大キレット1day縦走 上高地〜槍ヶ岳〜大キレット〜北穂〜上高地

2015年07月20日(月) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 42.3km
• 登り: 2,583m
• 下り: 2,578m

コースタイム

日帰り

• 山行: 13:10
• 休憩: 0:00
• 合計: 13:10

5:27 上高地バスターミナル
5:30 河童橋
5:48 明神館
5:48 徳沢ロッヂ
6:08 徳澤園
6:13 新村橋(パノラマ分岐)
6:30 横尾 (横尾山荘)
6:52 一ノ俣
7:08 槍沢ロッヂ
8:17 槍沢・天狗原分岐
9:34 槍ヶ岳山荘
9:57 槍ヶ岳
10:45 飛騨乗越
11:00 大喰岳
11:16 中岳
11:55 南岳
13:10 長谷川ピーク
14:16 北穂高小屋
14:17 北穂高岳(北峰)
15:37 涸沢小屋
15:53 涸沢ヒュッテ
16:36 本谷橋
16:58 横尾 (横尾山荘)
16:21 徳澤園
18:00 上高地バスターミナル
18:00 ゴール地点

天候

くもり　風つよい
ガスも時折晴れるが、スカッといい天気とはいかなかった
だが時折の晴れ間から見る景色もそれはそれで良かった

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大阪より車で約4時間
今回も平湯エリアの「アカンダナ駐車場」に駐車。

4:50発の始発バスに乗り込み、スタート地点となる上高地へ向かう

帰りは上高地発の最終バスが18:00なので、それまでに帰ってこないと、タクシー利用になる。（バス往復券は2,050円・片道だと1160円）

コース状況／危険箇所等

●上高地〜槍沢ロッジ
　　トレランスタイルで挑んで、走れるエリア。
　　ここでの時間短縮が、後に効いてくるのでいきなり頑張りポイント。
●槍沢〜槍ヶ岳
　　この時期はまだ雪渓多し。
　　僕たちは軽量化と称してアイゼンなしで挑んだが、重い荷物を背負い、上り下りするのはバランスを崩したり、風の影響などあるでしょうから、あった方が安心。
　　写真を見て貰って自己判断・自己責任で。。
●槍〜南岳
　　飛騨乗越（3,020m）は日本最高所の峠・大喰岳（3,101m）・中岳（3,084m）・南岳（3032.7m）という、日本有数の高所を行く、晴れていれば絶景間違いなしの稜線。
　　岩稜帯の続く稜線尾根だが、危険という事はない。
●大キレット
　　言わずと知れた、北アルプスの中でも難関なルート。
　　写真で見てもらうと分かりますよね、間違いなく危ないです。
　　毎年何人かが、お星様になる長谷川ピーク・飛騨泣きなど有名！？ポイントが連続する、日本有数の悪路。
●北穂〜涸沢
　　梯子や鎖の岩場が幾つか。
　　注意して進めば、大丈夫。
　　残雪は北穂の頂上直下のみでした。
●涸沢〜本谷橋
　　残雪多数あり。危険というほどの事はない
　トレランさんはこのエリアは走れます

