紅葉にコオロギ煎餅を添えて〜奥穂高(上高地ピストン)

2023年09月29日(金) ~ 2023年09月30日(土)

• GPS: 19:48
• 距離: 36.8km
• 登り: 1,909m
• 下り: 1,898m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:05
• 休憩: 0:03
• 合計: 2:08

12:06 河童橋公衆トイレ
12:13 12:13 河童橋
12:22 12:22 小梨平
13:05 13:08 明神館
13:29 13:29 徳本口
14:14 徳沢ロッヂ

2日目

• 山行: 7:41
• 休憩: 1:36
• 合計: 9:17

5:06 徳沢ロッヂ
5:08 5:10 徳沢公衆トイレ
5:12 5:13 徳澤園
5:27 5:27 新村橋
6:25 6:25 横尾
6:41 6:42 横尾岩小屋跡
7:32 7:33 本谷橋
8:26 8:26 大崩落地
8:45 8:48 Sガレ
9:27 9:27 涸沢
9:33 9:49 涸沢小屋
10:26 10:32 パノラマ分岐
11:00 11:12 ザイテングラート取付点
12:10 12:42 穂高岳山荘
13:21 13:43 穂高岳
14:23 穂高岳山荘

3日目

• 山行: 6:46
• 休憩: 1:35
• 合計: 8:21

6:30 穂高岳山荘
7:33 7:40 ザイテングラート取付点
7:57 7:58 パノラマ分岐
8:42 8:45 涸沢
8:47 9:01 涸沢ヒュッテ
9:28 9:28 Sガレ
9:45 9:45 大崩落地
10:25 10:33 本谷橋
11:25 11:25 横尾岩小屋跡
11:43 11:52 横尾
12:25 12:25 新村橋
12:35 12:36 徳澤園
12:40 12:42 徳沢ロッヂ
13:14 13:15 徳本口
13:19 13:19 明神館
13:48 14:13 小梨平
14:20 14:44 河童橋
14:45 14:45 河童橋公衆トイレ
14:51 上高地バスターミナル

天候

9/29,30 :晴れ
10/1 :雨

アクセス

利用交通機関：

バス

Yamakaraツアーバス

コース状況／危険箇所等

本谷橋よりガレ場混じりの道に。
また雨天時には沢歩き状態になる道も。

ザイテングラートから岩場になる為、ヘルメット装着が必要。足場や手掛かりが多いので難しくは無いが、足を滑らした場合、涸沢まで滑落一直線な箇所が点在するので注意。

その他周辺情報

小梨平キャンプ場…食堂は13:30 L.O.
入浴は14時から。シャンプー、リンス、ドライヤー、貸タオル有り。800円。

上高地バスターミナル食堂…14:30 L.O.

