稲村ヶ岳,大普賢岳(観音峰登山口~和佐又山登山口)


- GPS
- 29:40
- 距離
- 31.9km
- 登り
- 3,645m
- 下り
- 3,728m
コースタイム
- 山行
- 6:59
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 7:45
- 山行
- 7:13
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 8:14
天候 | 30:晴、31:雨後晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
阿倍野橋6:50-近鉄電車910円-8:01下市口 下市口BS8:20-奈良交通バス1200円-9:10観音峰登山口BS 復路: 和佐又山登山口BS15:23-奈良交通バス1010円-15:56湯盛温泉杉の湯BS 湯盛温泉杉の湯BS16:56-奈良交通バス950円-17:21大和上市BS 大和上市17:41-近鉄電車970円-19:12阿倍野橋 ※奈良交通バス ICカード利用可能 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山届: 事前に下記に提出。 奈良県警察本部生活安全部地域課 http://www.police.pref.nara.jp/0000000011.html コース状況: 和佐又山ヒュッテからの周回コースは、激坂を登り下りする険しい道が続きます。気合を入れて行きましょう。 |
その他周辺情報 | 登山後の温泉: 湯盛温泉杉の湯700円(11:00~18:00,水曜定休) GPSログ: 観音峰登山口~観音峰山頂は、軌跡が暴れているため、参考になりません。 |
写真
感想
今日は、テントを担いで稲村ヶ岳・大普賢岳に行きました。
◆1日目 観音峰登山口BS~観音峰~稲村ヶ岳~大日山~山上ヶ岳~小笹ノ宿(小屋泊)
観音峰登山口からいざ出発したのは良いが、登山道への取り付きで、いきなり道を間違えた。開始早々20分ほど痛いロスをしたが、気を取り直して再出発。
観音峰展望台は今日のような天気の良い日は最高に気持ち良い。青空と山の稜線のコントラストが綺麗だった。
法力峠までは人通りも少ない道だった。ここからは登山者が多くなる。稲村ケ岳は人気の山だ。稲村小屋にザックをデポして、稲村ヶ岳に向う。山頂からの景色もまた最高だった。伝説の宝剣探しにも挑戦したが、なかなか面白かった。楽しみにしていたオオミネコザクラは残念ながら見つけることができなかった。(また来年の楽しみか?)
大日山山頂にも立ち寄る。2人の信者さんが熱心にお参りしていた。祈る姿はいつも尊い。自然の中で遊ぶ山登りは、いつ何時何が起こるかわからない。謙虚な気持ちを持ちつづけるためにも、普段から神に祈ることを忘れてはいけないと思った。
稲村小屋に戻り、葛湯を頂いた。疲れた体にショウガ入葛湯は良く効く。すこし元気を取り戻し山上ヶ岳に向う。女人結界を越えると、急に斜度が増す。奥駈らしい山道だった。
山上ヶ岳では、本堂・護摩道場のお不動さんにお参りした。ここで山岳救助隊も兼任する方と少しお話した。信仰とは無縁の登山者も近年多く大峰山系に入るようになり、いろいろと苦労があるようだった。遭難が発生した場合、1人の命を救うため、本当に多くの人が動員され互いに連携して救助に当たる。助ける側も命がけだ。登山者側も安易に救助隊のお世話にならぬよう、最善をつくすべきだと思う。
小笹の宿には、夕方に到着。長い距離を歩いて、ヘトヘトに疲れた。夜には天気も崩れる予報であり、小屋に泊まることにした。夕ご飯を食べて早めに就寝。(本日の小屋の利用者は私1人のみ)
◆2日目 小笹ノ宿~大普賢岳~小普賢岳~(反時計回り周回コース)~和佐又山登山口BS
ぐっすり寝て、普段の睡眠不足を解消した。
ツェルト泊の親子さんはお子さんが小学校4年生で、今年の夏、穂高に登るためのトレーニングに来ているとのこと。富士山も昨年登ったとのことで、順調にステップアップしているようだった。将来が楽しみだ。
大普賢岳の麓にザックをデポし、まず大普賢岳、次に小普賢岳・石の鼻を空荷でピストン。天気が悪くガスガスで展望はなかった。和佐又周回コースは、奥駈道区間はもちろんのこと、それに至るアプローチもめちゃめちゃ厳しいことを今回歩いて知った。
稲村ヶ岳がアプローチが容易で女性的なイメージに対し、大普賢岳は硬派な男性的イメージがぴったりだ。周回コースは激急坂の登り下りが続く山道だった。
お腹ペコペコでヒュッテに到着。カレーを頂き、アッという間に平らげた。
山では、普段の食欲とはぜんぜん違い、自分でも驚くほどよく食べる。
昼食後、和佐又山登山口バス停に移動(徒歩約1時間)。バスで杉の湯に移動し、
お風呂で汗を流した。吉野川を見下ろすことができ、なかなか気持ち良い露天風呂だった。
今日も良い山でした。
(1日の消費量 水1.7L(行動中のみ、食事除く)、燃料80ml(夜30ml+朝30ml+昼20ml)
荷重12kg、アルファ米 2食、行動食 500ml×1)
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