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Yamareco

記録ID: 629100
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

北岳(奈良田から嶺朋尾根)

2015年05月03日(日) ~ 2015年05月04日(月)
 - 拍手
GPS
20:18
距離
50.1km
登り
3,941m
下り
3,927m

コースタイム

2015/05/03(日)
01:14 開運隧道出発
02:29 広河原までほぼ中間点
03:06 あるき沢橋バス停(池山吊尾根登山口)
04:10 小滝橋手前大規模崩落地点(チャリデポ) 04:22
04:35 広河原嶺朋尾根取り付き点(東屋で小休止/朝食)
04:50 嶺朋尾根取り付き
06:30 崩壊地
10:57 嶺朋ルート入口看板(小休止/昼食) 11:16
11:32 ボーコン沢ノ頭
12:35 八本歯ノ頭
13:00 八本歯のコル
13:35 トラバース道分岐
13:56 吊尾根分岐
14:33 北岳山頂(小休止) 14:44
14:59 両俣分岐
15:17 北岳肩ノ小屋
15:36 小太郎尾根分岐
16:41 白根御池小屋
17:19 広河原への下山中止、白根御池小屋へ戻る
17:50 白根御池小屋(冬期小屋泊)

2015/05/04(月)
04:52 白根御池小屋出発
05:42 第二ベンチ(小休止/パッキング) 05:54
06:11 第一ベンチ
06:34 二俣分岐
06:56 広河原山荘
07:02 嶺朋尾根取り付き点
07:17 大規模崩落地点(チャリ回収) 07:29
07:45 あるき沢橋
07:59 開運隧道までほぼ中間点
08:26 開運隧道帰着

注1:ルート図はGPSのログですが、トンネルや谷筋で衛星数が捕捉できず寸断された箇所やあばれている箇所はカシミールで修正をしています。
奈良田から広河原までの南アルプス公園線は、谷筋のルートであり誤差も大きく正確ではありません。

注2:コース時間は、ルートの上部はほぼ腐れ雪で苦しめられ、予定時間より大幅に遅れています。北岳山頂は予定時間より3時間近く遅れました。
コース時間は参考になりません。
天候 2015/05/03(日)
概ね快晴、広河原出発時マイナス1℃、14時頃より山頂付近ガスに覆われる。

2015/05/04(月)
未明まで小雨、5時頃に雨が上がりその後は快晴。
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
往路(5月2日):都内(12:15)−首都高速−中央道−甲府南IC−国道140号−国道52号−県道410号−県道37号−奈良田(15:55/199km)

復路(5月4日):奈良田(08:55)−県道37号−県道410号−国道52号−国道140号ー甲府南IC−中央道−境川PAー(小仏3キロ渋滞)−(高井戸9キロ渋滞)−首都高速−都内(13:15/400km)
コース状況/
危険箇所等
※奈良田まで
県道37号線にはコンビニはありません。国道52号線沿いのコンビニが最後です。
奈良田の第二駐車場は閉鎖されています。トイレも撤去されています。

※奈良田(開運隧道)から広河原
開運隧道は車両用ゲート、歩行者用扉ともに頑丈な鍵で施錠されており、外からゲートを開けることはできません。この時期はゲート番もいません。
奈良田から広河原への南アルプス公園線は、標高差約650メートル程、ほとんど上り坂です。開運隧道から野呂川発電所辺りまでは傾斜も緩いのでローギヤで乗っていきましたが、野呂川発電所から先は落石や倒木で道路が荒れており危険なので隧道内以外は押して行きました。傾斜も多少キツイです。
たくさんの隧道がありますが、すべて照明は点いていません。なかには1,000メートルを超える隧道(新鷲住トンネル?)もありチョット恐怖でした。天井には照明灯が設置されているので、この時期は消されているのでしょう。
道路一面に落石が散らばっている箇所多数、土砂が防護ネットごと道路の半分以上まで押し出している箇所が3、4箇所あります。谷筋ですので月明かりはありません。全体が見えないので怖いです。
そして広河原まで1キロ弱、小滝橋の100メートルほど手前で土砂や落石がガードレールを乗り越えており、完全に通行できない状態です。何とかチャリと一緒に越えられないかと試みましたが、暗い時間帯であり全容がつかめず、チャリは無理だと判断してここにデポすることにしました。
広河原まで15分程度、広河原に着いたころ明るくなってきました。

※広河原(嶺朋尾根取り付き)からボーコン沢ノ頭
奈良田方面から来ると、ヘリポートを過ぎた先に、二輪車(チャリ)も通行できないと書かれたゲートがあります。すぐ右手には東屋があります。このゲートから52歩あるいた左手に赤いペンキマークがあります。ここが嶺朋尾根の取り付き点です。
普段は登りでストックは出しませんが、今回チャリでだいぶ足を使ったので、取り付きからストックを出しましたが、四つん這いで登る箇所が多く、邪魔でした。
崩壊地の先から雪が出ましたが、これが大変なくせ者でした。踏み抜き多く、ほとんど片足がすっぽり埋まります。急登はアイゼンがないと滑りまくり、最後は右手にピッケル、左手にアイゼンという格好でした。
全体を通して目印が豊富で、迷うことはないと思いますが、この時期だけか目印が雪の下と思われ、全く目印が見つからない場所もありました。
嶺朋ルート入口の案内からボーコン沢ノ頭へは全く雪はありません。