写真

7/20 5:27

気合十分のくらまてんぐさん

7/20 5:27

おら
スタート時間は　5:27
いざ、出発！！！

7/20 5:30

河童橋が早速

7/20 5:31

河童橋より
ん〜、下は比較的スッキリですが、上は厚いガスに覆われてますね

7/20 5:48

明神

7/20 6:24

上高地〜槍沢ロッジまでは出来るだけ、走って走って

7/20 6:30

横尾に　6:30着
上高地からちょうど1時間のタイム位
予定通りの、グッドペースです

7/20 7:08

トイレ休憩
軽量化の為、スタート時の水分量は約700ml
涼しくここまでもほとんど飲んでいないので、水分の補給なしでそのまま進む

7/20 7:28

山道らしくなってきます

7/20 7:35

ババ平

7/20 7:39

槍沢の雪渓が見えははじめた

7/20 7:44

7/20 7:52

ノーアイゼンです
でもあるほうが、安心です

7/20 7:53

ずんずん進みます

7/20 8:17

天狗原の分岐
8:17

7/20 8:50

所々いい青空ものぞきはじめて

7/20 8:53

播隆窟
槍ヶ岳開山の播隆上人のお宿！？
詳しくは、新田次郎の「槍ヶ岳開山」をどうぞ

7/20 8:56

殺生ヒュッテが見えた

7/20 9:34

槍ヶ岳山荘とうちゃこ（9:34）

7/20 9:34

おぉ、スタートから4時間6分で登ってこれました(^o^)丿

このタイムは自分でも驚きですね

7/20 9:43

では、人が少なそうなガスガスの頂上へ

7/20 9:51

多い時はこの往復で2時間掛かります

7/20 9:55

最後の梯子
ここを登ると・・・

7/20 10:03

頂上
ガスが少し晴れて行きますね

7/20 9:58

久々の槍ヶ岳頂上

7/20 9:58

いい顔してますね

7/20 10:03

しばし撮影会

7/20 10:02

しばしたそがれ
10分間槍ヶ岳の頂上を満喫

7/20 10:06

下ります

7/20 10:31

やはりいいですね〜

でも今日はまだまだ、まだまだこの先があります

7/20 10:45

飛騨乗越
日本最高所の峠　らしい（3,020m）
ここから南岳までは3,000m前後の稜線歩きが続く

晴れていれば、絶景間違いなしなんやけどな・・・

7/20 11:07

今年初ライチョウ
雛も4羽いてました

7/20 11:15

大喰岳
知らないうちに通り過ぎてました
百高山のはずやのに・・・（しかも10位のはずやのに）

7/20 11:16

ここは中岳（3,084m）
日本第12位の高峰

7/20 11:27

岩稜帯が続く

7/20 11:40

危険というほどの所はないが、ちょけたらあきませんね

7/20 11:55

南岳（3032.7m）
日本第18位の高峰です

この顔はまだ余裕ありますね

7/20 12:00

ライブカメラでお世話になってる、南岳小屋

ここで会議1分
ガスが多く、風もやや強いが、やはり「大キレット」へ行く事に

7/20 12:09

難敵を前にエネルギーチャージ

7/20 12:16

いきなり大きな下りから
前方はガス

7/20 12:24

でも横を見ると、ガスが晴れては来てる

7/20 12:27

僕がにやけてしまったせいで、あまり臨場感出てないですが、結構な下りでした

7/20 12:33

こんな所がずっと続きます

7/20 12:34

強風来たら、危ないです

7/20 12:36

ここでまだ大キレットの1/3くらい

7/20 12:36

常念方面はいい感じですね
あちら側はずっと頂上が見えてました

7/20 12:37

気の抜けないポイントが続く

7/20 12:37

落ちたら・・・

7/20 12:40

まだまだ難所が続く

7/20 12:40

当然　絶景しかない

7/20 12:44

さぁ、核心部が近付いてきましたね

7/20 12:53

7/20 12:54

7/20 12:54

7/20 12:55

7/20 12:56

最低のコルあたりかなここで大キレットの半分位

ここから先が難所といわれるところ

7/20 12:56

圧倒的ですね

7/20 13:00

7/20 13:00

笠方面

7/20 13:07

　ここまで越えてきたルートを振り返り

7/20 13:07

何を笑っとんねん！？俺

7/20 13:15

ここが長谷川ピーク

7/20 13:10

ここで2,841m

7/20 13:28

長谷ピーを振り返って
ヒトの小ささ・・・
あんなとこ進んできたんですね

7/20 13:11

まだまだ油断できない

7/20 13:19

7/20 13:21

7/20 13:21

7/20 13:21

長谷川ピーク以降もまだまだ難所が続く

7/20 13:26

A沢のコル
ここはほっと一息

7/20 13:30

振り返ってあのナイフリッジが長谷川ピーク

7/20 13:30

はい、ずんずん進んで

7/20 13:42

こんなところも越えて

7/20 13:45

あんな所も越えて

7/20 13:47

飛騨泣き
ここの高度感はなかなか(*_*;

