唐松岳五竜岳鹿島槍ヶ岳 八峰キレットに挑戦
- GPS
- 56:00
- 距離
- 39.6km
- 登り
- 4,126m
- 下り
- 3,453m
コースタイム
- 山行
- 6:23
- 休憩
- 1:59
- 合計
- 8:22
- 山行
- 8:46
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 10:18
天候 | 晴れたり曇ったりちょい雨降ったりガスったり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
リフト3回のって1990円(15kg超えてる) 扇沢〜信濃大町までバス1360円。信濃大町〜白馬は電車500円。 白馬駅から徒歩で駐車場まで戻りました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
鎖場やはしごは慎重に。 |
写真
感想
いやー今年も来ちゃいました、北アルプス。
八方尾根〜唐松岳〜五竜岳〜八峰キッレト〜鹿島槍ヶ岳〜爺ケ岳〜扇沢
というルートを1年前から計画。
南下するか北上するか迷いましたが南下することにしました。
2泊3日で1日目は五竜山荘、2日目は冷池山荘にテント泊。
このルートは水場が少ないっていうのが難点でもあります。
しかもこの時期は山小屋が本格的に営業していなくて
唐松山頂山荘と五竜山荘、冷池山荘で水を的確に確保しないと
枯れちゃいます(笑)
今回八方のリフトに乗る前に荷物を計ると18kg!!!(相方は11kg)
予想外でした…
しかも水をたっぷり持っていなかった。
6/22(月)
8:35 八方池山荘
営業しているかわからないほどの静けさ。
しかも若干霧雨っぽくガスがかかっている。
8:54
登ります。
何回かケルンを通過して第3ケルンにつく前に工事中のため
八方池を迂回してくださいという看板がありました。
9:44 八方池に到着。
ざっと15人くらい観光客の方々。
観光の方はここより上には行かないみたいでした。
10:04
八方池を出発。
一層静けさが増し空気も冷たくなります。
森林もあり。
ここらへんで観光の方が上から降りてきて
「雪渓があって戻ってきた」とおっしゃてました。
確かに進むと50mくらいの雪渓がありました。
一応軽アイゼン装着で登りましたがなくても大丈夫だと思います。
雪渓の途中でもう一人男性とすれ違いました。
夏道を登っていくと扇雪渓があります。
といってもかなりやわらかいザラメでアイゼンは不要と思います。
丸山通過。
途中、どや顔の雷鳥を発見。テンションが上がる。
12:38 唐松岳山頂山荘到着。
ここで水を確保しなかったっていうのが一番の後悔。
18kgはなかなかつらくてこれ以上装備を増やしたくなかったのです。
13:24 唐松岳はパスして五竜山荘へ向かいます。
相方はここでヘルメットを借ります。(確か1000円、冷池山荘で返せます)
※ストックはここでしまったほうがいいです。
いきなり鎖場。
なかなか高度感があり、ちょいチンさぶでした。
慎重に行けば問題はありません。
アップダウンが結構続きます。自分は水分不足でくたくたでした…。
何度か雪渓を溶かして飲もうか葉っぱの水をすすろうかと考えましたが
我慢しました(笑)
15:59 五竜山荘に到着。
テント泊受付とここのカレーライスを食べたかったのでお願いしたら…
スタッフさん
「ごめんなさい…。まだシーズンオフなんで作ってないんですよ…」
俺&J
「…」
俺
「ここのお代わり自由のカレーライスが楽しみだったんですよね〜(´・ω・`)」
スタッフさん
「わかりました!いつも作っている物とちょっと違いますが作りましょう!」
俺&J
「まじっすか!!!ありがとうございます★」
テント代と夕食代を支払い、テント設営。
17:30 夕食のカレー
カレーライスだけかと思ったらハンバーグに豚汁に福神漬けまで!
牛すじかな?カレーライスかなり絶品!!
お願いしておきながらお代わりをしないというのはマナー違反だ!なんて
二人で話しながらお代わりをしたが、か な り おなかいっぱい(笑)
俺は少なめにしてもらったのでなんとか食べれましたが、相方はなぜか
2杯目も大盛り(笑)
俺が「少な目で」ってお願いした後、「同じく」と言ったらしいのだが
スタッフさんが「最初と同じくらい」って聞き間違えたのでは
ないかという話になった。注文は大きい声ではっきり言おう!(笑)
意地で相方も平らげました。五竜山荘の皆様!とてもおいしかったです。
今度は3杯食べるくらいの勢いで来ますのでそのときはよろしくお願いします♪
その後何も食べれず寝ます…。
6/23(火)
4:46 五竜山荘からスタート。
※ここから冷池山荘まで水場はありません!
