ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 6983100
全員に公開
ハイキング
道南

【道南】駅からハイク5連弾★函館山・駒ケ岳・歌才ブナ林・鷲別岳・有珠山★このマンテマとチドリは珍しいのか

2024年06月23日(日) ~ 2024年06月27日(木)
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
34:31
距離
105km
登り
3,044m
下り
3,095m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:51
休憩
1:22
合計
6:13
11:51
8
12:04
12:29
59
13:28
13:37
24
14:01
14:17
8
14:31
14:39
2
14:41
14:43
20
15:03
15:11
21
15:32
15:33
9
15:53
15:54
28
16:22
16:25
8
16:33
16:41
16
16:57
16:58
33
18:04
宿泊地
2日目
山行
8:16
休憩
1:33
合計
9:49
8:25
150
10:55
11:05
56
12:01
12:32
77
13:49
14:12
39
14:51
15:20
44
18:14
宿泊地
3日目
山行
4:42
休憩
0:52
合計
5:34
12:57
13:12
91
14:43
14:52
47
15:39
15:56
49
16:45
16:56
43
17:39
4日目
山行
7:10
休憩
0:56
合計
8:06
9:22
9:36
70
10:46
40
11:26
12:03
64
13:07
13:12
10
15:29
5日目
山行
7:08
休憩
0:26
合計
7:34
8:55
18
9:13
9:17
43
11:03
21
11:24
11:25
7
11:32
11:33
38
12:11
12:15
35
12:56
31
13:27
13:28
73
14:41
28
15:09
15:10
11
15:21
15:34
16
16:28
16:29
0
16:29
ゴール地点
天候 1日目(6/23) 雲のち晴れ
2日目(6/24) 曇時々雨
3日目(6/25) 曇
4日目(6/26) 曇のち晴れ
5日目(6/27) 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
1日目(6/23) 函館山
★06:13 距離15.6km 登り551m 下り554m 体力度2 歩くペース1.2〜1.3
S 十字街(函館駅から市電)
G 末広町(函館駅まで市電)
泊)函館駅前のビジネスホテル

2日目(6/24) 駒ケ岳
★09:02 距離27.6km 登り791m 下り766m 体力度4 歩くペース0.9〜1.0
S 大沼公園駅(函館駅からJR)
G 函館大沼プリンスホテル(泊)

3日目(6/25) 歌才ブナ林
★05:35 距離18.5km 登り236m 下り309m 体力度2 歩くペース1.0〜1.1
S ワラビタイバス停(長万部駅からニセコバス 寿都バスターミナル行)
G 黒松内駅(長万部駅経由東室蘭駅までJR)
泊)東室蘭駅前のビジネスホテル

4日目(6/26) 鷲別岳(室蘭岳)
★08:07 距離22.2km 登り986m 下り1,021m 体力度4 歩くペース0.8〜0.9
S 工業大学前バス停(東通バス停から道南バス 工大循環線)
G 東室蘭駅
泊)ばんけい温泉 湯人家(伊達紋別駅から道南バス 本町東団地行 蟠渓バス停下車)

5日目(6/27) 有珠山/入江・高砂貝塚
★途中、次の通りバスとケーブルカーを利用。
蟠渓バス停→北の湖記念館前バス停 道南バス 伊達駅前行
昭和新山駅←→有珠山頂駅 有珠山ロープウェイ
東町バス停→洞爺駅 道南バス ふる里総合福祉会館前行き
洞爺駅→新函館北斗駅から東京駅まで新幹線
■大人の休日倶楽部パス 東日本・北海道(5日間フリー)利用
コース状況/
危険箇所等
〇函館山
 よく整備された登山道です。急登はあります。
〇駒ケ岳
 馬の背までは林道並み。ただ8合目あたりから火砕石のザレで傾斜もあり、よくすべります。
〇歌才ブナ林
 よく整備された登山道です。急登はあり、やや荒れた箇所があります。
〇鷲別岳
 よく整備された登山道です。特に夏道コースは歩きやすいです。西尾根コースは急登で高度感のある個所があります。
〇有珠山
 観光用の散策路です。長い木の階段があります。
その他周辺情報 アイヌ語地名リスト
https://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/ass/new_timeilist.html
函館山の植物案内
http://nature.blue.coocan.jp/hakodateyamasyokubutu.htm
黒松内町ブナセンター(歌才ブナ林案内図など)
https://bunacent.host.jp/index.html
道南5日間。JR東日本・北海道の「大人の休日倶楽部パス」を有効に使うのだ。しかし北海道は広すぎて、計画づくりには難航した。北海道らしくない計画と思っていた。
2024年06月23日 06:23撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 6:23
道南5日間。JR東日本・北海道の「大人の休日倶楽部パス」を有効に使うのだ。しかし北海道は広すぎて、計画づくりには難航した。北海道らしくない計画と思っていた。
初日は函館。半日行程の手近なところとして函館山にした。北海道らしい山ではない感じもするが、まずは低山の様子から見てみるのも悪くはない。
2024年06月23日 11:22撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 11:22
初日は函館。半日行程の手近なところとして函館山にした。北海道らしい山ではない感じもするが、まずは低山の様子から見てみるのも悪くはない。
とはいえ函館山を歩き尽くしたいので、時間の節約のため、市電で「十字街」へ。
2024年06月23日 11:50撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
6/23 11:50
とはいえ函館山を歩き尽くしたいので、時間の節約のため、市電で「十字街」へ。
むむ、しかし函館山は雲の中。
2024年06月23日 11:55撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 11:55
むむ、しかし函館山は雲の中。
こんなに多くのコースがあるのだ。ほぼ全コースを行くつもり。
2024年06月23日 12:05撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 12:05
こんなに多くのコースがあるのだ。ほぼ全コースを行くつもり。
まずは「函館山ふれあいセンター」で情報収集。今咲いている花リストもしっかりあったが、、、
2024年06月23日 12:05撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 12:05
まずは「函館山ふれあいセンター」で情報収集。今咲いている花リストもしっかりあったが、、、
日露戦争のための要塞だったんだ。だからそれ以降入山禁止とされ、そのおかげで自然が残された。
2024年06月23日 12:23撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 12:23
日露戦争のための要塞だったんだ。だからそれ以降入山禁止とされ、そのおかげで自然が残された。
まず宮の森コース。こんな都会の近くに残された森に驚く。
2024年06月23日 12:35撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 12:35
まず宮の森コース。こんな都会の近くに残された森に驚く。
続いてエゾダテ山コース。
2024年06月23日 12:38撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 12:38
続いてエゾダテ山コース。
下層植生が凄いことになっている。
2024年06月23日 12:39撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 12:39
下層植生が凄いことになっている。
サルナシの花。
2024年06月23日 12:44撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 12:44
サルナシの花。
まだ開花していないが、北海道だからエゾアジサイだろう。
2024年06月23日 12:49撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 12:49
まだ開花していないが、北海道だからエゾアジサイだろう。
ミツバウツギの実。これらはいずれも普通に見られるが、、
2024年06月23日 12:50撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 12:50
