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Yamareco

記録ID: 650658
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大峰山脈

稲村ヶ岳,大普賢岳(観音峰登山口~和佐又山登山口)

2015年05月30日(土) ~ 2015年05月31日(日)
 - 拍手
体力度
9
2~3泊以上が適当
GPS
29:40
距離
31.9km
登り
3,645m
下り
3,728m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:59
休憩
0:46
合計
7:45
9:20
71
スタート地点
10:31
10:31
24
10:55
10:55
48
11:43
11:44
66
12:50
13:01
13
13:14
13:15
13
13:28
13:28
58
14:26
14:27
8
14:35
14:50
3
14:53
14:53
4
14:57
15:04
0
15:04
15:08
30
15:38
15:39
34
16:13
16:18
47
17:05
2日目
山行
7:13
休憩
1:01
合計
8:14
6:47
26
7:13
7:14
60
8:14
8:14
29
8:43
8:56
2
8:58
9:05
41
9:46
9:47
38
10:25
10:27
33
11:00
11:00
52
11:52
11:55
1
11:56
12:00
55
12:55
12:56
19
13:15
13:17
9
13:26
13:26
20
13:46
14:13
48
15:01
天候 30:晴、31:雨後晴
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路:
阿倍野橋6:50-近鉄電車910円-8:01下市口
下市口BS8:20-奈良交通バス1200円-9:10観音峰登山口BS

