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Yamareco

記録ID: 6010590
全員に公開
ハイキング
妙高・戸隠・雨飾

【戸隠連峰】戸隠山から高妻山を周回

2023年09月10日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
09:52
距離
17.7km
登り
1,821m
下り
1,816m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:16
休憩
0:35
合計
9:51
距離 17.7km 登り 1,821m 下り 1,824m
8:08
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4
17:20
ゴール地点
天候 晴れのち雨
過去天気図(気象庁) 2023年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
●上信越道・信濃町ICから高妻山登山者用駐車場まで、車でおよそ30分。
 https://tozanguchinavi.com/trailhead/trailhead-6414
コース状況/
危険箇所等
【難所…戸隠山から一不動までの区間】
●百間長屋→八方睨区間は、すべてが難所と言えます。2023年「蟻ノ戸渡り」では死亡事故あり。私はムリせず迂回路を選択。また、あまり注目されていませんが、西窟すぐ先の鎖場も意外に難しい。
●戸隠山から九頭龍山への縦走路では、右側が崖となって切れ落ちており、転落すれば命を落とします。ただ、道幅は十分確保されており、普通に歩いている分には大きな危険はありません。

【難所…高妻山】
●八丁ダルミから高妻山への比高およそ300mの登り。戸隠山から周回する場合、ここまで辿り着くのに体力を消耗しているため、最後のこの急勾配の登りは苦行となります。
●帯岩・ナメ滝の岩場。帯岩では岩場のトラバースとなりますが、足場が刻まれているため案外グリップが効きます。ただ、高度感があるため注意。
【高妻山・無料駐車場】
7時24分、高妻山の登山者駐車場に到着。駐車スペース60台分のおよそ7割が埋まっていました。標高1117m。
2023年09月10日 07:24撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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9/10 7:24
【高妻山・無料駐車場】
7時24分、高妻山の登山者駐車場に到着。駐車スペース60台分のおよそ7割が埋まっていました。標高1117m。
【さかさ川遊歩道】
7時29分、登山開始。まずはトイレ棟脇の「さかさ川遊歩道」にて、1.8km先の奥社入り口へ向かいます。
2023年09月10日 07:29撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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9/10 7:29
【さかさ川遊歩道】
7時29分、登山開始。まずはトイレ棟脇の「さかさ川遊歩道」にて、1.8km先の奥社入り口へ向かいます。
薄暗い林の中、整備された遊歩道を進む。ツリフネソウ・トリカブトを横目に、小さな沢を数回渡ります。
2023年09月10日 07:47撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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9/10 7:47
薄暗い林の中、整備された遊歩道を進む。ツリフネソウ・トリカブトを横目に、小さな沢を数回渡ります。
【随神門を通過】
8時08分、奥社入り口から一直線の参道を約10分進み、随神門を通過。すでに参拝客の姿がチラホラ。
2023年09月10日 08:08撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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9/10 8:08
【随神門を通過】
8時08分、奥社入り口から一直線の参道を約10分進み、随神門を通過。すでに参拝客の姿がチラホラ。
奥社方面へ向けて、樹齢400年を越える巨木が立ち並ぶ、鬱蒼とした杉林の中を進む。途中にトイレあり。
2023年09月10日 08:08撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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9/10 8:08
奥社方面へ向けて、樹齢400年を越える巨木が立ち並ぶ、鬱蒼とした杉林の中を進む。途中にトイレあり。
【戸隠山登山口】
8時23分、奥社下の社務所前から左へ折れて、戸隠山登山口を通過。登山ポストあり。
2023年09月10日 08:23撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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【戸隠山登山口】
8時23分、奥社下の社務所前から左へ折れて、戸隠山登山口を通過。登山ポストあり。
社務所建物と反対側の斜面から、登山道が始まります。しめ縄をくぐり登り始める。「修験者の山の雰囲気です…」
2023年09月10日 08:26撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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9/10 8:26
社務所建物と反対側の斜面から、登山道が始まります。しめ縄をくぐり登り始める。「修験者の山の雰囲気です…」
しょっぱなから急斜面の洗礼。滑り易い急勾配、木ノ根をつかんでよじ登ります。
2023年09月10日 08:30撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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9/10 8:30
しょっぱなから急斜面の洗礼。滑り易い急勾配、木ノ根をつかんでよじ登ります。
「アソコは険しそうだ…」
急登に喘ぐつかの間の一瞬、頭上に戸隠山から九頭龍山へ連なる険しい稜線が目に飛び込んできます。
