畦ヶ丸 あの花を見に

2023年10月06日(金) [日帰り]

• GPS: 06:43
• 距離: 13.5km
• 登り: 1,092m
• 下り: 1,179m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:12
• 休憩: 1:27
• 合計: 6:39

6:53 西丹沢ビジターセンター
7:54 8:11 下棚
8:18 8:35 本棚
9:31 9:33 善六ノタワ
10:19 10:21 畦ヶ丸
10:27 11:12 畦ヶ丸避難小屋
11:48 11:50 大滝峠上
12:28 0:00 鬼石沢
12:31 0:00 一軒屋避難小屋
12:53 0:00 マスキ嵐沢標識
13:05 0:00 大滝
13:26 13:28 大滝沢林道ゲート
13:32 大滝橋バス停

　シラヒゲソウ　イワシャジン　ホトトギスを見に玄倉ダムへ行こうと計画を立てていたら　林道が崩落のため通行止めだった。それなら今まで渡渉が多いことなどで躊躇していた畦ヶ丸へ行ってみようと決行した

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

西丹沢ビジターセンター6:45着（7台駐車中　後から1台到着　帰りは17・8台駐車）
大滝橋BS14:22発−西丹沢ビジターセンター着14:29（15分遅れていた）
西丹沢ビジターセンター14:35発　

