記録ID: 610625
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大雪山
【百名山、三百名山】望岳台〜オプタケシケ〜トムラウシ〜化運岳〜忠別岳〜旭岳〜旭岳温泉
2011年08月07日(日) ~
2011年08月10日(水)
体力度
7
1~2泊以上が適当
- GPS
- --:--
- 距離
- 57.1km
- 登り
- 4,189m
- 下り
- 3,498m
コースタイム
●一日目(8/7)
4:31 望岳台 - 5:30 十勝岳分岐 - 6:39-7:15 ポンピ沢 - 7:55 美瑛岳分岐 - 8:45-9:02 美瑛富士分岐 - 9:24 美瑛富士避難小屋分岐 - 10:33 ベベツ岳 - 12:02-57 オプタテシケ - 14:04 双子池キャンプ地
Total 9:33 休憩 2:07 歩行 7:26 CT 9:20 撮影 161枚
●二日目(8/8)
4:37 双子池キャンプ地 - 6:24-32 コスマヌプリ - 9:59-10:14 三川台水場 - 10:29 三川台 - 13:00-19 南沼キャンプ場 - 13:51-14:04 トムラウシ - 14:28 北沼 - 16:23 ヒサゴ沼分岐 - 16:58 ヒサゴ沼キャンプ場
Total 12:21 休憩 2:49 歩行 9:32 CT 12:15 撮影 167枚
●三日目(8/9)
4:55 ヒサゴ沼 - 6:08-24 化雲岳 - 7:28-8:03 五色岳 - 8:30 忠別岳避難小屋分岐 - 9:39-58 忠別岳 - 10:32-41 忠別沼 - 12:47 高根ヶ原分岐 - 14:07 白雲岳避難小屋
Total 9:12 休憩 1:52 歩行 7:20 CT 8:40 撮影 152枚
●四日目(8/10)
4:32 白雲岳避難小屋 - 5:11 白雲岳分岐 - 6:34 北海岳 - 7:27 間宮岳 - 7:59-8:09 裏旭キャンプ地 - 8:58 旭岳 - 9:59 石室 - 10:15 旭岳ロープウェイ
Total 5:43 休憩 0:24 歩行 5:19 CT 5:45 撮影 36枚
4:31 望岳台 - 5:30 十勝岳分岐 - 6:39-7:15 ポンピ沢 - 7:55 美瑛岳分岐 - 8:45-9:02 美瑛富士分岐 - 9:24 美瑛富士避難小屋分岐 - 10:33 ベベツ岳 - 12:02-57 オプタテシケ - 14:04 双子池キャンプ地
Total 9:33 休憩 2:07 歩行 7:26 CT 9:20 撮影 161枚
●二日目(8/8)
4:37 双子池キャンプ地 - 6:24-32 コスマヌプリ - 9:59-10:14 三川台水場 - 10:29 三川台 - 13:00-19 南沼キャンプ場 - 13:51-14:04 トムラウシ - 14:28 北沼 - 16:23 ヒサゴ沼分岐 - 16:58 ヒサゴ沼キャンプ場
Total 12:21 休憩 2:49 歩行 9:32 CT 12:15 撮影 167枚
●三日目(8/9)
4:55 ヒサゴ沼 - 6:08-24 化雲岳 - 7:28-8:03 五色岳 - 8:30 忠別岳避難小屋分岐 - 9:39-58 忠別岳 - 10:32-41 忠別沼 - 12:47 高根ヶ原分岐 - 14:07 白雲岳避難小屋
Total 9:12 休憩 1:52 歩行 7:20 CT 8:40 撮影 152枚
●四日目(8/10)
4:32 白雲岳避難小屋 - 5:11 白雲岳分岐 - 6:34 北海岳 - 7:27 間宮岳 - 7:59-8:09 裏旭キャンプ地 - 8:58 旭岳 - 9:59 石室 - 10:15 旭岳ロープウェイ
Total 5:43 休憩 0:24 歩行 5:19 CT 5:45 撮影 36枚
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
※ルートは、ヤマプラを使って作成した。 ●一日目(8/7) 朝のうち、ガスがかかっていたが、徐々に晴れてきて、十勝岳、美瑛岳、美瑛富士を望むことができた。 特に目の前に大らかにそびえる美瑛富士は圧巻であった。 オプタテシケ山頂からは、トムラウシの相似峰を望むことができた。眼下には、広々とした草原が広がる。 そして、双子池キャンプ地に到着。ラジオを聞いてみると、集中豪雨の情報など入るが、幸運なことにここに雨が降ることはなかった。 結局、初のテン泊はたった一人であった。 ●二日目(8/8) 結構、ササが深かったりして大変だ。朝露で、結構濡れる。で、その朝露がかなりの量で、気付いた時にはすでに遅く、靴の中まで浸水していた。 