2023年09月10日 08:31撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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9/10 8:31
「アソコは険しそうだ…」
急登に喘ぐつかの間の一瞬、頭上に戸隠山から九頭龍山へ連なる険しい稜線が目に飛び込んできます。
【百間長屋を通過】
9時05分、五十間長屋、さらに百間長屋を通過。途中に石仏・石祠があります。ここから険しい岩場の道が始まる。
2023年09月10日 09:05撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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9/10 9:05
【百間長屋を通過】
9時05分、五十間長屋、さらに百間長屋を通過。途中に石仏・石祠があります。ここから険しい岩場の道が始まる。
百軒長屋を振り返って撮影。岩棚の基部に、えぐられた登山道が続いているのが見えます。
2023年09月10日 09:06撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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9/10 9:06
百軒長屋を振り返って撮影。岩棚の基部に、えぐられた登山道が続いているのが見えます。
【注意・西窟すぐ先の岩場】
西窟からすぐ先の岩場。鎖をつかんで斜上しますが、バランスを崩しやすい。「油断できないです…」
2023年09月10日 09:16撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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9/10 9:16
【注意・西窟すぐ先の岩場】
西窟からすぐ先の岩場。鎖をつかんで斜上しますが、バランスを崩しやすい。「油断できないです…」
【眼下に鏡池】
胸突き岩の手前、標高が1700mを越えて展望が開けます。後方の眼下には「鏡池」も見えてきました。
2023年09月10日 09:20撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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9/10 9:20
【眼下に鏡池】
胸突き岩の手前、標高が1700mを越えて展望が開けます。後方の眼下には「鏡池」も見えてきました。
9時26分、天狗ノ露地、さらにいくつかの鎖場を越えて、胸突き岩まで来る。「ここからしばらくが核心部でしょう…」
2023年09月10日 09:26撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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9/10 9:26
9時26分、天狗ノ露地、さらにいくつかの鎖場を越えて、胸突き岩まで来る。「ここからしばらくが核心部でしょう…」
【胸突き岩を通過】
胸突き岩は高さ約15メートル。直登後、トラバース気味に斜上。危険ですが、登りにくいわけではありません。
2023年09月10日 09:27撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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9/10 9:27
【胸突き岩を通過】
胸突き岩は高さ約15メートル。直登後、トラバース気味に斜上。危険ですが、登りにくいわけではありません。
【蟻ノ戸渡りが現れる】
9時29分、胸突き岩を通過直後、蟻ノ戸渡りが現れます。「いよいよ来ましたね…」
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【蟻ノ戸渡りが現れる】
9時29分、胸突き岩を通過直後、蟻ノ戸渡りが現れます。「いよいよ来ましたね…」
蟻ノ戸渡りは幅50僉長さ20mほどの岩稜。左右は谷底まで切れ落ちる。ただいま複数の登山者が通過中。
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蟻ノ戸渡りは幅50僉長さ20mほどの岩稜。左右は谷底まで切れ落ちる。ただいま複数の登山者が通過中。
【巻き道を進む】
私はムリせず巻き道を使用。鎖場のトラバースで油断禁物。頭上、蟻ノ戸渡りを通過中の登山者が上下します。
2023年09月10日 09:33撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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9/10 9:33
【巻き道を進む】
私はムリせず巻き道を使用。鎖場のトラバースで油断禁物。頭上、蟻ノ戸渡りを通過中の登山者が上下します。
【死亡事故が発生】
2023年10月8日(日)、午前8時30分頃、東京都世田谷区の会社員の男性(59)が蟻ノ戸渡りから200m滑落し死亡。
2023年09月10日 09:34撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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9/10 9:34
【死亡事故が発生】
2023年10月8日(日)、午前8時30分頃、東京都世田谷区の会社員の男性(59)が蟻ノ戸渡りから200m滑落し死亡。
【後悔先に立たず】
蟻ノ戸渡りで不安を感じたら、渡らない勇気も必要です。亡くなった方のご冥福をお祈りいたします。
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【後悔先に立たず】
蟻ノ戸渡りで不安を感じたら、渡らない勇気も必要です。亡くなった方のご冥福をお祈りいたします。
【剣ノ刃渡りを通過】
そして剣ノ刃渡りを通過。僅か数mの痩せた岩稜。鎖も巻き道も無いため、ここはまたがって通過しました。
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【剣ノ刃渡りを通過】
そして剣ノ刃渡りを通過。僅か数mの痩せた岩稜。鎖も巻き道も無いため、ここはまたがって通過しました。
八方睨の手前、赤茶けた岩溝に体を入れ、段差の大きい岩場を鎖でよじ登ります。
