唐松岳~五竜岳

2023年10月02日(月) ~ 2023年10月03日(火)

• GPS: 12:59
• 距離: 20.4km
• 登り: 1,877m
• 下り: 2,182m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:24
• 休憩: 1:06
• 合計: 4:30

距離 6.5km 登り 963m 下り 180m

8:35 八方池山荘
8:58 8:58 石神井ケルン
9:07 9:07 第2ケルン
9:14 9:15 八方ケルン
9:23 9:25 第三ケルン
9:38 10:12 八方池
10:16 10:17 第三ケルン
10:30 10:32 下の樺
11:01 11:07 扇雪渓
11:22 11:29 丸山
12:13 12:16 唐松岳頂上山荘
12:32 12:42 唐松岳
13:07 唐松岳頂上山荘

2日目

• 山行: 7:16
• 休憩: 1:12
• 合計: 8:28

距離 13.8km 登り 926m 下り 2,012m

13:07 唐松岳頂上山荘
6:20 6:31 牛首
7:41 大黒岳
8:33 8:34 白岳
8:37 8:43 五竜山荘
9:38 9:53 五竜岳
10:48 11:07 五竜山荘
11:10 11:11 遠見尾根分岐
11:14 11:16 白岳
12:11 12:20 西遠見山
12:53 12:53 大遠見山
13:21 13:23 中遠見山
13:40 13:41 小遠見山
14:27 14:27 地蔵の頭
14:38 14:43 白馬五竜アルプス平
14:44 ゴール地点

天候

【2日】曇り時々晴れ【3日】快晴のち曇り

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

自家用車で八方尾根スキー場アルペンラインリフト駐車場へ。料金は1日1000円。周辺に無料駐車場がありますが、「日帰り利用者専用」など制限があるので登山に利用する際は注意してください。八方池山荘まではリフト料金1900円。下山は白馬五竜スキー場アルペン平へ。ゴンドラリフト利用。料金1400円。白馬五竜スキー場エスカルプラザ前からタクシーでアルペンライン駐車場へ戻りました。料金は約3000円。客待ちのタクシーは少ないので呼び出しになります。八方尾根バスターミナルまでバスもありますが、本数が少ないので下山時間に注意してください。

コース状況／危険箇所等

八方尾根の尾根筋は岩がゴロゴロした悪路が続きます。並行して木道もあります。八方池を過ぎてしばらく歩くと岩が少なくなり歩き易くなります。長い登りが続きますので、ペース配分を考えながら歩いてください。ケルンごとに休憩を入れるていいかもしれません。唐松岳頂上山荘手前は狭い急登。すれ違いに気をつけてください。山荘から唐松岳山頂へはなだらかな道です。五竜岳へ向かうルートの「牛首」は長い鎖場や岩場が連続する難所です。3点確保で慎重にゆっくり進んでください。この区間はストックは収納してしまった方向が行動しやすいです、ここを下りきればあとは比較的歩き易い道が五竜山荘まで続きます。五竜岳の頂上直下は険しい岩場で鎖もあります。足場はしっかり取れるので3点確保で慎重に登ってください。浮き石に注意し落石にも警戒が必要です。ヘルメット着用を推奨します。下りの方が要注意ですので油断しないようにしてください。遠見尾根の下りは最初はかなり急で鎖場や岩場、ヤセオネがあります。西遠見山を過ぎると幾分歩き易くなります。距離が長いのでゴンドラリフトの運行時間に間に合うように注意してください。間に合いそうもない場合には運行会社に連絡が必要です。

