後志羊蹄山

2015年06月06日(土) [日帰り]

• GPS: 09:10
• 距離: 13.6km
• 登り: 1,645m
• 下り: 1,640m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:55
• 休憩: 1:07
• 合計: 9:02

距離 13.6km 登り 1,645m 下り 1,645m

8:08 半月湖野営場
8:45 風穴
8:58 比羅夫コース2合目
9:18 比羅夫コース3合目
9:33 比羅夫コース4合目
9:59 比羅夫コース5合目
10:23 10:33 比羅夫コース6合目
10:58 11:05 比羅夫コース7合目
11:33 11:40 比羅夫コース8合目
12:00 12:05 （休憩・足の回復待ち）
12:09 12:18 比羅夫コース9合目
12:55 13:11 旧羊蹄小屋跡
13:16 真狩コース下山口
13:59 喜茂別コース下山口
14:01 14:02 羊蹄山
14:08 14:09 真狩岳
14:10 京極コース下山口
14:31 北山
14:34 火口中央道分岐
14:39 旧小屋跡分岐
14:49 比羅夫コース9合目
15:02 比羅夫コース8合目
15:15 15:26 比羅夫コース7合目
15:37 比羅夫コース6合目
15:48 比羅夫コース5合目
16:04 比羅夫コース4合目
16:15 比羅夫コース3合目
16:29 比羅夫コース2合目
16:42 風穴
17:10 半月湖野営場

　前日の夜に新千歳空港から北海道入りし，レンタカーで移動して倶知安泊。
　下山後は新千歳空港に移動し，レンタカーを返却して新千歳空港内のホテル泊。
　千歳−倶知安は行きは千歳−札幌−小樽の高速道路（一般道との総距離約150km）を利用し，所要時間は約2時間30分。帰りは倶知安から支笏湖畔経由の一般道（距離は約100km）を利用したが，所要時間は高速道路利用と大差ないようだ。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