2023年09月10日 09:43撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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9/10 9:43
八方睨の手前、赤茶けた岩溝に体を入れ、段差の大きい岩場を鎖でよじ登ります。
【八方睨を通過】
9時44分、八方睨を通過。標高1900m。ガスで展望は利かず、そのまま戸隠山ピークへ向かいます。
2023年09月10日 09:44撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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【八方睨を通過】
9時44分、八方睨を通過。標高1900m。ガスで展望は利かず、そのまま戸隠山ピークへ向かいます。
八方睨から戸隠山へは、小鞍部に下って少し登り返した先にあります。10分ほどで着きます。アキノキリンソウが咲いていました。
2023年09月10日 09:46撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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9/10 9:46
八方睨から戸隠山へは、小鞍部に下って少し登り返した先にあります。10分ほどで着きます。アキノキリンソウが咲いていました。
後方の蟻ノ戸渡りを振り返って撮影。白丸、登山者2名が小さく動きます。谷底まで恐ろしく切れ落ちています。
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後方の蟻ノ戸渡りを振り返って撮影。白丸、登山者2名が小さく動きます。谷底まで恐ろしく切れ落ちています。
【戸隠山に到着】
9時55分、戸隠山に到着。標高2004m。やや狭い山頂。こちらの福島県から来た男性と言葉を交わしました。
2023年09月10日 10:00撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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9/10 10:00
【戸隠山に到着】
9時55分、戸隠山に到着。標高2004m。やや狭い山頂。こちらの福島県から来た男性と言葉を交わしました。
石祠も石仏もない山頂には、山頂標柱が1本あるのみ。「八方睨に比べ、地味な感じです…」
2023年09月10日 09:55撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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9/10 9:55
石祠も石仏もない山頂には、山頂標柱が1本あるのみ。「八方睨に比べ、地味な感じです…」
戸隠山からは、高妻山や乙妻山が間近。晴れていれば、白馬連峰や北アルプスの山々が望めます。「ガスです…」
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戸隠山からは、高妻山や乙妻山が間近。晴れていれば、白馬連峰や北アルプスの山々が望めます。「ガスです…」
さて、ここから主稜線上を進む。戸隠山から九頭龍山、そして一不動避難小屋を目指します。
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さて、ここから主稜線上を進む。戸隠山から九頭龍山、そして一不動避難小屋を目指します。
【九頭龍山へ縦走】
10時01分、戸隠山から九頭龍山へ向かう。右側が切れ落ちた、やや狭い断崖の道。
2023年09月10日 10:05撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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9/10 10:05
【九頭龍山へ縦走】
10時01分、戸隠山から九頭龍山へ向かう。右側が切れ落ちた、やや狭い断崖の道。
進行方向には、険しい地形の風景が続きます。戸隠山から鞍部へ下り、そこから小さなアップダウンの登りとなります。
2023年09月10日 10:24撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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9/10 10:24
進行方向には、険しい地形の風景が続きます。戸隠山から鞍部へ下り、そこから小さなアップダウンの登りとなります。
「う〜む、落ちたくない…」
断崖から谷間を見下ろす。やや狭い登山道とは言え、普通に歩いていれば安全です。途中、ロープ場もアリ。
2023年09月10日 10:25撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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9/10 10:25
「う〜む、落ちたくない…」
断崖から谷間を見下ろす。やや狭い登山道とは言え、普通に歩いていれば安全です。途中、ロープ場もアリ。
そして前方、九頭龍山が見えてきました。ピークと言うよりも、立ち並ぶ断崖の一角と言った感じ。
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そして前方、九頭龍山が見えてきました。ピークと言うよりも、立ち並ぶ断崖の一角と言った感じ。
【九頭龍山を通過】
10時38分、九頭龍山を通過。狭いピークには山頂看板、そしてポツンと三角点。「寂しいなぁ…」
2023年09月10日 10:38撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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9/10 10:38
【九頭龍山を通過】
10時38分、九頭龍山を通過。狭いピークには山頂看板、そしてポツンと三角点。「寂しいなぁ…」
九頭龍山からは、展望もあまりよくありません。目の前の樹木が障害物となり、飯縄山が隠れてしまいます。
2023年09月10日 10:39撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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9/10 10:39
九頭龍山からは、展望もあまりよくありません。目の前の樹木が障害物となり、飯縄山が隠れてしまいます。