7/20 13:59

7/20 14:00

長い道のりでした
大キレットで2時間以上かかりました
って、かなり早いかな。
もっと、慎重にいかないと！
ま、写真もここだけで160枚くらい撮りましたが・・

7/20 14:16

ついに北穂高小屋
この時（14:16）

テラスでゆっくりコーヒー、なんてしてる暇はない(ToT)/~~~

7/20 14:18

はい、北穂ゲット

7/20 14:19

撮って戴きました
2人ともいい顔です

7/20 14:24

頂上直下のみ残雪
階段状にしてくれてます

7/20 14:26

北穂分岐
ここで僕らは涸沢方面へ

でも凄い人たちはここから更に、涸沢岳〜奥穂〜前穂〜岳沢と繋いで上高地まで1dayで行くらしい(>_<)

7/20 14:31

とりあえず、涸沢へ向け下山

7/20 14:32

涸沢を見下ろし絶景の中下山

7/20 14:35

7/20 14:35

晴れたら最高なんですが

7/20 14:55

途中こんなとこや

7/20 15:00

こんな鎖場があります

7/20 15:04

気持ちのいいくだり

7/20 15:27

7/20 15:28

前穂かっこいいですね〜

7/20 15:32

7/20 15:36

涸沢小屋到着

7/20 15:37

ソフトクリーム食べてる余裕はありません

7/20 15:38

この時期は雪渓の上にテント泊なんですね

7/20 15:53

涸沢槍

7/20 15:55

やはりここはいいですね〜

7/20 15:55

よくここまできました
感慨深い

7/20 15:56

ビールにおでん♪と、テラスでゆっくりしたいですが、先を急ぎます。
この時（15:55）

7/20 15:57

今回は急いでるので、次はゆっくり
また来るよ(ToT)/~~~

7/20 16:02

本谷橋までのエリア
何度も雪渓越えがあります

7/20 16:35

本谷橋

7/20 16:58

横尾到着（16:58）
こうなりゃ、タイムトライアル！？

バスの最終時刻18時間に合うか1？

7/20 17:21

走って、走って
徳沢（17:21）諦めようか？

そこから40分ノンストップで走って

7/20 18:00

18:00！ジャスト
上高地バスターミナル到着

最後は「そのバス乗りま〜す」と遠方から叫びながら走ってました。

7/20 18:01

くらまてんぐさん、いい顔してます。
お疲れ様でした。
そのまま倒れこむように着席

7/20 18:01

僕もこのハードなコースをこなして、大満足です

7/20 18:51

そして平湯の森の硫黄泉で疲れを癒して帰りました

7/21 22:33

このハードコースをこなしたのは自身大きな自信がつきましたね

7/21 22:40

my gps

7/21 22:40

my gps

撮影機器：

DSC-RX100 SONY

感想

mimiyan

僕自身、かつてない人生最強・最高の内容の濃い〜〜12時間という時間の過ごし方でした。

僕は、どこを？何を？目指しているのでしょうか(^o^)丿？

でもこのルートには続きがあって、本当に強いトレランさんは、
「上高地〜槍〜大キレット〜北穂（僕らはここで下山）〜涸沢岳〜奥穂〜前穂〜岳沢〜上高地」(＠_＠;)
　というルートを、1dayで縦走してしまうので、ホントに凄い。
　
世の中には凄い人達が沢山いてるもんですね。

でも楽しかった。
今回も無事大阪へ帰ってこれました。
健康でいられる事に、丈夫に産んでくれた親に感謝ですね。

くらまてんぐさんお疲れ様でした。
いつもハードコースをありがとう。

出会った方、お世話になった方、素晴らしい沢山の自然に、山の神様に感謝です。
心より、　　

ありがとうございました。