飯豊連峰 テン泊周回【ダイグラ尾根〜丸森尾根】
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- GPS
- 32:45
- 距離
- 35.0km
- 登り
- 3,134m
- 下り
- 3,121m
コースタイム
- 山行
- 9:19
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 9:44
天候 | 8日、9日とも快晴 (どちらも時間によりガス) |
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過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
道の駅:関川より車・バイクで60分ほど。 道の駅:白い森おぐにより車・バイクで50分ほど。 新潟側からは290号と113号の交差点近くにセブンイレブン・セーブオン有り。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
飯豊山荘〜飯豊山〜本山小屋(ダイグラ尾根 山荘からは林道歩き。温心平を抜けて石転ビ沢との分岐に指導標と橋梁あり。ダイグラ尾根へは橋梁を渡り左手、玉川の左岸を詰める。(ワタシはここで右手に折れて梅花皮沢沿いに進んでしまった)若干へつる山道を進むと桧山沢に架かる吊り橋に出るために渡りきってからが尾根への取付きとなる。 登山道は斜度があるものの刈払いされている歩きやすいコースとなる。休場ノ峰までは適度に日陰があり木漏れ日の中を歩くことになるが風が全く通らない。また休場ノ峰を越えると日陰がほとんどないアップダウンコース。要所で急登・急下降はあるものの整備されているために危険は感じない。数か所だけガレ場・ザレ場のトラバースがあり狭いへつりを越える際に注意を払った。灌木を掴みながらなど工夫されたい。登っては下りを4.5回ほど繰り返しP1812を越えると斜度は緩やかとなり飯豊山直下の北尾根に繋がっている。残雪は全くなし。 飯豊山から本山小屋までは緩やかな稜線歩きとなるがあいにくガスが上がっており眺望なしであった。 〜御西小屋〜大日岳 飯豊山から駒形山、御西岳と曰くつきの県境尾根を感慨深く進みつつ御西小屋へ向かう。緩やかで歩きやすく広い稜線となるために両手のお花畑や雪渓をゆっくりと観ることが出来る。ここでもあいにくガスが掛かっており山々は見渡せなかったが早い時間であればスキリと見渡せたとのこと。御西小屋の水場は往復で10分ちょっと下ったところにある。一説には飯豊連峰の中で一番旨いとのこと、確かに冷たくて臭みが全く無くかなりの上質な湧水であった。(飯豊の初入山バイアス有) 御西小屋から大日岳へは緩やかな山道が延びている。晴れていれば左手に牛ヶ首沢への雄大な斜面を眺めながら歩くことが出来る。危険個所こそないがロングルートからのピストンであるとピークまでが永く感じるかも知れない。大日岳に三角点は無いが一等並みの素晴らしい眺望が待っている。 〜烏帽子岳〜梅花皮小屋〜北股岳 整備されているとても歩きやすいルート。北股岳への登りが少し長いがそれ以外のアップダウンは比較的緩やかであった。晴れていれば最高の稜線歩きとなるが時間によりガスが一気に上昇するために早めの通過をオススメしたいところ。天狗の庭では広地に湿原が広がり、御手洗ノ池などの見どころもあるために飽きることが無い。梅花皮小屋付近からは石転ビ沢雪渓を覗き見ることが出来て様々なイメージを掻きたてられた。 〜門内小屋〜地神北峰 門内小屋の手前で緩やかな登りをこなす。しっかりと整備された稜線上を進むと広地に標柱が横たわっており右手東側に続く道が梶川尾根となる。ここで注意したいのが広地から北方向に地神山への旧道が付いているということ。尾根よりも少し東側の斜面になるがなかなかにしっかりとした山道となっているために途中まで気がつかない。進むにつれて荒れていき最終的には背丈ほどの熊笹に突っ込むことになる。異常に気付いた時には結構な距離を歩いているために薄いトレースを辿ると短いが深い藪漕ぎの末に本線に出る。地神山と北峰へは緩やかな登りだがこのルートではイイデリンドウを一番多く確認することが出来た。 〜丸森尾根〜飯豊山荘 分岐点から下り始めは稜線と違いガレ場が続く、少し足元に注意が必要。それでも整備されている登山道であるために安心して進むことが出来る。要所で急登が出てくるためにそれほどスピードは稼がれなかった。P1077付近を越えると極端に風が無くなり汗が噴出する。この辺はダイグラ尾根の下部と同じ状況となり飲み物を一気に消費することとなった。ザレたトラバースで2箇所ほどに細いロープが設置されていた。C700〜600ほどは急な岩場となっており疲労や雨によっては転落もありそうなので注意されたい。 ※さすがに整備されているといった印象。梶川尾根分岐から地神山への道間違いは完全にワタシの確認ミスのために次回チャンスがあったら確認したいところ。 |
写真
昨晩、水晶好きのお兄さんと話してたら彼はダイグラ〜丸森の逆ルートであった.CTが長いのでお互い朝の大日岳ピストンを迷ったがワタシは向かうことにする.
