社家郷山・六甲山・観音山
- GPS
- 08:25
- 距離
- 25.4km
- 登り
- 1,905m
- 下り
- 1,898m
コースタイム
- 山行
- 7:51
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 8:25
天候 | 曇り モヤで展望は良くない。 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし。 雪は800単曚播仍各擦留△砲覆覯媾蠅飽貮瑤△襪、アイゼンは付けなかった。 |
写真
感想
去年6月以来の社家郷山と東六甲に行った。
800辰魃曚┐覬△砲覆訶仍各擦砲六沈磴あったが、シャーベット状でアイゼンは不要であった。
七曲りの下り道は、メインルートだけに登山者が次から次と上がって来た。
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鷲林寺の駐車地から修道院前の道を下り車道に出る。甲寿橋から西宮市社家郷山キャンプ場横の階段を上がったその瞬間から今までとは別世界だ。いきなり山の中に放り出されたという感じがする。
キャンプ場の散策路を行く。社家郷山から樫ヶ峰にかけての稜線に出る南面からのルートは3つあるが、直接社家郷山に登るのは最左翼のルートで、もっぱらこの道を歩く。
最初は緩くそして急な道となる。それを2,3度繰り返し、最後はなだらかな道を進むと社家郷山山頂(489m)に着く。山頂と云うより三叉路の通過点のようにも見える。
やっと誰かが山名板を付けてくれたので山頂という実感が湧く。
ずーと以前は山名板があったように思うが、ここ数年来は山名板がなかったので、山頂と云うより単なる通過点であった。これで展望があったら良いのだが、それは馬の背に任せるとしよう。
稜線をたどり、南面の真ん中のコースと合流する「東三ッ辻出合」を過ぎると展望の良い「馬の背」だ。
東から北にかけては、これから行く行者山や東観峰がポコポコと出ている。そして岩倉山方面から大平山の東六甲の稜線が目の前に広がる。
南には宝塚の市街地から大阪湾まで望めるが、モヤで遠望はきかない。
そこからひと登りすると樫ヶ峰山頂(457m)だ。木々に覆われ昼なお暗い雰囲気があり、展望はない。さらにその先に展望地があるが、馬の背で十分堪能しているので横目でチラチラ見る程度にする。
そしてこの付近から本格的な下りとなる。中程に鉄塔があり、この辺りからプラ階段道となる。最後は河川敷のような所から道路に出る。
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道路をちょっとだけ歩いてすぐ横の「ゆずり葉緑地」に入る。緑地内には大きなドームがあったり、彫刻なども置かれている。緑地の横には堰堤がいくつも並ぶ逆瀬川が流れる。
宝塚西高校前を通り、道路に沿った長いマンションのアヴェルデが途切れた所で左に入る。「ゆずり葉の森」の案内標示もある。その先の道路の曲がり角にあるのが「ゆずり葉の森」入口だが、今回は川沿いに行ってみる。
突き当たりのバリカーを抜けると右へ散策路が続いており、そこには「ハイキングコース西逆瀬台口」との標示がある。また、行者山ハイキングコースの一部が堰堤工事で通行止の表示もあるが、今回歩くには支障が無いようだ。
行者山付近のハイキングコースの要所には、地図付きの案内表示があり分かりやすい。枝道もあるので、これを見ると一目瞭然だ。
「ゆずり葉ピーク」に寄り道して堰堤裏を横切り、いよいよ登りにかかる。急登を登りきると右への分岐があるが、直進すると東観峰(383m)でここからの展望は抜群だ。
眼下に阪神競馬場、奥の方にうっすらと生駒山が見える。左に視線を移すと宝塚市街地だ。モヤで遠くまでは見えないが、十分展望を楽しめる。そこから一旦下り、登り返すと「東展望台」を経て行者山山頂(415m)に着く。山頂からは一転して展望はない。
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北寄りの道を下っていくと「白瀬川源流ルート」と合流し、右へ緩やかに上がって行く。間もなくY分岐にさしかかり、右に進むと反射板のある展望地に出る。残念ながらモヤで白っぽくしか見えない。
反射板から北に進むとすぐに六甲全山縦走路に出る。縦走路を横断してその先に上がった所が岩倉山山頂(488m)だ。石積みの祠があるが、展望はない。
縦走路に戻り西へ進むと譲葉山だが、ピークが東西南北とある。しかしいずれも縦走路から外れており、また展望もないので寄るメリットがなく、寄る人は少ないと思われる。
