花いっぱいの白山 （南竜テント泊）

2015年08月01日(土) ~ 2015年08月02日(日)

• GPS: 31:32
• 距離: 25.5km
• 登り: 2,069m
• 下り: 2,083m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:15
• 休憩: 2:55
• 合計: 9:10

距離 9.9km 登り 1,287m 下り 474m

6:15 別当出合
6:56 7:06 中飯場
7:51 7:52 別当覗
8:29 8:49 甚之助避難小屋
9:21 9:31 南竜分岐
9:48 9:50 南竜道・エコーライン分岐
10:09 12:17 南竜山荘
13:26 13:29 油坂ノ頭
13:32 油坂の頭
14:12 油坂ノ頭
14:14 14:15 油坂の頭
15:25 南竜山荘

2日目

• 山行: 7:06
• 休憩: 2:40
• 合計: 9:46

距離 15.6km 登り 780m 下り 1,609m

4:02 南竜山荘
4:39 5:09 アルプス展望台
5:38 平瀬道・展望歩道分岐
5:52 5:54 白山室堂
6:34 6:43 白山
7:17 7:21 翠ヶ池
7:32 お池めぐり分岐
7:35 7:41 山頂池めぐりコース分岐
8:17 8:37 白山室堂
8:53 弥陀ヶ原・エコーライン分岐
9:42 9:43 南竜道・エコーライン分岐
9:55 10:57 南竜山荘
11:10 南竜道・エコーライン分岐
11:26 11:28 南竜分岐
11:45 11:48 甚之助避難小屋
12:14 12:15 別当覗
12:51 13:03 中飯場
13:39 13:47 別当出合
13:48 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・市ノ瀬ビジターセンターからバスで別当出会い（片道500円）

