三俣蓮華 双六 笠ヶ岳 北アルプスの奥を覗いてきました


- GPS
- --:--
- 距離
- 37.9km
- 登り
- 2,969m
- 下り
- 3,011m
コースタイム
- 山行
- 9:52
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 11:02
天候 | 25日 快晴 26日 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
秩父沢の手前で雪渓をトラバース。道が分かりにくかった。また、秩父平最上部で、軽アイゼン使いました。 |
写真
感想
北アルプスを訪れるときは、槍〜穂高間が殆どで他は行ったことが無いので、今回は、違った北アルプスを見てみようと計画した。
といっても、いつもと出発点は同じ新穂高から。左俣林道から、双六・三俣蓮華・雲の平、あと笠ヶ岳も行ってみたい。一泊二日で、どれだけよくばりかなあとおもうが、今回も未明3時に出発する。
途中、暗い中での雪渓回避する場所は、目印もわからず少し苦労する。鏡平の景色は、ピーカンでは無かったっが、逆さ槍等を見ることができた。稜線にでると、さらに槍穂以外の山々も見渡すことができ、足元では、森林限界も越え、高山植物の世界の中を縦走するとになった。
予定通り、双六小屋から双六岳経由三俣蓮華岳に至るころには、険しい山々という印象から、緩やかな秘境という感じの山々の世界に変わっていく。雲の平やそれを囲む山々、北アルプス最深部の秘境は、ゆっくり滞在したい気持ちになりました。
しかし、初日も昼近く、明日笠ヶ岳も行ってみたいとすると、ここまでが限界。最深部を垣間見たら、双六小屋方面へ移動。体力もばて始めたので、ここで宿泊することにした。
混雑が予想された小屋泊だったが、幸運にも一人一つの布団。部屋では、青森、栃木等の遠方から来た方々と楽しくいろいろな山々の会話をさせていただきました。また、夕食では、三重から来たお父さんと息子さん(中学生と小学生の男の子)との会話を楽しみました。翌日は、笠ヶ岳も早めにまわりたいと考え、朝食で無く、弁当を選択。3時起床で、暗いうちに小屋を出発した。
翌日は、前日以上の直射日光がきつい快晴となる。稜線で見事なモルゲンロートの山々と咲き乱れる高山植物を堪能しながら歩く。秩父平では、唯一この部分だけ雪渓通過に軽アイゼンを必要とした。無しでも行けそうだったが、まあ、気持ちの問題もあります。笠ヶ岳山頂では、北アルプスの北部の山々だけでなく、南アルプス・富士山までも堪能、笠ヶ岳山荘では、双六小屋の弁当を食し、笠新道経由で下山することとした。
下山が一番苦労した。急斜面を降りていくのは覚悟をしていたが、それより気温の上昇が厳しかった。午前中から、杓子平・笠新道には容赦なく太陽が降り注ぐ。絶景が見える反面、下りでも、飲料水の残量を気にすることになった。なんとか、笠新道と左俣林道の合流点の水場に来たときは、体中がカラカラな感じだった。下界の気温は、標高1100mの新穂高でも30度を超えていた。登りの方はもっときつかったと思います。
今回は、尖っていない北アルプスを見たり、あれだけ咲き乱れている花々を見たりと、山の奥深さを感じた登山。カメラが欲しくなった登山でした。
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