その他周辺情報

周辺に観光地、観光施設多数

写真

10/2 8:38

リフトで八方池山荘まで行き唐松岳に向かって登り始めます。少しガスがかかっていました

10/2 8:44

尾根筋の登山道を登ります。岩がゴロゴロした悪路が続きます。青空が見えてきました

10/2 8:49

紅葉が始まっていました

10/2 9:03

右手の鋭峰は「不帰(かえらず)の嶮」

10/2 9:07

イワショウブです

10/2 9:07

雲の上に白馬鑓ヶ岳が見えます

10/2 9:08

八方尾根にはケルンがたくさんあります

10/2 9:20

右手に見える丸山の向こうが唐松岳

10/2 9:25

八方池に着きました

10/2 9:26

見る方向によって水の色が違います

10/2 9:49

白馬三山は雲の中でした

10/2 10:16

ほんの一瞬ですが白馬鑓ヶ岳の頂上が見えました

10/2 10:30

八方尾根の紅葉をお楽しみください

10/2 10:30

10/2 10:31

10/2 10:31

10/2 10:39

ハクサンタイゲキのようです

10/2 10:40

10/2 10:42

紅葉が青空に映えます

10/2 11:10

扇雪渓には雪はありませんでした

10/2 11:25

クロマメノキでしょうか。紅葉が見事です

10/2 11:31

ハイマツと紅葉したチングルマ

10/2 11:33

紅葉したチングルマ

10/2 11:42

「不帰の嶮」が大きく見えてきました

10/2 12:39

唐松岳山頂に着きました

10/2 12:40

立山方向は雲の中

10/2 12:51

白馬三山も雲の中です

10/2 13:00

今夜の宿「唐松岳頂上山荘」

10/2 13:06

唐松岳。夕方からはガスの中でした

10/3 5:10

山荘周辺は午後はほとんどガスに包まれていましたが、深夜になって晴れ上がり、早朝は綺麗な青空が広がりました。山腹には山荘の灯り

10/3 5:18

唐松岳山頂にかかる月と木星(左下)。気温は氷点下。強い風が吹いています

10/3 5:23

五竜岳が雲の上に姿を現しました。すぐ右に穂高岳、槍ヶ岳が見えています

10/3 5:23

立山、剱岳方向

10/3 5:24

毛勝山方向

10/3 5:24

白馬三山方向

10/3 5:24

中央に富士山が見えています

10/3 5:45

朝日が昇ってきました。右に黒く見えるのは浅間山

10/3 5:45

朝日を浴びる白馬連峰

10/3 5:49

五竜岳も赤く染まり始めました

10/3 5:49

立山、剱岳も

10/3 5:51

白馬連峰の山肌が赤みを増していきます

10/3 6:02

朝日を浴びる唐松岳

10/3 6:15

山荘前から望む立山、剱岳

10/3 6:13

五竜岳(右)に向けて出発します。まずは「牛首」(左)へ。長い鎖場や岩場が連続する難所です

10/3 6:27

最初の鎖場を越えました

10/3 6:35

青空へ突き上げるような牛首の岩峰

10/3 7:21

早朝の冷え込みで霜に覆われています

10/3 6:53

雄大な五竜岳が目の前に

10/3 6:54

牛首の下りで雷鳥に出逢いました。白い冬毛がのぞいています

10/3 6:54

３羽いました

10/3 7:00

五竜岳(左)と立山(中央)、剱岳(右)

10/3 7:19

霜柱があちこちに残っています

10/3 7:22

豪快な山容にハイマツの緑が映えます

10/3 7:23

紅葉したナナカマドの向こうに五竜岳

10/3 7:23

そして立山、剱岳

10/3 7:27

快晴の青空と真っ赤なナナカマドの実

10/3 7:30

イワツメクサ

10/3 7:44

中央が剱岳

10/3 8:08

紅葉がひときわ鮮やかなウラシマツツジ

10/3 8:45

五竜山荘を後にして五竜岳に向かいます

10/3 9:09

山頂が迫ってきました

10/3 8:56

振り返ると白馬鑓ヶ岳の頂上が見えます

10/3 9:12

けわしい岩場が連続します

10/3 9:16

岩場を登る登山者が豆粒のようです

10/3 9:27

山頂はもうすぐ

10/3 9:39

立山、剱岳が大きく見えます

10/3 9:40

毛勝山方向

10/3 9:40

白馬連峰

10/3 9:40

妙高山、高妻山方向

10/3 9:40

浅間山方向

10/3 9:40

中央に富士山

10/3 9:41

鹿島槍ヶ岳。すぐ右に穂高岳、槍ヶ岳が見えます

10/3 9:51

山頂に着きました。右は白馬連峰

10/3 10:37

下山途中に雷鳥がいました。やはり冬毛が見えています

10/3 11:11

五竜岳から戻り遠見尾根を下ります

10/3 11:17

山肌は一面の紅葉

10/3 11:40

振り返ると紅葉の白岳

10/3 11:45

長い鎖場

10/3 11:48

最後の鎖場を下りました

10/3 11:57

オオカメノキは真っ赤に

10/3 11:57

五竜岳が遠くなってきました。雲が出始め山頂はすぐに見えなくなってしまいました

10/3 12:01

ウスノキでしょうか

10/3 12:01

白岳

10/3 12:08

難所の馬の背を越えました

10/3 12:14

アカモノ

10/3 12:31

西遠見池。遠見尾根には池がたくさんあります

10/3 12:34

リンドウ

10/3 12:35

尾根筋の紅葉

10/3 12:36

ツルリンドウ

10/3 12:43

ユキザザ

10/3 12:48

オオカメノキ

10/3 12:55

ゴゼンタチバナ

10/3 12:58

シラタマノキ

10/3 13:17

マイヅルソウ

10/3 13:44

ドウダンツツジのようです

10/3 13:47

ここにもリンドウ

10/3 13:52

コハクウンボク

10/3 13:53

アカミイヌツゲ

10/3 14:05

ママコナの仲間でしょうか

10/3 14:12

アクシバ

10/3 14:22

もうすぐアルペン平です

撮影機器：

SHV45 SHARP

感想

haras3142

1泊2日で八方尾根~唐松岳~五竜岳~白馬五竜を縦走しました。2日は曇りがちな天候で白馬三山や五竜岳、立山、剱岳などの眺望はほとんどなく、夕方から唐松岳周辺はガスに包まれていました。夜に入ってすっかり晴れ上がり、3日早朝には素晴らしい青空が広がりました。唐松岳山頂は気温は氷点下。北寄りの強い風が吹き凍える寒さでしたが、360℃の眺望とご来光を見ることができました。山頂にかかる月と木星も幻想的でした。束の間の晴天のなか、唐松岳から牛首を越えて五竜岳へ。飽きることがない山々の眺望を楽しみながら歩くことができました。五竜岳でも富士山や穂高岳、槍ヶ岳、八ヶ岳など素晴らしい眺望を楽しめました。途中、雷鳥に2度出逢えたのも幸運でした。