6/6 7:36

レンタカー（トヨタのヴィッツ）。「わ」ナンバーではなくて「れ」ナンバー。

6/6 7:41

登山口手前より後志羊蹄山。頂上は見えない。

6/6 7:47

登山口駐車場。先に止めてある車が七台。下山時は車が入れ替わっていたがやはり七台であった。

6/6 7:47

登山口のホオノキ（朴の木，モクレン科）

6/6 7:48

比羅夫（倶知安）コース登山口の半月湖野営場

6/6 8:05

オククルマムグラ（奥車葎，アカネ科）

6/6 8:05

ユキザサ（雪笹，ユリ科）

6/6 8:06

比羅夫（倶知安）コース登山口

6/6 8:09

ミゾホオズキ（溝酸漿，シソ目ハエドクソウ科）

6/6 8:10

ズダヤクシュ（喘息薬種，ユキノシタ科）

6/6 8:10

ミヤマハコベ（深山繁縷，ナデシコ科）

6/6 8:10

オオタチツボスミレ（大立坪菫，スミレ科）

6/6 8:11

ツボスミレ（坪菫，スミレ科）

6/6 8:12

ニリンソウ（二輪草，キンポウゲ科）

6/6 8:12

ニリンソウ

6/6 8:13

森の中の登山道

6/6 8:13

ルイヨウショウマ（類葉升麻，キンポウゲ科）

6/6 8:13

ルイヨウショウマ

6/6 8:13

マイヅルソウ（舞鶴草，キジカクシ科）

6/6 8:16

コンロンソウ（崑崙草，アブラナ科）

6/6 8:18

エンレイソウ（延齢草，ユリ科）

6/6 8:13

ツクバネソウ（衝羽根草，ユリ科）

6/6 8:21

クルマバツクバネソウ（車葉衝羽根草，ユリ科）

6/6 8:22

森の中の登山道。まだ比較的平坦な道が続く。

6/6 8:44

風穴。比較的平坦な森の中の道を抜け，登りに入って間もなくのあたり。

6/6 8:50

一合目半

6/6 8:58

二合目

6/6 9:09

倶知安方面を見下ろす。

6/6 9:12

三合目への登山道

6/6 9:18

三合目

6/6 9:20

オオカメノキ（大亀の木，スイカズラ科）

6/6 9:32

四合目

6/6 9:36

四合目より少し上の登山道

6/6 9:38

ハクサンチドリ（白山千鳥，ラン科）

6/6 9:42

ダケカンバの木

6/6 9:50

ゴゼンタチバナ（御前橘，ミズキ科）

6/6 9:50

ゴゼンタチバナ

6/6 9:54

ノウゴウイチゴ（能郷苺，バラ科）

6/6 9:58

五合目

6/6 9:59

五合目あたりは雲の中に入り，景色が見えなくなった。

6/6 10:07

六合目への登山道。このあたりから太ももが時々攣りそうになる。

6/6 10:18

このあたりはクマザサ，ダケカンバ，ハイマツが共生

6/6 10:20

サンカヨウ（山荷葉，メギ科）

6/6 10:21

サンカヨウ

6/6 10:22

六合目。このあたりまで来ると，かなり登ってきたと感じる。

6/6 10:26

足が攣りそうなので積極的に飲食物をとる。六合目ではミニチョコクリームパンを3個食べた。

6/6 10:41

オクエゾサイシン（奥蝦夷細辛，ウマノスズクサ科）

6/6 10:47

オクエゾサイシン

6/6 10:45

ヒメイチゲ（姫一華，キンポウゲ科）

6/6 10:55

丈の低いダケカンバやクマザサの間を登ってゆく。

6/6 10:58

七合目

6/6 11:00

やはり足が動かなくなってきた。七合目でおにぎり一つを食べる。

6/6 11:07

ノウゴウイチゴ

6/6 11:15

エゾシマリス。頂上でも見かけた。

6/6 11:15

エゾシマリス

6/6 11:15

エゾシマリス

6/6 11:19

ミヤマスミレ

6/6 11:24

エゾイワハタザオ（蝦夷岩旗竿，アブラナ科）

6/6 11:24

いつの間にか雲を抜けて青空が見えている。

6/6 11:31

登山道上に雪が現れた。

6/6 11:31

八合目手前で登山道のすぐ横に雪渓

6/6 11:32

八合目

6/6 11:34

いよいよ足が動かないので，八合目でミニチョコクリームパン2個食べる。

6/6 11:40

八合目の上でいよいよ雪渓。傾斜は急だが，踏み跡を見る限り，他の登山者もアイゼンは使っていないようだ。

6/6 11:43

はじめの雪渓はすぐに終わり，いったん雪のない登山道に戻る。

6/6 11:45

再び雪渓を登ることになる。

6/6 11:45

雪渓はかなりの急傾斜

6/6 11:46

雪渓を見下ろす。

6/6 11:47

木の枝にいつでもつかまれるように，雪渓の端を登る。木についた霧氷の氷が落ちたものか，フレーク状の雪がある。

6/6 11:48

雪渓上は先に行った登山者の踏み跡の穴に足を入れて進むが，足を大きく上げると足が攣ってしまう。

6/6 11:51

足が攣るので少し立ち止まっていると，男の人が雪渓の上から滑落してきた。見えないところまで滑り落ちて行ったが，何とか止まった様子。雪渓の真ん中を行くのはかなり危険。

6/6 11:56

雪渓の下方

6/6 11:58

やっと雪渓が終わる。しかしこのあたりで不用意に足を高く上げて踏み出したら完全に両太ももの内側が攣って，少しの間動けなくて倒れていた。ここで下山かもしれないという状況。