ミツバウツギの実。これらはいずれも普通に見られるが、、
オニシモツケが、もう登場する。ここは標高100m。本州だと高山でお馴染なのに。
2024年06月23日 12:45撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
6/23 12:45
オニシモツケが、もう登場する。ここは標高100m。本州だと高山でお馴染なのに。
一旦降りて、
2024年06月23日 12:54撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 12:54
一旦降りて、
続いて、汐見山コース。今度は標高200mの山。
2024年06月23日 12:55撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 12:55
続いて、汐見山コース。今度は標高200mの山。
こちらは高木が多くなる。ミズナラ林だ。
2024年06月23日 12:56撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 12:56
こちらは高木が多くなる。ミズナラ林だ。
エンレイソウ。
2024年06月23日 12:59撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 12:59
エンレイソウ。
ウマノミツバ。
2024年06月23日 12:59撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 12:59
ウマノミツバ。
ヤマブキショウマ。どれも珍しくはないが、次々に出てくる。
2024年06月23日 13:07撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 13:07
ヤマブキショウマ。どれも珍しくはないが、次々に出てくる。
おぉっ、ハナイカダ。葉の上に花や実を付ける。こういうのがあるとは知っていたが、初見です。北海道で見ることが出来るとは。
2024年06月23日 13:23撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 13:23
おぉっ、ハナイカダ。葉の上に花や実を付ける。こういうのがあるとは知っていたが、初見です。北海道で見ることが出来るとは。
葉の裏には何にもない。
2024年06月23日 13:23撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 13:23
葉の裏には何にもない。
横から眺める。どうなっているんだろう。不思議だ。
2024年06月23日 13:24撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 13:24
横から眺める。どうなっているんだろう。不思議だ。
旧登山道コースの5合目に降りてきた。この道を少し下る。
2024年06月23日 13:33撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 13:33
旧登山道コースの5合目に降りてきた。この道を少し下る。
オドリコソウ。これは関東でも平地で咲く。
2024年06月23日 13:37撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 13:37
オドリコソウ。これは関東でも平地で咲く。
薬師山コースへ。
2024年06月23日 13:42撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 13:42
薬師山コースへ。
ナンテンハギ。これも普通だな。
2024年06月23日 13:46撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 13:46
ナンテンハギ。これも普通だな。
オヒョウの木の葉。これは沖縄以外の全国に分布するが、珍しいかも。(この後、たくさんみかけた。北海道には多い感じ)
2024年06月23日 13:53撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 13:53
オヒョウの木の葉。これは沖縄以外の全国に分布するが、珍しいかも。(この後、たくさんみかけた。北海道には多い感じ)
サイハイラン! ラン科に多いが、これも特定の菌のいる土壌でないと育たない貴重な花だ。
2024年06月23日 13:55撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 13:55
サイハイラン! ラン科に多いが、これも特定の菌のいる土壌でないと育たない貴重な花だ。
薬師山砲台跡。
2024年06月23日 14:03撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 14:03
薬師山砲台跡。
函館山の各所に、要塞遺跡が残されている。
2024年06月23日 13:58撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 13:58
函館山の各所に、要塞遺跡が残されている。
多くのコースがあるのは、要塞遺跡めぐりのためでもあるようだ。
2024年06月23日 13:59撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 13:59
多くのコースがあるのは、要塞遺跡めぐりのためでもあるようだ。
しかし要塞の砲台ということは、狙うために展望が良い薬師山山頂にあるわけだ。晴れて来たぞ。立待岬方面。左の樹はカシワ(この樹も多かった)。
2024年06月23日 14:10撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 14:10
しかし要塞の砲台ということは、狙うために展望が良い薬師山山頂にあるわけだ。晴れて来たぞ。立待岬方面。左の樹はカシワ(この樹も多かった)。
草地には、ナンテンハギの群生。
2024年06月23日 14:13撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 14:13
草地には、ナンテンハギの群生。
ツルアジサイ(これも、やたらに多かった)
2024年06月23日 14:14撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 14:14
ツルアジサイ(これも、やたらに多かった)
そして、フウロ。ハクサンフウロは北海道に分布しないので、エゾフウロかな。北海道にも分布するイチゲフウロやハマフウロとは違うようだ。
2024年06月23日 14:15撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
6/23 14:15
そして、フウロ。ハクサンフウロは北海道に分布しないので、エゾフウロかな。北海道にも分布するイチゲフウロやハマフウロとは違うようだ。
監守営舎跡。
2024年06月23日 14:16撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
6/23 14:16
監守営舎跡。
監守営舎跡の前にも、サイハイラン。
2024年06月23日 14:17撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 14:17
監守営舎跡の前にも、サイハイラン。
このあとは旧登山道をひと登りで、、、(左下のでかいアキタブキはそこらじゅうにあった)
2024年06月23日 14:27撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 14:27
このあとは旧登山道をひと登りで、、、(左下のでかいアキタブキはそこらじゅうにあった)
山頂です。ロープウェイや車でたくさんの方がいらっしゃっていた。しかし再び濃霧でよく見えない。
2024年06月23日 14:31撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 14:31
山頂です。ロープウェイや車でたくさんの方がいらっしゃっていた。しかし再び濃霧でよく見えない。
続いて、千畳敷コースへ。
2024年06月23日 14:45撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 14:45
続いて、千畳敷コースへ。
ハマナス。植栽かな。
2024年06月23日 14:46撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 14:46
ハマナス。植栽かな。
また砲台跡だ。
2024年06月23日 14:50撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 14:50
また砲台跡だ。
御殿山第2砲台だという。
2024年06月23日 14:49撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 14:49
御殿山第2砲台だという。
