ペテガリ岳
- GPS
- 32:00
- 距離
- 32.2km
- 登り
- 2,589m
- 下り
- 2,599m
コースタイム
天候 | 晴れ! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
神威山荘側からぺテカリ山荘に抜ける沢の乗越が滑る |
その他周辺情報 | 温泉は三石温泉。オロナミンC付きで500円 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
ポール
シェラフ
|
---|---|
備考 | 晴れていたので水2リッターでは足りなかった。3リッターは必要。 |
感想
4日(土曜日)は昼まで仕事のS君と16時に三石道の駅で待ち合わせ、林道を走り17時にスタート。沢から尾根乗越を明るいうちに出来れば、林道は夜になっても大丈夫とふんで夕方からのスタートとした。
沢は登山靴ではけっこう滑るが、沢靴をはくまでではない。
尾根を乗越しペテカリ山荘側の沢を下り、林道に入る頃には薄暗くなっていて、山荘に着く頃には真っ暗だった。
山荘には千葉からやってきたというKさん一人だけで、少し話しをして早めに就寝した。
5日(日曜日)
朝3時起床し朝食をしっかり取り4時スタート。
山荘の前には車が2台止まっており、Kさんに聞くと笹刈りのボランティアが入っていて、上でテン泊しているという話だった。
道は初め沢沿いに歩き、ジグを切って山腹を上がっていく。
稜線に出るあたりで笹かぶりの道になり、少し行くと最初の1050mピーク。
ここで笹刈りの人たちに会い少し話しをした。
そのうち二人が今日も上で作業を行うというので一緒に登ることにした。
その方たちは静内山岳会のメンバーで、一人はなんと会長さんだった。
もう一人のSさんも古株の方で、静内山岳会なのに札幌の方でうちの近所に住んでいた。
会長さん同行という事でS君も質問攻め。
クマの話しやダニの話し、遭難救助の話しなど興味深い話しを沢山聞けた。
その中で山の名前について興味深い話しを聞いた。
ペテガリ岳という名前になっているが、山荘はペテカリ山荘になっていて、それはもともとペテカリはアイヌ語で、アイヌ語には濁点はないらしい、なので正確にはペテカリと呼ぶほうが正しいらしい。
色んなお話が聞けて楽しかったです、おまけに帰りの水まで心配していただいて、デポしていた水を分けてもらい助かりました!
ほんとうにありがとうございました!
途中の尾根で笹刈り作業をする会長さんたちと別れ、いよいよ有名な500mの急登に入る。
登山口からの距離も長く、その最後に待ち構えている急登は精神的にも肉体的にも本当にしんどい。
それでもなんとか頂上に到着。
晴れ渡った空の下に浮かぶ日高の名峰たちを心ゆくまで堪能した。
自分はいつも最初の山は悪天候がほとんどなのだが、今日は普段の行いが良い?せいか日高の女神が微笑んでくれた!
下山も登り返しがけっこうあり、山荘に着くころにはけっこう疲れが出ていた。
もう一泊出来ればいいのだが、月曜日は仕事があるし、連絡しようにも手段はなにもなく、遭難騒ぎになってもまずいので、なんとしてもまた一山越えて帰らなければならない。
へろへろになりながらまた峠越えをするためすぐ出発。
なんとか明るいうちに登山口についた。
静内山岳会の人が言っていた、晴れ男、晴れ女の定義。
晴れ男、晴れ女は単純な事ではない、人のためになるような事をして徳を積んで初めてそうなるのだ。
最近献血をしたので自分にも晴れが回ってきたのだと思った!
お願い
1050m峰と1259mピークの間でポールの下(一番細いポール)を1本無くしました。
ブラックダイアモンドの黒いポールです。
ペテガリ岳行かれた方、もし見つけたら私までご一報ください。
i-tomoさんこんにちは。
ペテガリ岳の画像にため息がでました。
「遙かなる山」というフレーズが心をくすぐります。
この夏に行きたいとチャンスをうかがっている山の一つなので
とても参考になるとともに意欲をかき立てられました。
山頂からの眺望を是非この目で見てみたいですね。
登山道整備お疲れさまでした!
誰かのために行った行動は回り回って自分に帰ってくると思います。
ペテガリはあまり情報がなく、特に最初の尾根を乗越すあたりがどうもイメージ出来なくて不安がありました。
でも百聞は一見にしかずで、行ってみて初めてその状況がわかりました。
思ったよりも神威山荘側の沢が長かったです。
ぺテカリ山荘側は短いので楽です。
でも日帰りはかなりハードルが高いので、今回私が行った山荘に泊まって次の日に登って帰るというのが一番無難かなと思います。
ただ陽が長いときじゃないと難しいかもしれません。
初めは山頂テン泊も考えましたが、荷物一式持っていくのはきついと思います。
山荘の水はとても美味しいので多めに用意されたらいいと思います。
天気の良い日に頂上に立てたらいいですね!
良い事をされてますからきっと晴れ男になれますよ
晴れ男となれて良かったですね。素晴らしい日高山系の眺望、私も見てみたいです。7/9-11ペテガリ岳に単独で行く予定ですが、今年の登山情報が全くなく不安でした。色々情報を頂けて助かりました。神威山荘側の川の徒渉は今のところ問題なさそうで安心しました。静内山岳会の方と熊の話もしたと書かれていましたが、なにか有用な熊の情報がありましたか?