写真

8/1 5:31

市ノ瀬ビジターセンター、ここからバスで別当出会いへ

8/1 6:03

よく見る光景ですが自分は初めてです。さてスタート

8/1 6:16

砂防新道はこの吊り橋を渡る。共振すると揺れる。

8/1 6:18

見慣れないユリがたくさん咲いていました。⇒　ウバユリらしいです。

8/1 8:26

上を見上げると気持ちのよい快晴です。

8/3 19:51

観光新道の稜線を登っている人が見えます。

8/1 8:47

大勢のかたが休憩している。ガレの向こうに別山

8/3 19:54

ゴゼンタチバナ

8/3 19:55

ヤマハハコ

8/3 19:56

アキノキリンソウ

8/1 9:25

南に見えるのは赤兎？能郷白山？　

8/1 9:26

南東側には別山。まさか今日あちらへ行こうとはこのの時点では思いも寄らず。。。

8/1 9:33

ハクサンフウロ。日陰で涼しそうw

8/1 9:35

しばらく登ると眼下に先ほど通過した甚乃助避難小屋が見える。

8/1 9:38

シモツケと青空

8/1 9:46

別山への稜線もクリアー。白い花はシシウド

8/1 9:48

タンポポに似ている。。。これはミヤマタンポポ

8/1 9:49

エコーラインへの斜面にはコバイケイソウが群生。

8/3 20:00

南竜山荘への木道をしばらく進み

8/1 10:24

テント場に着きました。既に張ってあるのは昨日からの方が多いようでした。

8/1 11:56

自分もテントを張り終え、

8/1 12:08

南側にある湿原へ来ました。

8/1 12:06

カラマツソウと

8/3 20:04

そしてクロユリがいっぱい咲いていました。下向きなので這いつくばってパチリ。

8/3 20:06

湿原の小さな池と向こうの稜線はエコーライン

8/1 12:29

別山へのルートはこの『油阪の頭』への登りとなります。時間が少しあるので、あの稜線まで登ってみよう！

8/1 12:30

まずこの雪渓横を下って行き、沢を渡ると

8/1 12:42

登り途中で、ミヤマキンポウゲや

8/1 12:46

シモツケや

8/1 12:46

ハクサンシャジンや

8/1 12:48

ミヤマダイモンジソウなど、たまりません。

8/1 13:10

そして白山コザクラ。ここではありふれた花みたいですね。

8/1 13:15

振り返ると、白山の全容が見えました。

8/1 13:30

左手には現在通行止めとなっている平瀬登山道。白樺が林立している稜線が見えます。

8/1 13:37

油阪の頭（別山への稜線初め部分）から奥に別山が見えました。

8/1 13:36

登山道左は急な崖、雪渓が遙か下のほうまで見えます

8/1 13:35

稜線を歩き始めて見えた紫の花は、、、タテヤマウツボグサ

8/1 13:38

ニッコウキスゲ

8/1 13:43

急な斜面にキンポウゲが群生していて圧巻

8/1 13:48

稜線のそばには小さな池がありました。

8/1 13:50

その周りにはアオノツガノザクラ

8/1 13:53

ハクサンイチゲ

8/1 13:55

シナノキンバイでしょうか？　花の大きさと葉のギザギザから判断しましたが。。。

8/1 13:52

花と遠望。意外と難しい構図です

8/1 13:56

別山方面は雲が増えて来ました。

8/1 13:51

別山は遠いので帰ります。三方崩山の稜線が見えました。

8/1 14:11

名前は？

8/1 14:17

帰り道から南竜山荘とテント場が眼下に見える。ここは結構ガレた登山道で歩きにくく一度転倒しました。

8/1 14:22

午後2時過ぎで白山は雲の中へ・・・

8/1 14:41

やや地味ですが、

8/3 20:21

風になびいたようなチングルマ穂

8/1 15:06

コイワカガミ。たくさん咲いているけど群生はあまりないです。

8/1 15:07

こちらは花のチングルマ

8/3 20:24

2日目です。4時にテント場を出発し約45分でアルプス展望ポイントに到着。

8/3 20:24

日の出を待ちます。左端は槍ヶ岳と教えて貰いました

8/3 20:27

約20人位の方が待っていると、、、

8/2 5:04

ご来光。ダイアモンドのような煌めきはほんの一瞬でした。

8/3 20:29

ワイドで見ると山並みも美しい

8/2 5:18

室堂へ向かう途中。ハクサンコザクラが群生しています

8/2 5:22

ミヤマオトギリソウ？

8/3 20:30

日の出から約30分。ゴーストとアルプスもいいです。

8/2 5:35

左端には劔岳らしい

8/2 5:41

ハクサンコザクラが群生

8/3 20:33

クロユリもいっぱい

8/2 5:50

室堂が見えてきました。

8/3 20:37

山頂への登り途中でクルマユリ

8/2 6:06

チシマギキョウ。朝6時頃なので日陰です。

8/2 6:09

振り返った室堂

8/2 6:41

御前峰。ご来光目当ての人たちは降りてしまい、山頂には3人ほどでノンビリできました。

8/2 6:40

雪渓とお池周回へ向かいます。

8/2 7:00

池に近づいてきました。

8/2 7:18

この構図は好みです。

8/2 7:20

雪渓と池と山並み

8/2 7:51

キラキラのハクサンコザクラを撮れたと思ったのですが。。。

8/2 8:09

雪渓と・・・

8/2 8:42

約2時間で室堂まで戻ってきました。

8/2 8:47

室堂でプチ休憩し下ります。
右は観光新道。左エコーライン。

8/2 9:01

別山方面を眺めながら木道歩きが気持ちいいです。

8/3 20:53

エコーラインの下りでも色々な花が咲いていました。これはイワイチョウ

8/2 9:04

コバイケイソウが群生

8/2 9:13

チングルマ

8/2 9:20

ミヤマキンバイ

8/3 20:59

エコーラインで圧倒的なのはこれでした。
この後、テント場でテント撤収して下山します。

8/2 11:16

下山中にはこのアサギマダラを何匹か見かけました。優雅な舞い方です。

8/2 11:19

登りでも見かけた眼下。　今日は雲の沸き方が早いです。

8/3 23:47

ナデシコが白いのかな→センジュガンピらしい

8/2 13:15

オオカメノキ

8/2 13:54

別当出会いに下山完了。ザックが重かった。

撮影機器：

Canon PowerShot S95 Canon

NIKON D90 NIKON CORPORATION

感想

ururu12

・花の白山にあこがれて数年。やっと念願がかないました。
　自宅からは330km以上離れているので、前夜に向かいました。市ノ瀬は初めてなのですが、ナビで心配なく夜半に到着。朝6時前にはバス乗り場から別当出会いへ順調な登山開始でした。砂防新道から登ることとしたのはテント泊のためです。約15kgほどを背負うのは久しぶりなので肩と腰が悲鳴。・・・・皆さんよりゆっくりペース、マイペースで登ります。　この砂防新道はちょうど良いタイミングで休憩ポイントがあり、冷たい水が豊富に利用できるのは、汗かきの自分にはとても嬉しいルートです。