※ボーコン沢ノ頭から北岳
八本歯ノ頭からの下降場所にはほとんど雪がなく、普通に降りることができました。コルからの登りもハシゴは露出していましたが、ところどころハシゴの基部に残雪も残っています。アイゼンは使用しませんでした。
北岳山頂直下に残雪が残っていて、急登で雪も緩んでいたので、アイゼンで登りました。
今回、池山吊尾根に2人の登山者がいたので、吊尾根から山頂間には唯一トレースがありました。

※北岳から白根御池小屋
北岳から先にはトレースらしきものはありませんでした。稜線の西側に付けられた登山道には雪はありませんが、稜線や特に東側にはたっぷりの残雪があります。
北岳肩ノ小屋はまだ雪に埋もれており、人の手は入っていません。冬期小屋へのハシゴが出ていたので覗いてみましたが、一階はまだ雪の中です。
小太郎尾根の分岐から草スベリを下りますが、東面のため雪の急斜面を下ります。吸い込まれるような急斜面にアイゼンを付けました。
白根御池小屋を過ぎれば夏道も出るだろうと広河原へ向かいましたが、豊富な残雪で倒された木や枝に行く手を阻まれ、思った以上に時間がかかり、日没までに安全な夏道までは無理と考え、白根御池小屋に引き返しました。