6/6 12:08

動けるようになって少し進むと九合目。ここでおにぎり2個食べた。頂上方面にすすむ。

6/6 12:08

九合目から見た雲海

6/6 12:13

九合目付近の火山岩

6/6 12:13

九合目付近の火山岩

6/6 12:26

九合目より少し上の頂上方面と羊蹄山避難小屋への分岐。頂上方面へ。

6/6 12:27

太陽の周りに虹（日暈）が見える。

6/6 12:28

北山（標高1843m）と雪渓

6/6 12:31

エゾエンゴサク（蝦夷延胡索，ケシ科キケマン属）

6/6 12:31

エゾエンゴサク

6/6 12:35

直登の登山道があるように思えたので直登する。現在の登山道は北山に向かって登っていくのが正解のようだ。

6/6 12:39

羊蹄山のような成層火山は，黒っぽい色の火山岩でできていることが多い。足元の石も黒っぽいものが多い。軽石のように多孔質で黒っぽいのはスコリア。

6/6 12:46

やはり登山道でないところを登ったようで，最後は崩れやすい斜面をゆっくり登る。

6/6 12:48

本来の登山道に合流

6/6 12:52

火口リム到着。羊蹄山は気象庁により活火山に指定されているが，6千年前以降は活動していないようだ。

6/6 12:53

火口リム（尾根）上を右方向へ進んでいくと，旧山小屋跡へ出る。ここで日焼け止めクリームを顔に塗ったりソフトシェルを着たりした。

6/6 13:05

雲の間からニセコアンヌプリの頂上がなんとか見える。

6/6 13:06

後志羊蹄山の大火口・父釜（火口リム西側より）

6/6 13:13

火口リム上の登山道。右回りに火口一周することにした。

6/6 13:14

真狩コース分岐付近より父釜

6/6 13:16

真狩コース分岐より父釜

6/6 13:16

真狩コース分岐

6/6 13:17

真狩コース分岐から見下ろすと山小屋（羊蹄山避難小屋）が見える。

6/6 13:18

真狩コース分岐付近より父釜

6/6 13:21

火口リムの南−南東側は岩場が連続している。

6/6 13:23

真狩コース分岐を見下ろす。

6/6 13:30

メアカンキンバイ（雌阿寒金梅，バラ科）。この花の南限が後志羊蹄山。

6/6 13:35

火口リムの岩場

6/6 13:37

コメバツガザクラ（米葉栂桜，ツツジ科）

6/6 13:38

火口リムの岩場

6/6 13:42

火口リムの南側から父釜火口底

6/6 13:46

火口リムの岩場

6/6 13:54

ミヤマキンバイ（深山金梅，バラ科）

6/6 13:55

火口リムの岩についた氷。風上に氷が成長してこうなる？

6/6 13:56

火口リムの南東側から父釜火口底

6/6 13:56

火口リム上から羊蹄山最高点（右）と真狩岳（中央）

6/6 13:59

喜茂別コース分岐

6/6 14:01

後志羊蹄山山頂

6/6 14:02

後志羊蹄山山頂

6/6 14:06

後志羊蹄山山頂より父釜

6/6 14:06

山頂より京極町，喜茂別町あたりの眺望

6/6 14:08

真狩岳頂上の三角点

6/6 14:09

真狩岳より父釜南東側火口壁

6/6 14:10

京極コース分岐

6/6 14:10

京極コース分岐より父釜

6/6 14:13

火口リムの南−南東側はゴツゴツした岩場であるのに対し，北側リムはなだらかで歩きやすい。

6/6 14:17

コメバツガザクラ

6/6 14:18

岩場についた氷

6/6 14:20

火口リム北東側の風景

6/6 14:23

右に行けば北山経由で下山

6/6 14:25

子釜。子釜の向こうに父釜。

6/6 14:27

北山より母釜

6/6 14:32

これより火口リムに別れを告げて下山

6/6 14:33

下山開始地点のハイマツ

6/6 14:34

キバナシャクナゲ（黄花石楠花，ツツジ科）

6/6 14:36

旧小屋跡分岐

6/6 14:37

旧小屋跡分岐目下の景色

6/6 14:39

下山コース上に残る雪

6/6 14:43

羊蹄山避難小屋分岐より北山

6/6 14:43

九合目への下山道

6/6 14:43

エゾイワハタザオ

6/6 14:46

シラネアオイ（白根葵，キンポウゲ科）

6/6 14:56

九合目下の雪渓は慎重に降りる

6/6 14:56

雪渓の急斜面

6/6 15:14

ここでソフトシェル（上着）を脱いで片づけ，下山に備えて靴ひもをつま先の方から強く結びなおした。おかげでここからの下山は快調。

6/6 15:48

下山時の倶知安方面

6/6 15:49

下山時のニセコ方面

6/6 16:26

エゾエンゴサク

6/6 16:29

ヒトリシズカ（一人静，センリョウ科）

6/6 16:33

ニリンソウ

6/6 16:35

オオバナノエンレイソウ（大花延齢草，ユリ目シュロソウ科）

6/6 16:35

オオバナノエンレイソウ

6/6 16:38

タンポポ。羊蹄山には固有種のオダサムタンポポが生育しているという説もあったようだが，現在ではDNA鑑定により固有種ではなく他地域にもあるエゾタンポポであるとされている。

6/6 16:43

ニリンソウ

6/6 16:45

一合目まで戻る。

6/6 16:48

一合目近くの森の様子

6/6 17:01

登山道のクマザサにカタツムリ

6/6 17:04

ホウチャクソウ（宝鐸草，ユリ目イヌサフラン科）

6/6 17:07

ミゾホオズキ

6/6 17:08

比羅夫（倶知安）コース登山口の入山届箱。ここでは下山予定時刻と実際の下山時刻も記録する様式。下山予定時刻を17時00分としたところ，17時10分に下山。

6/6 17:27

半月湖の説明板

6/6 17:29

2合目〜9合目の表示板に「羊蹄山登山リレーマラソン大会」と書いてあったが，その説明が半月湖の入り口駐車場にあった。

6/6 17:39

下山後，国道5号線より後志羊蹄山。比羅夫より。

6/6 18:20

下山後，京極中学校付近より後志羊蹄山

6/6 18:29

下山後に東側から見た後志羊蹄山（京極町の国道276号線上より）

6/6 18:35

下山後の後志羊蹄山（喜茂別町の国道276号線上より）

撮影機器：

F-02E FUJITSU

FinePix XP70 XP71 XP75 FUJIFILM

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン グローブ 防寒着 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 非常食 飲料 コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

Ssakana

　500mlペットボトル飲料を登り2本，下り1本消費。消費食料はミニアンパン5個，おにぎり3個。
　登山口の標高は350m，頂上は1898mなので，標高差は約1550m。登りはもちろん長いが，下りもひたすら降りるのみで長く感じる。一合目から登山口までの森の中も帰りは長く感じた。