入江山コースに寄ってみる。
2024年06月23日 14:56撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 14:56
入江山コースに寄ってみる。
またまた砲台跡。
2024年06月23日 15:00撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 15:00
またまた砲台跡。
入江山には、観測所があったという。
2024年06月23日 15:01撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 15:01
入江山には、観測所があったという。
これです。
2024年06月23日 15:02撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 15:02
これです。
観測所だけあって、展望がよい。霧が晴れた。函館湾方面。
2024年06月23日 15:06撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 15:06
観測所だけあって、展望がよい。霧が晴れた。函館湾方面。
ここには、普通のノイバラに、、、
2024年06月23日 15:07撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 15:07
ここには、普通のノイバラに、、、
ナワシロイチゴ、と変哲もない。
2024年06月23日 15:09撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 15:09
ナワシロイチゴ、と変哲もない。
千畳敷コースにもどって、これが林道みたいな道で飽きても来るが、、、
2024年06月23日 15:15撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 15:15
千畳敷コースにもどって、これが林道みたいな道で飽きても来るが、、、
この美しい花は何だ!!! ハコベとかミミナグサに似ているが、明らかに違うよな。
2024年06月23日 15:16撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 15:16
この美しい花は何だ!!! ハコベとかミミナグサに似ているが、明らかに違うよな。
オオバナノミミナグサのようだ。北海道と東北北部に分布。あるいはオオミミナグサ(北海道 青森 秋田)か。手持ちの図鑑(山渓ハンディ図鑑の野・山・高山に咲く花)に出ていないのだ。北海道用の図鑑が必要だな。
2024年06月23日 15:18撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 15:18
オオバナノミミナグサのようだ。北海道と東北北部に分布。あるいはオオミミナグサ(北海道 青森 秋田)か。手持ちの図鑑(山渓ハンディ図鑑の野・山・高山に咲く花)に出ていないのだ。北海道用の図鑑が必要だな。
北海道はやっぱり違うんだと思って、樹木観察もしてみる。サワシバの実。
2024年06月23日 15:21撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
6/23 15:21
北海道はやっぱり違うんだと思って、樹木観察もしてみる。サワシバの実。
アオダモの実。
2024年06月23日 15:23撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 15:23
アオダモの実。
エゾアジサイも咲き始めていた。
2024年06月23日 15:35撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 15:35
エゾアジサイも咲き始めていた。
天気も良くなってきた。左が函館山山頂。奥に函館湾。
2024年06月23日 15:36撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
6/23 15:36
天気も良くなってきた。左が函館山山頂。奥に函館湾。
逆側。立待岬から汐首岬へと続く海岸線。
2024年06月23日 15:38撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 15:38
逆側。立待岬から汐首岬へと続く海岸線。
七曲りコースを降りる。
2024年06月23日 15:53撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 15:53
七曲りコースを降りる。
再び下草が豊かな森の中へ。急降下です。
2024年06月23日 16:04撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 16:04
再び下草が豊かな森の中へ。急降下です。
関東ならタツナミソウだが、北海道には分布しない。北海道には、ヤマタツナミソウとエゾタツナミソウが分布するので、どちらかだ。
2024年06月23日 16:09撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 16:09
関東ならタツナミソウだが、北海道には分布しない。北海道には、ヤマタツナミソウとエゾタツナミソウが分布するので、どちらかだ。
花も葉もそう違いはないようで、毛をよく見ないといけないらしい。関東にも分布するので宿題。
2024年06月23日 16:12撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 16:12
花も葉もそう違いはないようで、毛をよく見ないといけないらしい。関東にも分布するので宿題。
そして、クモキリソウ!!! 
2024年06月23日 16:10撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 16:10
そして、クモキリソウ!!! 
ラン科は、面白い形の花が多いなあ。全国に分布するが初見です。
2024年06月23日 16:11撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
6/23 16:11
ラン科は、面白い形の花が多いなあ。全国に分布するが初見です。
降りてきました。すげー山だったな。多様な種に驚きである。
2024年06月23日 16:25撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 16:25
降りてきました。すげー山だったな。多様な種に驚きである。
すぐ先が立待岬。
2024年06月23日 16:30撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 16:30
すぐ先が立待岬。
エゾスカシユリかな。
2024年06月23日 16:36撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 16:36
エゾスカシユリかな。
あそこから海岸に降りられそうだ。
2024年06月23日 16:42撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 16:42
あそこから海岸に降りられそうだ。
あれまあ、通行禁止だ。海浜植物も見たかったんだが。
2024年06月23日 16:43撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 16:43
あれまあ、通行禁止だ。海浜植物も見たかったんだが。
このあと駅までは観光モード。石川啄木って函館時代があったからな。
2024年06月23日 16:48撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/23 16:48
このあと駅までは観光モード。石川啄木って函館時代があったからな。
護国神社からの眺め。戊辰戦争の最後の決戦の地。ここに招魂のために創建された。
2024年06月23日 17:28撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
6/23 17:28
護国神社からの眺め。戊辰戦争の最後の決戦の地。ここに招魂のために創建された。
教会巡りはまとめて。開港の街とはいえ、色々残っているものだ。
2024年06月28日 21:54撮影
2
6/28 21:54
教会巡りはまとめて。開港の街とはいえ、色々残っているものだ。
2日目。函館駅を早朝スタート。このために朝食時間が5:30と一番早いビジネスホテルに泊まった。
2024年06月24日 07:09撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
6/24 7:09
2日目。函館駅を早朝スタート。このために朝食時間が5:30と一番早いビジネスホテルに泊まった。
函館駅コンコースの彫刻作品(写真は作品の右端だれのごく一部)。彫刻はともかく、この表題が気に入った。函館らしいではないか。
2024年06月24日 07:01撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 7:01
