雪景色になった薬師岳

2023年10月07日(土) ~ 2023年10月08日(日)

• GPS: 13:00
• 距離: 20.9km
• 登り: 1,736m
• 下り: 1,740m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:50
• 休憩: 0:40
• 合計: 6:30

距離 9.1km 登り 1,413m 下り 101m

10:23 十三重之塔 慰霊碑
11:09 11:09 太郎坂
11:43 11:54 青淵
12:05 12:05 積雪深計測ポール
12:30 12:31 ベンチ
13:13 13:13 五光岩ベンチ
13:38 13:38 太郎兵衛平
14:15 14:44 太郎平小屋
15:03 15:03 薬師峠
15:52 15:53 薬師平
16:52 薬師岳山荘

2日目

• 山行: 5:15
• 休憩: 1:59
• 合計: 7:14

距離 11.7km 登り 340m 下り 1,674m

16:52 薬師岳山荘
5:26 5:26 薬師岳避難小屋跡
5:40 6:21 薬師岳
6:32 6:33 薬師岳避難小屋跡
6:52 7:49 薬師岳山荘
8:19 薬師平
8:49 8:49 薬師峠
9:13 9:33 太郎平小屋
9:53 太郎兵衛平
10:16 10:17 五光岩ベンチ
10:38 10:39 ベンチ
10:58 10:58 積雪深計測ポール
11:06 11:06 青淵
11:33 11:33 太郎坂
12:04 12:04 十三重之塔 慰霊碑
12:06 ゴール地点

天候

1日目　晴れ　　2日目　曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

その他周辺情報

登山後、立山山麓温泉に宿泊。

写真

10/7 10:13

折立駐車場の公衆トイレ。自宅から車を走らせ、６時間。

10/7 10:17

右折→臨時駐車場。駐車場に着いた時、満車だったので、中央の看板に書かれた300m先の臨時駐車場に停めようと思っていた。が、そこに丁度、下山してきた方が「あと10分待って頂ければ車を出します。」と言って下さり、登山口に近い所に駐車させてもらえた。有り難かった！

10/7 10:17

折立バス停留所

10/7 10:18

薬師岳登山口。

10/7 10:18

有峰林道料金表　小型車2000円。(往復)　朝6時から夜20時まで交通可能。それ以外は走行禁止。

10/7 10:20

登山口、太郎坂。

10/7 10:20

慰霊碑。時間が遅くなってしまったので、下山に寄ろうと思った。

10/7 10:50

今日は晴れ。青空と紅葉、マッチする。

10/7 11:20

赤い実　クマが食べそうだ。最近、折立駐車場、キャンプ場周辺でクマの目撃情報があったとのことで「クマに用心」の看板がいたる所にあった。

10/7 11:29

白いキノコ。キレイ！

10/7 11:43

10/7 11:43

1870mの三角点。

10/7 11:44

三角点。太郎平まで4.2キロ。ガンパレ！と表示。

10/7 11:44

雲がモクモク。薬師岳や剱岳の眺めが良いと本に書いてあったが、分からなかった。

10/7 11:57

急登な地表。

10/7 12:00

木道、尾瀬っぽい。

10/7 12:03

キレイな緑の芽。

10/7 12:05

この柱の塔は何？

10/7 12:27

登りづらい坂。

10/7 12:32

この木の階段がこれでもか、これでもかと続く。

10/7 13:05

雪景色になってきた。

10/7 13:15

太郎平へ1.8km。ミヤマリンドウ

10/7 13:20

太郎平へ1.6km。

10/7 13:23

緩やかな道が続く。

10/7 13:26

太郎平1.5km。

10/7 14:11

約4時間。太郎平小屋に着いた。

10/7 14:11

太郎ラーメンを食べようと思ったが、12時から14時までで丁度終わったところで食べられなかった。残念！

10/7 14:15

左←薬師岳 五色ヶ原。右→黒部五郎岳 雲ノ平。

10/7 14:43

←薬師岳 薬師峠テント場。遅いお昼を食べて、薬師岳山荘に向けて出発する。寒くなり防寒服、軽アイゼンを装備。ゆっくりしている場合ではなかった。

10/7 14:43

宿泊は薬師岳山荘なので、聞いたら、薬師岳山荘まで遅い人で3時間と聞き、急がないとヤバイと焦った！！

10/7 15:00

紅葉と雪景色が混ざった景色の下に、カラフルなテント場が見えた。

10/7 15:50

水の流れが、つららになっていた。この辺り、大きい石の急登が結構続き、疲れた。日が暮れることを恐れ、体力のある限り急いで登った！

10/7 15:50

小さい滝、水が流れ落ちていた。コースもよーく回りを観察しながら行かないと、道を外れる。雪道で足跡を追って行ったが、フェイクの足跡もあり(前に登った雨飾山のように)間違えないように
赤いテープと、岩に書かれた○を辿る。