稜線は展望も利いて、結構快適に歩ける。まさに人のほとんど通らない北海道の深奥の雰囲気を満喫できる。 三川台からは、楽しい高原歩き。笹原と湿原、お花畑の快適な稜線歩きになる。右手には、カールが切れ落ちて素晴らしい景色だ。 トムラウシ山頂からの展望は、ガスがかかったり晴れたりでイマイチ。 どのみち、トムラウシ山頂からの展望など、縦走路の素晴らしさから比べれば、大したことはない。 ロックガーデン、日本庭園と呼ばれる景色は素晴らしかった。だが、多少ルートが分かりづらいところがあった。 雪渓をくだって、ヒサゴ沼避難小屋にたどりついた。 避難小屋に余裕はあったが、せっかくテントを持ってきたのだからとテン泊する気になった。 ●三日目(8/9) 化雲岳はなだらかな丘であった。その丘の上には、化雲岩があり、その上に登ると360度の大パノラマが広がる。 圧巻は、目の前に広がるカールであった。残雪を抱き、先端には、屏風のように岸壁がそびえている。 周辺は草原で、南には、トムラウシ、北には、大雪山、そして、東側には湿原があるのであった。 360度、全方位に素晴らしい景色が広がるパノラマは、大雪山系随一、あるいは、日本一のパノラマと言えるかもしれない。 忠別岳の登り返しはつらかったが、後はなだらかな高原歩きで快適であった。 白雲岳避難小屋では、管理人に、天候の話を確認したが、どうやらこの日の午後には崩れる予定だったが、遅れているらしい。 その他にも8/5には、最低気温が5℃だったとか、いろいろ情報を聞いた。双子池、ヒサゴ沼、白雲岳避難小屋では、それぞれ標高や条件が違うので、気温差も結構あるようだ。 また、以前の遭難事故についても、そもそもツアーできる環境にないので、ツアーすること自体が危険極まりないものであるとのことであった。 管理人は、受付時以外の時間帯も歩きまわり、テン場の人にいろいろ指導しているようであった。 自分は、明日早く行動する必要があったし、悪天候の中、テントを撤収するのは、ごめんこうむるので、この日は避難小屋泊とした。(1000円。テン場は、300円) ●四日目(8/10) 今日は天候の回復は見込めそうにない。一番に白雲岳避難小屋を発つ。 最初は低木の中を進むので、それほど苦労はしない。雨もほとんど降っていない。気温は、多少低いが寒いという感じはない。だが、稜線に出るとかなりの風が吹き荒れる。白雲岳分岐から、北海岳を目指す。 視界はあまりよろしくない。コンパスをコマめに見て、後ろもしっかり振り返りながら、方向だけはしっかり見定めておく。とにかく、大変な風なので、コマめに休んでは、衣服の調整をしたり、朝食を摂ったりした。 この先、多少、踏み跡が不明瞭なところもあったが、何とか進むことができた。雨は多少降ることもあったが、土砂降りとはまでは行かなかった。風に対しては、取り合えず、体軸を傾ける程度で対処できたので、そこそこ歩くことはできた。最大風速20mというところだろうか? 裏旭キャンプ場地をすぎて、すぐ雪渓が現れた。雪渓には明確な踏み跡があり、かつ、ペンキがところどころにしてあって、迷うところはなかった。雪渓がなくなると、その先は、ロープが張ってあり、踏み跡も明確で迷う要素はまったくない。 せっかくの旭岳山頂は展望なし。さっさと、南に下るとすぐ金庫岩があり、ここから西の尾根に入る。 そして、石室が見えてくると、周りには観光客が散策している。そんな極端に風も強くない。係員に話を聞くと、ロープウェイ周辺の風は、風速10m程度とのことで、運航には余裕だそうだ。 ロープウェイを降りると、下界はうす曇りで、風も極端には強くはない。山頂との気候が極端だった。 |
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全く同じ年の6日後の13日に私もオプタテシケに登ったので、びっくりしました。
12日美瑛富士避難小屋まで登ったものの、暴風雨のため諦めて下山し、翌日快晴のもとオプタテシケに再度リベンジしたのです。北海道ならではのすばらしい稜線歩き、忘れられません。
オプタテシケからときどきトムラウシに行くすごい人もいると聞いていましたが、まさかそれがNYAAさまと知り、驚きました。
私は、ここを縦走するために、テントを買いました 国内でも有名な縦走コースですから、「コスマヌプリ」で検索すると、たくさんヒットします。
nyororoさんなら、美瑛富士避難小屋からヒサゴ沼避難小屋まで1日で行けると思うので、避難小屋泊装備で歩けると思います。そこがクリアできれば、ヒサゴ沼から旭岳ロープウェイはそんなに時間はかかりません。
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