下山がお昼すぎる場合は河童橋を目指すのが確実。

写真

9/29 13:12

明神、前穂がお目見え。
穂高は山の形が稲穂のようだから、という由来があるらしい。

9/29 13:25

登山靴の紐結びをアップデート。
つま先めっちゃ緩めて、足首だけしっかり絞めたらかなり楽！

9/29 14:27

今回も槍沢ロッヂにお世話になります。

9/29 14:32

徳沢のプリンはやっぱり売り切れ。
代わりにオシャンティなトート発見。

9/29 14:47

槍沢ロッヂで優雅なコーヒーブレイク。

9/29 17:20

ディナーは濃厚ビーフシチュー！

明日に備えて21時に就寝。

9/30 4:29

おはようございます。
朝弁当はデカちまきにおかず付き。

9/30 5:11

夜明け前だけど明るい。

9/30 5:46

モルゲンロートがお目見え。

9/30 6:25

ここからが登山道。

9/30 6:26

川と山のコンビネーション。

9/30 6:45

カッチョイイ屏風岩。
クライミングしないけど惹かれる気持ちは分かる。

9/30 7:25

ターゲット確認！

9/30 7:34

本谷橋。
ここからが「本当の」登山道だっ！

9/30 7:41

なんて青空。

もはや予報の雨なんて来ないんじゃね？
そう思っていた時期が私にもありました…。

9/30 8:08

樹林帯の切れ目から見える景色がヤバい。

9/30 8:24

お、黄葉もある？

9/30 8:26

この美しさエグくない？

9/30 8:43

足元はガレてはいるが、整備されてるので歩きやすい。

9/30 8:45

休憩スポットのSガレ到着。
Sがどんな意味なのか気になり過ぎる。

9/30 8:45

奥穂、北穂どーん。

9/30 9:01

青空を背負ってる。

9/30 9:01

真ん中の窪んだ所がラクダのコル、右が東稜だったかな。

9/30 9:17

予想以上に紅葉進んでいる。
ここにはちゃんと秋が来ているねぇ。

9/30 9:17

景色が綺麗過ぎてなかなか足が進まない。

9/30 9:17

足元の石がサイズアップしてきた。

9/30 9:18

涸沢に毎年来る人の気持ちが分かったわ。

ピークは恐らく来週の3連休からとの事。

9/30 9:19

やっと秋を実感。

9/30 9:21

涸沢槍方面を見ながら紅葉の中を歩いてく。

9/30 9:21

青空と紅葉、最強だわ。

9/30 9:23

ナナカマドは実も葉も赤く。

9/30 9:28

やっと涸沢。
氷河が生み出したカールに紅葉映え。

9/30 9:30

涸沢山荘。ソフトクリームが名物。

濃厚なお味にワッフルコーンとか最高やん。

9/30 9:56

山が見えてるので飽きずに歩ける。

9/30 9:59

まだ6分程の紅葉らしいけど、十分楽しい。

9/30 10:03

遠くに常念、蝶の稜線も。
山小屋まで見えるレベルの解像度。

9/30 10:04

憧れの峰が圧巻。

9/30 10:11

上がるにつれて赤味が増してきた。

9/30 10:13

常念美し過ぎる。
何回惚れさせ直すのさ。

9/30 10:14

独標、西穂かな？
これは行きたくなる。

9/30 10:19

荷揚げのヘリが涸沢に下ろして、吊尾根に消えて行った。この日は9回も来ていた。

ヘリさんありがとう！

9/30 10:22

下に映る紅葉の中を歩いてきた。
なんという贅沢。

9/30 10:40

しばらくカール上のガレ場が続く。

9/30 10:40

雲もすっかり秋模様に。

9/30 10:40

氷河に削られできた風景。
自然は偉大な芸術家。

9/30 10:49

いよいよ、最大難関のザイテングラート取付。
ザイテングラート＝支稜、枝尾根とかいう意味らしい。

9/30 10:51

これを登っていくんだぁ…。

9/30 10:53

難所前に一休み。
ヘルメットやグローブ、カラビナ&スリングを装着して準備。

9/30 10:56

ちょっと雲行き怪しくなってきた。

9/30 11:05

マーキングが小まめにあるので、しっかり確認しながら一歩一歩。

9/30 11:09

はぁ、絶景だよぉ…。

9/30 11:21

ドラゴンの背を歩いてるみたいでかっこいい。

エネドラの背中みたい。
(ゼルダプレイヤーに伝われ。)

9/30 11:22

そこそこの標高のはずなのに、他の山々も高い。

9/30 11:22

美しい分、足踏み外すと斜面で止まれない感凄い。
滑落したら「痛い」で済まない。

9/30 11:24

赤屋根の蝶ヶ岳ヒュッテが見える。

9/30 11:25

手掛かり足掛かりは多いけど、すれ違いが多いので互いの声掛け大事。

9/30 11:28

しっかりした鎖もあり、高度感はあまり無し。
だけど多数の事故発生現場なので命大事に。

9/30 11:30

短いが梯子あり。

9/30 11:31

吸い込まれそうな斜面。
景色楽しみつつ、慎重さは保つ。

9/30 11:33

登ってる感ある写真撮れちゃう。

9/30 11:33

あちらの難所にも人がたくさんいるんだろうなぁ。

9/30 11:41

涸沢が遠くに。あと一息。

9/30 11:45

ゴールの穂高山荘見えてきた。

9/30 12:03

ザイテングラートも終盤。

9/30 12:05

常念さん、ちゅき…。

9/30 12:10

かなりガスが上がってしまった。

ここから奥穂岳は片道約40分。
涸沢岳は片道約20分。

9/30 12:10

100周年の穂高山荘に到着。
広い！綺麗！

9/30 12:22

夕焼け劇場のネーミングセンス良き。

9/30 12:35

足元に素敵なレリーフ。

9/30 12:47

荷物デポし、空身で奥穂山頂を目指す。
こちらもヘルメット装着が必要。

「奥」穂高いぇい。初めての穂高記念。
岳といえば穂高だよねぇ。

9/30 13:30

反対側にも別コース。
たぶんあちらはハードコース。

9/30 13:31

本当ならこれらのお山が見えたハズ…。
驚きの白さしかないよ（涙）

9/30 13:50

見落としてた標識(?)

