。もうね、冬の富士山を次郎坊まで下りたような気分です。道標のすぐ横にテントが張ってあってビックリ。
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9/24 19:24
千丈乗越に無事到達して心底ホッとした。ここからは急登だけど危険度は下がる。もうね、冬の富士山を次郎坊まで下りたような気分です。道標のすぐ横にテントが張ってあってビックリ。
登りきって槍の肩に到達。今日のうちにここまで来られたことが信じられない。2日目は天候に恵まれたことも奏功した。槍のシルエットを撮ってみたけどやっぱり見えないね。
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9/24 20:23
登りきって槍の肩に到達。今日のうちにここまで来られたことが信じられない。2日目は天候に恵まれたことも奏功した。槍のシルエットを撮ってみたけどやっぱり見えないね。
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9/24 20:24
さて念願の、あとは下るだけ。
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9/24 20:25
さて念願の、あとは下るだけ。
大曲付近に水浸しの箇所あり。
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9/24 22:10
大曲付近に水浸しの箇所あり。
横尾まで下りた。槍沢ロッヂからこんなに遠かったっけ? 標高下がったら暑いかなと思ったのだけどどんどん寒くなってここでも震えるくらい。水消費もすごく少ない。古いトイレの横にこの新しいトイレがあって、洋式便器でありがたかった。仮眠したかったけれど一度止まると再始動できそうになかったのでこのまま上高地まで突っ走ることにした。
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9/25 0:31
横尾まで下りた。槍沢ロッヂからこんなに遠かったっけ? 標高下がったら暑いかなと思ったのだけどどんどん寒くなってここでも震えるくらい。水消費もすごく少ない。古いトイレの横にこの新しいトイレがあって、洋式便器でありがたかった。仮眠したかったけれど一度止まると再始動できそうになかったのでこのまま上高地まで突っ走ることにした。
新村橋の付け替え工事のため迂回路に誘導された。横尾側からだと事情が殆どわからずどこへ誘導されているのか不安になった。合流口で写真の説明があるが、なぜパノラマルートの迂回のために左岸の道も迂回しなければならないのかこれ見てもパッと理解できない。
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9/25 1:20
新村橋の付け替え工事のため迂回路に誘導された。横尾側からだと事情が殆どわからずどこへ誘導されているのか不安になった。合流口で写真の説明があるが、なぜパノラマルートの迂回のために左岸の道も迂回しなければならないのかこれ見てもパッと理解できない。
明神登山口では徳本峠〜二俣が通行できない注意書きを見かけた。そうなの?
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9/25 2:04
明神登山口では徳本峠〜二俣が通行できない注意書きを見かけた。そうなの?
横尾からの林道10kmが思いのほか大変だった。淡々と走ったけれどキロ10分ペースから上がらず、ライトに照らされた路面をじっと見ているとなぜか格子柄の影が広がり、細かな落ち葉や小石が幻覚なのかいちいち文字に見えるのだ。やっぱり暗くて疲れているといつもより時間かかる。
真夜中に上高地小梨平にゴール! いちおうタイムもTJAR第一関門制限時間内のはずだ。達成感ハンパない、これでもうこのコース二度とやらなくていいと思う。これ8日間続けられるか?――あの人たちバケモノだよなあ。
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9/25 2:42
横尾からの林道10kmが思いのほか大変だった。淡々と走ったけれどキロ10分ペースから上がらず、ライトに照らされた路面をじっと見ているとなぜか格子柄の影が広がり、細かな落ち葉や小石が幻覚なのかいちいち文字に見えるのだ。やっぱり暗くて疲れているといつもより時間かかる。
真夜中に上高地小梨平にゴール! いちおうタイムもTJAR第一関門制限時間内のはずだ。達成感ハンパない、これでもうこのコース二度とやらなくていいと思う。これ8日間続けられるか?――あの人たちバケモノだよなあ。
翌朝、上高地温泉ホテルで朝イチに風呂に入った。立ち寄り湯の自動券売機と専用入口がある、スゴイね。上高地BTからはちょっと遠いけれど、帰りは帝国ホテル前BSからバスに乗れて便利。
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9/25 7:01
翌朝、上高地温泉ホテルで朝イチに風呂に入った。立ち寄り湯の自動券売機と専用入口がある、スゴイね。上高地BTからはちょっと遠いけれど、帰りは帝国ホテル前BSからバスに乗れて便利。
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