函館駅コンコースの彫刻作品(写真は作品の右端だれのごく一部)。彫刻はともかく、この表題が気に入った。函館らしいではないか。
大沼公園駅です。
2024年06月24日 08:21撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
6/24 8:21
大沼公園駅です。
今日は雨。ここから見えるはずの駒ケ岳に登る。この山は山頂は立入禁止だし、アプローチが単調で長すぎるので優先順位は低かった。だから雨でもまあいいか。
2024年06月24日 08:33撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 8:33
今日は雨。ここから見えるはずの駒ケ岳に登る。この山は山頂は立入禁止だし、アプローチが単調で長すぎるので優先順位は低かった。だから雨でもまあいいか。
外来種のスイセンですね。
2024年06月24日 08:40撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 8:40
外来種のスイセンですね。
これは日本に自生しているコウホネ。倒れているけど。
2024年06月24日 08:41撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 8:41
これは日本に自生しているコウホネ。倒れているけど。
大沼公園は、この天気じゃ見るべきものもなくあっと言う間に通過。ミズナラが多かった。標高100mなのに。
2024年06月24日 08:50撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 8:50
大沼公園は、この天気じゃ見るべきものもなくあっと言う間に通過。ミズナラが多かった。標高100mなのに。
大沼公園の出口。北海道にも長距離自然歩道があったんだね。まだ整備途中のようだが、計画図みるととてつもない距離だ。今日のコースは、駒ケ岳登山口までこの「維新の道」と同じコースとなる(考えることは誰でも同じ)。
2024年06月24日 09:05撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 9:05
大沼公園の出口。北海道にも長距離自然歩道があったんだね。まだ整備途中のようだが、計画図みるととてつもない距離だ。今日のコースは、駒ケ岳登山口までこの「維新の道」と同じコースとなる(考えることは誰でも同じ)。
とはいっても、車道歩きだけど。(レンズが外れそうになっていたので隅に影がある。この晩に修理した)
2024年06月24日 09:05撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 9:05
とはいっても、車道歩きだけど。(レンズが外れそうになっていたので隅に影がある。この晩に修理した)
林道ならともかく、普通はこういう車道にはたいした花は咲いていないのだが、なんとヨツバヒヨドリではないですか。
2024年06月24日 09:12撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 9:12
林道ならともかく、普通はこういう車道にはたいした花は咲いていないのだが、なんとヨツバヒヨドリではないですか。
そして全く見たことない花。花の状態は悪いし、どうせ外来種だろうとこの時は思っていた。(後ですぐまた出てくる)
2024年06月24日 09:10撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 9:10
そして全く見たことない花。花の状態は悪いし、どうせ外来種だろうとこの時は思っていた。(後ですぐまた出てくる)
ちょっと寄り道。「大沼国際セミーハウス」とあるが、、、
2024年06月24日 09:16撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 9:16
ちょっと寄り道。「大沼国際セミーハウス」とあるが、、、
「大沼森林公園」です。比較的自然のままに残している公園のようだ。
2024年06月24日 09:16撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 9:16
「大沼森林公園」です。比較的自然のままに残している公園のようだ。
高木が多い。
2024年06月24日 09:23撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 9:23
高木が多い。
これはハルニレのようだ。
2024年06月24日 09:35撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 9:35
これはハルニレのようだ。
ハルニレもこんなに高くなる。
2024年06月24日 09:35撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 9:35
ハルニレもこんなに高くなる。
また出た。さっきと同じ花だ。
2024年06月24日 09:43撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 9:43
また出た。さっきと同じ花だ。
この萼筒に特徴があって、どうやらナデシコ科マンテマ属のようだ。北海道には、アポイマンテマ、チシママンテマ、カラフトマンテマが分布するが、それぞれ分布域は限定されている。
2024年06月24日 09:43撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4
6/24 9:43
この萼筒に特徴があって、どうやらナデシコ科マンテマ属のようだ。北海道には、アポイマンテマ、チシママンテマ、カラフトマンテマが分布するが、それぞれ分布域は限定されている。
萼筒が緑色であることからカラフトマンテマのような気がする。山渓の「高山に咲く花」には大平山に分布とあり、道庁HPには「日高地方アポイ岳、日高山系、後志地方太平山、礼文島、網走に分布」とあった。環境庁RDB2020の絶滅危惧IB類。植栽なのかな。でも翌日また遭遇するのです。
2024年06月24日 09:43撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 9:43
萼筒が緑色であることからカラフトマンテマのような気がする。山渓の「高山に咲く花」には大平山に分布とあり、道庁HPには「日高地方アポイ岳、日高山系、後志地方太平山、礼文島、網走に分布」とあった。環境庁RDB2020の絶滅危惧IB類。植栽なのかな。でも翌日また遭遇するのです。
再び車道歩き。
2024年06月24日 09:48撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 9:48
再び車道歩き。
森からも出る。こうところに咲くのは、どこでもおなじでシロツメクサやドクダミばかりだ。
2024年06月24日 10:02撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 10:02
森からも出る。こうところに咲くのは、どこでもおなじでシロツメクサやドクダミばかりだ。
ところが、、、見慣れない花があるのだ。ムシトリナデシコ。江戸時代末期に観賞用に導入された帰化植物。興味深いことに、これもマンテマ属。
2024年06月24日 10:02撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 10:02
ところが、、、見慣れない花があるのだ。ムシトリナデシコ。江戸時代末期に観賞用に導入された帰化植物。興味深いことに、これもマンテマ属。
これは、比較的よく見かけるブタナ。帰化植物。
2024年06月24日 10:04撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 10:04
これは、比較的よく見かけるブタナ。帰化植物。
「維新の道」のルートをたどり林道みたいな道。車が全然通らず、逆にヒグマに遭わないか不安になり、熊鈴装着。
2024年06月24日 10:21撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 10:21
「維新の道」のルートをたどり林道みたいな道。車が全然通らず、逆にヒグマに遭わないか不安になり、熊鈴装着。
再び森の中。
2024年06月24日 10:29撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 10:29
再び森の中。
これも帰化植物。コウリンタンポポ。北海道には特に多いという。
2024年06月24日 10:32撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 10:32
これも帰化植物。コウリンタンポポ。北海道には特に多いという。
これは自生のウツボグサ。2日後にやたら多かった。
2024年06月24日 10:38撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 10:38
これは自生のウツボグサ。2日後にやたら多かった。
