森吉山(ヒバクラコース)
- GPS
- 06:23
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 778m
- 下り
- 766m
コースタイム
- 山行
- 4:57
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 6:19
下山後は国民宿舎森吉山荘で入浴(14:40−15:15)。入浴料は大人1人460円。
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストなし |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
ゲイター
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
ポール
|
---|---|
共同装備 |
ジェットボイル
調理用水
インスタントみそ汁
ドリップコーヒー
|
感想
森吉山頂(向岳)東側にある山人平のチングルマはまさに今が最盛期で,緑色の葉の絨毯の上に白い花色が敷きつめられている。時にイワカガミのピンク色の花と相まって,近くからの花の姿も堪能することができた。写真を撮ってはみたが,この美しさを写真では表現しきれていない。今回のは計画の段階で山人平の花に期待はしていたが,ここまで素晴らしいとは予想できなかった。
山人平の中心部の主役はチングルマであるが,山頂への雪渓に近い湿原では無数のヒナザクラの花とミズバショウの花がイワイチョウの葉に交じって咲いている。低地での花期はとっくに終わっているが,ここでは小ぶりながらも数多くのミズバショウの花を見ることができる。
ヒバクラ岳分岐付近の湿原はヒバクラ湿原と呼ばれているようであるが,ここのチングルマの花は特に大きいように感じる。ヒバクラ湿原では山人平ほどの花の数はなかったが,チングルマの他にもヒナザクラやイワイチョウの花も見られた。ここにはゼンテイカ[ニッコウキスゲ]の群落も見事だというが,花期はまだ早く,帰路に一輪だけ開いているのを観察することができたのみであった。
今回の森吉山のヒバクラコースでは,山人平の湿原のお花畑だけでなく,登山口から途切れなく花が楽しめる。マイヅルソウの花は中腹よりも上でも見られるが,特に中腹から登山口に近い登山道沿いに群落をなしている。中腹より少し上,ヒバクラ岳への斜面ではミツバオウレンの花の群落もある。群落を成すほどでなくても,ショウジョウバカマやイワカガミ,サンカヨウ,イワナシ,シラネアオイ,ゴゼンタチバナといった花々も美しい。
今回の登山口の標高は約810mであるので,山頂との標高差は650mほどである。登山口の標識では森吉山山頂まで7.1kmとあるが,全体的にはそんなに厳しいコースには感じなかった。登山口からしばらくの間の林の中の登山道は傾斜がゆるやかで,道幅もゆったりと歩ける広さがある。ヒバクラ岳への木の階段部分と,山人平から森吉山頂への雪渓の傾斜がやや急なので,疲れるところはこの2か所である。雪渓も山人平のお花畑を堪能した後のせいか,すぐに登れたように感じた。
帰りに雪を踏み抜いた拍子にザックの肩紐を締めるバックルが壊れて飛び散るハプニングがあったが,紐を直接結ぶとその後は特に問題なく行動することができた。この時期の雪の踏み抜きには常に注意することと,ザックを購入するときは壊れにくいものを選ぶことを意識したい。
歩いている間,比較的天候に恵まれた。暑すぎず,本格的な雨にも降られずに幸いであった。森吉山山頂で西から濃い雲が迫ってきたが,山人平まで下りると頭の上には雲はなかった。ヒバクラ分岐で昼食後,ヒバクラ岳の木の階段を下りているときに小さくはあるがゴロゴロと雷の音を聞き,雨がパラパラ降ってきたが,それも束の間で下山したときには青空が見えていた。
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