復路:
和佐又山登山口BS15:23-奈良交通バス1010円-15:56湯盛温泉杉の湯BS
湯盛温泉杉の湯BS16:56-奈良交通バス950円-17:21大和上市BS
大和上市17:41-近鉄電車970円-19:12阿倍野橋
※奈良交通バス ICカード利用可能
コース状況/
危険箇所等
登山届:
 事前に下記に提出。
 奈良県警察本部生活安全部地域課
 http://www.police.pref.nara.jp/0000000011.html
コース状況:
 和佐又山ヒュッテからの周回コースは、激坂を登り下りする険しい道が続きます。気合を入れて行きましょう。
その他周辺情報 登山後の温泉:
 湯盛温泉杉の湯700円(11:00~18:00,水曜定休)
GPSログ:
 観音峰登山口~観音峰山頂は、軌跡が暴れているため、参考になりません。
観音峰登山口。今日はここから稲村ヶ岳を目指します。
2015年05月30日 09:21撮影 by  X-M1, FUJIFILM
3
5/30 9:21
観音峰登山口。今日はここから稲村ヶ岳を目指します。
トイレを済ませて、いざ出発!(橋をわたって、取り付きでいきなり道を間違って20分ほど時間をロス(;_;))
2015年05月30日 09:28撮影 by  X-M1, FUJIFILM
2
5/30 9:28
トイレを済ませて、いざ出発!(橋をわたって、取り付きでいきなり道を間違って20分ほど時間をロス(;_;))
ここが本当の入口です。気を取り直してGo!
2015年05月30日 09:46撮影 by  X-M1, FUJIFILM
3
5/30 9:46
ここが本当の入口です。気を取り直してGo!
観音の水。美味い。
2015年05月30日 09:52撮影 by  X-M1, FUJIFILM
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5/30 9:52
観音の水。美味い。
観音峰展望台。天気の良い日は最高の場所です。
2015年05月30日 10:36撮影 by  X-M1, FUJIFILM
10
5/30 10:36
観音峰展望台。天気の良い日は最高の場所です。
今日、目指す稲村ヶ岳の稜線。
2015年05月30日 10:36撮影 by  X-M1, FUJIFILM
11
5/30 10:36
今日、目指す稲村ヶ岳の稜線。
弥山方面の展望。
2015年05月30日 10:37撮影 by  X-M1, FUJIFILM
4
5/30 10:37
弥山方面の展望。
観音峰。展望はありません。
2015年05月30日 11:00撮影 by  X-M1, FUJIFILM
2
5/30 11:00
観音峰。展望はありません。
法力峠。ここまで長かった。
2015年05月30日 11:47撮影 by  X-M1, FUJIFILM
3
5/30 11:47
法力峠。ここまで長かった。
マンモスの木。お初にお目にかかりました。
2015年05月30日 12:10撮影 by  X-M1, FUJIFILM
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5/30 12:10
マンモスの木。お初にお目にかかりました。
稲村小屋。
2015年05月30日 12:41撮影 by  X-M1, FUJIFILM
7
5/30 12:41
稲村小屋。
疲れました。コーヒーを沸かして、ランチ休憩。
2015年05月30日 12:49撮影 by  X-M1, FUJIFILM
10
5/30 12:49
疲れました。コーヒーを沸かして、ランチ休憩。
イワカガミ。色が濃くて綺麗です。
2015年05月30日 13:18撮影 by  X-M1, FUJIFILM
12
5/30 13:18
イワカガミ。色が濃くて綺麗です。
2015年05月30日 13:19撮影 by  X-M1, FUJIFILM
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5/30 13:19
紫のスミレ。
2015年05月30日 13:20撮影 by  X-M1, FUJIFILM
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5/30 13:20
紫のスミレ。
キレット。
2015年05月30日 13:22撮影 by  X-M1, FUJIFILM
7
5/30 13:22
キレット。
山上ケ岳の稜線もくっきり見えました。
2015年05月30日 13:23撮影 by  X-M1, FUJIFILM
8
5/30 13:23
山上ケ岳の稜線もくっきり見えました。
鎖場を登ります。
2015年05月30日 13:25撮影 by  X-M1, FUJIFILM
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5/30 13:25
鎖場を登ります。
ツマトリソウ。可愛いです。
2015年05月30日 13:32撮影 by  X-M1, FUJIFILM
10
5/30 13:32
ツマトリソウ。可愛いです。
稲村ヶ岳山頂からの展望。バリゴヤノ頭ごしに弥山が見えました。
2015年05月30日 13:37撮影 by  X-M1, FUJIFILM
5
5/30 13:37
稲村ヶ岳山頂からの展望。バリゴヤノ頭ごしに弥山が見えました。
山上ヶ岳方面もくっきり見えています。
2015年05月30日 13:38撮影 by  X-M1, FUJIFILM
5
5/30 13:38
山上ヶ岳方面もくっきり見えています。
大日山。とんがってます。
2015年05月30日 13:42撮影 by  X-M1, FUJIFILM
8
5/30 13:42
大日山。とんがってます。
大日山と今日歩いた観音峰の稜線。
2015年05月30日 13:42撮影 by  X-M1, FUJIFILM
6
5/30 13:42
大日山と今日歩いた観音峰の稜線。
ピンクのシャクナゲ。
2015年05月30日 13:40撮影 by  X-M1, FUJIFILM
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5/30 13:40
ピンクのシャクナゲ。
ピンクのシャクナゲ。
2015年05月30日 14:04撮影 by  X-M1, FUJIFILM
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5/30 14:04