　南竜山荘の先にあるテント場でテント設営を終えた頃、隣のテントの主が帰ってきました。白山御前峰〜池周回をしてきてこれから下山とのこと。前日には別山に行って来たと聞き、自分にも行けるかお話すると往復5時間位かかったようでした。それでもまだ12時前なので行けるところ迄行ってみたいと行動開始。
　南側の湿原から沢に一旦降りて、再び急登を約1時間。結局『油阪の頭』という最初の稜線の先まで歩き帰ってきました。標高差は300mも無いようですが、岐阜県側の様子や稜線脇の池なども見られてよかったです。そしてテント場に戻り、陽がゆっくり傾く時間がまた良いです。

　2日目は、先ほどの方に聞いた通り、午前4時発、5時にご来光を迎えました。アルプス展望ポイントからは、雲一つ無いご来光が眺められました。
ダイアモンドの輝きはほんの一瞬でした。その後室堂〜御前峰〜池周回ルートでは色々な花が咲いていて楽しめましたよ。余りにも花の種類が多くてまだ知らない花も一杯でした。エコーラインを下る途中では自然観察員の方とお話し。クロユリの咲き加減が例年と違うらしいなど詳しく教えてくれました。
その後、テント場に帰りテントを撤収、時間的にも11時ころとなり、下山とは言え暑くてかなりバテバテとなりました。
　白山は想像以上にたくさんの花が咲いていて期待以上でした。ちょっと残念なのはバテた時の写真はぶれやボケで失敗も多々ありました。もう少し改善が必要だと思いました。

コメント

sachi1114

ほんとにうらやましい〜
テレビの日本百名山で見た時　ぜひ行ってみたいと思いました。
まさに花の宝庫ですね。そして池や雪渓、湿原の木道、ご来光、まわりの景色　どれをとっても素晴らしくて　どの写真もうっとりとしてしまいます。
ｕｒｕｒｕさんらしいレポート　何度も見て癒されてます。

ururu12

Re: ほんとにうらやましい〜
sachiさん、こんばんは〜
白山は噂で聞いていましたし、直近のヤマレコでもなかなか良さそうなのでやっと重い腰を上げて行ってきましたよ。前夜９時に高速に載り、市ノ瀬駐車場には午前１時半頃に到着。既に大勢の車がありラッキーに空いているスペースで仮眠。５時過ぎには次々とバスに乗車する人たちが通り過ぎるのでささっと準備してバスに乗り別当出会いから2日間のスタートとなりました。道中は花、花、花で重いデジイチを携行した甲斐がありました。こちら付近の登山経験は殆ど無かったので凄く良い経験ができました。是非sachiさんも生で体験してくださいね。

blue-ridge

白山テン泊
ururuさん、おはようございます。コメント遅くなりすみません。
天候に恵まれて素晴らしい２日間でしたね〜。
カメラ二台使い分けられるのですね、花の写真がすごく綺麗ですよ。
僕はテン泊の経験はないのですが、テン泊の魅力はなんとなく分かるし興味はあるんですが、いつも重装備の人を見ると重くて肩や腰は大丈夫かな？大変そうだなぁと思うだけです。実際どうですか？
それと南龍ヶ馬場はいい所ですよね。前に南龍を通った時に山の緑や池がとてもきれいで、泊まるなら室堂より南龍がいいなと思いました。
これ以上ない最高の日に行かれて良かったですね 　おつかれさまでした。

ururu12

Re: 白山テン泊
buleｰridgeさん、こんちには。
白山はあこがれていた通りの二日間でした。カメラはデジイチがメインでコンデジは予備なのですが、二日目の午後にはデジイチのBattが無くなりコンデジが合ってよかったです。テント泊装備は仰るとおり重いですね。山小屋泊の狭さ、気遣い、鼾の加害（笑）と被害などを考えるとテントに傾きます。でも標高差が厳しいと小屋泊と軟弱ですよ。　南龍ヶ馬場には行かれたのですね。広いテント場冷たい水も豊富で快適でした。自分はソロでしたが、こちらへ同行者とどうですか？コメントありがとうございました。