山梨百名山92座目:富士見山〜93座目:源氏山〜櫛形山
- GPS
- 11:43
- 距離
- 32.4km
- 登り
- 2,882m
- 下り
- 2,734m
コースタイム
- 山行
- 10:49
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 11:49
16:55平林集落上-18:40平須駐車スペース
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■平須〜富士見山 ・途中2ヶ所崩落地点を通過しますが、 トラバースに掛けられているロープを触ると、連鎖で落石が起きました。 足場も不安定で、慎重な通過が必要です。 ■富士見山〜御殿山 ・最もルートファインディングに気を使った箇所です。 感覚的にはバリエーションルート並み。 尾根が広い箇所が所々あり、落葉が大量に積もっているので、 踏み跡がわかりづらい箇所があります。 ただ、テープやサインはそこそこの間隔で設置されています。 ■御殿山〜源氏山 ・感覚的にはバリエーションルート〜破線ルート並み。 ・尾根は明瞭になり、十谷峠からは笹の間を抜ける箇所、 ロープが張っている箇所が続き、ルートロスの危険性は低くなります。 十谷峠からはテープの数も増えます。 ・倉尾山はロープの張っている急登、足元が柔らかいので、体力使います。 |
写真
感想
今回登った富士見山と源氏山は、当初別々に登る予定でした。
いずれもルート取りが難しく、いろいろ調べていると、
夜叉神峠〜七面山間は南アルプストレイル計画が進捗中との情報を発見。
早速電話で問い合わせてみると、「十谷峠〜足馴峠は登山道の整備は終了しましたが、サインの設置はこれからです」とのこと。
これは行くしかありません。
このエリアはいずれも公共交通機関が少ないので、
かなり苦戦することは予想されるものの、いつもの自転車利用で周回とします。
コースタイムが読みづらいので、富士見山登山口を5時に出発。
樹林帯をひたすら登って行きますが、一本調子の登りは嫌いではありません。
富士見山展望台でようやく展望が開けます。
まずは富士見山をピストン、7時台と時間は早いものの、次の眺望ポイントがわからなかったので展望台に戻って昼食。
富士山はもちろん、悪沢岳の姿が圧巻でした。
ここからはルートファイディングに気を使う区間が続きます。
また展望ポイントもあまりなく、辛抱の区間です。
倉尾山は本トレイル最大の登り、まだ人があまり歩いていないせいか、
足元がふかふかで疲れます。
急登を終えてたどり着いた山頂は展望なし、ちょっとがっかりです。
源氏山はあっと驚く山頂、展望がないのは知っていましたが、
雰囲気も山頂っぽくありません。
休憩するならば、近くの大峠山の方がお勧めです。
ここから最後の山頂櫛形山を目指しますが、
この頃から明るいうちに戻れるか、自転車の時間が気になります。
櫛形山の登りは気合いでコースタイムの4割で登頂。
15時台にもかかわらず賑わっていました。
櫛形山南尾根は下山に最適な快適ルートでした。
氷室神社下で自転車に乗り換え、まずは快適な下りであっという間に汗が乾きます。
交通量の多い52号線を南下した後、平須へ戻る道は激登り。
朝車を停める時にわかっていましたが、自転車には勾配がきつすぎで、
最後の2km、標高差250mは自転車を乗り捨て、何とか明るいうちに到着。
南アルプストレイルは奈良田へ向かう道路一本挟んで南アを望める絶好のトレイルでした。
距離が近いので、南アの姿がどんどん変わっていくのがわかります。
一方で眺望ポイントが少ないのは残念でした。
交通の便が悪いエリアなのでどう使われるか見ものですが、今後の整備に期待です。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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hirokさんこんばんは。
山梨100も残りすくなくなると、ツウなルートどりで、うなります。
なかなか、累積の標高差もあり、きつそうです。
ところどころ南アルプスの絶景がみられますし、大菩薩・小金沢連嶺と同じくらいの標高ですから、あんな笹原の道だったら人気のルートでしょうね。
誰にも会わない山歩きかとおもいきや、突然、櫛形山のたくさんの人の写真があったのには驚きました。
sat4さん、こんばんは
漫然と登っていた1座目の頃と比べると、気合の入り方が全然違いますね。
特に今回はあまりヤマレコでも記録のないルートで緊張感もありました。
残り7座、大事に登って行きたいと思います。
久々に筋肉痛になりましたが、このルートの標高差なのか、
櫛形山登りと最後の駐車場への登りで2回スパート掛けたせいなのか、はっきりしません。
確かにポテンシャルとしては、大菩薩〜小金沢連嶺と近いですね。
富士山の美しさは劣るかもしれませんが、南アはこちらに軍配が上がります。
ただ何と言っても交通アクセスが雲泥の違いですが。
櫛形山は人気でしたね。
それ以上に源氏山で3組の方と会ったのには、さらに驚きでした。
hirokさん、おはようございます!