※白根御池小屋から奈良田(開運隧道ゲート)
白根御池小屋からはしばらくトラバース道で雪が不安定です。トレースが無いので、赤いマークが目印ですが、豊富ではありません。
雪で倒された木や枝がやっかいです。
第二ベンチまで来ると完全な夏道で雪はありません。
広河原山荘の自販機に期待しましたが、ブルーシートで覆われ、冬期休業中でした。
帰りはチャリをぶっ飛ばして1時間かな、、、っと思っていたらリアのブレーキがぶっ飛びました(なぜ?)。
フロントのブレーキだけでは急停止できないので、ゆっくりと下りましたが、1時間弱で戻ってきました。
半年ぶりの開運隧道です。奈良田第二駐車場が閉鎖されているため、この辺りで駐車スペースを探します。なんと...バス停の広場が駐車スペースに最適です。
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半年ぶりの開運隧道です。奈良田第二駐車場が閉鎖されているため、この辺りで駐車スペースを探します。なんと...バス停の広場が駐車スペースに最適です。
バスは6月まで来ません。駐車禁止の文字もありません。最初からここに駐めるつもりでしたが...
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バスは6月まで来ません。駐車禁止の文字もありません。最初からここに駐めるつもりでしたが...
橋の手前に発電所専用の駐車場があります。駐車禁止となっていますが、県外ナンバー車ですので恐らく登山者でしょう。地元釣り人の車は大門沢のゲート前に駐めています。
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橋の手前に発電所専用の駐車場があります。駐車禁止となっていますが、県外ナンバー車ですので恐らく登山者でしょう。地元釣り人の車は大門沢のゲート前に駐めています。
広河原まで17km、チャリを使って距離を稼ぎます。実際には17.8kmのようです。
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広河原まで17km、チャリを使って距離を稼ぎます。実際には17.8kmのようです。
現在、南アルプス公園線は冬期閉鎖中です。冬期閉鎖が解かれたその日からマイカー規制が始まります。車両用のゲートは頑丈なカギで施錠されています。
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現在、南アルプス公園線は冬期閉鎖中です。冬期閉鎖が解かれたその日からマイカー規制が始まります。車両用のゲートは頑丈なカギで施錠されています。
こちらは歩行者などの扉ですが、やはり頑丈なカギで施錠してあり、外から開けることはできません。冬期閉鎖中ですのでゲート番も入っていません。
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こちらは歩行者などの扉ですが、やはり頑丈なカギで施錠してあり、外から開けることはできません。冬期閉鎖中ですのでゲート番も入っていません。
明日のためにチャリを開運隧道の出口付近にデポします。まだ時間が早いのと新緑がきれいなので少し走ってみます。
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明日のためにチャリを開運隧道の出口付近にデポします。まだ時間が早いのと新緑がきれいなので少し走ってみます。
以前はなかったこのような標識が1km毎に広河原までありました。これは誰のための標識でしょうか。マイカー規制で一般の人は入れない、税金の無駄遣いのような気がします。
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以前はなかったこのような標識が1km毎に広河原までありました。これは誰のための標識でしょうか。マイカー規制で一般の人は入れない、税金の無駄遣いのような気がします。
5km地点で折り返して来ました。雨は降りそうもないので、開運隧道を出たすぐのガードレールにチャリをデポしました。
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5km地点で折り返して来ました。雨は降りそうもないので、開運隧道を出たすぐのガードレールにチャリをデポしました。
さて、車に戻って久々の一人宴会、早めに就寝します。
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さて、車に戻って久々の一人宴会、早めに就寝します。
1時15分、ヘッデンで開運隧道に入ります。月齢13.3で大きな月が出ているはずですが、山の陰で月明かりはありません。
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1時15分、ヘッデンで開運隧道に入ります。月齢13.3で大きな月が出ているはずですが、山の陰で月明かりはありません。
広河原までのほぼ中間点です。開運隧道から野呂川発電所辺りまでは傾斜もそれほどきつくないのでローギヤでチャリに乗ってきました。中間点から先は落石などで道路が荒れているので、随道内以外は大半押して行きました。
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広河原までのほぼ中間点です。開運隧道から野呂川発電所辺りまでは傾斜もそれほどきつくないのでローギヤでチャリに乗ってきました。中間点から先は落石などで道路が荒れているので、随道内以外は大半押して行きました。
途中、道路の中ほどまで土砂が押し出している箇所は何ヵ所かありましたが、ここは完全に道路を塞いでいるので、手前にチャリをデポすることにしました。(当日は暗かったので帰りに撮影しました)
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途中、道路の中ほどまで土砂が押し出している箇所は何ヵ所かありましたが、ここは完全に道路を塞いでいるので、手前にチャリをデポすることにしました。(当日は暗かったので帰りに撮影しました)
チャリをデポした地点から15分ほど、ヘリポートと広河原のアルペンプラザに向かう野呂川の橋です。
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チャリをデポした地点から15分ほど、ヘリポートと広河原のアルペンプラザに向かう野呂川の橋です。
園内にはチャリも含めてこのゲートで規制されています。このゲートから52歩あるいた所が嶺朋尾根の取り付き点です。
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園内にはチャリも含めてこのゲートで規制されています。このゲートから52歩あるいた所が嶺朋尾根の取り付き点です。
ゲートのすぐ右手に東屋があるので、ここで朝食を摂ります。
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ゲートのすぐ右手に東屋があるので、ここで朝食を摂ります。
現在の気温はマイナス1℃、それほど寒くはありません。
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現在の気温はマイナス1℃、それほど寒くはありません。
ゲートから52歩、この赤いマークが嶺朋尾根の取り付き点です。初っぱなから急登です。四つん這いで登る箇所が多いので、ストックはあった方がいいか、ない方がいいか微妙です。
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ゲートから52歩、この赤いマークが嶺朋尾根の取り付き点です。初っぱなから急登です。四つん這いで登る箇所が多いので、ストックはあった方がいいか、ない方がいいか微妙です。
薄い踏み跡のようなものはありますが、登山道のようなものはありません。赤いマークが頻繁にあるので、コースを外すようなことはないと思います。
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薄い踏み跡のようなものはありますが、登山道のようなものはありません。赤いマークが頻繁にあるので、コースを外すようなことはないと思います。
崩壊地に来ました。ルートは崩壊地の脇を通っていますが、近づかなければ危険はありません。
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崩壊地に来ました。ルートは崩壊地の脇を通っていますが、近づかなければ危険はありません。
覗いてみましたが下まで見えません。こんなことをすると危険です。
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覗いてみましたが下まで見えません。こんなことをすると危険です。
崩壊地の上辺りから雪が出始めました。まだ気温が低いので、それほど沈まずに歩けます。
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崩壊地の上辺りから雪が出始めました。まだ気温が低いので、それほど沈まずに歩けます。
急登でアイゼンとピッケルを出しましたが、このさき地面が露出している箇所もあり、アイゼンは途中で外しました。
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急登でアイゼンとピッケルを出しましたが、このさき地面が露出している箇所もあり、アイゼンは途中で外しました。
頭の上からは眩しい日差しが照りつけ、雪の状態が悪くなってきました。
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頭の上からは眩しい日差しが照りつけ、雪の状態が悪くなってきました。
だいぶ高度を上げてきました。北岳山頂が見えました。
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だいぶ高度を上げてきました。北岳山頂が見えました。
この辺りはシャクナゲの上に雪が乗っており、気をつけないと腰まで潜ります。
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この辺りはシャクナゲの上に雪が乗っており、気をつけないと腰まで潜ります。
登ってきたところを振り返ります。ハイマツに近づくとズボズボです。
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登ってきたところを振り返ります。ハイマツに近づくとズボズボです。
北岳が近いです。