ところが、振り返って北西方面へ目を向けると、スックと立ち上がる高妻山の美しい姿に出会えました。
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ところが、振り返って北西方面へ目を向けると、スックと立ち上がる高妻山の美しい姿に出会えました。
【九頭龍山から一不動へ】
10時48分、九頭龍山を後にして、一不動へ向かいます。高妻山を目にして、俄然やる気が出てきます。
2023年09月10日 10:48撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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9/10 10:48
【九頭龍山から一不動へ】
10時48分、九頭龍山を後にして、一不動へ向かいます。高妻山を目にして、俄然やる気が出てきます。
【屏風岩と黒姫山】
九頭龍山を過ぎると、眼下には屏風岩の大岩壁、奥には黒姫山が聳えます。
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【屏風岩と黒姫山】
九頭龍山を過ぎると、眼下には屏風岩の大岩壁、奥には黒姫山が聳えます。
鞍部から屏風岩の頭を巻き、さらに急斜面を下り続けます。途中には鎖場もありました。「クッ!」
2023年09月10日 10:55撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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9/10 10:55
鞍部から屏風岩の頭を巻き、さらに急斜面を下り続けます。途中には鎖場もありました。「クッ!」
【裏山ルートが浮かぶ】
つかの間、前方の視界が開け、高妻山への主稜線が浮かぶ。いわゆる「裏山」と称されるルート。
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【裏山ルートが浮かぶ】
つかの間、前方の視界が開け、高妻山への主稜線が浮かぶ。いわゆる「裏山」と称されるルート。
【一不動を通過】
11時22分、鞍部となる一不動を通過。標高1747m。広場に一不動避難小屋が建つ。
2023年09月10日 11:22撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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9/10 11:22
【一不動を通過】
11時22分、鞍部となる一不動を通過。標高1747m。広場に一不動避難小屋が建つ。
一不動の鞍部から急登にておよそ10分、ヤセ尾根に出る。右奥には妙高山や赤倉山が、ガス奥のに見え隠れします。
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一不動の鞍部から急登にておよそ10分、ヤセ尾根に出る。右奥には妙高山や赤倉山が、ガス奥のに見え隠れします。
「二釈迦」「三文殊」といった行場跡の石祠を見るにつけ、かつて修験の行者達が往来した古に思いを馳せる。
2023年09月10日 11:40撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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9/10 11:40
「二釈迦」「三文殊」といった行場跡の石祠を見るにつけ、かつて修験の行者達が往来した古に思いを馳せる。
11時54分、いくつかのアップダウンの末に「四普賢」を通過。標高1900m。奥に五地蔵山が見えてくる。
「全く、タフな山です…」
2023年09月10日 11:54撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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9/10 11:54
11時54分、いくつかのアップダウンの末に「四普賢」を通過。標高1900m。奥に五地蔵山が見えてくる。
「全く、タフな山です…」
●*四普賢より後方展望
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●*四普賢より後方展望
●●*笠山・富士ノ塔山
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●●*笠山・富士ノ塔山
●●●*陣場平・九頭龍山
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●●●*陣場平・九頭龍山
●●●●*戸隠山・本院岳
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●●●●*戸隠山・本院岳
【五地蔵山を通過】
12時12分、五地蔵山を通過。標高1998m。北から東への視界が開け、飯縄山の展望がすばらしい。
2023年09月10日 12:12撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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9/10 12:12
【五地蔵山を通過】
12時12分、五地蔵山を通過。標高1998m。北から東への視界が開け、飯縄山の展望がすばらしい。
「六文殊」「七薬師」を通過後、大きく鞍部へ下る。その後やや険しいヤセ尾根の登りと化す。
2023年09月10日 12:36撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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9/10 12:36
「六文殊」「七薬師」を通過後、大きく鞍部へ下る。その後やや険しいヤセ尾根の登りと化す。
12時56分、九勢至を通過。標高2010m。数名の登山者とスライド。「え〜っ!?この時間から登るんですか…」とのお言葉をいただく。
2023年09月10日 12:56撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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9/10 12:56
12時56分、九勢至を通過。標高2010m。数名の登山者とスライド。「え〜っ!?この時間から登るんですか…」とのお言葉をいただく。
九勢至より望む高妻山は、まさに大迫力。どっしりとした山容が眼前に迫ります。
