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Yamareco

記録ID: 6403484
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

将棊頭山〜木曽駒ヶ岳(桂小場からピストン)

2024年01月27日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
12:42
距離
23.0km
登り
2,095m
下り
2,084m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
11:21
休憩
1:21
合計
12:42
2:45
27
スタート地点
3:12
3:20
50
4:10
4:11
13
4:24
4:25
6
4:31
4:32
3
4:35
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28
5:03
5:28
11
6:42
6:44
40
7:24
7:27
41
8:08
8:09
13
8:40
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83
10:03
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17
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10:26
11
10:37
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45
11:22
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18
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29
12:25
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14
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12:40
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13:51
14
14:05
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8
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9
14:22
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42
15:04
15:07
20
15:27
ゴール地点
天候 晴れ 稜線ではやや風強し
過去天気図(気象庁) 2024年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
桂小場冬季ゲート手前の駐車スペース(約10台/無料/トイレなし)
コース状況/
危険箇所等
下記はあくまでも本日(1/27)現在の状況です。
今後降雪や気候の変化があると状況は一変すると思われます。ご自身で最新の情報を入手してください。

【桂小場〜野田場】
雪が踏まれた状態。朝は凍結しますのでチェーンスパイクなどが有効だと思います。

【野田場〜大樽避難小屋】
馬返しを過ぎると徐々に雪量が増えます(20〜30cm程度)が、前日までのトレースのおかげで歩きやすい状態でした。

【大樽避難小屋〜将棊頭山】
積雪は40〜60cm程度。雪は新しく落ち着いていませんが、しっかり踏まれており、歩くのに苦労はしませんでした。稜線に出ると雪はよく締まっています。

【将棊頭山〜木曽駒ヶ岳】
クラスト状に固まった上に数日前の新雪が乗った状態。アイゼンでも歩けましたが(ときどき沈む)、ワカンが快適でした。馬の背およびその前の急斜面は今日は凍っておらず、昇降にはそれほど苦労しませんでした。
冬季ゲートからスタート。林道は4月5日まで通行止めです。
2024年01月27日 03:01撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/27 3:01
冬季ゲートからスタート。林道は4月5日まで通行止めです。
野田場あたりでこのくらいの雪、チェーンスパイクが歩きやすかったです。
2024年01月27日 04:03撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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野田場あたりでこのくらいの雪、チェーンスパイクが歩きやすかったです。
大樽小屋。往路・復路とも休憩&換装で利用させていただきました。
2024年01月27日 05:12撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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大樽小屋。往路・復路とも休憩&換装で利用させていただきました。
大樽小屋から先、胸突八丁あたりで雪はこれくらい。前日までに歩かれたトレースがあります。
2024年01月27日 06:11撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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大樽小屋から先、胸突八丁あたりで雪はこれくらい。前日までに歩かれたトレースがあります。
森林を抜けます!この少し手前でワカンを装着。
2024年01月27日 07:43撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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森林を抜けます!この少し手前でワカンを装着。
左:将棊頭山 右:木曽駒ヶ岳
2024年01月27日 07:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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左:将棊頭山 右:木曽駒ヶ岳
将棊頭山へ登っていきます。
2024年01月27日 08:01撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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将棊頭山へ登っていきます。
眩しい朝陽を受けながら。
2024年01月27日 08:04撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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眩しい朝陽を受けながら。
ピークが見えました。
2024年01月27日 08:16撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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ピークが見えました。
木曽駒へ連なる稜線。この風景が見たくて毎年登ってきます。
2024年01月27日 08:18撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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木曽駒へ連なる稜線。この風景が見たくて毎年登ってきます。
将棊頭山登頂。
2024年01月27日 08:22撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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将棊頭山登頂。
ぐるりをしてみると・・・御嶽山
2024年01月27日 08:22撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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ぐるりをしてみると・・・御嶽山
乗鞍岳
2024年01月27日 08:22撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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乗鞍岳
北アルプス
2024年01月27日 08:22撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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北アルプス
浅間山塊
2024年01月27日 08:22撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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浅間山塊
八ヶ岳
2024年01月27日 08:22撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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八ヶ岳
南アルプスは逆光なので、シルエット。
2024年01月27日 08:23撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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南アルプスは逆光なので、シルエット。
西駒山荘
2024年01月27日 08:23撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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西駒山荘
木曽駒へと延びる稜線。思った以上に疲労し、時間もかかってしまったので「将棊頭山までにしておこうかな」などと考えますが・・・
2024年01月27日 08:23撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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木曽駒へと延びる稜線。思った以上に疲労し、時間もかかってしまったので「将棊頭山までにしておこうかな」などと考えますが・・・
踏み出してみるとワカンがいい感じ、進むことにします。ここから先、ノートレースです!!
2024年01月27日 08:29撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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踏み出してみるとワカンがいい感じ、進むことにします。ここから先、ノートレースです!!
陰影の美しさも冬ならでは。
2024年01月27日 08:31撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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陰影の美しさも冬ならでは。
静かに手を合わせます。
2024年01月27日 08:37撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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静かに手を合わせます。
まっさらな白い雪面を進みます。
2024年01月27日 08:53撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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まっさらな白い雪面を進みます。
振り返ると私の足跡のみ。
2024年01月27日 08:59撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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振り返ると私の足跡のみ。
何と美しい。
2024年01月27日 09:02撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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何と美しい。
ここはなかなかの斜度があります。雪面を読んでコース取りをしました。
2024年01月27日 09:06撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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ここはなかなかの斜度があります。雪面を読んでコース取りをしました。
馬の背が近付きます。
2024年01月27日 09:18撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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馬の背が近付きます。
ここもノートレース。昨年までの経験、記憶を辿りながら登りました。
2024年01月27日 09:58撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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ここもノートレース。昨年までの経験、記憶を辿りながら登りました。
木曽駒のピークが近付きます。
2024年01月27日 10:06撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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木曽駒のピークが近付きます。
1年ぶりの登頂。頂上にいらっしゃった方にシャッター押していただきました。ありがとうございました。
2024年01月27日 10:37撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1年ぶりの登頂。頂上にいらっしゃった方にシャッター押していただきました。ありがとうございました。
中アの峰々。右手前は三ノ沢岳。中央の稜線は檜尾岳〜熊沢岳〜東川岳。その奥に空木岳〜南駒ヶ岳。
2024年01月27日 10:43撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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中アの峰々。右手前は三ノ沢岳。中央の稜線は檜尾岳〜熊沢岳〜東川岳。その奥に空木岳〜南駒ヶ岳。
いつの間にか南アルプスの向こうに富士山が顔を出していました。
2024年01月27日 10:44撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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いつの間にか南アルプスの向こうに富士山が顔を出していました。
宝剣岳は独特の存在感。
2024年01月27日 10:44撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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宝剣岳は独特の存在感。
さあ、この稜線を戻ります。
2024年01月27日 10:47撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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さあ、この稜線を戻ります。
朝は逆光だった南アルプスもそれぞれ姿を現してきました。
2024年01月27日 11:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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朝は逆光だった南アルプスもそれぞれ姿を現してきました。
鋸岳〜甲斐駒ヶ岳〜仙丈ヶ岳
2024年01月27日 11:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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鋸岳〜甲斐駒ヶ岳〜仙丈ヶ岳
北岳〜間ノ岳〜農鳥岳
2024年01月27日 11:46撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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北岳〜間ノ岳〜農鳥岳
富士山と塩見岳
2024年01月27日 11:46撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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富士山と塩見岳
荒川岳〜赤石岳〜聖岳
2024年01月27日 11:46撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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荒川岳〜赤石岳〜聖岳
復路、将棊頭山で歩いた稜線をもう一度眺めて。
2024年01月27日 12:10撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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復路、将棊頭山で歩いた稜線をもう一度眺めて。