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北岳が近いです。
甲斐駒も頭を出しています。
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甲斐駒も頭を出しています。
鳳凰は雪が溶けたように見えます。
8
鳳凰は雪が溶けたように見えます。
気温もだいぶ上昇してきました。ここから腐れ雪に痛めつけられました。
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気温もだいぶ上昇してきました。ここから腐れ雪に痛めつけられました。
トレースが無いのでどこでも歩けますが、稜線上が最も沈みませんでした。最も沈まない状態がコレです。
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トレースが無いのでどこでも歩けますが、稜線上が最も沈みませんでした。最も沈まない状態がコレです。
やっと見えました。嶺朋尾根のテッペン。踏み出した途端、腰までズボ!
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やっと見えました。嶺朋尾根のテッペン。踏み出した途端、腰までズボ!
嶺朋尾根のテッペンです。なんと取り付きからここまで6時間、計画より2時間も遅れています。お腹もペコペコ。
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嶺朋尾根のテッペンです。なんと取り付きからここまで6時間、計画より2時間も遅れています。お腹もペコペコ。
まずは北岳に乾杯!
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まずは北岳に乾杯!
シャリバテ気味なので、毎度質素なカップラを頂きます。
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シャリバテ気味なので、毎度質素なカップラを頂きます。
東斜面はまだ残雪が豊富です。草すべりは真っ白ですので、沢筋は相当雪があるものと思われます。
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東斜面はまだ残雪が豊富です。草すべりは真っ白ですので、沢筋は相当雪があるものと思われます。
鳳凰三山。オベリスクがちょこっと頭を出しています。
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鳳凰三山。オベリスクがちょこっと頭を出しています。
甲斐駒に雲が上がって来ました。奥に見えるのは八ヶ岳です。
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甲斐駒に雲が上がって来ました。奥に見えるのは八ヶ岳です。
今年の富士山は雪が少ないです。このGWは、沢山の登山者が登っていることでしょう。
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今年の富士山は雪が少ないです。このGWは、沢山の登山者が登っていることでしょう。
白根御池小屋が見えます。左側からの沢筋を滑り下りてくる予定ですが...時間的にチョット心配です。
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白根御池小屋が見えます。左側からの沢筋を滑り下りてくる予定ですが...時間的にチョット心配です。
さて、嶺朋尾根を後にしてボーコン沢ノ頭へ向かいます。
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さて、嶺朋尾根を後にしてボーコン沢ノ頭へ向かいます。
ボーコン沢ノ頭から八本歯へ向かう吊尾根と北岳。
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ボーコン沢ノ頭から八本歯へ向かう吊尾根と北岳。
ボーコン沢ノ頭から望む間ノ岳と農鳥岳。
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ボーコン沢ノ頭から望む間ノ岳と農鳥岳。
間ノ岳、弘法小屋尾根が気になります。いつか...
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間ノ岳、弘法小屋尾根が気になります。いつか...
農鳥岳は東斜面の雪が少ないような気がします。
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農鳥岳は東斜面の雪が少ないような気がします。
それでは八本歯ノ頭へ向かいます。八本歯ノ頭からコルへ降りる所の雪の付き方がチョット心配でした。
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それでは八本歯ノ頭へ向かいます。八本歯ノ頭からコルへ降りる所の雪の付き方がチョット心配でした。
八本歯ノ頭ですが、間ノ岳も農鳥岳も稜線はガスに覆われてしまいました。
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八本歯ノ頭ですが、間ノ岳も農鳥岳も稜線はガスに覆われてしまいました。
第四尾根に人影が見えた気がしたのでアップで撮ってみましたが、コンデジでは精一杯。気のせいだったのか拡大しても写っていません。
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第四尾根に人影が見えた気がしたのでアップで撮ってみましたが、コンデジでは精一杯。気のせいだったのか拡大しても写っていません。
八本歯ノ頭からコルへの下り、全く雪が無くて一安心。
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八本歯ノ頭からコルへの下り、全く雪が無くて一安心。
八本歯ノコルを俯瞰します。
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八本歯ノコルを俯瞰します。
八本歯ノコル、このとき頭の中は帰りの時間との戦い。雪にもよるが白根御池小屋経由の広河原は時間的に厳しい感じがしてきました。いっそ吊尾根をあるき沢橋まで歩くか...
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八本歯ノコル、このとき頭の中は帰りの時間との戦い。雪にもよるが白根御池小屋経由の広河原は時間的に厳しい感じがしてきました。いっそ吊尾根をあるき沢橋まで歩くか...
ここを下るのが一番早そうですが...大樺沢を覗き込む。
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ここを下るのが一番早そうですが...大樺沢を覗き込む。
ハシゴの基部辺りには雪もまだ残っています。ときどきズボっと、気が抜けません。
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ハシゴの基部辺りには雪もまだ残っています。ときどきズボっと、気が抜けません。
吊尾根の分岐まで登ってきました。分岐には雪は全くありません。ここまで出会った登山者は吊尾根で二人、二人とも池山御池にテントを張って、北岳のピストンのようです。
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吊尾根の分岐まで登ってきました。分岐には雪は全くありません。ここまで出会った登山者は吊尾根で二人、二人とも池山御池にテントを張って、北岳のピストンのようです。
北岳山頂直下、雪がグズグズ、ここはさすがにアイゼンを出しました。
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北岳山頂直下、雪がグズグズ、ここはさすがにアイゼンを出しました。
北岳山頂、だれもいません。ガスガスで何も見えません。
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北岳山頂、だれもいません。ガスガスで何も見えません。
山頂標が新しくなっていました。この場所は3回目ですが、今回も「来ただけ」
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山頂標が新しくなっていました。この場所は3回目ですが、今回も「来ただけ」
ガスが濃くなると雷鳥も安心して出てきます。すぐ前にメスの雷鳥もいます。
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ガスが濃くなると雷鳥も安心して出てきます。すぐ前にメスの雷鳥もいます。
北岳から先にはトレースはありません。北岳肩ノ小屋は大半が雪の中です。念のため冬期小屋を確認して覗いてみました。雪深く、小屋を越えるのが大変でした。越えてから振り返って撮りました。
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北岳から先にはトレースはありません。北岳肩ノ小屋は大半が雪の中です。念のため冬期小屋を確認して覗いてみました。雪深く、小屋を越えるのが大変でした。越えてから振り返って撮りました。
小太郎尾根の分岐です。小太郎山までの稜線上には雪はありませんが、草すべりの沢筋はタップリの雪が付いています。
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小太郎尾根の分岐です。小太郎山までの稜線上には雪はありませんが、草すべりの沢筋はタップリの雪が付いています。
距離があるので吸い込まれそうです。アイゼンを付けて駆け下りて来ました。草すべりの中ほどで上を見上げて撮りました。夏道は雪の下で全くわからないのでGPSを見ながら下りました。
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距離があるので吸い込まれそうです。アイゼンを付けて駆け下りて来ました。草すべりの中ほどで上を見上げて撮りました。夏道は雪の下で全くわからないのでGPSを見ながら下りました。
もう少し下って左手の沢に移ります。真っ直ぐに下ると大樺沢まで降りてしまいます。
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もう少し下って左手の沢に移ります。真っ直ぐに下ると大樺沢まで降りてしまいます。
