木曽駒ヶ岳・空木岳
- GPS
- 20:11
- 距離
- 23.2km
- 登り
- 1,617m
- 下り
- 3,406m
コースタイム
- 山行
- 2:24
- 休憩
- 3:58
- 合計
- 6:22
- 山行
- 12:39
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 13:14
天候 | ◆6/13 晴れのち曇り ◆6/14 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
・バス 07:15 菅ノ台バスセンター(820円) 07:45 しらび台BS ・ロープウェイ 08:00 しらび台駅(1210円) 08:07 千畳敷駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆宝剣岳越え 乗越浄土から頂へは山頂直下の水平移動が難所 急峻な谷に面した5mほどのトラバース道は足の踏み場が限られた細い登山道 宝剣山頂から極楽平・空木岳方面の下りはクサリの箇所が多く、短いものの垂直に下りる岩稜帯が数か所 ◆木曽殿山荘から空木岳 クサリが設けられた岩稜帯の急登 一部段差の大きな岩を這い上がる箇所有り |
その他周辺情報 | ◆立ち寄り湯 < http://www.komakusanoyu.com/onsen.htm > こまくさの湯 610円 |
写真
感想
◆タニウツギから空木岳
前山行で苗場山の麓・赤湯温泉に向かう途中、開花終盤のタニウツギが淡いピンクの花を咲かせていました。
ウツギ・・・空木岳・・・
安易な発想で行先が決まりました。
中央アルプスで唯一のテントサイトは木曽駒ヶ岳 頂上山荘です。
木曽駒と中岳に囲まれたすり鉢状の底に位置しているので街の明かりが遮られ、またこの日は新月に近く月明かりにも邪魔されないので満天の星が見られるかもしれない、といった期待もありました。
◆千畳敷
青空の下、まだたっぷりの雪に覆われたカールを見上げると峻険な宝剣岳が目に飛び込んできます。
荒々しい岩肌を見ていると不安と期待が同時に湧いてきます。
はやる気持ちを抑えて遊歩道を下って剣ヶ池へ。
軽く食事をして軽アイゼンを装着し雪渓を登っていきました。
雪はグズグズでステップもあるので軽アイゼンで十分登ることができました。
雪がなくなり夏道になるとハクサンイチゲが迎えてくれます。
乗越浄土まで至ると宝剣岳がそびえています。
宝剣山荘脇にザックを置いて宝剣岳を目指しました。
◆宝剣岳へ
空身だったので、見上げた時に感じた不安を実感しないままピークに至りました。
難所といえば山頂直下の5mほどのトラバース道。
足の踏み場が限られた細い登山道で切れ落ちた谷は高度感があります。
山頂は短い岩の塔が鎮座していてその向こうに木曽駒が見えます。
険しい岩山を制し南アルプスや御岳山、翌日歩く空木岳への稜線を眺めてのんびり過ごしました。
◆星空はお預け
木曽駒で景色を眺めること2時間。
次第に雲が広がり、最後は一面のガスに覆われて視界は全く利かなくなりました。
その後も晴れることなく夜になり、深夜になるとパラパラと雨が降る始末。
結局、満天の星空は見ることができませんでした。
◆宝剣超え
翌朝、テン泊装備を背負っているものの、前日に下見をしているので、問題なく宝剣岳山頂に到着しました。
問題はこの先でした。
急傾斜の岩場を降下し、クサリや岩に打ち付けられたステップを頼りに鞍部を目指します。
登りよりも要注意箇所が多く宝剣岳の本当の厳しさを実感しました。
◆見た目とは裏腹
宝剣岳から空木岳方面を見ると、緑の草原と白い岩の稜線がうねるように伸びています。
見た目は高低差のない穏やかな稜線に見えます。
実際はアップダウンがあって、傾斜もキツイところが多い上に岩場は意外と歩きにくく難儀しました。
木曽殿山荘から空木岳への登山道はこのルート最大の難所です。
クサリ場が次々と現れ、大きな段差になった大岩を這うように登り空木岳頂上に到着しました。
◆暦
長野(長野県)
2015年6月13日(土)
日の出 4:28
日南中時 11:47
日の入り 19:06
月の出 1:57
月南中時 8:39
月の入り 15:29
正午月齢 25.9
LArcさん、こんにちは
木曽駒、空木岳縦走お疲れさまでした。稜線歩き素晴らしいですね。
ちょうど、空木岳にいらっしゃる頃、隣の南駒にいたのですがニアミスでしたね。
その前は、荒島岳と経ケ岳のニアミスだったと思いましたが
又どこかでお会いできるような予感がしますね。
空木に遠征してました。
山頂で流れる雲の間から南駒方面を眺めていました。
駒峰ヒュッテに小屋泊して南駒へ歩いて行きたくなっていたのです。
越百山、念丈岳・・・
中央アルプスは南北アルプスに比べると少し地味ですが、景色や登山道は負けず劣らず面白いおヤマが多いですね。
縦走して満喫したくなります。
コメントありがとうございました。
LArcさん、こんばんは。
木曽駒ヶ岳〜空木岳の縦走、今年こそは7月頭に余裕があれば歩こうかなと思っていたところです。
数年前に一度歩きましたが、たしかこんな風景だったなと思いだしながら楽しく見させて頂きました〜
千畳敷カールの雪もだいぶ消え、早くもお花の稜線が始まってますね
写真83のギンリョウソウは”幽玄”と言う言葉がピッタリ似合いそうです
おっ!kiyoponさんはもう歩いていたんですね、木曽駒・空木間。
人が少なく静かな登山道で百名山を繋ぐ稜線としてはさみしいくらいでした。
アップダウンがありましたが、きっとサクサク歩いたんでしょうね。
ワタシはヘロヘロでした。
時折見える空木岳に励まされて稜線を歩きました。
しかし、近づくにつれて立ちはだかるようにそびえ立つ岩峰・空木岳。
名前からは想像できない険しいおヤマでした。
コメントありがとうございました。
テント泊で中央!! お疲れ様でした
縦走路はアップダウン&面倒くさい岩場だったでしょうが、
(偽ピークも何度も出てくる系だったような!?)
さらに標高差2000mの下りまでを1日で歩ききったLArcさんに敬服!
南駒ヶ岳方面も惹かれますよね〜!! いつか行きましょう!
惜しまれるのは、明治亭でよかったのかどうか…。
(胸に手を当てて考えてみてくださいね )
い、い、いぢめないでください(>_<)
明治亭はGAROにお客さんがたくさんいたためであって、妥協の産物なのです。
wwさんとGWに行ったのでひと月ぶりに行きたかったのが本心なのです。
縦走路は見た目は穏やかに見えたのですが、ナメてました。
南駒ヶ岳方面も「イイなぁ」と空木から眺めていました。
いつか行ってみたいおヤマのランキングが上がったので、是非ご一緒に!
コメントありがとうございました!!
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