記録ID: 6093502
全員に公開
ハイキング
塩見・赤石・聖
南アルプス兎洞遡行
2023年10月21日(土) ~
2023年10月22日(日)
体力度
7
1~2泊以上が適当
- GPS
- 30:58
- 距離
- 25.5km
- 登り
- 2,865m
- 下り
- 2,865m
コースタイム
天候 | 両日晴れ! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
兎洞出合の堰堤(兎洞沢砂防堰堤)は右岸から階段を利用するなどして越えた。渓流は木々に覆われて薄暗いが、膝程度の渡渉ベースの穏やかで心地よい河原歩きが続き2つ目の二俣の先まで進んだ。途中には地形図にない堰堤や、林道の名残とみられるものがあるなど、その面での興奮もあったが、渓流自体はこの区間単調と言われても仕方がないと思う。 その先で岩崖に囲まれた3段の滝が現れる。ホールドはあるように見受けられたがラバーソールのためヌメりに不安があり左岸高巻き。高巻き中に発見した3段目の滝は取り巻く紅葉との調和が見事この上ない。効率的な高巻きルートを外してでも眺める価値があるように思う。ロープは使用せず。 高巻きの先ではいくつか滝が連続して軽度なクライム要素が楽しめるものの長くは続かない。両岸がスッキリした草付き・林相に変わり爽快感が増してくると水流は次第に姿を消していき、「沢のど真ん中に鎮座するエンジンを見送ると間もなく源流部の趣となる。水のない沢筋を飛行機の残骸を目で追いながら登っていくと藪漕ぎも無く立俣尾根のコルに出る」。 尾根のハイマツ漕ぎの背丈越え区間は長くない。 【立俣尾根 1587芝沢ゲート支稜(仮称)】 時間にかなり余裕が生まれていたので平谷山からの下降ルートを計画変更して通過。動機は第1に落石による災害リスクの軽減。 結果的に藪が無くて見通しが良い、さらにアニマルトレースがしっかりついている安心感の強い尾根であったが、標高1100~1250の等高線密区間が核心部で、木はあるものの脆めの岩もあり繊細な動作を求められた。ロープを出せば特に苦もなく下降可能、登りは恐らく四駆と思われるが、いずれにせよ軽装備が吉。尾根末端も下降方向ではRFがやや難だが、アニマルトレースを辿って無事にランディング。渡渉の手間はあれども林道への落石リスクはゼロ(cf. 北又渡の発電所付近取り付き)なので、平谷山⇄芝沢ゲートの選択肢の1つに挙げてよいと思う。 |
写真
装備
個人装備 |
沢靴(ラバーソール)
|
---|---|
備考 | とにかく名前がよい。 |
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:70人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する