左手の沢に移って、このまま下ると白根御池です。左にシリセードのような跡が見えますが、落石が落ちていった後です。小枝や小石が散らばっているので、シリセードができません。
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左手の沢に移って、このまま下ると白根御池です。左にシリセードのような跡が見えますが、落石が落ちていった後です。小枝や小石が散らばっているので、シリセードができません。
落石が白根御池の手前で止まっていました。こんな石に直撃されたひとたまりもありません。
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落石が白根御池の手前で止まっていました。こんな石に直撃されたひとたまりもありません。
白根御池、時間は16時40分、明るい内に第二ベンチまで行ければ、あとはヘッデンでも下れる。っと思い先を急ぎましたが、この先最悪。雪多く踏み抜き地獄、トレースなし、雪で倒された木々が行く手を阻む。
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白根御池、時間は16時40分、明るい内に第二ベンチまで行ければ、あとはヘッデンでも下れる。っと思い先を急ぎましたが、この先最悪。雪多く踏み抜き地獄、トレースなし、雪で倒された木々が行く手を阻む。
白根御池小屋から40分程先へ進みましたが、明るい内に難所を突破するのは無理と判断して、小屋の近くでビバークするつもりで戻って来ました。小屋泊は考えていなかったので下調べはしていませんでしたが、なんと冬期小屋がありました。
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白根御池小屋から40分程先へ進みましたが、明るい内に難所を突破するのは無理と判断して、小屋の近くでビバークするつもりで戻って来ました。小屋泊は考えていなかったので下調べはしていませんでしたが、なんと冬期小屋がありました。
だいぶガスが降りてきました。白根御池から見た右にバットレスと正面に八本歯。今晩は冬期小屋をお借りしてゆっくりと休みます。
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だいぶガスが降りてきました。白根御池から見た右にバットレスと正面に八本歯。今晩は冬期小屋をお借りしてゆっくりと休みます。
朝、4時半頃です。小雨が降っています。沢に白い筋がありますが、あれが昨日の落石の跡です。
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朝、4時半頃です。小雨が降っています。沢に白い筋がありますが、あれが昨日の落石の跡です。
お世話になりました冬期小屋。二階にあり、とても広くてきれいな部屋で、きれいな毛布もあり温かく休むことができました。昨日しんどかった両足も復活しました。
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お世話になりました冬期小屋。二階にあり、とても広くてきれいな部屋で、きれいな毛布もあり温かく休むことができました。昨日しんどかった両足も復活しました。
冬期小屋のトイレもきれいです。恐らく、ほとんど利用されていないのでしょう。
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冬期小屋のトイレもきれいです。恐らく、ほとんど利用されていないのでしょう。
昨日、白根御池小屋へ戻る途中、この沢で水を1.5リットル給水して、沸騰して使用しました。
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昨日、白根御池小屋へ戻る途中、この沢で水を1.5リットル給水して、沸騰して使用しました。
難所を通過して、雪はだいぶ減りましたがトラバース道にはまだまだ雪がありました。
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難所を通過して、雪はだいぶ減りましたがトラバース道にはまだまだ雪がありました。
尾根筋に出ると雪は極端に少なくなりました。大樺沢が見えました。ガスがかなり下まで降りています。
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尾根筋に出ると雪は極端に少なくなりました。大樺沢が見えました。ガスがかなり下まで降りています。
第二ベンチまで来ると雪は全くありません。ここでレインウエアを脱いで、ピッケルをストックに変えました。
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第二ベンチまで来ると雪は全くありません。ここでレインウエアを脱いで、ピッケルをストックに変えました。
木々の間から眩しい太陽が顔を出しました。ガスも急速に上がり始め、今日もいい天気になりそうです。
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木々の間から眩しい太陽が顔を出しました。ガスも急速に上がり始め、今日もいい天気になりそうです。
昨晩の雨のお陰でしょう、新芽もしっとりとしているような気がします。
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昨晩の雨のお陰でしょう、新芽もしっとりとしているような気がします。
広河原山荘まで下ってきました。自販機に期待をしたのですが、ブルーシートで覆われていました。広河原山荘は冬期閉鎖中です。
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広河原山荘まで下ってきました。自販機に期待をしたのですが、ブルーシートで覆われていました。広河原山荘は冬期閉鎖中です。
アルペンプラザの方にも人影は見えません。野呂川の流れと鳥のさえずりが聞こえるだけです。
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アルペンプラザの方にも人影は見えません。野呂川の流れと鳥のさえずりが聞こえるだけです。
さて帰りますか...今年も沢山の人がこの吊り橋を渡るのでしょうネ。
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さて帰りますか...今年も沢山の人がこの吊り橋を渡るのでしょうネ。
嶺朋尾根の取り付き点です。吊り橋を渡って5分位です。未明までの雨のせいか新緑がきれいです。いまこの時間は快晴です。
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嶺朋尾根の取り付き点です。吊り橋を渡って5分位です。未明までの雨のせいか新緑がきれいです。いまこの時間は快晴です。
奈良田からバスに乗って、広河原のバスターミナルに行くにはこの橋で野呂川を渡りますが、この橋も冬期閉鎖されています。右手の扉が開いているので歩行者は通行できそうです。
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奈良田からバスに乗って、広河原のバスターミナルに行くにはこの橋で野呂川を渡りますが、この橋も冬期閉鎖されています。右手の扉が開いているので歩行者は通行できそうです。
昨日の朝、チャリをデポした土砂崩れの地点です。よく見ると大半は雪のようです。昨日は暗い中で状況がよく判りませんでした。
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昨日の朝、チャリをデポした土砂崩れの地点です。よく見ると大半は雪のようです。昨日は暗い中で状況がよく判りませんでした。
ここも暗い中通過したのでよく判りませんでしたが、いまでも小石がパラパラ落ちてきます。
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ここも暗い中通過したのでよく判りませんでしたが、いまでも小石がパラパラ落ちてきます。
これは修復が大変そうです。
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これは修復が大変そうです。
あるき沢橋のバス停です。ここは池山吊尾根の登山口です。吊尾根で会った二人の登山者は、池山尾池でテントを張っていると言っていましたが、この時期はここから北岳を目指すのが正解ですネ。
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あるき沢橋のバス停です。ここは池山吊尾根の登山口です。吊尾根で会った二人の登山者は、池山尾池でテントを張っていると言っていましたが、この時期はここから北岳を目指すのが正解ですネ。
チェーンアイゼン(グレー袋)と軽アイゼン(赤袋)が落ちていました。バス停の基部にありますので、心当たりの人は工事車両などが入る前にどうぞ...
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チェーンアイゼン(グレー袋)と軽アイゼン(赤袋)が落ちていました。バス停の基部にありますので、心当たりの人は工事車両などが入る前にどうぞ...
今回怖かったトンネルがこれです。全長1,040メートル?、真っ暗です。照明灯はあるので消されているようです。ときどき非常電話がありますが、距離が長いので暗い中で平衡感覚を保つのが難しいです。
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今回怖かったトンネルがこれです。全長1,040メートル?、真っ暗です。照明灯はあるので消されているようです。ときどき非常電話がありますが、距離が長いので暗い中で平衡感覚を保つのが難しいです。
奈良田までの中間点まで来ました。リアブレーキが壊れて機能しないので、ゆっくり来ましたが、後30分程度、ほとんど下り坂なので広河原から1時間ほどで奈良田まで帰れそうです。
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奈良田までの中間点まで来ました。リアブレーキが壊れて機能しないので、ゆっくり来ましたが、後30分程度、ほとんど下り坂なので広河原から1時間ほどで奈良田まで帰れそうです。
開運隧道まで戻りました。お疲れ〜...
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開運隧道まで戻りました。お疲れ〜...
お世話になったバス停駐車場を後に、まずはインターネットが繋がる境川PAまで飛ばします。
4
お世話になったバス停駐車場を後に、まずはインターネットが繋がる境川PAまで飛ばします。