DoctorMKさんこんにちは!
コメントありがとうございます!
静内山岳会の会長さんはもう50回ほどペテガリに登られているという話しです。
でもこのあたりの熊は大丈夫だとおっしゃっていました。
根拠は不明ですが、特に危険な熊はいないようです。
たまに人間を威嚇するためか、林道の上に鹿の死骸を置いているみたいです。
熊よりもダニに気をつけてください。
レコには書きませんでしたが、ダニは必ず着きます。
僕もかなり注意して払いながら歩きましたが、次の日やられているのに気がつき、病院に行ってきました。
白っぽい服装などで、ダニがついても分かりやすくするなど工夫されたらいいと思います。
お一人なので十分気をつけてください。
天気も良くて楽しいペテガリ岳になればいいですね!
レコ楽しみにしています!
更に詳しい情報ありがとうございます。
静内山岳会会長さんからのヒグマ情報で少し安心しました。単独登山のためヒグマとの遭遇は致命的ですので、熊対策として鈴・熊笛・携帯短波ラジオに加えて熊撃退スプレーまで用意していました。
マダニは昨年石狩岳で被害に遭いました。やはり熊笹をかき分けて登攀した時にやられたのだと思いますが、まめに払い落とすことが基本でしょうか。マダニは致死的なウイルス感染の原因ともなるので注意します。
ブラックダイアモンドのストックの件、へばらず注意力が保てれば登山路に残っていないか気をつけて登攀してみます。
こんにちは、i-tomoさん。虫除け使ってくれたんですね。(^O^)
夕張岳の虫たちには結構効果があったように思いますが、ダニにはあまり効果がなかったのかも。ダニが嫌う精油を入れておけば少し違ったかもしれません。今度、ブレンドしてプレゼントしますね。って、いつだよって感じですが。
日高は敷居が高くてなかなか行けないんですが、低山から挑戦してみたいな〜と思っています。
先日はおつかれさまでした!
あの時は寝不足でテンションDown状態で失礼しました(笑)
おかげさまであの虫除け活用させてもらいました!
ダニ対策には強烈なものを配合しないと無理かもしれませんね〜
でもそんな虫除け期待してますのでよろしくお願いします!
今回ダニに負けて初めて病院に行きましたが、あまりの痛さにびっくりしました!
ダニより病院の切開が怖いと思いました(笑)
dominonさんなら日高も大丈夫ですよ!
タイミングが会えばぜひ!
DoctorMKさんこんにちは!
僕も日高に入る時はいつもナタを持っていきます。
今回山荘まで携帯して、山荘からペテガリ岳には持って行きませんでした。
全般的に熊の気配はなかったですが、山荘から頂上にかけてはいないと思います。
ポールの件ありがとうございます!
僕も帰りに探しながら下りたのですが、結局見つかりませんでした。
もし見つかりましたらご面倒おかけしますが、山荘においていただけたらと思います。
登る時は出来るだけ山荘に荷物を置いて、身軽な状態でいかれたほうがいいと思います。
ただ水は十分持っていってください(笑)
楽しい山行お祈りしてます!
7/9−11二百名山の難関、ペテガリ岳に無事登ってきました。登頂日の10日(金)はほぼ一日晴天であり、山頂からはカムイエクの雄大なカールの背景に幌尻岳が端正にそびえ、そして遠く残雪をいだく山(十勝とトムラウシか)を見ることができました。南に目をやれば中ノ岳・神威岳、南東側には十勝平野の先に太平洋が見えました。おそらく1年に数日あるかないかの最高の登山日和だったと思います。これもi-tomoさんからもらった情報で意を強くして登山にのぞめたためだと思います。感謝です。
ポールですが残念ながら見つかりませんでした。ペテガリ山荘であった方からは山頂からすぐのはい松帯で時計をなくしたので探してほしいと言われたのですがやはり見つけられませんでした。
それから私もマダニにやられました。本日東京に戻ったのですが、念のため妻に目が届かない背中を見てもらったら一匹食いついていました。昨年の経験から、ねじりながら引っ張ると捕れることが判っていましたので、とげ抜き用ピンセットでつまんで捻るように指示したら簡単に取(捕?)れました。取ったダニはしっかり生きて動いているので妻もビックリでした。ちなみに、ペットのダニ取り専用の道具の名前がダニツイターですが、このネーミングもねじるところからきているのでしょう。
ヤマレコ登録したことがないのですが、何とか時間をかけてトライしてみます。
DoctorMKさんペテガリ岳登頂おめでとうございました!
天気も良くてよかったですね!
北海道も今日から天気は下り坂です。
ダニやられましたか、背中ならどうしようもないですよね。
ポールは気になさらないでください。
新しいポールを買う口実が出来ましたから(笑)
せっかくですからDoctorMKさんもヤマレコに出してもらえたら、これから行きたいと思っている方にも有効な情報になると思いますよ!
ぜひよろしくお願いします!
i-tomoさん。あらためてありがとうございます。
確かにこれから登る方のために情報を共有すべきですね。忙しさにかまけずヤマレコ登録、トライしてみます。
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