10/7 15:51

10/7 15:52

薬師峠。

10/7 15:53

中程に、小さく槍ヶ岳が見える。

10/7 16:02

薬師平？からの景色か。急いでいて定かではない。

10/7 16:02

10/7 16:39

広い尾根に出た。日没が凄く気になった。寒くなってきた！

10/7 16:40

10/7 16:40

助かった！あと15分で、薬師岳山荘だ。

10/7 16:40

風の流れが雲に表れている。うろこ雲、すごい。

10/7 16:51

薬師岳山荘が見えた！薬師岳日没、5時30分頃。
日没に間に合った。この辺り、風が吹いていて、とても寒かった。

10/7 16:52

太郎平小屋から、2時間ちょっとで着いた。しんどかった！寒く、山荘までもっと距離があり長かったら、低体温症になっていただろうと、怖く感じた。

10/7 16:53

寒さで看板とベルが凍っていた。いつもならベルを鳴らす私も、手がかじかみ鳴らす気にもならなかった。

10/7 18:03

薬師岳山荘、階段途中に貼ってあった。

10/7 18:04

10/7 18:03

10/7 19:03

山荘玄関前から見た富山市街。函館の夜景に少し似ていた。風が吹いていて外がとても寒かった。

10/8 2:34

午前2時半、トイレで起きた。さっきと同じ夜景。写真だと分からないが、こっちの方が綺麗だった。星もキレイだった。風がなく、そんなに寒くなかったので、明日ご来光を見ようと決意。

10/8 4:42

山荘の受付。日の出 5時49分とある。あと1時間、急いだ。

10/8 4:53

薬師岳ご来光を目指して、山荘を後にする。

10/8 5:32

頂上間近。真ん中の石がある、ちょっと上の方に２羽ライチョウがいた。何かを突いているようだった。まだ羽が白くなっていなかった。

10/8 5:39

薬師岳頂上に着いた。間に合った！

10/8 5:39

奥に祠もあった。

10/8 5:40

10/8 5:41

5:41。　祠の後ろから、御来光を見ることにした。

10/8 5:42

5:42。

10/8 5:43

5:43。

10/8 5:44

5:44。

10/8 5:46

5:46。あれ、赤い太陽が出てきた。

10/8 5:47

5:47。

10/8 5:48

5:48。

10/8 5:49

5:49。予定通りの日の出時間。御来光！

10/8 5:50

5:50。下に出ている赤い太陽は影だったのか？

10/8 5:54

5:54。

10/8 5:56

うっすら真ん中に尖って見えるのが、槍ヶ岳？

10/8 6:20

槍ヶ岳だ。

10/8 6:56

山荘に戻った。一緒に御来光を見た人の山荘のお弁当を見せてもらった。美味しそうだった。

10/8 6:58

窓の外の薬師岳と朝食。お味噌汁がとても美味しかった。

10/8 6:58

御来光を見に行ってからの朝食だったので、遅くなってしまい、申し訳なかった。

10/8 7:47

マイナス1度,

10/8 7:48

薬師岳と薬師岳山荘。いざ下山！

10/8 8:01

10/8 8:04

淀んだ空の中に槍ヶ岳、その右側大ｷﾚｯﾄ北穂高岳か、カッコいい！

10/8 8:25

雪の中の１輪。カワイイが力強さを感じる。

10/8 8:36

10/8 8:40

雪解け水。

10/8 8:43

急坂。

10/8 8:50

テント場もテントが少なくなっていた。

10/8 8:53

紅葉！

10/8 9:00

槍ヶ岳、見納め！

10/8 9:06

太郎平小屋に戻ってきた。

10/8 9:47

薬師岳。

10/8 9:52

葉が紅葉したチングルマ？

10/8 9:59

キレイな池塘があった。

10/8 10:13

紅葉と雪山。

10/8 10:23

茶色く見えるのは有峰湖。

10/8 10:39

紅葉した葉と綿毛になった、チングルマ。

10/8 10:44

タカネヤハズハハコ。

10/8 11:42

オタカラコウ。

10/8 11:44

紅、黄、と紅葉がキレイだ。

10/8 12:05

十三重之塔　慰霊碑。「遭難死した愛知大学山岳部員十三名の慰霊のため設置された。この事故を教訓に富山県は、昭和40年に山岳警備隊を結成し、翌年には、全国初の富山県登山届条例を制定する事になった」と。