感想

当初、このコースを日帰りの予定だった。
嶺朋尾根の読みも甘かった。最終的に北岳山頂に着いた時間は、計画よりも3時間遅れていた。それでも広河原まで下れば、奈良田までは舗装道路の下り坂、日が落ちても楽勝で帰れると思っていた。

開運隧道から広河原への南アルプス公園線、以前チャリでチョコッと走ったことがある。きれいに舗装され、ガードレールも全線設置された県道で、危険箇所は無いと思っていた。
野呂川発電所までは多少の落石はあったが、アップダウンもそれほど無く、チャリをこいで行った。それでも9キロ、歩くのとは違う足をだいぶ使った。
野呂川発電所を過ぎると道路状況は一転、落石がゴロゴロ、何回か石に乗り上げ、危険を感じてチャリを降りて押していった。途中、道路の中央以上に土砂や落石、倒木などが押し出している箇所もいくつかあり、緊張して通過した。
そして目の前には身長を遙かに超える壁があった。暗闇の中、チャリのライトとヘッデンではこれが何かを理解するのに時間が必要だった。山側からの土砂がガードレールを乗り越えている。真っ暗の中、チャリで越えるのは無理と判断するまで、かなり時間がかかったようだ(実際には十数分)。帰りもここを越えることを考え、土砂崩れの手前にチャリをデポすることにした。

嶺朋尾根、読みが甘かった。
雪が無ければ目印も豊富でそれほど難しいルートとは思わないが、全体的に急登であり明確な登山道というような道は無い。朝の早い時間は氷点下で雪も締まっていたが、樹林帯を越えて日差しが強くなると、ズボズボ、、、一足ごとに心が折れる。
今回、登山者に会ったのは池山からの吊尾根で2人のみ、いずれも池山の小屋でテントを張っているという。この時期の北岳は吊尾根ピストンが無難かも。