ちなみに水晶のお兄さんは次回へのお愉しみとした.
h「門内小屋からです、5時半発で!」
p「エッ?相当早いじゃないですか!」
h「標準CTの半分くらいですかね〜」
p「ワタシは新潟からですが...」
h「僕は関西ですが新潟生まれで...」
p「ワタシ関西にいたんですよ!」
h「あれ?正月に弥彦山で...」
p「あぁぁぁぁあ!Σ(゜Д゜)」
h「おぉぉぉぉお!(。-∀-)」
感想
本日は新潟県人であるにも関わらず登山口がちょっと遠いという理由で今まで伺えなかった飯豊連峰にお邪魔する( ´,_ゝ`)
以前よりbamosuさんやninesさんのレコを拝読して「来年こそは!今年こそは!」と言ってたがようやく計画を立てたのは2日前であった...。
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今回の旅で印象に残ったのは2日目の烏帽子岳手前、御手洗ノ池を過ぎてから再会した「hさん」とのセッションに尽きる。2013年の元旦、弥彦山の山頂でお会いした際には数々の山の話しをして頂いた。下山時だけのわずかな時間でもワタシの胸を躍らせるのは十分だった。彼は様々な山域を縦走されておりその魅力を爽やかに語ってくれたことを覚えている。この時は関西から帰省されていた元旦のわずかな時間に弥彦山に登り、関西に縁があるとのことで話しが弾んだ。
ワタシが鈍足ながらフルマラソンを完走した話しをするとhさんはとても興味を示してくれる。「オレ、マラソンやってみます!」「じゃあ自分はアルプス縦走してみます!」と...。お互いに良い刺激を受けて気持ちの良い2013年をスタートした。それから2年半、再会したのが飯豊連峰の稜線とは驚きと嬉しさを通り越して運命を感じたほどだ(勝手にww)。
久しぶりに会ったhさんはさらにビルドアップされていた。1泊2日でもロング山行で前日は梶川尾根から杁差岳をピストンして門内にて幕営、翌日はダイグラを下るという。フルマラソンに留まらずおんたけウルトラトレイル100kも完走されているとのこと。前回に引き続きまたしても大き過ぎる刺激を受けてしまい、お陰様でその後の下山は疲れがブッ飛んでしまった。
運命的な再会に感謝しつつ、ワタシもより長く挑戦者で有り続けたいと思った。
お陰様で初の飯豊連峰がとても印象深い山行となった。
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今回、天気予報がバッチリであったために「贅沢かなぁ...」と思いつつ飯豊本山と大日岳を絡めたルート取りをしました。
地形図でコースを決めたためにダイグラ尾根が悪名(笑?高きロングルートとは知らずに突っ込んでしまいましたが、いやはや暑かったです(ノ゜ο゜)ノ
皆さんが飯豊はイイデェ〜を連呼する意味を肌で感じて来ました!
しっかし前調査でダイグラ尾根の評判を聞いてましたらきっと別のコースから入ったと思います(笑
またも大満喫山行に感謝です!お盆を過ぎたらもう秋ですね( ´3`)
皆さまも善き山旅を〜♪ヾ( ゜∀゜)ノ゛
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私のレコでのコメントで驚いてる理由が今やっとわかりました(笑)
ダイグラ尾根、1日違いだったんですね!
あれー御西小屋の水場、水量豊富じゃないですか
(わかっていれば本山小屋&水場には行ってなかっただろうし、その先の展開も違っていただろうなー)
写真75のバックショット、素敵です
写真136、なんか違います??
藪ってて、いつもpusukeさんの感じじゃないですか(笑)
2日間、お疲れさまでした!!
こんにちはー!
今回はかなりのニアでしたね!(笑
ヤマさんのレコみて「惜しいぜっ!(´◡`๑)」って思ってたんですから。
そうですかー、ヤマさんに御西水場情報があったらワタシは北股岳を眺めながらヤマパウンドを戴けた訳ですね(笑!?
