お花を探しに天生湿原&籾糠山へ

2024年06月17日(月) [日帰り]

• GPS: 05:26
• 距離: 8.8km
• 登り: 539m
• 下り: 540m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:26
• 休憩: 0:50
• 合計: 5:16

距離 8.8km 登り 539m 下り 540m

8:12 天生峠
8:44 天生湿原北側分岐
8:49 9:00 天生湿原
9:07 9:13 天生湿原南側分岐
9:16 9:25 カラ谷分岐
10:34 木平分岐
10:52 籾糠分岐
11:15 11:20 籾糠山
11:38 11:46 籾糠分岐
12:19 12:23 ミズバショウ群生地
12:35 カラ谷分岐
12:46 12:50 天生湿原南側分岐
12:59 13:00 天生湿原
13:02 天生湿原北側分岐
13:26 13:28 天生峠
13:28 駐車場

天候

⛅

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道360号線（天生峠）は、11月〜翌年5月末（予定）の期間に冬季閉鎖となる。また、落石などの発生で通行止めになる事もあるので要確認です。
https://douro.pref.gifu.lg.jp/

広い駐車場あり。トイレ付（駐車場のトイレは無料だが、湿原内のトイレブースは有料）。

コース状況／危険箇所等

天生県立自然公園
https://www.hida-kankou.jp/spot/276
協力金500円。トイレブース使用料400円（トイレブースは数か所ある）。
山頂は狭いので、混雑時は休憩利用しないようにとの案内あり。
→登山道の要所要所でベンチ付きの休憩スペースがあるので、そちらでお昼を食べるようにしたい。

その他周辺情報

☆天生湿原は「岐阜の宝もの」に認定されている飛騨の「三湿原回廊」のうちの一つとなります。
http://hidanomoriguide.com/hidamori/

残り二つは深洞湿原と池ケ原湿原。

☆深洞湿原
https://www.hida-kankou.jp/spot/352
https://nohaku.net/event/event-5494/
こちらは自由に訪問ができず、山之村牧場でガイドツアーの申込みをしてガイド同伴での行動となるそうです。大鼠山も気になる・・・。

☆池ケ原湿原
https://www.hida-kankou.jp/spot/287
車から降りてすぐの所に湿原があるので、ふらっと立ち寄れてかなりお手軽。
（「ミズバショウ満開の池ヶ原湿原」2022年05月02日(月) ）
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4230578.html