ピンクのシャクナゲ。
探し求めて、遂に見つけた伝説の宝剣。
2015年05月30日 14:02撮影 by  X-M1, FUJIFILM
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5/30 14:02
探し求めて、遂に見つけた伝説の宝剣。
ダイヤモンド宝剣。
2015年05月30日 13:59撮影 by  X-M1, FUJIFILM
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5/30 13:59
ダイヤモンド宝剣。
大日山山頂の祠。
2015年05月30日 14:18撮影 by  X-M1, FUJIFILM
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5/30 14:18
大日山山頂の祠。
大日如来が祀られています。
2015年05月30日 14:18撮影 by  X-M1, FUJIFILM
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5/30 14:18
大日如来が祀られています。
信心高い信者さんが、般若心経を拝んでいました(ご高齢で体力的にも大日山山頂まで来るのは大変だろうに)。聞けば毎年参拝されているとのこと。祈る姿はいつ見ても尊いものです。
2015年05月30日 14:21撮影 by  X-M1, FUJIFILM
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5/30 14:21
信心高い信者さんが、般若心経を拝んでいました(ご高齢で体力的にも大日山山頂まで来るのは大変だろうに)。聞けば毎年参拝されているとのこと。祈る姿はいつ見ても尊いものです。
女人結界まで下りてきました。
2015年05月30日 15:42撮影 by  X-M1, FUJIFILM
1
5/30 15:42
女人結界まで下りてきました。
イワカガミ。
2015年05月30日 15:50撮影 by  X-M1, FUJIFILM
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5/30 15:50
イワカガミ。
2015年05月30日 15:51撮影 by  X-M1, FUJIFILM
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5/30 15:51
山上ヶ岳。
2015年05月30日 16:08撮影 by  X-M1, FUJIFILM
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5/30 16:08
山上ヶ岳。
お花畑。
2015年05月30日 16:14撮影 by  X-M1, FUJIFILM
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5/30 16:14
お花畑。
湧出石。三角点も確認できました。
2015年05月30日 16:16撮影 by  X-M1, FUJIFILM
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5/30 16:16
湧出石。三角点も確認できました。
今日登った稲村ヶ岳と大日山。
2015年05月30日 16:15撮影 by  X-M1, FUJIFILM
6
5/30 16:15
今日登った稲村ヶ岳と大日山。
大峯山寺に到着。般若心経でお参りしました。
2015年05月30日 16:24撮影 by  X-M1, FUJIFILM
6
5/30 16:24
大峯山寺に到着。般若心経でお参りしました。
護摩道場のお不動さんにも不動真言でお参りしました。
2015年05月30日 16:31撮影 by  X-M1, FUJIFILM
1
5/30 16:31
護摩道場のお不動さんにも不動真言でお参りしました。
小笹の宿に到着。今日は夜、雨の予報なので小屋に泊まることにしました。(小屋の利用者は私だけでした。)
2015年05月30日 17:11撮影 by  X-M1, FUJIFILM
5
5/30 17:11
小笹の宿に到着。今日は夜、雨の予報なので小屋に泊まることにしました。(小屋の利用者は私だけでした。)
小屋脇にはツェルトが一張ありました。この方は、小学4年生の男の子と一緒に親子2人で歩かれていました。
2015年05月30日 17:15撮影 by  X-M1, FUJIFILM
7
5/30 17:15
小屋脇にはツェルトが一張ありました。この方は、小学4年生の男の子と一緒に親子2人で歩かれていました。
翌朝。濃い霧につつまれています。
2015年05月31日 06:28撮影 by  X-M1, FUJIFILM
1
5/31 6:28
翌朝。濃い霧につつまれています。
女人結界門をくぐります。
2015年05月31日 07:13撮影 by  iPhone 6, Apple
1
5/31 7:13
女人結界門をくぐります。
1つめの小普賢岳ピーク。
2015年05月31日 07:59撮影 by  iPhone 6, Apple
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5/31 7:59
1つめの小普賢岳ピーク。
分岐点にザックをデポして、大普賢岳、小普賢岳・石の鼻をピストンしました。
2015年05月31日 08:27撮影 by  iPhone 6, Apple
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5/31 8:27
分岐点にザックをデポして、大普賢岳、小普賢岳・石の鼻をピストンしました。
大普賢岳。
2015年05月31日 08:15撮影 by  iPhone 6, Apple
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5/31 8:15
大普賢岳。
山頂の三角点。
2015年05月31日 08:16撮影 by  iPhone 6, Apple
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5/31 8:16
山頂の三角点。
2つめの小普賢岳ピーク。