こりゃまた大群落だ。
2024年06月24日 10:40撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
6/24 10:40
こりゃまた大群落だ。
大群落はコバンコナスビ。ヨーロッパ原産で、リシマキアと言う園芸品種が逸出し、北海道に帰化しているという。帰化植物も豊かな北海道ということか。
2024年06月24日 10:40撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 10:40
大群落はコバンコナスビ。ヨーロッパ原産で、リシマキアと言う園芸品種が逸出し、北海道に帰化しているという。帰化植物も豊かな北海道ということか。
ここから駒ケ岳登山コース。六合目まで車で行ける。
2024年06月24日 10:55撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 10:55
ここから駒ケ岳登山コース。六合目まで車で行ける。
駒ケ岳は噴火したばっかりだからなあ。北海道は火山も多い。
2024年06月24日 11:03撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 11:03
駒ケ岳は噴火したばっかりだからなあ。北海道は火山も多い。
なんだヘビイチゴかと思ったが、白いぞ。エゾヘビイチゴ。オランダイチゴ属で北海道の南西部に帰化。ある意味で珍しい。
2024年06月24日 11:08撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 11:08
なんだヘビイチゴかと思ったが、白いぞ。エゾヘビイチゴ。オランダイチゴ属で北海道の南西部に帰化。ある意味で珍しい。
登山道というが、車道だ。雨の日には助かるが。
2024年06月24日 11:20撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 11:20
登山道というが、車道だ。雨の日には助かるが。
なんとベニバナイチヤクソウだ。繰り返すが、まだ標高300m。
2024年06月24日 11:27撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 11:27
なんとベニバナイチヤクソウだ。繰り返すが、まだ標高300m。
カラマツも登場。北海道だからだけでなく、噴火のせいもありそうだ。
2024年06月24日 11:29撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 11:29
カラマツも登場。北海道だからだけでなく、噴火のせいもありそうだ。
一方、今度はアラゲハンゴンソウ。帰化植物。戦前に北海道の牧場でみつかったという。
2024年06月24日 11:36撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 11:36
一方、今度はアラゲハンゴンソウ。帰化植物。戦前に北海道の牧場でみつかったという。
今度は、シラタマノキだ。関東では亜高山帯の樹。標高370m。これが山頂までずっとありました。不思議な植生です。
2024年06月24日 11:38撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 11:38
今度は、シラタマノキだ。関東では亜高山帯の樹。標高370m。これが山頂までずっとありました。不思議な植生です。
徐々に高度を上げて、舗装が無くなる。
2024年06月24日 11:39撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 11:39
徐々に高度を上げて、舗装が無くなる。
五合目だ。
2024年06月24日 11:41撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 11:41
五合目だ。
ミヤコグサ。関東では平地にも咲く。わけわからん。
2024年06月24日 11:41撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 11:41
ミヤコグサ。関東では平地にも咲く。わけわからん。
シロバナニガナ。これも亜高山帯の花。
2024年06月24日 11:51撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 11:51
シロバナニガナ。これも亜高山帯の花。
タニウツギだ。本州だと日本海側の樹。北海道は日本海とか太平洋とか関係ないのかな。
2024年06月24日 11:52撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 11:52
タニウツギだ。本州だと日本海側の樹。北海道は日本海とか太平洋とか関係ないのかな。
六合目駐車場です。車はゼロ台。こんな日に登る人がいるわけないな。
2024年06月24日 12:01撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 12:01
六合目駐車場です。車はゼロ台。こんな日に登る人がいるわけないな。
ここまで3時間半もかかった。雨なので東屋で昼食です。
2024年06月24日 12:03撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 12:03
ここまで3時間半もかかった。雨なので東屋で昼食です。
函館駅で買ってきた「鰊みがき弁当」。親子弁当だったんだね。これは美味しかった。
2024年06月24日 12:08撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4
6/24 12:08
函館駅で買ってきた「鰊みがき弁当」。親子弁当だったんだね。これは美味しかった。
登山道は火砕サージ堆積物を歩くことになる。これは1929年の噴火のものだという。全壊家屋365戸、半壊1500戸。
2024年06月24日 12:38撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 12:38
登山道は火砕サージ堆積物を歩くことになる。これは1929年の噴火のものだという。全壊家屋365戸、半壊1500戸。
火砕サージ堆積物はデューン地形といって、波を打っている。つまりアップダウンが続く。
2024年06月24日 12:34撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 12:34
火砕サージ堆積物はデューン地形といって、波を打っている。つまりアップダウンが続く。
ドロノキの実。
2024年06月24日 12:35撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 12:35
ドロノキの実。
ミヤマハンノキの雄花と実。
2024年06月24日 12:38撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 12:38
ミヤマハンノキの雄花と実。
ちゃんと写さなかったが、確かミヤマハンノキから出ていた葉。これってシラカバみたい。
2024年06月24日 12:37撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 12:37
ちゃんと写さなかったが、確かミヤマハンノキから出ていた葉。これってシラカバみたい。
カラマツの雌花。
2024年06月24日 12:34撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 12:34
カラマツの雌花。
七合目。ほぼカラマツだけになる。
2024年06月24日 12:40撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 12:40
七合目。ほぼカラマツだけになる。
ここで登場したのが、エゾチドリ。この山に来たのは、これを見たかったのです。またの名を、フタバツレサギソウ。さきの山渓の図鑑には載っていない。フタバというのは、葉が2枚だけだから。
2024年06月24日 12:44撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4
6/24 12:44
ここで登場したのが、エゾチドリ。この山に来たのは、これを見たかったのです。またの名を、フタバツレサギソウ。さきの山渓の図鑑には載っていない。フタバというのは、葉が2枚だけだから。
花の構造はツレサギソウと同じようだ。唇弁が下に長く伸びる。
2024年06月24日 12:43撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 12:43
花の構造はツレサギソウと同じようだ。唇弁が下に長く伸びる。
距は、後ろに長く伸びる。ランの中でも著しく特徴的ですね。
2024年06月24日 12:46撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
5
6/24 12:46
距は、後ろに長く伸びる。ランの中でも著しく特徴的ですね。
ミヤマヤナギの実。糸みたいなのは綿毛で、これで空中散布される。
