会津朝日岳【花と展望の超名山だったが熱中症により半遭難（またかよ！）】

2024年06月01日(土) [日帰り]

• GPS: 07:52
• 距離: 11.6km
• 登り: 1,363m
• 下り: 1,364m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:25
• 休憩: 1:27
• 合計: 7:52

距離 11.6km 登り 1,363m 下り 1,364m

5:37 会津朝日岳登山口
6:22 6:26 三吉ミチギの水場
7:27 7:37 人見ノ松
7:54 8:00 叶の高手
8:29 8:32 熊ノ平
8:35 8:41 会津朝日岳避難小屋
8:59 9:00 バイウチの高手
9:02 小幽沢ノカッチ
9:29 9:51 会津朝日岳
10:12 10:16 小幽沢ノカッチ
10:18 バイウチの高手
10:30 会津朝日岳避難小屋
10:35 熊ノ平
11:21 11:36 叶の高手
11:52 12:01 人見ノ松
12:39 12:46 三吉ミチギの水場
13:29 会津朝日岳登山口

※遭難者のペースです。参考になりません

天候

晴れ！

アクセス

利用交通機関：

自家用車

◆アクセス、駐車場など
▼赤倉沢登山口駐車場
・イワナの里の先、未舗装路を200mほど走ると着きます
・無料で20台ほど。5時半到着でまさかの一番乗りでした。本日は私も含め5組6名の入山しかなく、こんな名山なのに不思議で仕方ありませんでした
・イワナの里までは舗装路ですが、狭路が続きますので慎重な運転を
https://tozanguchinavi.com/trailhead/trailhead-20725

コース状況／危険箇所等

◆道の状況
▼赤倉沢登山口⇄三吉ミチギ
・数箇所渡渉がありますが、雨の翌日でも普通に渡れました
・滑りやすい岩なので注意
▼ 三吉ミチギ⇄人見ノ松
・一番の急登箇所。展望もないので我慢の時間
▼人見ノ松⇄叶ノ高手
・お花畑が続きます
・叶ノ高手まで来て初めて朝日岳が見えるという演出
▼叶ノ高手⇄避難小屋
・大クロベが2本
・下り基調なので一息つけますが、帰りは登りということ
▼避難小屋⇄会津朝日岳
・山頂直下の雪渓は左側に巻道が用意されていますが、植生もあるので使用は最小限にとどめたいところ
・雪渓を歩く場合は軽アイゼン・チェーンでは心許ないと感じました

◆登山ポスト
・駐車場にあり。下山時に半券を出すタイプ

その他周辺情報

◆登山後の温泉
♨️深沢温泉 むら湯
・ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉の掛け流しで、窓も大きく展望が良い
https://www.aizu-concierge.com/spot/1442/