次のピークは岩原山(573m)だ。ここも縦走路から外れており北に5,6分入る。樹林に囲まれた山頂は宝塚市の最高峰になっている。展望はなく、すぐに山頂から西へ進み縦走路に合流する。
なだらかな道が続く。山腹を巻く感じから一旦下ると道路横断部の大谷乗越だ。初めの登りは急だが、ちょっと辛抱して登ると緩やかになり、管理道路に出る。管理道路からも左に展望が開ける。
二つ並ぶアンテナ基地の内、右側の基地に入る入口扉の左側の斜面をフェンス沿いに上がる。歩く幅だけ草刈りがされている。
上がりきると左に踏み跡をたどって行くと大平山山頂(681m)だ。アンテナ基地内では数人の作業員が何かの工事をやっているようで叩くような金属音が近くに聞こえる。
ほぼここで今回の行程の約半分なので一息入れる。
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管理道路から縦走路に戻る。一旦登った小ピーク辺りで小笠峠からの道が合流する。さらに登り、笹原道となると船坂峠も近い。
この付近からは登り局面が多くなってくる。しかも掘り割り状の急で木の根っこなどに掴まりながらの道が何度となくある。
800メートル弱のピークを越えた次のピークが山名板はないがおそらく水無山(804m)であろう。
ここから下って登るとドライブウェイに出る。その直前の道は雪道となっているので、滑らないように慎重に行く。
ドライブウェイは車が前からも後ろからも走ってくるが、凍結はないようなのでカーブで滑って突っ込んでくる心配は無いように思う。
トンネル手前で左の山道に入り後鉢巻山に寄り道する。すると団体さんがまばらに下りてくる。好き勝手に下りてこられてはこちららとしても待つタイミングが取りにくいので、自然体で上がって行く。
後鉢巻山山頂(898m)にはアンテナが立っているが藪の中で展望はない。
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トンネルを抜けた先で車道に合流し、すぐに車道を横断すると山道を歩いて再び車道に出てトイレのある広場に着く。ここでは多くの人が休憩している。この付近には雪はない。
舗装の坂道を上がり六甲山最高峰(931m)に到着だ。山頂広場にも多くの人がいてるので、今度は新しくできた北回りの階段道でトイレ広場に下りてみる。
こちらは陰になるので階段には雪が残っているが、シャーベット状に近いので滑る心配はなそうだ。それでも慎重に下りて広場に出る。
一軒茶屋裏から七曲道に入る。今日は土曜日でまだまだ登ってくる人が多いだろうな、と思い、一瞬黒岩尾根を下ろうかとよぎったが、当初の予定通り七曲りを下った。
やはり三々五々上がってくる。山はみんなのものだからお互いに譲り合って行けば良いのだと思う。
住吉谷を徒渉し林道風の道を左に上がって行く。
ドビワリ峠から東お多福山への道に入る。一山越えてくねくね道を上がりきると平坦な東お多福山山頂(697m)に着く。
山頂より展望の良いその先の丘のような所に寄り休憩する。既に二組がシートを敷いて休憩中だ。
ここで本日の行程の4分の3が済んだ。後は芦屋川沿いからゴロゴロ岳を経由して帰るのみだ、と残りの行程をイメージする。
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東お多福山から蛇谷に下り、林道から登山口バス停を経て芦屋川沿いの道に入る。コンクリート橋が案外多く、数えてみると6つあった。
そしてゴルフ橋に出て道路を左に進み、芦屋ゲート前から柿谷コースの道に取付く。
途中にボランティアさんの活動場所と思われる「青空広場」で休憩し、八幡谷に架かる木橋を渡った所で左のショートカットの道を行く。大岩の所で右に曲がり、10分ほどで本道に合流する。
さらにNHKのアンテナ基地を経て、住宅地に出ると間もなくゴロゴロ岳山頂(565m)だ。山頂とはいえ、通過点に過ぎない。その先の奥池分岐辺りの標高が高い、と思いながら歩く。
ガベの城分岐を経て観音山への道を行く。岩場の道を下り、せせらぎルートを左に見て、なだらかに上がって肩から左に行くと観音山山頂(526m)だ。
ここでやっと青空が望めた。しかし展望は相変わらず靄っており、近くの甲山付近はハッキリ見えるが、遠くは白っぽい。
山頂からせせらぎルートに合流し、谷沿いに下り駐車場に戻る。ほぼ予定通りの時間だ。
去年6月と比較すると、55分遅れで出発し、52分遅れで到着だからほぼドンピシャリだ。
天気は思ったほどよくはなかったし、展望もモヤで見通しが悪かったが、無事歩けたことに感謝。
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