感想

同じ時期に同じ山に登ってもかなり時間がかかるようになってしまった。甲斐駒(黒戸尾根)は一昨年 → 昨年 → 今年で山行時間が1時間ずつ増えている。先日登った天女山からの権現岳、一昨年と比べて2時間も多くかかったことに愕然とした。(いずれも体調はよく、雪も歩きやすい状態だったにも関わらず、だ)骨折のブランクによるものか、あるいは単純に加齢による体力の衰えか。
毎冬足を運ぶ「桂小場〜木曽駒ヶ岳」、とりあえずスタートを昨年より1時間早めてみる。それでも下山は遅くなる気がしている。

午前3時前に冬季ゲートを出発、30分ほど歩いて桂小場から登山道に入ります。足元でまばらに現れていた雪がやがてつながり、野田場から馬返しに。馬返しを過ぎると積雪がやや増え、前日までのトレースを追いながら大樽小屋に到着。先着でいらっしゃった方と話をしながらピッケル、アイゼンに換装して進みます。
胸突八丁あたりはそこそこ深い雪ですが前日までのトレースがあり、進むのに問題はありませんでした。ただし森林限界が近付くと新雪がアイゼンでは進みにくくなり、ワカンを装着しました。
森林を抜けて将棊頭山へ。1時間早くスタートした貯金はすでに使ってしまい、さらに登頂が昨年より遅くなる見込み、「木曽駒まで進まずに将棊頭山まででいいかな?」と考え始め、頭の中でいろんな言い訳を並べ始めます。将棊頭山に登頂、その先を眺めるとどうやらノートレース、ワカンで踏み出してみると良さそうな感じ、進むことにします。
木曽駒まで延びる白く美しい稜線、まっさらな雪面が続きます。雪はクラストの上に新雪がわずかに乗った状態、とても歩きやすいです。馬の背でワカンを外しアイゼンの刃を効かせました。そして1年ぶりの木曽駒山頂へ。昨年はロープウエイ組は到着していない時間だったので山頂一人でしたが、今日は何人かと一緒になりました。
進んできた稜線を戻って将棊頭山、そして森林の中を桂小場へと戻りました。

果たして下山は昨年より2時間30分遅い時刻、山行全体では昨年より3時間30分も多くかかりました。「以前のようなロング&スピードハイクは、もう難しいかもしれない」を自覚せざるを得ない山行となりました。

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コメント

こんばんは〜!ステキな写真がいっぱいで今年も再び魅せられました☺️ 私の体力だと将棋頭が精一杯です。数年前で既にそうだったので、もうそれも今ではキツいかも知れないです😅年には勝てませんと日々実感中です。
‥って事で、yoisaさんもボチボチ重荷を担いでじっくり山行の切替え時期かも知れませんね😊奥さまとのんびりテント泊、とても良いと思いますよ♪♪
2024/1/27 23:37
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ハルボーさん、こんにちは。
将棊頭山から眺める木曽駒までの風景が素晴らしく、そこから進むと美しく表情を変えていく稜線に魅せられて、毎冬足を運んでしまいます。
体力低下かなりショックですが、そろそろ山行スタイルを見直す機会かもしれませんね。「がむしゃら」ばかりでなくご夫婦でのんびり登られたり、テント泊でゆったりした時間を過ごされたり・・・ヤマレコには様々な楽しみ方をされている先輩方がいらっしゃるので、いろいろ探ってみようと思います
2024/1/28 6:09
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