2024年06月24日 12:52撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 12:52
ミヤマヤナギの実。糸みたいなのは綿毛で、これで空中散布される。
八合目。目的は果たしたので、戻っても良かったが、ここまで来ちゃうと最後まで行かなきゃね。
2024年06月24日 12:58撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 12:58
八合目。目的は果たしたので、戻っても良かったが、ここまで来ちゃうと最後まで行かなきゃね。
エゾチドリとベニバナイチヤクソウ。
2024年06月24日 13:01撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 13:01
エゾチドリとベニバナイチヤクソウ。
雨もひどくなってきたので、傘をさす。ここはまだ風弱いし、登山道が広いのは助かる。
2024年06月24日 13:13撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 13:13
雨もひどくなってきたので、傘をさす。ここはまだ風弱いし、登山道が広いのは助かる。
火砕サージ堆積物。拾ってみたら軽石が多かった。
2024年06月24日 13:17撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
6/24 13:17
火砕サージ堆積物。拾ってみたら軽石が多かった。
九合目。急登になってきたが、こうなると意地です。
2024年06月24日 13:27撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 13:27
九合目。急登になってきたが、こうなると意地です。
馬の背に登頂です。しかし、強風に雨が混じる。2000m-3000m級の山と同じだ。1000mに満たないのに。
2024年06月24日 13:43撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 13:43
馬の背に登頂です。しかし、強風に雨が混じる。2000m-3000m級の山と同じだ。1000mに満たないのに。
この先、本当の山頂に行かれる方も多く、ルートはあるようだが、この視界真っ白な天気では危険だ。
2024年06月24日 13:43撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 13:43
この先、本当の山頂に行かれる方も多く、ルートはあるようだが、この視界真っ白な天気では危険だ。
指示もあることだし、これで登頂ということにしておこう。雨風も強くなってきたが、せっかくだからひと廻りしてみる。
2024年06月24日 13:59撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
6/24 13:59
指示もあることだし、これで登頂ということにしておこう。雨風も強くなってきたが、せっかくだからひと廻りしてみる。
ミヤマハナゴケ。地衣類だ。
2024年06月24日 13:58撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
6/24 13:58
ミヤマハナゴケ。地衣類だ。
ベニバナイチヤクソウの群生。
2024年06月24日 14:04撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 14:04
ベニバナイチヤクソウの群生。
エゾチドリも群生している。
2024年06月24日 13:59撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 13:59
エゾチドリも群生している。
タニウツギも咲いている。
2024年06月24日 14:11撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 14:11
タニウツギも咲いている。
ミヤマヤナギ。以上、「山頂」の植生でした。
2024年06月24日 14:13撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 14:13
ミヤマヤナギ。以上、「山頂」の植生でした。
下山です。なんと2組の方が登ってこられた。1人は地元の方、もう1組は今日登るしかない旅行の方かな。
2024年06月24日 14:17撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 14:17
下山です。なんと2組の方が登ってこられた。1人は地元の方、もう1組は今日登るしかない旅行の方かな。
六合目駐車場。地元の方はすぐ降りてこられた。いい運動ではある。もう一組は本当の山頂まで行かれたのだろうか。
2024年06月24日 15:20撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 15:20
六合目駐車場。地元の方はすぐ降りてこられた。いい運動ではある。もう一組は本当の山頂まで行かれたのだろうか。
あとは車道歩き。シンメトリーな形に思わずシャッターを押す。ヤマウルシ。
2024年06月24日 16:15撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 16:15
あとは車道歩き。シンメトリーな形に思わずシャッターを押す。ヤマウルシ。
ゴルフ場の脇を通っていく。
2024年06月24日 16:24撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 16:24
ゴルフ場の脇を通っていく。
雨は、山頂付近だけだったようだ。
2024年06月24日 16:35撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 16:35
雨は、山頂付近だけだったようだ。
今日初めての民家です。赤井川駅は近い。
2024年06月24日 16:43撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 16:43
今日初めての民家です。赤井川駅は近い。
そんな人里に、函館山で初めて見たオオバナノミミナグサが咲いていた。身近な花なのか。
2024年06月24日 16:49撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 16:49
そんな人里に、函館山で初めて見たオオバナノミミナグサが咲いていた。身近な花なのか。
すぐに国道5号線に出る。
2024年06月24日 16:53撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 16:53
すぐに国道5号線に出る。
札幌と函館を結ぶ一大幹線だ。したがって、食事できる店がある。
2024年06月24日 17:48撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 17:48
札幌と函館を結ぶ一大幹線だ。したがって、食事できる店がある。
旅行あるあるで、なんと予定していた店は「食材切れのため閉店」だと。しかしこれで失敗したことあるんで、織り込み済み。ここには4-5軒が並んでいるのだ。
2024年06月24日 16:54撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 16:54
旅行あるあるで、なんと予定していた店は「食材切れのため閉店」だと。しかしこれで失敗したことあるんで、織り込み済み。ここには4-5軒が並んでいるのだ。
一番近い店に行く。
2024年06月24日 17:46撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 17:46
一番近い店に行く。
でか。デカ・ハンバーグにデカ・サラダ。テイクアウト客で大繁盛でした。
2024年06月24日 17:12撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 17:12
でか。デカ・ハンバーグにデカ・サラダ。テイクアウト客で大繁盛でした。
なぜこんなところに来たかというと、、、
2024年06月24日 17:53撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 17:53
なぜこんなところに来たかというと、、、
この近くにプリンスホテルがあるのです。このホテルの存在が、駒ケ岳の優先順位を引き上げた。
2024年06月24日 18:06撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 18:06
この近くにプリンスホテルがあるのです。このホテルの存在が、駒ケ岳の優先順位を引き上げた。
広大な敷地のゴルフ場併設のプリンスホテル。プリンスホテルは、入ったことはあるが泊まったことがない。
2024年06月24日 18:13撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 18:13
