【十勝岳から美瑛岳を経て雲の平へ周回♪北海道遠征3座目】

2024年06月28日(金) [日帰り]

• GPS: 07:47
• 距離: 17.9km
• 登り: 1,561m
• 下り: 1,561m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:30
• 休憩: 1:09
• 合計: 7:39

5:09 望岳台
5:33 5:33 吹上温泉分岐
5:48 5:48 雲ノ平分岐
5:56 6:01 十勝岳避難小屋
6:40 6:45 昭和火口
7:31 7:48 十勝岳
7:57 7:57 平ヶ岳
8:03 8:03 鋸岳
8:28 8:28 美瑛谷３稜の頭
8:32 8:35 美瑛谷２稜の頭
8:38 8:40 美瑛谷１稜の頭
9:07 9:25 美瑛岳分岐
9:31 9:42 美瑛岳
10:30 10:36 美瑛岳分岐
12:08 12:10 雲ノ平分岐
12:23 12:23 吹上温泉分岐
12:48 望岳台

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

十勝岳望岳台防災シェルター駐車場利用
無料　70台可能　24時間　きれいな水洗トイレあり

コース状況／危険箇所等

【望岳台〜十勝岳】
　火山岩のゴロゴロした道をゆるい傾斜で始まり避難小屋過ぎると徐々に傾斜はきつくなっていく
　スリバチ火口に達したところで平坦になり、最後はややきつい岩場を登りきると山頂

【十勝岳〜美瑛岳】
　十勝岳の降り出しがやや急だがその後平坦になり道標を拾うように進む、霧が濃いと道が分かりにくく要注意、途中急な雪渓のトラバース1か所あり
　美瑛岳の稜線にかかると岩場となり、美瑛分岐から直上するように美瑛岳に登る（美瑛分岐の標識は文字部分が崩壊して読めないので見過ごしてしまいがち）

【美瑛岳~ポンピ沢】
　美瑛岳からは一転、植生が復活しシャクナゲやハイマツの茂る岩場を進んでいく、岩が大きく歩きにくいことに加え、樹林が繁茂していて露で雨後などはびしょ濡れになる、おまけに登山道が深く狭くえぐれていて姿勢を低くして歩かねばならずストレスがたまる
　尾根を乗り越し、ポンピ沢へ降るようになると登山道は傾斜がかなり急になり、足元も湿ってきて非常に不快な歩きとなる。最低鞍部のポンピ沢までは我慢の歩き、沢の渡渉は問題なし

【ポンピ沢〜雲の平】
　ここのハイライトは勝瑛の滝の雪渓のトラバース、距離は短いが滑るとアウトの傾斜なので要注意、深くえぐれたゴルジュの景観が凄い
　雲の平はエゾコザクラ、エゾツガザクラの見事なお花畑、これを見るためだけに訪れる価値あり
　

写真

6/28 5:09

AM5時の望岳台駐車場
北海道の夏は朝が早い

6/28 5:11

十勝岳はすっぽり雲の中
一応晴れる予報なのだがいったい何時ごろからか

6/28 5:56

順調に避難小屋に到着、この後雲の中に突入、風も強くなり
たまらずレインウェアうぃ着込む

6/28 6:54

たぶん火口縁あたりなんですがこの通りの霧
何にも見えずただ黙々と進む

6/28 7:36

ふと気づくと山頂だった
北海道の百名山2座目

6/28 7:37

三角点は風化してしまってこんなミニサイズになったのか

6/28 8:22

相変わらず霧の中を進む
周囲が見えていないので標識が非常にありがたい

6/28 9:24

美瑛岳分岐の標識
これがあるのは地図上の美瑛岳分岐ではない
左の矢印ではうっすらと「Mt TOKACHI」と読めるのだが左は地図上のルートではない、とても紛らわしい

6/28 9:35

美瑛岳山頂
お二人ほど雲の平から登ってきた方がいらっしゃいました
露で濡れて大変だったと

6/28 10:15

美瑛岳からはお花畑となる
チングルマとエゾツガザクラ

6/28 10:45

降ってくると十勝岳方面少し雲が切れてきた
左のピークは鋸岳と思われる
右下に斜上する登山道が見える、あそこまで降るのかと気が滅入った

6/28 11:01

ポンピ沢を渡渉
ここが最低鞍部

6/28 11:13

真ん中に縦に亀裂が入ったような登山道が見える
ここを下ってきたのだが今日一の核心部だった

6/28 11:18

足もとにはエゾコザクラが咲き乱れ

6/28 11:19

こんな斜面が延々と続く

6/28 11:20

勝瑛の滝から延びる雪渓

6/28 11:21

ここをトラバースする
少々緊張

6/28 11:22

下流方向はこの世のものと思えない景観

6/28 11:25

雲の平
いい雰囲気の所です

6/28 11:26

エゾコザクラはまだまだ続く

6/28 11:36

眼下に広がる広大な敷地は白金模範牧場というらしいです
あまりに広いので自衛隊の演習場かと思いました

6/28 12:04

下山するころになって十勝岳全容が見えてきました
これもよくある話で

6/28 12:05

最後の最後にプチ渡渉　笑

6/28 12:08

十勝岳へ登るルートと合流
あとは望岳台へとダラダラと降っていきます

6/28 12:15

駐車場はまだまだ遠い

6/28 12:40

美瑛富士と美瑛岳

6/28 12:45

望岳台で証拠写真
やっと晴れてくれてよかった

6/28 12:45

最後は少し青空も覗きました

6/28 12:49

駐車場に無事到着
ここから大急ぎで札幌へレンタカー返しに行きます

6/28 13:25

富良野へ向かう林道でキタキツネ
人慣れしてて寄ってきます、餌あげるからでしょうね

6/28 13:38

上富良野から富良野岳

6/28 13:41

夏の雲と小麦畑

6/28 17:42

札幌に戻ってさてラーメン
味噌ラーメンの名店「彩未」に来ました

6/28 17:47

ここはやはり味噌ラーメン
絶品でした、さすが食べログランキングトップ

撮影機器：

iPhone 13 Pro 256GB SIMフリー Apple

感想

sakura

北海道遠征3座目は十勝岳
この日も天気は曇りがち、麓は晴れているものの山は一定標高から上はきれいに切ったように雲の中
美瑛岳へ周回するルートで計画していたが、もし天気が回復しないようなら望岳台からのピストンに変更するつもりでスタート

避難小屋までは順調に来たが、小屋を過ぎたあたりから霧雨になり風も強くなりレインウェアを着込む
火口縁はきりでまったく見えずもくもく歩くうちに山頂到着、あまりにあっけなくこのままピストンでは物足りないなと迷っていたところ、山頂で同じくソロのWさんから美瑛に行くなら一緒にどうですかと誘われ二つ返事でOK
そこからは二人で山談義しながらの即席二人パーティで進むこととなりました

その後も雲はなかなか晴れず、単独では道迷いしそうなところも二人でこっちに道があるよとか、あっちに道標が見えるとか補い合いながら進むことが出来、本当に助かりました。Wさんこの場を借りてお礼申し上げます。ソロだと味気ない登山になりそうなところがWさんのおかげで一転思い出深い山行となりました
もし本州に遠征されることがあればぜひお声がけください、またぜひご一緒しましょう