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九勢至より望む高妻山は、まさに大迫力。どっしりとした山容が眼前に迫ります。
●*左奥に本院岳・西岳
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●*左奥に本院岳・西岳
●●*頭上に聳える高妻山
2023年09月10日 12:57撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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9/10 12:57
●●*頭上に聳える高妻山
●●●*眼下 八丁ダルミ
2023年09月10日 12:57撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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9/10 12:57
●●●*眼下 八丁ダルミ
●●●●*焼山・火打山
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●●●●*焼山・火打山
●*後方の五地蔵山
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●*後方の五地蔵山
●●*九頭龍山と縦走路
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●●*九頭龍山と縦走路
●●●*戸隠山・本院岳
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●●●*戸隠山・本院岳
●●●●*八方山・黒鼻山
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●●●●*八方山・黒鼻山
【鞍部・八丁ダルミ】
12時58分、鞍部「八丁ダルミ」を通過。標高2042m。ここから比高およそ300mの登りが始まる。
2023年09月10日 12:51撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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9/10 12:51
【鞍部・八丁ダルミ】
12時58分、鞍部「八丁ダルミ」を通過。標高2042m。ここから比高およそ300mの登りが始まる。
「ク〜ッ!まだ続く…」
登っても登ってもいっこうに近づかない高妻山山頂。まるで苦行のようでした。
2023年09月10日 13:10撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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9/10 13:10
「ク〜ッ!まだ続く…」
登っても登ってもいっこうに近づかない高妻山山頂。まるで苦行のようでした。
高妻山ピーク手前、険しさは依然続く。ゴロゴロした岩の登山道、さらに急勾配となりロープで体を引き上げます。
2023年09月10日 13:28撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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9/10 13:28
高妻山ピーク手前、険しさは依然続く。ゴロゴロした岩の登山道、さらに急勾配となりロープで体を引き上げます。
【ダメ押しのダマカシ】
急勾配を登りきってピークかと思いきや、山頂はさらに奥。ダマカシに苦笑する元気すら残っていない…
2023年09月10日 13:38撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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9/10 13:38
【ダメ押しのダマカシ】
急勾配を登りきってピークかと思いきや、山頂はさらに奥。ダマカシに苦笑する元気すら残っていない…
肩からゆるやかな勾配を抜けると、巨岩が立ち並ぶ山頂部を歩きます。妙高山に似た雰囲気。十阿弥陀如来を通過。
2023年09月10日 13:41撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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肩からゆるやかな勾配を抜けると、巨岩が立ち並ぶ山頂部を歩きます。妙高山に似た雰囲気。十阿弥陀如来を通過。
【高妻山に到着】
13時45分、ようやく高妻山の山頂に到着。ここは初めての山頂です。
2023年09月10日 13:45撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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9/10 13:45
【高妻山に到着】
13時45分、ようやく高妻山の山頂に到着。ここは初めての山頂です。
【高妻山・遅いランチ】
まもなく午後2時。誰もいない山頂で遅いランチ。
「アップダウンが多くて、実にハードでした…」
2023年09月10日 13:48撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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9/10 13:48
【高妻山・遅いランチ】
まもなく午後2時。誰もいない山頂で遅いランチ。
「アップダウンが多くて、実にハードでした…」
高妻山山頂の様子。巨岩が積み重なり、片隅に山頂標柱と二等三角点が建ちます。平たい岩に腰掛けて休憩です。
2023年09月10日 14:10撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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高妻山山頂の様子。巨岩が積み重なり、片隅に山頂標柱と二等三角点が建ちます。平たい岩に腰掛けて休憩です。
高妻山から南西方面を展望。西岳・本院岳へと縦走路が続き、その両脇には虫倉山や一夜山が立ちます。
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高妻山から南西方面を展望。西岳・本院岳へと縦走路が続き、その両脇には虫倉山や一夜山が立ちます。
