ハイマツと残雪の稜線歩き 木曽駒ヶ岳(桂小場)
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- GPS
- 10:35
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 1,864m
- 下り
- 1,859m
コースタイム
- 山行
- 10:03
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 10:34
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
浜松→R151→R153→伊那市→R202広域農道→小黒川キャンプ場→桂小場 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト:登山口の東屋 危険個所:特になし 道の状況:よく整備されている ■桂小場〜大樽避難小屋 歩きやすい樹林帯 ■大樽避難小屋〜胸突ノ頭 残雪が多く、たまに踏み抜く ■胸突ノ頭〜西駒山荘 夏道は雪のトラバースになる ■西駒山荘〜濃ケ池分岐 快適な稜線あるき ■濃ケ池分岐〜木曽駒ヶ岳山頂 馬の背の岩稜帯あり ※稜線は雪があったりなかったり、アイゼンなしでもいけるくらい |
その他周辺情報 | 温泉:まつかわ温泉 清流庵 400円 |
写真
感想
桂小場の登山口から雑木林を進むとすぐに、「この先崩壊地・迂回路あり」の看板があった。登りでは高巻きで進み、帰りは通ってみたが全く問題ないレベルでした。
独特のコクがあるという、ブドウの泉では湧水?が豊富でとても美味しかったです。野田場の水場では、水筒を一杯にするのには時間が掛かるような量でした。
高速道路のような歩きやすい道が続いて、幾つかの分岐を過ぎると大樽の避難小屋に到着する。国定公園らしくトイレは環境に配慮して、用意してある袋に入れてポリバケツに入れるようになっていた。
ここからは残雪が増えてきて、キックステップで進みながらも時々踏み抜くという、やっかいな雪でした。ストックを使わずに心臓破りの胸突八丁の急坂を進んだのでバランスを崩し、結果的に体力を削られました。
やっとの事で胸突ノ頭に到着すると森林限界は間もなくで、分水嶺の標識があるところで主稜線に合流する。思ったよりも雪が少なく南アルプスと富士山を左に見ながらの稜線歩きが始まる。右手には今なお噴煙を上げる御嶽山が迫り、右後方には乗鞍岳と槍ケ岳を望めてテンションがあがる。
西駒山荘へは将棊頭山の下をトラバースで進むのが夏道である。どんなものか進んでみるが次第に斜面は急になってきたので、慌ててアイゼンを装着して将棊頭山経由に変更しました。
本峰が見えていて近いようでいて、なかなか近づかない。この感覚はアルプス特有のものか、シャリバテかと思い途中で風を避け岩陰で昼ごはんにする。少し休むと完全復活し、山頂には12時前に到着することができた。
千畳敷から上がってくる方で、賑やかかと思いましたが一組だけと広い山頂は、ほぼ独占でした。
このコースは、地元の中学生が毎年集団登山するので余裕かと思っていましたが、なかなかタフでした。余裕があれば宝剣岳も往復しようと思っていましたが、早々に諦めました。南アルプスの鳳凰三山を夜叉神から登るルートと似ているので、観音岳まで日帰りくらいの基準かなと思いました。
木曽駒ヶ岳は初めて登ったアルプスで、翌年は山頂でテントを張りました。
その後に他の山々を知るようになりすっかり遠のいていましたが、浜松から有料道路を使わずに3時間半で来られるので、今シーズンに何度か訪れたいと思いました。
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