ミツバツツジ咲く丹沢主稜(檜洞丸から丹沢、塔の岳)
- GPS
- 09:20
- 距離
- 26.3km
- 登り
- 2,522m
- 下り
- 2,700m
コースタイム
- 山行
- 8:56
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 9:20
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
新松田駅から山梨富士急バス「西丹沢自然教室行き」 箒沢公園入り口BS下車 復路) 蓑毛BSから神奈川中央交通バスで秦野駅へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
新松田で下車した人はたくさん。 臨時バスが何本か増発されていました。 ツツジ新道は混雑していたようです。 |
写真
感想
新松田駅に降りたところ、登山客の多さにびっくり。
運良く増発の「西丹沢自然教室」行きバスに、飛び乗って座ることができた。後ろのほうの席しかなかったのでそちらに腰掛けさせてもらったが、終着の西丹沢自然教室でバスを降りるのに時間がかかりそうだった。
バス内で地図を広げたところ、箒沢からも檜洞丸に行けることが分かった。急遽、登山口を箒沢公園に変更し、檜洞丸を目指すことに。
渡渉箇所で一瞬道を失いかけたが、堰堤を登るはしごを見つけてからは順調に進む。はじめは杉林の急登を我慢して登る。傾斜が緩むと新緑のブナ林になる。新緑のブナ林は太陽にも照らされ、緑がまぶしいとはまさにこのことだった。
稜線にたどり着くと、さらに傾斜が緩み、なだらかなブナの新緑の中を進んでいく。
「ここが好きなので、いつも手前がきついけれど、ここに来るんです。」
先行していた女性の話。
まったく同感であった。
いつもはツツジ新道から登るが、このブナの稜線を歩くことができ、今日は箒沢にしてよかったと心から感じた。
途中ところどころで、鮮やかなピンクに近い紫のトウゴクミツバツツジに出会う。檜洞丸に登る人の多くは、これがお目当てだったのだと気づく。
やがて、ツツジ新道との道を合わせると、人が急に増えた。渋滞とまでは行かないが、ペースダウン。結局、2時間30分で檜洞丸に到着。山頂も多くの人で埋まっていた。
山頂に上るやいなや、一人の登山客から写真を撮るようにカメラを渡された。まだこちらは、到着の山頂標も撮影していないというのに...。どうして、着いたばかりの肩で息している人に頼むのだろうか?少し腹が立った。
************
檜洞丸からは、心が折れないように、我慢しながら降下。降りた分だけ登り返さなきゃいけないのに、何度もくだらなければれならない。とはいっても、合計3度、最も低いとことろで、標高1280mくらいだから辛抱だ。
臼が岳までは、右に傾いたブナ林の中を登る。臼が岳からは稜線を北東に向きを変え、3度の下りを経て、蛭が岳への最後ののぼりに取り付く。ザレ場があるが、幸いのぼりなので、恐怖心はない。
前回とほぼ同じ区間タイムで檜洞丸へ到着。
あいにくと富士山には雲がかかっていた。
ここからは通いなれた丹沢主脈。
丹沢山と塔の岳への登り返しは苦しいが、どちらも10分前後のがんばりで終わる。
すでに時刻が14:30を過ぎているので、表尾根は閑散。行者が岳のクサリ場にも人影はなく、あっさりと通過。あとは、三の塔の登り返しだけだ。
三の塔の登り返しは、烏尾山から眺めたところと先行者数人が悪戦苦闘中。ただし、実際に登ってみると標高差は140m程度で、疲れていなければたいしたことはない。
二の塔を経て、ヤビツ峠に着いたのは17:00ごろ。バス時刻表には17:41の文字があったが、日曜のみの運行らしい(本当はあとで下山道の追い越した方に教えてもらった)。バスに乗るより歩いた方が早いと考え、徒歩で下山を選択。前回は日が暮れて暗い道をヘッドランプを頼りに下りたが、今回は明るい中の下山。途中の沢で手と顔を洗い、蓑毛BSについたところバスが発車体制。あわてて飛び乗って、本日の山行き終了。
トウゴクミツバツツジもさることながら、新緑のブナ林は大変気持ちがよかった。
でもやっぱり、丹沢主稜は手ごわかった。
スゴイですね!
このルート、この距離をこの時間で!!
お、恐れいりました m(__;)m
コメントをいただきありがとうございました。
檜洞丸→ヤビツ峠は今回が3回目で、前2回は秋の紅葉の時期でした。
陽が暮れるのも早く、下山時には暗くなっていましたので、今回はそれよりはましでした。
西丹沢自然教室行きのバスがなかなか時間がかかるので、ヤビツのバスに間に合わないことはわかっていました。でも意外とヤビツ峠→蓑毛はバスで時間がかかる割には、下りは早いです。しかし、下りが足に堪えましたけど。
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