コース状況／危険箇所等

案内表示板や赤テープが多いので　渡渉ポイントも分かりやすい（沢沿いは岩ゴロゴロで　滑り難いハイカットの靴が良いようだ）

その他周辺情報

246号下り線にファミマあり

写真

10/6 6:08

新東名高速の河内川橋　高さ120mになるそうだ

10/6 6:53

西丹沢ビジターセンター　駐車場には8台ほど

10/6 6:54

公園橋　立派でした

10/6 6:54

中川とキャンプ場

10/6 6:55

クマシデ　葉状の果苞が大きい

10/6 7:00

最初の堰堤を上がる

10/6 7:02

最初の渡渉

10/6 7:12

イワシャジン　岩に垂れ下がるように

10/6 8:18

沢以外にもあった（全体に小振りに感じる）

10/6 8:52

葉は細長く鋸歯がある

10/6 7:10

アキノキリンソウ　葉の鋸歯？

10/6 7:15

ミツマタ　蕾が大きい

10/6 7:23

3つ目の堰堤　4つあった

10/6 7:31

ホトトギス　沢沿い以外にも多かった

10/6 7:31

ユリ科　ホトトギス属　部位は3つずつ

10/6 7:32

花付きの良いものもあるが　ほとんどは花1・2個のものが多かった

10/6 7:33

ミズ（ウワバミソウ）種子も落ちて…

ヤマミズ　花が咲いているようだが…

ハシカグサ？

10/6 7:38

何度目かの渡渉で

10/6 7:44

ベンチのある所（鹿柵の説明に納得）

10/6 7:50

下棚の分岐　170m先に

10/6 7:55

下棚　落差25m　良かった

10/6 8:20

分岐から本棚は110mだがちょっと滑りやすい

10/6 8:26

本棚　落差60m？　迫力はあるが…

ダイモンジソウ　残り少なかった

10/6 8:33

分岐に戻って

10/6 8:39

ここから左の山道へ

10/6 8:55

ミヤマシキミ　色づき始めた（ベンチの横に）

10/6 8:59

アセビ　蕾

10/6 9:15

シラヤマギク？　下の葉が大きい

10/6 8:27

シロヨメナ　至る所に多かった

ナガバシロヨメナ　細く長い葉で　渓流沿いにあるようだ

10/6 9:21

細尾根に上がって

10/6 9:30

善六ノタワ　尾根上に

10/6 9:39

さらに畦ヶ丸の広い尾根

10/6 9:52

畦ヶ丸が見えた（ここからの上りがきつかった）

10/6 9:59

ブナが多く出て来た

10/6 10:05

紅葉も始まっている

10/6 10:10

ヤクシソウ　鹿柵の中に

10/6 10:20

畦ヶ丸頂　展望はない

10/6 11:05

綺麗な避難小屋で昼食をいただいた

ここまでに見た花など
シラヒゲソウ　黄色の雄蕊も可愛い

8月末には咲いていたようなので　全体の花期は長い

玄倉林道のものより一回り小さいように感じる（今年の暑さのせいか）

フクオウニガナ（初見）雄蕊が長く突き出ている

葉は5裂　鋸歯が棘状？

タマゴタケ？　美味しいらしいが…

10/6 11:05

後半の出発

10/6 11:19

富士山が見えた　嬉しい！

10/6 11:27

ガンクビソウ　茎丈は低いが葉状苞大きめなので

10/6 11:48

大滝峠上　ここから巻き道へ

10/6 12:05

何度か渡渉をして

10/6 12:07

ミツマタ　沢沿いに多かった

10/6 12:25

ホトトギス　この下りは花が1つのものが多かった

10/6 12:28

マツカゼソウ　花が残っていた

10/6 12:30

一軒屋避難小屋　入りにくい感じだった

10/6 12:35

今後心配なコースでもある

10/6 12:36

イワシャジン　この下りも多かった

10/6 13:03

沢の水量も多くなって

10/6 13:07

大滝　堰堤かと思ったが大岩を流れ落ちていた

10/6 13:21

林道に出て

10/6 13:31

ゲートを潜って　

山頂からここまでに見られた花
ノコンギク　葉と蕾から

ヤハズトウヒレン（初見）
葉が三角で　矢じり形　先が尖る

タニソバ　上部の葉は茎を抱き　基部が張り出さない

ミヤマタニソバ　葉は三角形で基部が張り出す

ハンカイシオガマ　花が終わっていた（残念）

葉が特徴的

コクワガタ　花序が短い

10/6 13:47

ノブドウ　色が綺麗だが有毒という説も

10/6 13:32

ゴール　後はバス待ち（何もない所だ）

撮影機器：

COOLPIX P610 ニコン

AQUOS sense4 basic A003SH ワイモバイル シャープ

感想

atuya

　西丹沢ビジターセンターには家から高速を利用して2時間かからずに到着できた。🍙1つを食べ　トイレを済ませて出発（同じころに出発した2組の方はそのまま車道を歩いて行かれた…肌寒いので雨具上着を着用）公園橋を渡って早々に山道で　最初の渡渉から堰堤を4つ　その間に木橋の有無も含めて7・8回も渡渉を繰り返してベンチに到着　ここまで赤テープや案内表示が多く　迷うことなく緩く上がって来られた（雨具を脱ぎ　小休止）
　歩き出して直ぐに下棚分岐で　さらに170m進んで見上げる下棚の滝は見事だった。木橋を5回渡って本棚分岐で110mと距離は短いが　滑りそうな岩場と渡渉がちょっと厄介だった。滝は下棚よりも水量が多く水沫に薄っすらと虹も見えた。分岐に戻り涸沢を渡って山への入口から標高を稼いで行くが　展望はほとんど開けない。細尾根に上がり　善六ノタワから暫く進んで　広い尾根に出ると風が強く吹き抜けていく。歩きやすく上がり下がりして　途中畦ヶ丸も見えた後の最後の上りがきつかった。いくつか珍しい花やキノコを見つけて畦ヶ丸の頂（展望はない）100m先の避難小屋に移動して　休憩していると　途中抜きつ抜かれつした方が到着されて　丹沢の山々や今後の山行のお話を羨ましく伺い　楽しく昼食をいただくことができた
　大滝峠上への急な尾根の下りの急階段途中　期待していた花を見つけたが既に実になっていたのが残念（下りが続くのでストックを使用）大滝橋上分岐から巻き道に入り　涸沢に出ると残り4�劼世�　左膝にかなり負担がかかっているのがちょっと心配だった。緩やかな下りだがほぼ涸沢の渡渉が何度かあり　木橋を渡ったところに一軒屋避難小屋（雨戸が締まって暗く中には入らなかった）時間を気にしながら　沢上の狭い巻き道を下り　沢を渡り　楽な道になって大滝を右下に見ながら先へ進むと林道で　だらだらと下ってゲート　そして左膝も強い痛みにはならずゴールの大滝橋。
　15分以上遅れて乗客のいないバスがやってきた（遅いのでちょっと焦った）
　西丹沢ビジターセンターに戻り　早々に帰路に着いたが　大和トンネルの事故等で渋滞にはまり3時間以上かかったのがちょっと残念

　初めての畦ヶ丸だったが　初見の花も多く　楽しい山行だった（終始手袋はして　丁度良い気温だった…山ビルはこのコースにはいないようだ）
　今回‟西丹沢登山詳細図”が大変参考になった。他でも活用してみたい