2015年05月31日 08:46撮影 by  iPhone 6, Apple
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5/31 8:46
2つめの小普賢岳ピーク。
石の鼻。高台にあるのですが、ガスで展望はありません。ここで地図を拡げて計画を練り直す。(日本岳まで行く予定でしたが、計画を変更し、大普賢岳に戻ることにしました)
2015年05月31日 09:08撮影 by  iPhone 6, Apple
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5/31 9:08
石の鼻。高台にあるのですが、ガスで展望はありません。ここで地図を拡げて計画を練り直す。(日本岳まで行く予定でしたが、計画を変更し、大普賢岳に戻ることにしました)
水太覗。
2015年05月31日 09:54撮影 by  iPhone 6, Apple
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5/31 9:54
水太覗。
ガスで展望はありませんが、幻想的な風景です。
2015年05月31日 09:54撮影 by  iPhone 6, Apple
6
5/31 9:54
ガスで展望はありませんが、幻想的な風景です。
稚児の泊まり。テン泊適地なのだが、付近に水場がないのが残念。
2015年05月31日 10:35撮影 by  iPhone 6, Apple
1
5/31 10:35
稚児の泊まり。テン泊適地なのだが、付近に水場がないのが残念。
銀竜草。不思議な色をしています。
2015年05月31日 10:55撮影 by  iPhone 6, Apple
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5/31 10:55
銀竜草。不思議な色をしています。
和佐又方面への分岐。ここから激下りが始まります。
2015年05月31日 11:03撮影 by  iPhone 6, Apple
5/31 11:03
和佐又方面への分岐。ここから激下りが始まります。
ようやく晴れ間が見えたので、ここでカッパを脱ぎました。
2015年05月31日 11:30撮影 by  iPhone 6, Apple
1
5/31 11:30
ようやく晴れ間が見えたので、ここでカッパを脱ぎました。
ガクウツギ。
2015年05月31日 11:59撮影 by  X-M1, FUJIFILM
5
5/31 11:59
ガクウツギ。
沢が流れています。
2015年05月31日 12:02撮影 by  X-M1, FUJIFILM
10
5/31 12:02
沢が流れています。
沢を見下ろす。それにしても急な斜面です。
2015年05月31日 12:03撮影 by  X-M1, FUJIFILM
2
5/31 12:03
沢を見下ろす。それにしても急な斜面です。
この洞窟から水が流れ出ていました。
2015年05月31日 12:06撮影 by  X-M1, FUJIFILM
2
5/31 12:06
この洞窟から水が流れ出ていました。
一部、登山道が崩落していました。ロープを蔦って慎重に渡ります。
2015年05月31日 12:19撮影 by  X-M1, FUJIFILM
2
5/31 12:19
一部、登山道が崩落していました。ロープを蔦って慎重に渡ります。
カエルくんも岩登り。
2015年05月31日 12:22撮影 by  X-M1, FUJIFILM
5
5/31 12:22
カエルくんも岩登り。
巨大な岩盤。目一杯引いても写真に入りきれません。
2015年05月31日 12:30撮影 by  X-M1, FUJIFILM
1
5/31 12:30
巨大な岩盤。目一杯引いても写真に入りきれません。
底無井戸を覗きこむ。こわ~。
2015年05月31日 12:40撮影 by  X-M1, FUJIFILM
5
5/31 12:40
底無井戸を覗きこむ。こわ~。
ヒメシャラ。ツルツルの表皮が特徴的です。
2015年05月31日 12:48撮影 by  X-M1, FUJIFILM
5
5/31 12:48
ヒメシャラ。ツルツルの表皮が特徴的です。
ヒュッテまで後1時間。
2015年05月31日 12:59撮影 by  X-M1, FUJIFILM
1
5/31 12:59
ヒュッテまで後1時間。
和佐又のコル。やっとここまで下りてきました。和佐又山経由でヒュッテに向います。
2015年05月31日 13:20撮影 by  X-M1, FUJIFILM
2
5/31 13:20
和佐又のコル。やっとここまで下りてきました。和佐又山経由でヒュッテに向います。
和佐又山。
2015年05月31日 13:31撮影 by  X-M1, FUJIFILM
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5/31 13:31
和佐又山。
大普賢岳方面の展望。
2015年05月31日 13:32撮影 by  X-M1, FUJIFILM
6
5/31 13:32
大普賢岳方面の展望。
和佐又ヒュッテまで下りてきました。芝が綺麗です。
2015年05月31日 13:49撮影 by  X-M1, FUJIFILM
2
5/31 13:49
和佐又ヒュッテまで下りてきました。芝が綺麗です。
カレーを頂きました。下山後に食べるものは、メチャウマです。
2015年05月31日 14:04撮影 by  X-M1, FUJIFILM
15
5/31 14:04
カレーを頂きました。下山後に食べるものは、メチャウマです。
和佐又山登山口バス停に到着。お疲れ様でした。
2015年05月31日 15:06撮影 by  X-M1, FUJIFILM
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5/31 15:06
和佐又山登山口バス停に到着。お疲れ様でした。
バスで途中下車し、ホテル杉の湯の温泉で汗を流します。吉野川が見下ろせるヒノキの露天風呂は最高に気持ちよかったです。
2015年05月31日 16:34撮影 by  X-M1, FUJIFILM
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5/31 16:34
バスで途中下車し、ホテル杉の湯の温泉で汗を流します。吉野川が見下ろせるヒノキの露天風呂は最高に気持ちよかったです。