写真

6/17 8:02

平日の朝だし、混み合うお花のタイミングではないし、このとおりガラガラ

6/17 8:03

駐車場からして既にお花畑。ベニバナイチヤクソウ

6/17 8:04

アカモノはまとまって咲いていて綺麗だった

6/17 8:07

登山口。外来種が入らないように靴裏の汚れを落とし、受付けで協力金500円を払う

6/17 8:13

整備の行き届いた緩い登りが続く

6/17 8:10

葉の上にシモフリコメツキがいた

6/17 8:13

ツクバネソウは至る所に咲いていた

6/17 8:31

そして、早々に槍様とご対面

6/17 8:39

立派なブナの木が多いです

6/17 8:42

電気柵を越えて、ここから湿原

6/17 8:43

ゴゼンタチバナも花盛り

6/17 8:44

湿原は時計回りの一方通行

6/17 8:45

広々とした天生湿原に入る

6/17 8:46

トロピカルフルーツみたいなミズバショウの実。クマの好物だが、電気柵のお陰で食べられず

6/17 8:47

タテヤマリンドウ、モウセンゴケ、ツマトリソウ

6/17 8:48

リンドウはちょうど良い時季だった

6/17 8:48

スポットライト

6/17 8:49

花粉を食べに来た、キヌツヤミズクサハムシ

6/17 8:49

中の島にある飛騨匠堂

6/17 8:54

匠屋敷由来。あの鞍作鳥の出身地😲⁉

6/17 8:50

赤い筋が入り、ほんのりピンクなアカモノ

6/17 8:52

湿原はリンドウ畑

6/17 8:55

ワタスゲほわほわ

6/17 8:56

初夏の湿原ですな

6/17 8:56

ニッコウキスゲ！　一輪だけ咲いていた😊

6/17 8:57

ササユリはまだ蕾固し

6/17 8:58

ミヤマツボスミレ

6/17 8:59

ズダヤクシュ三兄弟

6/17 9:01

ヤマドリゼンマイ四姉妹

6/17 9:02

ツマトリソウ

6/17 9:05

湿原はここまで

6/17 9:07

とにかく見上げるブナが美しい

6/17 9:09

マイヅルソウとスギゴケの胞子嚢

6/17 9:12

楽しい道

6/17 9:14

ホウチャクソウ

6/17 9:14

涼しげですな〜

6/17 9:16

釣り人を知らないイワナが悠然と泳いでいた

6/17 9:17

立派なカツラの木

6/17 9:18

カツラの巨木の根元は人が入れるほどのウロになっている

6/17 9:18

カラ谷分岐。ここは右へ。カラ谷を進みます

6/17 9:18

真っ白なユキザサ

6/17 9:19

ラショウモンカズラ

6/17 9:23

ヒメツチハンミョウがいた！　けっこうデカいな！　猛毒注意💀

6/17 9:28

ちっちゃいユキザサにまとわり付かれるギンリョウソウ

6/17 9:34

奇跡的に残ってた〜😂

6/17 9:35

こっちも

6/17 9:42

大輪のキヌガサソウ

6/17 9:43

清楚ながら絢爛な花

6/17 9:45

この枯れ沢に並行してカラ谷登山道が付けられている

6/17 9:48

カツラ門に到着。圧倒的な存在感・・・。パワースポットだ

6/17 9:51

天に向かってにょきにょき

6/17 10:02

そして、やっとランを発見。コケイラン

6/17 10:04

2株咲いていた

6/17 10:06

アップで

6/17 10:06

よく見ると一つ一つ微妙に違う

6/17 10:09

ミドリユキザサ

6/17 10:12

涼し気〜

6/17 10:21

ムラサキヤシオの花はプラ〜ンな状態

6/17 10:25

オオバミゾホオズキ

6/17 10:31

もさっと

6/17 10:32

ブラシにしか見えないウワミズザクラ

6/17 10:36

トイレブースはこんな感じ

6/17 10:37

木平ルートからの合流点以降は急登の連続

6/17 10:43

オウレンの実

6/17 10:50

籾糠分岐。ここからは山頂まであと少し

6/17 10:54

トッゲトゲなハリブキ

6/17 11:01

ツバメオモトの花は閉店間際

6/17 11:02

エンレイソウはまだまだ元気

6/17 11:02

ツクバネソウも息が長い

6/17 11:06

山頂直下に広めの休憩スペースあり

6/17 11:12

ヒメモチの花だと思う

6/17 11:15

だいぶん時間が掛かって山頂到着。確かにあまり広くはない

6/17 11:17

剱立山

6/17 11:18

薬師〜水晶〜黒五など。籾糠山からは薬師と北ノ俣の間に赤牛が見える

6/17 11:21

槍穂高。笠ヶ岳が大喰岳と南岳の間に同化している☺

6/17 11:19

乗鞍

6/17 11:18

御嶽

6/17 11:21

金剛堂山と白木峰。山頂は混んでいたので、写真を撮って5分で退散

6/17 11:36

ハリブキの花が隠れていた

6/17 11:46

マイヅルソウはこんな感じで至る所にカーペット状態

6/17 11:47

何かやたら長いのが飛んでいると思ったら、ヒメバチ（寄生バチ）の仲間だった

6/17 12:16

サルオガセなどの地衣類びっしり

6/17 12:16

これは・・・、フガクスズムシソウ！　今日見られるとは思わなかった🤣

6/17 12:16

あまりに高い所にあるので、肉眼では良く分からなかったが、ズームして撮ってみたら写っていた(笑)

6/17 12:25

緑色のホウチャクソウ

6/17 12:28

オドリコソウ

6/17 12:29

サカハチチョウ（春型♀）

6/17 12:30

ヤブデマリ

6/17 12:31

ミヤマカラマツ

6/17 12:36

カツラの丸っこい葉っぱが可愛い😊

6/17 12:52

湿原に戻った。相変わらずのリンドウ畑

6/17 12:53

もうちょっとでいい感じになる

6/17 12:54

ボリューミーなギンリョウソウ

6/17 12:54

ウラジロヨウラク

6/17 12:55

イカリモンガ

6/17 12:58

リュウキンカが残っていた

6/17 12:59

ポツンとナミテントウ

6/17 13:42

下山後、車に戻って昼メシ。迂闊にもブヨに刺されまくって足が大変な事になった・・😭

撮影機器：

ILCE-7M3 SONY

SH-RM15 SHARP

感想

でぶねこ山

天生湿原はサンカヨウの季節に訪問が叶わなかったので、次はランが咲くタイミングでと思っていた。
が、今のところ6月末以降は予定が不透明な為、フライング気味ではあるが様子を見に行ってみた。

ミズバショウもサンカヨウもニッコウキスゲもほぼ咲いていない時季であるし、平日という事もあってさすがに駐車場はガラガラ。
自宅出発も6時とのんびり目のスタート。山中では単独の方2名と団体さん3組ほどとすれ違ったくらい。

お目当てのランはやはりまだまだ早かったようで、コケイランとフガクスズムシソウを何とか見つける事ができたぐらいだった。
フガクスズムシソウに至っては、咲いている場所が遠くて肉眼では微妙にしか見えず、見当をつけた場所にカメラをズームして覗いてみて漸く捉える事ができたというくらい。まだ咲き始めといった感じだった。やっぱり6月末〜が良いかも。

マイヅルソウは最盛期で、登山道脇はひたすらマイヅルソウの絨毯状態だった。他、ユキザサ、タテヤマリンドウ、ツクバネソウが多かった。辛うじて残っていたサンカヨウと、辛うじて咲き始めたニッコウキスゲも見る事ができた。完全に端境期ですな😉

これはまたタイミングを見て再訪せねばならないですな。