記録ID: 668326
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳
北岳 キタダケソウを探して恐怖の尾根歩き
2015年06月27日(土) ~
2015年06月28日(日)
山梨県
bool
その他2人
- GPS
- 32:00
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 1,977m
- 下り
- 1,963m
コースタイム
1日目
- 山行
- 5:35
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 6:25
2日目
- 山行
- 7:55
- 休憩
- 3:05
- 合計
- 11:00
15:30
ゴール地点
山頂までの往路は大樺沢右俣〜小太郎尾根〜肩の小屋ルート、
復路は小太郎尾根〜草すべり〜白根御池小屋ルートでした。
復路は小太郎尾根〜草すべり〜白根御池小屋ルートでした。
天候 | 1日目:晴れのち曇り 2日目:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
芦安(あしやす)の市営無料駐車場に自家用車を停め、山梨交通バスまたは乗合タクシーで広河原へ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは広河原インフォメーションセンター2Fに提出してください。 往路の大樺沢右俣コース、復路の草すべりコースともに夏道が通行可能です。 二俣分岐付近と小太郎尾根分岐付近に小規模な雪渓が残っていますが、ストックがあればアイゼン不要です。お守り代わりで軽アイゼンを持参すると良いでしょう。 |
その他周辺情報 | 駐車場周辺の芦安温泉街には日帰り入浴施設が多数あります。 バス停最寄りの温泉は、山梨交通が指定管理者となっている「白峰会館」です。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
飲料
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
ストック
カメラ
ゲイター
アイゼン
グローブ
笛
ナイフ
|
---|---|
共同装備 |
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ピッケル
|
備考 | 初めて雪渓の上を少しだけ登りましたが、キャップを外したトレッキングポールで支えながら歩けば、ある程度はアイゼン無しでも安全に歩行できます。 ただし無茶は禁物です。一応、軽アイゼンを持参していきました。 山頂付近の尾根は激しい風が吹き荒れていました。同行者からピッケルを借りましたが、これが非常に助かりました。 2日目は梅雨時らしからぬ晴天で、かなり日焼けしてしまいました。これからの時期、UV対策にも気を付けたほうが良いかもしれません。 |
感想
梅雨時の山行ということで、雨との戦いは覚悟していました。
が、いざフタを開けてみるとどちらかと言えば風との戦いで、遮るものが何もない、森林限界上の稜線歩きがいかに大変であるのかを、この身をもって存分に味わうことになりました。
私自身は北岳は2回目ですが、それぞれ60数回目と11回目という大ベテラン2名に連れられての登山で、両名から色々とサポートを受けながら、ようやく登頂とキタダケソウ見物の2つの目標を達成できた感じでした。
とてもじゃないですが、私一人の単独行では登頂すらままならなかったでしょう。
偉大な先輩方と、山の神様に感謝、です。
さて、あちこちで「もう花は終わった」という噂が流れたキタダケソウでしたが、吊尾根分岐からのトラバースルート上ではまだ少なくとも数十株は咲いているような雰囲気でした。
もっとも、これらの株もかなり終わり頃に近いようで、数日中にはもう花はほとんど残っていないかもしれません。
今年はギリギリ開山日に間に合ったようですが、今後も開山前に花の時期が終ってしまうようなことが常態化してしまうと、林道の開通時期そのものを見直さざるをえなくなってしまう、というようなことになるかもしれません。
人為的か、それとも自然現象か、と議論が尽きない温暖化問題ですが、間違いなくアルプスをめぐる環境は少しずつ変わってきている、そんなことを痛感した山旅でした。
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