感想

今日は、テントを担いで稲村ヶ岳・大普賢岳に行きました。

◆1日目 観音峰登山口BS〜観音峰〜稲村ヶ岳〜大日山〜山上ヶ岳〜小笹ノ宿(小屋泊)
観音峰登山口からいざ出発したのは良いが、登山道への取り付きで、いきなり道を間違えた。開始早々20分ほど痛いロスをしたが、気を取り直して再出発。
観音峰展望台は今日のような天気の良い日は最高に気持ち良い。青空と山の稜線のコントラストが綺麗だった。
法力峠までは人通りも少ない道だった。ここからは登山者が多くなる。稲村ケ岳は人気の山だ。稲村小屋にザックをデポして、稲村ヶ岳に向う。山頂からの景色もまた最高だった。伝説の宝剣探しにも挑戦したが、なかなか面白かった。楽しみにしていたオオミネコザクラは残念ながら見つけることができなかった。(また来年の楽しみか?)
大日山山頂にも立ち寄る。2人の信者さんが熱心にお参りしていた。祈る姿はいつも尊い。自然の中で遊ぶ山登りは、いつ何時何が起こるかわからない。謙虚な気持ちを持ちつづけるためにも、普段から神に祈ることを忘れてはいけないと思った。
稲村小屋に戻り、葛湯を頂いた。疲れた体にショウガ入葛湯は良く効く。すこし元気を取り戻し山上ヶ岳に向う。女人結界を越えると、急に斜度が増す。奥駈らしい山道だった。
山上ヶ岳では、本堂・護摩道場のお不動さんにお参りした。ここで山岳救助隊も兼任する方と少しお話した。信仰とは無縁の登山者も近年多く大峰山系に入るようになり、いろいろと苦労があるようだった。遭難が発生した場合、1人の命を救うため、本当に多くの人が動員され互いに連携して救助に当たる。助ける側も命がけだ。登山者側も安易に救助隊のお世話にならぬよう、最善をつくすべきだと思う。
小笹の宿には、夕方に到着。長い距離を歩いて、ヘトヘトに疲れた。夜には天気も崩れる予報であり、小屋に泊まることにした。夕ご飯を食べて早めに就寝。(本日の小屋の利用者は私1人のみ)

◆2日目 小笹ノ宿〜大普賢岳〜小普賢岳〜(反時計回り周回コース)〜和佐又山登山口BS
ぐっすり寝て、普段の睡眠不足を解消した。
ツェルト泊の親子さんはお子さんが小学校4年生で、今年の夏、穂高に登るためのトレーニングに来ているとのこと。富士山も昨年登ったとのことで、順調にステップアップしているようだった。将来が楽しみだ。
大普賢岳の麓にザックをデポし、まず大普賢岳、次に小普賢岳・石の鼻を空荷でピストン。天気が悪くガスガスで展望はなかった。和佐又周回コースは、奥駈道区間はもちろんのこと、それに至るアプローチもめちゃめちゃ厳しいことを今回歩いて知った。
稲村ヶ岳がアプローチが容易で女性的なイメージに対し、大普賢岳は硬派な男性的イメージがぴったりだ。周回コースは激急坂の登り下りが続く山道だった。
お腹ペコペコでヒュッテに到着。カレーを頂き、アッという間に平らげた。
山では、普段の食欲とはぜんぜん違い、自分でも驚くほどよく食べる。
昼食後、和佐又山登山口バス停に移動(徒歩約1時間)。バスで杉の湯に移動し、
お風呂で汗を流した。吉野川を見下ろすことができ、なかなか気持ち良い露天風呂だった。

今日も良い山でした。
(1日の消費量 水1.7L(行動中のみ、食事除く)、燃料80ml(夜30ml+朝30ml+昼20ml)
 荷重12kg、アルファ米 2食、行動食 500ml×1)

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技術レベル
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無雪期ピークハント/縦走 大峰山脈 [3日]
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