広大な敷地のゴルフ場併設のプリンスホテル。プリンスホテルは、入ったことはあるが泊まったことがない。
豪華な部屋。夕食はフレンチなのでバカ高いが、朝食のみならビジネスホテル並みの料金。だから夕食をとれる店が近くにあることを知り狂喜した。
2024年06月24日 18:23撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 18:23
豪華な部屋。夕食はフレンチなのでバカ高いが、朝食のみならビジネスホテル並みの料金。だから夕食をとれる店が近くにあることを知り狂喜した。
ビール2本付き。
2024年06月24日 18:31撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/24 18:31
ビール2本付き。
温泉まである。撮影禁止だったので公式HPのもの。このとおりでした。夜は池に照明が付く。しかしこの池、どこか人工的なんだな。建築設計は素敵だが、自然の真っただ中のリゾートは性に合わない。
2024年07月01日 15:18撮影
2
7/1 15:18
温泉まである。撮影禁止だったので公式HPのもの。このとおりでした。夜は池に照明が付く。しかしこの池、どこか人工的なんだな。建築設計は素敵だが、自然の真っただ中のリゾートは性に合わない。
でも朝食は、みんな一緒で豪華そのもの。この3日目は、ろくに食事できそうもないので、たらふくいただく。
2024年06月25日 07:23撮影 by  KeyMission 80, NIKON
2
6/25 7:23
でも朝食は、みんな一緒で豪華そのもの。この3日目は、ろくに食事できそうもないので、たらふくいただく。
3日目。電車・バスの都合上、かなり遅いスタート。プリンスの送迎で再び大沼公園。駒ケ岳はまだ雲の中。
2024年06月25日 09:42撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/25 9:42
3日目。電車・バスの都合上、かなり遅いスタート。プリンスの送迎で再び大沼公園。駒ケ岳はまだ雲の中。
大沼公園駅から長万部駅へ向かう。じつはプリンスでのんびりしたのは良かったが、朝起きたら足の親指が痛みだした。これは再発。疲労性だ。
2024年06月25日 10:34撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
6/25 10:34
大沼公園駅から長万部駅へ向かう。じつはプリンスでのんびりしたのは良かったが、朝起きたら足の親指が痛みだした。これは再発。疲労性だ。
車窓から、北側から駒ケ岳が見えた。昨日は右側から登ったわけだ。山頂の雲は取れない。
2024年06月25日 10:49撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/25 10:49
車窓から、北側から駒ケ岳が見えた。昨日は右側から登ったわけだ。山頂の雲は取れない。
長万部駅。ここでバスに乗り換え。乗り換え時間は7分。列車は3分遅れで駅に着いた。
2024年06月25日 11:37撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/25 11:37
長万部駅。ここでバスに乗り換え。乗り換え時間は7分。列車は3分遅れで駅に着いた。
駅ロータリーのバス停に始発バスはいない。念のためバス停の時刻表を見ると目的のバスが出てない。あれれ。あれっ、これって「函館バス」じゃないか。
2024年06月25日 18:32撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/25 18:32
駅ロータリーのバス停に始発バスはいない。念のためバス停の時刻表を見ると目的のバスが出てない。あれれ。あれっ、これって「函館バス」じゃないか。
慌てて、国道に出ると、目的のバスは発車寸前だった。(写真は帰り道に写しています)
2024年06月25日 18:33撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/25 18:33
慌てて、国道に出ると、目的のバスは発車寸前だった。(写真は帰り道に写しています)
ニセコバスに乗らなければならなかったのだ。危機一髪でした。
2024年06月25日 12:01撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/25 12:01
ニセコバスに乗らなければならなかったのだ。危機一髪でした。
他に乗客のいないバスは原野を走り「ワラビタイ」に着く。JR函館本線は長万部から先は極端に本数が少ないのだ、朝6時台の次は午後になってしまう。
2024年06月25日 12:01撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/25 12:01
他に乗客のいないバスは原野を走り「ワラビタイ」に着く。JR函館本線は長万部から先は極端に本数が少ないのだ、朝6時台の次は午後になってしまう。
今日目指すは、「歌才ブナ林」。ブナの北限地として日本の森の紹介本に必ずと言って良いほど出てくるのだ。しかしここだけだと2時間で終わってしまうので、近くの「歌才湿原」を組み合わせた。国道5号線を行く。
2024年06月25日 12:10撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/25 12:10
今日目指すは、「歌才ブナ林」。ブナの北限地として日本の森の紹介本に必ずと言って良いほど出てくるのだ。しかしここだけだと2時間で終わってしまうので、近くの「歌才湿原」を組み合わせた。国道5号線を行く。
これはハコベにそっくりですね。
2024年06月25日 12:22撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/25 12:22
これはハコベにそっくりですね。
しかし、ハコベの葉はこんなに細長くないはずだ。この葉はナガバツメクサに似ているが、萼片が長く尖っているので、カラフトホソバハコベか。ヨーロッパ原産で北海道と中部以北に帰化。国道脇だしな。
2024年06月25日 12:24撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/25 12:24
しかし、ハコベの葉はこんなに細長くないはずだ。この葉はナガバツメクサに似ているが、萼片が長く尖っているので、カラフトホソバハコベか。ヨーロッパ原産で北海道と中部以北に帰化。国道脇だしな。
歌才湿原に到着。説明板なぞ皆無だ。道内で最も古い湿原の一つで、泥炭層の厚さが9m以上あり、約2万4千年前からの歴史が記録されているという。
2024年06月25日 13:19撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
6/25 13:19
歌才湿原に到着。説明板なぞ皆無だ。道内で最も古い湿原の一つで、泥炭層の厚さが9m以上あり、約2万4千年前からの歴史が記録されているという。
ゼンテイカ(ニッコウキスゲ)が数株咲いていた。ここの標高は50m前後。
2024年06月25日 13:23撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/25 13:23
ゼンテイカ(ニッコウキスゲ)が数株咲いていた。ここの標高は50m前後。
一方で、ムラサキウマゴヤシ。帰化植物。明治以降に北海道で飼料として栽培されたという。
2024年06月25日 13:24撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/25 13:24
一方で、ムラサキウマゴヤシ。帰化植物。明治以降に北海道で飼料として栽培されたという。
かなりの面積のあるこの湿原は、入れるような道もないが、誰かいるぞ。
2024年06月25日 13:26撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/25 13:26
かなりの面積のあるこの湿原は、入れるような道もないが、誰かいるぞ。
北大の植生調査中とあった。
2024年06月25日 13:26撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/25 13:26
北大の植生調査中とあった。
長靴を履かないと入るのは難しそうである。
2024年06月25日 13:28撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/25 13:28
長靴を履かないと入るのは難しそうである。
エゾノサワアザミ。北海道のみ。
2024年06月25日 13:31撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
6/25 13:31
エゾノサワアザミ。北海道のみ。
函館から続いている国道5号は、このあたりになると車も少ない。足もそんなに痛くもならず、雄大な風景を楽しんでいたが、、、
2024年06月25日 13:41撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/25 13:41