高妻山から北方面を展望。すぐ目の前には乙妻山、左奥に堂津岳。奥の雨飾山や金山はガスに隠れます。
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高妻山から北方面を展望。すぐ目の前には乙妻山、左奥に堂津岳。奥の雨飾山や金山はガスに隠れます。
【高妻山より下山開始】
14時12分、高妻山を後にして下山開始。巨岩群をすり抜けた後、急斜面を下って八丁ダルミへ。
2023年09月10日 14:12撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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【高妻山より下山開始】
14時12分、高妻山を後にして下山開始。巨岩群をすり抜けた後、急斜面を下って八丁ダルミへ。
【雷がゴロゴロ鳴り出す】
15時00分、正面に五地蔵山が近づく頃、上空で雷がゴロゴロ鳴り出す。「少し急ぎますか…」
2023年09月10日 14:59撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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【雷がゴロゴロ鳴り出す】
15時00分、正面に五地蔵山が近づく頃、上空で雷がゴロゴロ鳴り出す。「少し急ぎますか…」
下山路は、来た道を一不動まで戻った後、高妻山メインルートにて戸隠牧場へ下ります。
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下山路は、来た道を一不動まで戻った後、高妻山メインルートにて戸隠牧場へ下ります。
【一不動・どしゃ降り】
15時55分、一不動を通過。雷鳴と共に、一気にどしゃ降りの雨に変わる。「イヤな感じです…」
2023年09月10日 15:55撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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【一不動・どしゃ降り】
15時55分、一不動を通過。雷鳴と共に、一気にどしゃ降りの雨に変わる。「イヤな感じです…」
【帯岩・ナメ滝を通過】
16時11分、帯岩およびナメ滝を通過します。鎖場のトラバース、濡れた岩場でも意外にグリップが効きました。
2023年09月10日 16:11撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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【帯岩・ナメ滝を通過】
16時11分、帯岩およびナメ滝を通過します。鎖場のトラバース、濡れた岩場でも意外にグリップが効きました。
どしゃ降りでも、花を見つけるとつい撮影。帯岩付近にて、シラヒゲソウやチョウジギクに出会いました。
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どしゃ降りでも、花を見つけるとつい撮影。帯岩付近にて、シラヒゲソウやチョウジギクに出会いました。
【大洞沢を渡渉】
16時54分、沢沿いの道を下り続け、茶色い沢水の大洞沢を渡渉。樹林帯を下ります。
2023年09月10日 16:54撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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【大洞沢を渡渉】
16時54分、沢沿いの道を下り続け、茶色い沢水の大洞沢を渡渉。樹林帯を下ります。
【戸隠牧場を通過】
17時03分、戸隠牧場の草原まで来ると雨がやむ。後方には九頭龍山、そして1888mの屏風岩が聳えます。
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【戸隠牧場を通過】
17時03分、戸隠牧場の草原まで来ると雨がやむ。後方には九頭龍山、そして1888mの屏風岩が聳えます。
【高妻山・下山終了】
17時20分、その後は戸隠キャンプ場の建物を眺めながら車道を歩き、駐車場に辿り着いて下山終了。
2023年09月10日 17:12撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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【高妻山・下山終了】
17時20分、その後は戸隠キャンプ場の建物を眺めながら車道を歩き、駐車場に辿り着いて下山終了。
【バックショット】
最後は2021年10月24日、鏡池にて撮影した戸隠山の写真でエピローグです。
2021年10月24日 09:34撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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【バックショット】
最後は2021年10月24日、鏡池にて撮影した戸隠山の写真でエピローグです。
撮影機器:

装備

個人装備
Tシャツ ズボン 靴下 防寒着 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図(地形図) ヘッドランプ GPS ガイド地図(ブック) 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

信越国境には興味をそそられる山域がいくつもあります。
頸城山塊、戸隠連峰、奥志賀、信越トレイルなど。
夏の終わりから秋にかけて、この魅力的な山域のいくつかを訪れてみたい。

その皮切りとして、戸隠山から高妻山を歩いてみました。
夏のトレーニング不足もあり、個人的にはなかなかハードな周回となりました。


【参考文献・その他】
●ブルーガイドハイカー『妙高・戸隠と越後の山々』 実業之日本社
●ヤマケイアルペンガイド『谷川岳・越後・上信越の山』 山と渓谷社
●分県登山ガイド『長野県の山』 山と渓谷社
●山と高原地図『妙高・戸隠・雨飾』 昭文社
●カシミール3D

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無雪期ピークハント/縦走 妙高・戸隠・雨飾 [日帰り]
戸隠山・高妻山・乙妻山縦走
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

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