10/8 12:05

十三重の塔　慰霊碑。13名の若い命が眠っている。心に刻みます。

10/8 12:22

無事、薬師岳登山口に戻りました。

10/8 12:23

これから車で約40分の立山山麓温泉に宿泊します。

10/8 12:56

折立駐車場から車で少し行った所に、有峰湖展望台があったので、立ち寄った！展美台？停留所。

10/8 12:56

ダム湖　百選。有峰湖。山から見えていた。

10/8 12:57

有峰湖　展望台。清々しいキレイな眺めだった。

撮影機器：

Pixel 6a Google

感想

はる

この三連休、初め、土曜日だけが晴れでその前後が雨予報だったので、薬師岳は諦めていた。違う雨の降らない山を探していたが、前々日になって日曜日も晴れの予報に変わり、慌てて小屋の予約を取り直した。

しかし、情報だと山の上の方は雪が積もり、頂上まで行けないかもしれないということで、まぁ防寒と軽アイゼンを持って行って、行けないようだったら、そこで登山は諦めればいいという覚悟で、計画を実行することにした。

登り始めに、下山してきた方から、薬師岳は雪が積もり頂上まで行けなかったと、話してくれた。
でも、今日から登り始める人は、明日、頂上に行くんだから、それまで頂上に登った人の足跡が付いて、雪道ができているかもしれないから、上まで登れるのではないかと、親切に教えてくれた。

その通りになった。教えてくださった方、鋭かったです！有難うございました。

昨年、やはりこの時期、薬師岳に登ろうと小屋まで予約していたが、雨でキャンセルして登れなかった。まだ雪は積もっていなかったような記憶。なので今回、完登できて喜びもひとしおだった！

コメント

seitou-udoku

はるさん、薬師岳登頂、おめでとう🎊🎊🎊ございました?️ 寒かったでしょう🥶　なだらかそうな山だけど、けっこうな急登で、冠雪の中、お疲れさまでした💦💦💦　でもこの時期は、少し天気が崩れれば、危険な事態になるので、高い山は怖いですね。ご来光🌅、雪と紅葉の⛄🍁のコラボ、雷鳥、とてもレアな景色が写真からも伝わってきますよ♪

はる

コメント、早々に有難うございます。
確かに、この時期天候が崩れると、また、風が強く吹いたりしたら、低体温症になりかねなかったので気をつけないといけませんね。

なだらかそうで、急登が続きましたね。それも体力消耗の落とし穴ですね。

きれいな景色を見るのも、命がけといっても過言ではありませんね。

tiogapass

薬師岳に登られたのですね！
太郎小屋までは紅葉がきれいで🍁、と思ったらその先からは雪景色ですか!??
夜景の一枚はこれだけでもステキなのに、実際の景色は見た人にしかわからない美しさなのでしょうね！🌃
この時期の薬師岳登頂、スバラシイです?

tiogapass

最後の？→！でした😅

はる

毎回、山行記録を見て頂き、また、コメントまで有難うございます！頑張って登った甲斐がありました。
まさか、この時期に急にこんなに雪が積もるとは思っていませんでした。雪山登山になってしまいました。
実は、2年前に西吾妻山に5月、春スキーの時期、リフトを乗り継いで一人で登りましたが、その時まだ雪が積もっていて、おまけに雪も降ってきてしまい、道がわからなくなり、後から登ってきた人達がいたので、一緒に登ってもらい助かったのですが、もしその人達が来なければ、遭難していたかもしれません。距離の短いコースでしたが、吹雪いてしまうと、何も見えなくなってしまうのです。
なので、もう絶対、雪山には登るまいと思っていました。今回その時の恐怖心があり、でも、ずーと晴れていたので、又、連れもいたので、登山に踏み切りましたが。
山荘間近は、もう手がかじかんで、風が吹いていて、とても寒かったです。うちらが一番最後かなと思っていたら、まだ二組、後から山荘に着いた人がいました！

夜景は、寒く空気が透き通っていたからか、一生忘れることのできない、ステキな眺めでした！

はる

西吾妻山登ったのは、去年の5/3でした。