◆飲食店等
▼深沢温泉 むら湯
・温泉施設内の食堂。ごく普通

写真

6/1 4:25

車中泊した道の駅奥会津金山
起きたら何とも言えない幻想的な光景が

6/1 4:46

登山口まで1時間
途中、いつもの炭酸場に立ち寄る

6/1 4:47

これで本日の山行の楽しみが増えた

6/1 5:14

いわなの里へは案内板多く迷いません
ここから1〜1.5車線となります

6/1 5:33

会津朝日岳赤倉沢登山口駐車場
5時半到着でなんと一番乗りでした
奥地の山だけあってこの時期は少ない？（ちなみに来週開山祭です）

6/1 5:37

例年開山祭前に設置されるという橋を渡りスタート

6/1 5:59

朝日を浴びるタニウツギが美しい

6/1 6:00

赤倉沢越に着くまでにビショビショ
落ちたわけではありません
前日の雨で草木が濡れていた

6/1 6:08

ラショウモンカズラ

6/1 6:12

ホウチャクソウ
この緑がもの凄く美しい！

6/1 6:16

ユキザサ

6/1 6:16

エンレイソウ

6/1 6:22

三吉ミチギ
この時点で既に体調がおかしい
異常な汗の量、目眩、喉の渇き、足が上がらない、、、

6/1 6:29

トチノキ

6/1 6:30

ヒメシャガ？
いつも見ているシャガとは色が全然違います

6/1 6:36

只見といえばブナ

6/1 6:39

豪雪地帯のブナブナロード
ここら辺で引き返すことも視野に入れ始める

6/1 7:24

イワカガミ

6/1 7:25

ムラサキヤシオ！

6/1 7:27

フラフラになりながらも、人見ノ松に到着

6/1 7:28

大好きな浅草岳の展望が素晴らしいのだが、、、とにかく暑い

6/1 7:29

ウラジロヨウラク

6/1 7:29

ここから暫くはイワカガミがすごかった

6/1 7:41

アカモノ

6/1 7:43

イワウチワ

6/1 7:44

かわいい、、、癒される
が、足が上がらなく躓きながら歩く

6/1 7:47

ムラサキヤシオ
ツツジ系の裏年ではありましたが、この山ではたくさん見ることができた

6/1 7:48

ナエバキスミレ？

6/1 7:49

叶ノ高手に近づくと、やっと朝日岳が見えてきた

6/1 7:54

叶ノ高手

6/1 7:54

マイズルソウ

6/1 7:55

朝日の大クロベ

6/1 7:58

このクロベの倒木がしっとり濡れており冷たくて気持ちよかった
10分ほど座ったり抱きついたりしながら体を冷やすことに専念

6/1 7:59

炭酸泉が体に染みるが、水飲みすぎて胃もおかしくなってきた

6/1 8:03

浅草岳と雪に削られた山々

6/1 8:05

ミニバッタに励まされる

6/1 8:05

ムラサキヤシオに励まされながら、ゆっくりと步を進めます

6/1 8:11

ショウジョウバカマ

6/1 8:12

待望の残雪
5分ほど横になる
とにかく体を冷やしたい

6/1 8:13

オオカメノキ
これが、、、

6/1 8:13

破裂して、、、

6/1 8:07

こうなる
凄いことですよね

6/1 8:35

朝日岳避難小屋
中を見たかったのですが、扉が開かなかった！なぜ？

6/1 8:42

タケシマラン

6/1 8:48

ブナが本当に見事
紅葉の時にも来たい

6/1 8:58

カタクリまで見られるとはね、、、

6/1 8:58

カタクリの群生は麓の方と山頂直下にありました（麓は当然ながら種）

6/1 9:00

ツバメオモトが群生していました

6/1 9:00

花つきが良い

6/1 9:00

シャクナゲも残っていた

6/1 9:04

ミツバオウレン
ホント、高山植物のオンパレードの山です

6/1 9:04

頂上直下の雪渓
左側を歩けますが（ロープも張ってある）、植生があるのでなるべく雪渓を歩かれたい

6/1 9:25

4時間要しましたが、何とか登頂！

6/1 9:26

浅草岳と田子倉湖

6/1 9:26

猿倉山と横山だそうです

6/1 9:26

大川猿倉山
奥には毛猛山

6/1 9:29

平ヶ岳と至仏山がよく目立つ

6/1 9:27

丸山岳

6/1 9:29

新潟方面は雲の中

6/1 9:50

丸山岳とアイコマ・三ツ岩岳

6/1 9:54

山頂から10m戻ったところの展望台より
丸山岳とアイコマ・三ツ岩岳
さて、のんびり降りますか

6/1 10:34

登りでは見逃していたサンカヨウ

6/1 10:36

登りでは開いていなかったカタバミ

6/1 10:54

登りでは見逃していたマンサク

6/1 10:58

登りでは見逃していたサラサドウダン

6/1 11:37

叶ノ高手
ここでまた具合が悪くなり、根っこのところで10分ほど横になる

6/1 11:40

登りでは見逃したタムシバ

6/1 12:09

登りでも休んだこの木でまた10分ほど寝る

6/1 12:51

登りでは開いていなかったニリンソウ
本当に、高山植物のオンパレード、といったお山でした

6/1 13:03

ここまで戻ってきました
水遊びしながら体を冷やすことに努める

6/1 13:31

無事ではなかったけど何とか駐車場に帰還
これがなかったら救助要請だったかも
あと、アイスノンとか冷えタオルなどの常備も必要ですね

6/1 13:46

いわなの里に立ち寄ります
ここでバッジが買えると聞いていたので
なんと開山祭（6/9）前なのでまだ無いとか！

6/1 13:47

コーラで乾杯

6/1 14:13

温泉は「深沢温泉むら湯」
誰もいませんでした

6/1 14:47

併設の食堂で塩ラーメン
スープが変な匂いがしたが、味は普通でした

6/1 16:01

本日の宿泊地に到着

6/1 16:00

8月まで残せるって凄い断熱ですね

6/1 16:07

今日は本当に軽めにします

6/1 20:58

で、本日の本はこちら
今日という日にぴったり
羽根田治さんの遭難系の本は本当に読みやすく勉強になります

6/16 12:18

6/16追記
いわなの里に再訪し、開山祭前に登った旨告げるといただくことができました！

撮影機器：

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

iPhone 14 Apple

感想

Kazu405

奥深く、訪れる人も少ない名峰と聞いていたので、ずっと機会を伺っていたのですが、遂に本日実現しました。
噂に違わぬ大展望！そして花の種類と密度がこれまた凄い！

完璧な山行になるはずだったのに、またまた熱中症を発動させてしまい、随所で横になりながらの半遭難登山となってしまいました、、、

紅葉ももの凄いと聞いていますので、次回は万全の状態で再訪すると誓いました。