将棊頭山〜木曽駒ヶ岳(桂小場からピストン)
- GPS
- 12:42
- 距離
- 23.0km
- 登り
- 2,095m
- 下り
- 2,084m
コースタイム
- 山行
- 11:21
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 12:42
天候 | 晴れ 稜線ではやや風強し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
下記はあくまでも本日(1/27)現在の状況です。 今後降雪や気候の変化があると状況は一変すると思われます。ご自身で最新の情報を入手してください。 【桂小場〜野田場】 雪が踏まれた状態。朝は凍結しますのでチェーンスパイクなどが有効だと思います。 【野田場〜大樽避難小屋】 馬返しを過ぎると徐々に雪量が増えます(20〜30cm程度)が、前日までのトレースのおかげで歩きやすい状態でした。 【大樽避難小屋〜将棊頭山】 積雪は40〜60cm程度。雪は新しく落ち着いていませんが、しっかり踏まれており、歩くのに苦労はしませんでした。稜線に出ると雪はよく締まっています。 【将棊頭山〜木曽駒ヶ岳】 クラスト状に固まった上に数日前の新雪が乗った状態。アイゼンでも歩けましたが(ときどき沈む)、ワカンが快適でした。馬の背およびその前の急斜面は今日は凍っておらず、昇降にはそれほど苦労しませんでした。 |
写真
感想
同じ時期に同じ山に登ってもかなり時間がかかるようになってしまった。甲斐駒(黒戸尾根)は一昨年 → 昨年 → 今年で山行時間が1時間ずつ増えている。先日登った天女山からの権現岳、一昨年と比べて2時間も多くかかったことに愕然とした。(いずれも体調はよく、雪も歩きやすい状態だったにも関わらず、だ)骨折のブランクによるものか、あるいは単純に加齢による体力の衰えか。
毎冬足を運ぶ「桂小場〜木曽駒ヶ岳」、とりあえずスタートを昨年より1時間早めてみる。それでも下山は遅くなる気がしている。
午前3時前に冬季ゲートを出発、30分ほど歩いて桂小場から登山道に入ります。足元でまばらに現れていた雪がやがてつながり、野田場から馬返しに。馬返しを過ぎると積雪がやや増え、前日までのトレースを追いながら大樽小屋に到着。先着でいらっしゃった方と話をしながらピッケル、アイゼンに換装して進みます。
胸突八丁あたりはそこそこ深い雪ですが前日までのトレースがあり、進むのに問題はありませんでした。ただし森林限界が近付くと新雪がアイゼンでは進みにくくなり、ワカンを装着しました。
森林を抜けて将棊頭山へ。1時間早くスタートした貯金はすでに使ってしまい、さらに登頂が昨年より遅くなる見込み、「木曽駒まで進まずに将棊頭山まででいいかな?」と考え始め、頭の中でいろんな言い訳を並べ始めます。将棊頭山に登頂、その先を眺めるとどうやらノートレース、ワカンで踏み出してみると良さそうな感じ、進むことにします。
木曽駒まで延びる白く美しい稜線、まっさらな雪面が続きます。雪はクラストの上に新雪がわずかに乗った状態、とても歩きやすいです。馬の背でワカンを外しアイゼンの刃を効かせました。そして1年ぶりの木曽駒山頂へ。昨年はロープウエイ組は到着していない時間だったので山頂一人でしたが、今日は何人かと一緒になりました。
進んできた稜線を戻って将棊頭山、そして森林の中を桂小場へと戻りました。
果たして下山は昨年より2時間30分遅い時刻、山行全体では昨年より3時間30分も多くかかりました。「以前のようなロング&スピードハイクは、もう難しいかもしれない」を自覚せざるを得ない山行となりました。
コメント
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‥って事で、yoisaさんもボチボチ重荷を担いでじっくり山行の切替え時期かも知れませんね😊奥さまとのんびりテント泊、とても良いと思いますよ♪♪
将棊頭山から眺める木曽駒までの風景が素晴らしく、そこから進むと美しく表情を変えていく稜線に魅せられて、毎冬足を運んでしまいます。
体力低下かなりショックですが、そろそろ山行スタイルを見直す機会かもしれませんね。「がむしゃら」ばかりでなくご夫婦でのんびり登られたり、テント泊でゆったりした時間を過ごされたり・・・ヤマレコには様々な楽しみ方をされている先輩方がいらっしゃるので、いろいろ探ってみようと思います
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