北岳山頂で予定より3時間遅れている。吊尾根に戻り下るか、予定通り白根御池に下るか迷ったが、とりあえず北岳肩ノ小屋まで行ってみることにする。こちら側にはトレースは全くない。肩ノ小屋は大半雪に埋もれていた。冬期小屋へのハシゴが見えていたので覗いてみるが人の気配はない。すでに15時を過ぎているので小屋泊も考えた。
雪深く肩ノ小屋を越えるのも難所、小太郎尾根の分岐までは西側を行くので雪はほとんど無い。分岐からは白根御池小屋へ東側になる。一面に広がる雪の急斜面、アイゼンを付け、右手にピッケル、左手にGPS、大樺沢まで降りないように注意しながら白根御池小屋へ向かう、、、っというよりほとんど滑り落ちる。
白根御池小屋、16時半を過ぎていた。ここでビバークを考えたが、1時間も行けば夏道になるだろうと甘い考えをした。ところがここからが難路、トラバース道には雪は豊富で倒された木々が行く手を阻む、40分ほど来たところで日没までにこの悪路を抜けられないと思い、下山を断念、白根御池小屋まで戻ることにした。無理はしない。

戻ると決めたとき、白根御池小屋か少し手前にある沢の橋下にツエルトを張ることを考えていた。残り水はほとんど無かった。ビバーク候補の沢には雪解けの水が豊富に流れていた。まだ明るいので、ここで水を1.5リットル補給して白根御池小屋まで戻ることにした。
小屋に戻ってビバーク地を探していると「冬期小屋二F」の看板を見つけた。
小屋泊は夏の十代の頃に一度のみ、冬期はほとんどテン泊だったので冬期小屋は初めて。恐る恐る覗いてみると、中は広くてきれい。もちろん宿泊者は他にいない。記録帳を見ると、2014年冬期に2名、2015年は私が初めて?
きれいな毛布も6枚置かれていて、#3シュラフと毛布で暖かく眠れました。場所的に冬期小屋を利用する人は少ないと思いますが、このような宿泊場所を無料で提供して頂き、大変ありがたく感謝いたします。冬期専用のトイレもきれいでした。

結果論ですが、あのまま下山を決行していても、明るい内に第二ベンチまで行け、日没ギリギリで広河原まで降りられ、日帰りができたと思います。
でも無理はしません。まさか冬期小屋に宿泊するとは思いませんでした。これほど快適とは思いませんでした。そして南アルプス公園線、未明までの雨で新緑がきれいでした...

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コメント

久しぶりにコメントします。
以前、「私たち夫婦では、奈良田からでは、一日で北岳まで届きません。」とコメントを返したような記憶があります。(当然、肩の小屋か北岳山荘テント)
そう、キタダケソウの時期、バスが動く直前だったですね。
いろいろ、調べた結果のコメントでした。開運隧道からの北岳は、池吊を使ったとしても、長い、長すぎ。
しかも、標高差は、黒戸尾根同様。

僕は、もう体力が落ちてしまって、挑戦する気にもなりませんが、それじゃいかんかな。
本当に、わくわくするレコをありがとうございました。
2015/5/6 18:51
毎回驚かされます
hottenさん、こんばんは!

このレコに、いつものお茶らけコメントは出来ませんね
シリアス過ぎて、長時間を掛け読んでいました。
やはり人が入っていない区間、当たり前ですが困難な状況が
待ち受けていますね
こんな所を日帰りしようと考えるのは、雪を見ると無性に山に登りたく
なるhottenさんだけでしょう

刻々と変わる山の状況に的確に対応され、相変わらずお見事ですね!
常人ではパニックに陥りそうな気がします。
凄い方と、コメのやり取りが出来、光栄ですよ!
連休の大冒険!お疲れ様でした
2015/5/6 20:45
珍しくお泊り?
hottenさん、こんばんは。

山行記録リストでタイトルを見て、おや?仕事の状況が変わったのかしらん?
と思いましたが、そういうことでしたか
大変でしたね...
ワタシも先日同じようにズボズボの腐れ雪に苦戦してビバークを考えたので、よくわかります。

広河原での気温が-1℃ってそんなに低かったんですか?
前日の同じ時間帯の上高地ではたぶん10℃前後だったと思いますので南アの方が寒いなんて驚きです。でも日中はかなり暑かったのでは?

バス開通前の奈良田からのアプローチにチャリを使うのはほかのレコでも見たことがあって、ワタシも検討してるんですけど、昨年GWの家族旅行で近くに来たときに偵察しましたが、開運隧道のゲートを見て、チャリかついでこれを超えるのは厳しいな〜、と思ったのですが、hottenさん、かついで超えたんですか?!