残念ーっ!!!Σ(゚Д゚)
最近はなんかワタシじゃないみたいなイケてる写真が撮れてるんですよねぇ。
景色とカメラの精度って怖いものです(´・ω・`)
これでもメジャールートでは妙な好奇心を出さないように歩いてたんですよ!
ヤマさんも行ってみれば分かります!きっと梶川尾根過ぎたら藪漕ぎ始まりますから♪
次回の運命的な出会いを楽しみにしてます!(o^-‘)b
また違うルートから登りたくなりますよね
こんにちはー!
やーっと登れましたてばね( ´,_ゝ`)
ウワサには聞いてましたがやっぱイイデはイイですね〜!!!
次はエブリーあたり行ってみたいですがいつになることやら…(笑
ダイグラ尾根からのロングルート周回、お疲れ様でした!
何だか今年はダイグラ尾根が流行っているみたいです
御西小屋からの夕日がホントにきれいでしたね〜
私もあんな美しい夕日を見てみたい、
そして『大日岳』からの朝日も見てみたいです
序盤のダイグラ尾根に向かう途中、「温身平」から少し先の橋を渡ってから
pusukeさんも右の「梅花皮沢」沿いにルートミスをしましたね
私もあそこでpusukeさんと同じ方向に進んでウロウロし
そして雨量観測所のような建物で行き止まりになってしまいました(^^;)
分かりにくいですよね、あそこ…(笑)
こんにちはー!
ワタシも帰宅してForest21さんの記録を観て驚きましたよ!
さらにyama_poundさんまで…(笑(*´エ`*)
初日のガスはやっぱり〜!でしたが夕陽と朝日を拝めたのはお得でした(^^ゞ
皆さんから「ガッスガスの飯豊連峰」とか聞いてましたので心配してたんですよ!
Forest21さんも次回は是非に!
そうなんですよね、まったく同じところを彷徨っておりました(笑
あの分岐はそのまま行くと右手に折れたくなりますもんね!?
本当に歩きだしてスグのロストなんで「この先大丈夫だろうか…」と心配になりました。
ともあれForest21さんと同じところでウロウロしたとはなんだか嬉しいです(´→з←):;*.:;
石転ビ沢を下られるとはさすがです、この時期は登りでも躊躇しましたもの!
いつか行けるでしょうか?? と思いつつまたまた先のばしになりそうです(笑
そのうちForest21さんとも「バッタリ」がありそうですね!そう願っております♪
飯豊行きましたねー。
僕も12日から13日と弥平四郎からテント泊で狙ってたのですが、13日崩れるのでやめてしまいました。(久々のテント泊装備の重さに躊躇していたのもありますが)
pusukeさんフルマラソン完走したんですか?!
僕も最近走り始めたのですが、ハーフすら当分無理です。
より長く挑戦者でありたい…。僕も同感です
こんにちはー!
とうとう、ついに、ようやく、やっとこさお邪魔できましたよ〜(笑!!!
ナント、弥平四郎からですか!?(ノ゚ο゚)ノ
ワタシも迷ったのですが無理に周回コースで取ったので飯豊山荘からにしました!
やはりこのくらいの山に登るのは天気大事ですよね〜!特にalpiさんは写真も撮られますし!
今シーズンにalpiさんの飯豊レコ上がるのでしょうか♪楽しみにしてますよ!
あ、完全にカッコつけてしまいましたが「完走」じゃなくて「完歩」です(笑
いつも28km〜35km地点で失速、挙句には脚バキバキで引きずりながらゴールですよ。
ちゃんと練習してると結果が付いてくるのですが、やり過ぎますとスグ故障します。
んー、なんか人生みたいっす(´・ω・`)
月並みですが諦めたら終わりですものね!
と言いますかオッサンになるに連れてやりたいことが増えて困ります(笑
お互いにいくつになっても突っ走って行きましょ〜!!!
ダイグラ、流行ってますね〜
この周回ルート、結構距離あるんですね。
今更ながら気づきました。ホント、お疲れさまでした。
しかし大日岳、羨ましいです。私も次は行ってみたいと思います。
皆さんのレコを見ていると、また行きたくなりました
それにしてもEBISU、美味しそうです。
次は皆さん、どこへ行くのでしょうか。
楽しみにしてま〜す
こんにちはー!