今思うとなんでもう1Lくらい水を確保しなかったのかがわかりません。
余分なくらい持ってもいいかもしれません。
けっこうきついです。
アップダウンもあるし、急登するところもあります。
5:56 五竜岳到着。
登ったら西の方向に山頂があります。2.3分くらい移動します。
若干ガスがかかるが稜線とキレット、鹿島槍ヶ岳も見えてテンションが高まるぅ。
6:15 キレット小屋に向かう。
のっけからクライマックス! ガレガレの急坂と下っていきます。
鎖、梯子もあるので慎重に行きましょう。
8:18 北尾根ノ頭到着。
9:58 キレット小屋に到着。
当然営業しておりません。もしかしたら誰かはいるんじゃないか?という
淡い期待も消えました…。
そしてかなり疲労困憊。。。
水がないので行動食や乾き物をむさぼる。
10:33 キレット核心部へ向かう。
鎖や梯子で急激に高度を上げておきながらガンガン下らせる鬼畜っぷり(笑)
さすがキレット先輩!!
写真では見たことある光景が目の前に広がります。
でも意外と落ち着けば怖くはないです。ただ若干チンさぶします。
このあたりから頭痛が始まり、たまに立ちくらみっぽくなるので
休憩をこまめにとって歩いていきます。
12:27 鹿島槍ヶ岳北峰の分岐到着
考えたがどう考えてもそんな気力がなく、相方には悪いがパスをした。
北峰と南峰の間も25分とあったが30分かかりやっとの思いで
13:02 鹿島槍ヶ岳南峰到着。
ガスの中で眺望はないがやり遂げた感はあった。
13:19 冷池山荘へ向かう。
ザレ場をひさすら下る。飽きるくらい。
このあたりからストックを装備。すこし楽になった。
途中お花畑もあるよ!
13:55 布引山到着。
ただただ疲労感。早く水が飲みたい…
雪渓も少しあるくと冷池山荘のテン場に到着。
テン場から小屋までは5分くらい下ります。
15:04 冷池山荘到着。
テント受付と水を確保。ぷはぁー生き返ったぁー。
テン場に登り返しテント設営。
飯食って寝る。
6/24(水)
4:09 目覚めるとご来光しそうな空。
はだしのまま急いで外に出ようとしたら坂から転げ落ちそうになり
必死で踏ん張ったら石を思いっきり踏みつけ、足の裏のがぺろって
剥げちゃいました。痛みに耐えながら4:26ご来光撮影(笑)
朝飯食って
5:50 冷池山荘出発。
6:01 冷池乗越
朝日がまぶしく今日は360度見渡せる!劔岳や浅間山、など
連峰など地図を見ながらにやにやしちゃう。
7:09 爺ケ岳中峰
よくわからないが「これぞ北アルプス」っていう景色にうっとり。
寒くも暑くもない心地よい。
8:05 種池山荘で水を確保し下山に備えもう一回飯を食う。
8:47 下山スタート。
雪渓を歩いたりひたすら下る。ホントに下るだけ(笑)
10:27 ケルン
ここから種池山荘が見える。
もう嫌ってくらい下って
11:27 登山口に到着。
ここから車道歩き…地味に登りできつい。
11:45 扇沢到着。
12:30バスに乗り信濃大町へ。
信濃大町でダイヤをみてびっくり!次の白馬行きは15:08!!
2時間もどうしよう!!
とりあえず駅前の「豚のさんぽ」というラーメン屋さんが有名みたいなので
二郎系のラーメンをいただきました。
野菜増し、にんにく入れで食べましたがパンチがあっておいCー。
口が臭くてその後困りましたが(笑)
15:08 信濃大町〜白馬
白馬駅から約2km。車道を歩きます。
ここのメインストリートはパタゴニア、好日山荘があります。
そしてこんどノースフェイスも出来るみたいですごい通りですね♪
16:27 駐車場到着。
今回は何と言っても「水」。
確保方法や使い道などよく考えておくべきだった。
荷物ももう少し軽量化するなどの余地があるのではないか。
キレットや鎖場、梯子は慎重に。
核心部を抜けたところで気が緩み怪我や事故が多いと聞くので
自分に言い聞かせるように声に出して歩いたのだがそこはよかったのではないか。
今回は相方にペースを合わせてもらいどうにか歩けたが
トレーニングなどなかなかできなかったのでそこは迷惑かけちゃったな。
好天とは行かなかったが崩れることなく最高の3日間だった。
やっぱ俺の晴男パワーだったね!
ありがとうJ。お疲れさまでした♪
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