嶺朋ルートも狙ってたのでとても参考になりました。
この時期はやめとこうと思います。

まとまりのないコメントですみません。
いろいろと参考になるレコありがとうございました。

ところで、仕事、だいじょうぶだったんでしょうか...
2015/5/6 23:37
ricalojpさん...
当初の計画は、義盛新道から池山吊尾根で北岳に登り、嶺朋尾根を下ることを考えていました。
問題は、吊尾根の長さと、広河原とアルキ沢橋の距離が長い。
この時期の北岳を日帰りするには、どうしてもチャリを使う必要があるので、広河原からの周回になってしまいました。
まだ広河原からはほとんど人が入っていないようです。

ricalojpさん...まだまだ若いんだから、弱気にならず挑戦して下さいよ
2015/5/7 8:51
tailwindさん...
山業ではなく悪業と言われそうです

雪のいい時期になかなか遠出ができないので、たまったガス抜きにチョットがっつりした山行をしたくなります。最も、こんな山行ばかりしていたら、身が持ちませんが

しかし山頂ポーズは格好いいし、流行りそうですネ
満州からの帰還兵にはとても真似はできません
2015/5/7 9:09
kanosukeさん...
六百山と霞沢岳のハードなレコ拝見してきました。
やはりハイマツと腐れ雪に苦しめられたようですネ

信州は暑かったようですネ...
私は久しぶりの一人宴会でうたた寝をしてしまい、夜中に寒くて目を覚まし、風邪を引いてしまいました
山行中も日差しは強かったですが、ソフトシェルを脱ぐことはありませんでした。

開運隧道のゲートですが...
「頑丈な鍵で施錠されており、外からゲートを開けることはできません」がヒントです

仕事...ご心配を頂きありがとうございました。
2015/5/7 10:25
比較にはなりません・・
御無沙汰しております、hottenさん

同じ頃に比較的近くから、お互いにガスに覆われていく山頂を恨めしく眺めていたのは偶然の一致ですが、アプローチとルートの困難さは桁違いです。

でも、無人の北岳は少し羨ましいシチュエーションかも

お疲れ様でした!
2015/5/7 11:44
1955さん...
この時期と言わず、塩見岳は結構きついですよ
特に最後の岩場、雪が付いていなくてよかったですネ。

塩見小屋が使えない状態であの時間に山頂ですから...恐れ入りました 。
三伏峠まで距離長いですから
日没帰還、決して褒められませんがよく頑張りましたネ
スゴイですよ
2015/5/7 15:30
ゲスト
hottenさんが日帰りでないの初めて見ました。
hottenさん お仕事少し落ち着かれましたか。
北岳に登るのに、ただ池山吊尾根でいかないところが山屋さんです。嶺朋尾根も最近は登る人が増えてきていますが、積雪期は考える人は少ないのでは。更に義盛新道って??
 それにしても土砂の堆積がすごいですね。冬季でも工事で車が入っているイメージがあったのでなおのこと驚きました。
自分は事情があってGWは雪稜にでかけられなかったのでガスってる北岳の山頂にちょっといやされました
hottenさん、すみません。そしてお疲れ様でした。
2015/5/7 17:52
metaさん...
山中泊は、ほんとうに久しぶりです
この職務になって20年近いので、最後のテン泊は忘れてしまいました

北岳は日帰り予定だったので、嶺朋尾根の腐れ雪には参りました。
でも、気持ちのいい山中泊ができたので、またテントや冬期小屋を考えてみたいと思います。
車に積んでいるパソコンが、登山口で使えれば、もっとゆっくり下山もできるのですが...

義盛新道...池山吊尾根に行くルートは複数あったようですが、いまの地図に記載されているのは歩き沢橋からのルートで、このルートが義盛新道と呼ばれているようです。

GWは残念でしたネ
でも私はメタさんの冬期アクティブなレコを指をくわえて見ていましたよ
2015/5/8 7:41
hottenさん、こんばんは。
遅レスですみません。 いつもコメを受け付けておられないhottenさんが たまに受け付けられるとコメが一杯なんで ご面倒おかけしちゃうかな〜  ッと思って 止めようかなと思いましたけど、 お仕事が一段落されたようで・・・・
相変わらず 激烈ですね。 チャリを使ってと云いながらも奈良田から 嶺朋ルートで日帰り周回の計画なんて・・・ 信じられませんね。 (以前 私が確か4年前の7月に池山尾根を行った時にFutaroさんと仰る方が夜叉神-鳳凰三山-両俣-北岳-池山尾根を日帰りでやっておられ ビックリ仰天したことがありますけど それに負けず劣らずですね。)
最近 ヤマレコですごい人だな〜、 大丈夫かな〜 っと思っている方たちがよく遭難されてますので くれぐれも用心して楽しんでくださいね。 天気がそんなに崩れずよかったですね。 写真、 堪能させていただきました。 ありがとうございます。
嶺朋ルートには 興味がありましたが レコを拝見すると結構きつそうですね。 年寄りには無理そうなので諦めておきます。 ボーコン沢ノ頭からまた北岳を眺めてみたいので チャンスがあれば池山尾根でやってみたいですね。 アーベントとモルゲンロートを期待して・・・
2015/5/10 22:56
ijikemusiさん...
おはようございます!
コメントありがとうございます。

嶺朋ルートは、他のルートより急登ですが、雪がなければ池山吊尾根より時間的にも早くボーコン沢ノ頭に立てますので、時間稼ぎにはいいルートだと思います。
樹林帯を抜ければ常に北岳を見ながら登るルートなので、お奨めのルートです。
嶺朋尾根のテッペンには、幕営に適した場所がいくつもあるので、きっと多くの人がアーベントとモルゲンロートを楽しんでいると思います。

> 相変わらず 激烈....
冬場のガス抜きにチョットがっつり歩きましたが、決して無理はしません。
いつでもビバークできる用意はしていますし、時間や距離と競走をしようとも思っていません。
私はijikemusiさんの登山スタイルが好きですネ...次の計画楽しみにしています。
2015/5/11 8:49
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