結構距離ありますよね〜、恐らくmasuzoさんには朝飯前でしょうが!(笑
歩いてる時はそうでも無かったんですが御西小屋で皆さんに色々言われて
「そう言えば結構キツかったかも知れない….」と思いました|д゚)ぎゃー
ですが整備されてますので藪ロングに比べたら気楽でしたね、時間掛かりましたが!
実は大日岳はメチャメチャ迷ってたんですよ( ´3`)
翌日仕事ですし急下りの日没ハイクは勘弁ですしね!ですが結果オーライで最高の御来光でした♪
いつもは発泡酒なんですよ(笑、山ではプチ贅沢OKにしてます、、、って本当にプチですが!
ご多忙&故障の具合はいかがでしょうか( ゚ェ゚)!
ゆっくりとでも治癒されてまたmasuzoさんのアグレッシヴな記録でワタシを感化させてください!
やはり真の健脚者はダイグラですね(^^)v
初めてなのにすんなりと登ってしまうあたりは凄いですね!
天気もこの時期では申し分ない天気でしたし
飯豊での出会いもまた印象に残った事でしょう
95のような大日岳を見たかったです(;_:)
うらめしや〜
また一ついい想い出ができた山旅でしたね!
お疲れ様でした
おはようございます!
いやぁ〜、やっとbamosuさんに報告出来ますよ!(*・∀・)b
ワタシにとっての飯豊はbamosuさんとninesさんのレコの記憶が濃く
お二人が行かれるたびに「いつかは〜、いつかは〜、うらめしや〜!」と思っていたんですから(笑!!!
皆さんから飯豊山ガス発生警報を聞いてましたのでどの程度かと思っていましたが要所ではガスが抜けて展望がききましたね!
運が良かった〜(ノ゚ο゚)ノという感じです♪
健脚とは縁遠く急で長めのルートでしたがゆっくりと小股で進みましたよ(笑
取付きからピークまでに水分を1L以上摂ったのは初めてかも知れません。
それに小屋でジュースを購入したのも数えるくらいでしたので汗の量は相当だったと思います★
一度お邪魔しますと別のコースを歩きたくなりますね!
そして最高の出会いも山旅に花を添えてくれました〜!
次回、bamosuさんの飯豊旅ではスッキリした大日岳を拝めることを願っております♡(´∀`*)
先日は運命的な再会ありがとうございました!
詳細なレポ楽しく読ませていただきました。
僕もあの再開の後、テンション上がって大日ピストンとダイクラへの下り、無事にできました!下りでも達成感ハンパなかったです!(燃え尽きてしまい、朝日へ直行せず実家で休むことになりましたがw)
次はダイクラか石転び沢登りたくなりました〜。
こんにちは〜!
ナント!やはり大日ピストンも絡めたんですね。
あれだけ走った後に下りでも辛いダイグラですからね、頭が下がります。
いやぁ〜晴天の飯豊2日間のあとに直ぐ朝日行ったら勿体ないですって(笑
また次回のお楽しみが増えてイー感じじゃないですか!
ワタシは朳差岳行きたくなりましたね、いつになるやら〜。
今回、あまりに「h」さんとの再会が嬉しくてほぼその感想になりました!
そしてまた繋がりを持たせていただき刺激を頂ける、堪らないです。
最近はULでロング山行、もしくはベースウェイトを下げて食材や酒を多く担ぐアイテム選びを考えていましたので色々と参考になります!
さらにバイクも乗ってらっしゃると..さらに南座で落語も..!
これからも宜しくお願いいたします♪
画像の説明に錯誤がありますので…。(以下、画像の番号のみ)
82−「西大日〜薬師」×→「牛首山〜櫛ヶ峰」
85−「牛首山」×→「西大日岳」
94−「文平の池」×→無名です。文平の池はその先の降った場所です。
97−「大日〜西大日」×→「牛首山(左)〜大日岳(右)」
おはようございます!
いえいえ、訂正ありがとうございますm(_ _)m
地形図見ながら当てはめていきましたがかなり間違ってたんですね!
ワタシ、無名の池を観ながら
「ぶんぺい、ぶんぺい...(読み方合ってます?」って言ってた訳ですか(笑
早速直してみます!
訂正もそうですがお越しいただきありがとうございましたヾ(´∀`*)
もしも...もしもお時間許しましたら他の記録の訂正もお願いいたします♪
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