9/30 14:17

雨なので下りはかなり慎重に。
雷鳥会えた人もいたそう。いいなー。

9/30 14:31

100周年目の穂高岳山荘。

9/30 14:39

記念バッヂもらった。
ラッキー。

9/30 15:01

100周年記念のてぬぐいは売り切れのため、オンライン購入。(QRコードを山小屋のスタッフからもらう。)
代わりにガーゼタオル買った。

9/30 15:05

涸沢岳目指す組と別れて先に宿にイン。
景色無いなら行きたく無い派。

タンパク質補給するで。

9/30 15:11

一瞬ガス晴れて涸沢見えた。

9/30 15:15

奥穂山頂も一瞬だけチラ見せ。

9/30 15:21

日本酒ドーピング。

酔った勢いでコオロギ煎餅を山小屋中に配ったら、あだ名が「コオロギの人」になってもた。

9/30 16:35

そして山仲間だというお二人にウザ絡みしまくるw

迷惑な酔っ払いにお付き合い&美味しいお菓子ありがとうございます！

9/30 16:54

ストーブまで洒落てる。

9/30 17:15

女子トイレ清潔最高。
名前が海外名峰。

9/30 17:38

晩御飯はかなりの量！
肉厚ハンバーグにゆかりのパスタ、味沁み煮物にデザートの林檎コンポートまで。

贅沢すぎる。
さてさてお休みなさい。

10/1 5:45

強い風と雨音に起こされ、おはようございます。

朝食も品数多い。そして卵かけご飯！！

10/1 6:06

うん、やっぱ天気予報当たるわ☆
この後、ほぼ写真撮らず。

10/1 8:54

雨のおかげで幻の滝が出現！

10/1 8:55

昨日より紅葉進んでる！

10/1 8:56

一晩でこんなに変わるとは。

10/1 8:56

涸沢ヒュッテ。
おでんは9:30からで食べれず。がっくし。

10/1 9:13

昨日までは穏やかだった川が水量増し増しに。

10/1 9:21

霧の中の紅葉もなかなか幻想的。

10/1 9:52

再び滝。あちらこちらに天の恵み。
今年の水不足は深刻だったから良かった。

10/1 10:22

行きは普通の道だったのに、もはや沢歩きと化す。

10/1 10:28

沢ラー(?)は血が騒ぎそう。

10/1 10:31

昨日の本谷橋とは打って変わって勢いが凄まじい？

10/1 10:32

仮説橋は流されそうな程。

10/1 10:41

あれ、屏風岩に…？

10/1 10:41

立派な滝が出来てる！
落ち方がストンとして凛々しい。

10/1 10:49

ガリーがツボ。誰なのガリー。

10/1 11:42

横尾に到着。
今日一日、青空だったな！(記憶捏造)

10/1 11:53

わずか2ヶ月で9名も…やはり怖いお山だね。

10/1 12:06

嘘のように晴れ。

10/1 12:07

ひたすらメシと風呂を目指して今回最速スピードで歩く？

10/1 13:31

途中、猿の親子に会った。

10/1 14:25

小梨平キャンプ場で入浴。
タイムオーバーのため、河童橋まで移動し、キノコ蕎麦を頂き。

10/1 15:00

上高地BTで山賊焼。
500円でこの大きさはお得かも。

奥穂リベンジを固く誓う。お疲れ様でした。

撮影機器：

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

iPhone 13 128GB SIMフリー Apple

感想

じゃり子

Yamakaraツアー。
恐らく今年最後の上高地入り。

漫画「岳」で散々憧れた穂高に挑戦。
縦走はハードル高いので、奥穂単独のこちらのツアーに参加。

まず、涸沢の紅葉が何より素晴らしかった。
毎年きちゃう常連客が来るのも頷ける。

その素晴らしき景観を見ながらサクサク歩ける道なのも嬉しい。

問題のザイテングラートは滑落したら止まれない場所があるので注意が必要なものの、基本と注意を丁寧に行えば通過が出来た。岩場の経験さえ積めば。特殊なスキルは無くとも行く事が出来ると思う。

逆に下りが雨だったので、どこに寄って歩くか、万が一の滑落が致命傷になるポイントかを考えて見極めて歩く訓練になった。

実際、滑落が多い箇所なので頭に過去の事例を入れておいて通過すると、よりタメになったかも。

残念ながら、登頂時は驚きの白さだったが、また次回奥穂&涸沢岳に行く目的が出来たのでヨシ！


次回が楽しみになる山行だった。

コメント

まき

じゃりこちゃん、お世話になりました
とっても楽しかった?
奥穂高岳リベンジしたら、ジャンダルム写真よろしく💕
また、どこかの山で( *´艸｀)