山梨百、着実にゲットされてますね
百高山を追い越しそうな勢いなのですが
あえて、百高山後に達成予定でしょうね
「源氏山」名前に憧れ、漠然と見晴らしの良い豪快な山容
と、勝手にイメージを膨らませていたのですが
山頂でのコメントと、山容の写真をを拝見し、北島の「何もいえね〜」
状態に陥りました
やはり、ピーク狙いで行くよりは、hirokさんのように辿り着く過程を
重視し、総合的に楽しんだ方が良さそうですね
流石!山を知り尽くした男です
花はヤシオ系が混ざっていないと、少し寂しい気がしますが
小さな名前も分からないほどの草花も、近寄ってみると可憐で各々
独特な造形美で魅了してくれますよね
そんな山野草に癒される今日この頃です
tailwindさん、こんばんは
もう夏に登れる山梨百がほとんど残っていないので、この季節は絶好です。
今年も順調に週末の天気が良いので、
この調子だと来年夏or秋にゴールを目指せそうです
もちろん、今年の夏は百高山に集中です
源氏山は不思議な山梨百でした。
ある程度市町村ごとに選出しているのでしょうが、
私だったら近くの大峠山の方が好きかなあ。
源氏山だけを目指すと、少し悲しいかもしれません。
今回のルートは途中で下山すると長〜い林道歩きを余儀なくされるので、
登山道で下りれる櫛形山まで行きましたが、
櫛形山南尾根は下山道の鏡のようなルートでした
カラマツでふかふか、斜度は下りやすい角度、途中に水場や小屋まであって、
至れり尽くせりでした。
は南アらしいと言えばその通りですが、派手さはないですね。
でも小さな花は高山植物のようで、とても癒されます
hirokさん こんばんは
山梨百名山、着々と進んでいますね
hirokさんの健脚にますます磨きが掛かっているように感じます!
南アの山々も徐々に夏の姿になりつつありますが、
hirokさんもこの夏の大きな目標に向けて早くも準備万全という感じですね
至近から見る南アルプスは迫力満点の写真を満喫させていただきました
doppo634さん、こんばんは
暇なときにルート計画を楽しんでますので、
既に山梨100完登までの青写真は出来上がってます
今回は整備中のルートということで、残りの山の中では最も不安だったのですが、
天気にも恵まれ毎週歩けているので、調子はいいです
昨年も毎週歩けて調子よかったのですが、
梅雨〜盛夏にかけて天気が悪かったので、振出しに戻るになってしまいました
今年の夏の天気は昨年の分も取り返してほしいですが。
関東からは遠目に南アを見ることが多いのですが、この辺りはド迫力ですね
北岳に悪沢岳、格好いい山に目を奪われます。
hirokさん。こんにちは
やはり源氏山〜富士見山の稜線を攻められたんですね。
さすがです。歴史に残る山行かと思います。
丹沢はヒル祭りで、終始ガスの状態でしたが、
対照的に富士見山は時期もコースもとてもいい選択だったと思います。
倉尾山を過ぎたところもいい眺望ですね。
私も源氏が残っています。どうしたものかと悩みますね。
yama-ariさん、こんばんは
yama-ariさんのレコに触発され、富士見山〜源氏山の稜線歩きました。
未知の部分が多かったですが、それなりに整備が進んでおり良かったです。
展望ポイントは限られますが、南アが近いので迫力ある稜線歩きでした。
>歴史に残る山行かと思います。
→くすぐったいような恥ずかしいようなお言葉ですが、ありがとうございます。
今回20年ぶりぐらいに櫛形山に登ったのですが、
以前は山頂からの眺望がほとんどないので、退屈な山だなあと思ったのですが、
今回改めて登ると花が多く、またコースの雰囲気も良く、見直しました。
南アルプストレイルの整備とともにいろいろな登山コースもできてますし、
再訪してみたいと思いました。
源氏山のレコ、楽しみにしてます。
悩むのも楽しいものですね。
hirokさん、こんばんは。
櫛形山にまだ登ったことがなく、ずっと気になる
山だったのですが、あともうひとつ気持ちが乗りません
でした。
で、このルート、いいですねえ
早速、お気に入りに登録させていただきました
こんな風に歩けるとは、考えたこともありませんでした。
確かに自転車を含め、交通機関の使い方をどうするか?
ちょっと難題ですが、何処かで歩いてみたいルートです。
南アの展望も最高ですね!
youtaroさん、こんばんは
櫛形山をこのルートで登ろうと考える方は、
きっとyoutaroさん以外にはいないと思います
山梨100も意識されているとのことだったので、是非トライしてみて下さい。
決してわかりやすい登山道ではないので、一般の方にはお勧めしませんが。
問題はどうやって起点に戻るかということでしょうか。
この辺りは平日しか運行していないバス路線が非常に多かったです。
逆回りだと、平林という所までは毎日バスが走っているようですが。
久々の櫛形山、富士見山や源氏山と比較すると花が多かったです。
さすが花の百名山です
地元の方には人気なのか、15時ぐらいでも登山口には車がたくさんありましたし、
山頂にも人が大勢でした。
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