函館から続いている国道5号は、このあたりになると車も少ない。足もそんなに痛くもならず、雄大な風景を楽しんでいたが、、、
歌才ブナ林まで6kmだって!!行程表では45分としてあった。どこかで間違えていたようだ。その倍はかかるぞ、慌てる。
2024年06月25日 13:49撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/25 13:49
歌才ブナ林まで6kmだって!!行程表では45分としてあった。どこかで間違えていたようだ。その倍はかかるぞ、慌てる。
ギア・アップで一目散に歩き始めるが、いやがおうにもこの花が目にはいる。カラフトマンテマだ。3度目。分布地の大平山はすぐ近くだ。
2024年06月25日 14:14撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
6/25 14:14
ギア・アップで一目散に歩き始めるが、いやがおうにもこの花が目にはいる。カラフトマンテマだ。3度目。分布地の大平山はすぐ近くだ。
その先には深い森が続いている。カラフトマンテマは意外に個体数が多いのかな。
2024年06月25日 14:14撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/25 14:14
その先には深い森が続いている。カラフトマンテマは意外に個体数が多いのかな。
道路脇の草を刈っていた。
2024年06月25日 14:21撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/25 14:21
道路脇の草を刈っていた。
なるほど除雪車の有効活用だね。
2024年06月25日 14:21撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/25 14:21
なるほど除雪車の有効活用だね。
ようやく着きました。
2024年06月25日 14:43撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/25 14:43
ようやく着きました。
歌才ブナ林駐車場公園。車は少なく、しかも入山目的ではないようだった。
2024年06月25日 14:51撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/25 14:51
歌才ブナ林駐車場公園。車は少なく、しかも入山目的ではないようだった。
立派な入口。往復2時間の散策路になっている。
2024年06月25日 14:52撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/25 14:52
立派な入口。往復2時間の散策路になっている。
ブナは北国の樹というイメージが強いが、ここから北へは進出しておらず、それは何故かいろいろ議論がされてきた。どんなブナ林なのか見たかったのだ。
2024年06月25日 14:52撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/25 14:52
ブナは北国の樹というイメージが強いが、ここから北へは進出しておらず、それは何故かいろいろ議論がされてきた。どんなブナ林なのか見たかったのだ。
まずはミズナラ林。
2024年06月25日 14:57撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/25 14:57
まずはミズナラ林。
続いて、トドマツ林。これは植林だそうだ。
2024年06月25日 15:00撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/25 15:00
続いて、トドマツ林。これは植林だそうだ。
シラビソと見分けがつかないなあ。(樹皮は違う)
2024年06月25日 15:01撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/25 15:01
シラビソと見分けがつかないなあ。(樹皮は違う)
この沢を渡るとブナ林となる。
2024年06月25日 15:08撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/25 15:08
この沢を渡るとブナ林となる。
案内図などが掲げてある。(ホームページからDL可能)
2024年06月25日 15:09撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/25 15:09
案内図などが掲げてある。(ホームページからDL可能)
すぐ脇のブナが実を付けていた。
2024年06月25日 15:11撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/25 15:11
すぐ脇のブナが実を付けていた。
立派なブナです。
2024年06月25日 15:15撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/25 15:15
立派なブナです。
巨木ブナも多い。
2024年06月25日 15:23撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4
6/25 15:23
巨木ブナも多い。
起伏も多く楽しい登山道です。ぐっと沢に降りる。
2024年06月25日 15:27撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/25 15:27
起伏も多く楽しい登山道です。ぐっと沢に降りる。
ここのアキタブキは、特にデカい。
2024年06月25日 15:30撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/25 15:30
ここのアキタブキは、特にデカい。
負けじとサンカヨウの葉もでかい。実もでかい気がする。
2024年06月25日 15:32撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/25 15:32
負けじとサンカヨウの葉もでかい。実もでかい気がする。
クルマムグラかな。オククルマムグラかもしれないが毛をよく見なかった。
2024年06月25日 15:32撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/25 15:32
クルマムグラかな。オククルマムグラかもしれないが毛をよく見なかった。
再びブナ林、ほぼ純林だ。
2024年06月25日 15:35撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/25 15:35
再びブナ林、ほぼ純林だ。
うーん美しいブナ林。こんなに立派なのに何故北限なのか確かに不思議だ。
2024年06月25日 15:37撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/25 15:37
うーん美しいブナ林。こんなに立派なのに何故北限なのか確かに不思議だ。
トチバニンジン。
2024年06月25日 15:35撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/25 15:35
トチバニンジン。
クルマムグラ。こちらは実になっている。
2024年06月25日 15:35撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/25 15:35
クルマムグラ。こちらは実になっている。
ここが終点。いい森でした。
2024年06月25日 15:41撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/25 15:41
ここが終点。いい森でした。
葉が4枚なのでヨツバムグラ。葉先が尖っているのでエゾノヨツバムグラかな。葉の形からはオオバノヨツバムグラかもしれないが微妙。
2024年06月25日 15:53撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/25 15:53
葉が4枚なのでヨツバムグラ。葉先が尖っているのでエゾノヨツバムグラかな。葉の形からはオオバノヨツバムグラかもしれないが微妙。
エゾノヨツバムグラは中部以北に分布。
2024年06月25日 15:53撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/25 15:53
エゾノヨツバムグラは中部以北に分布。
ヒメヘビイチゴ。いろいろ咲いていました。ここは近ければリピートしたいな。
2024年06月25日 16:08撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/25 16:08
ヒメヘビイチゴ。いろいろ咲いていました。ここは近ければリピートしたいな。
歌才ブナ林駐車場公園に戻ると車が無くなっていた。森の中では誰とも会わなかった。
2024年06月25日 16:45撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/25 16:45
歌才ブナ林駐車場公園に戻ると車が無くなっていた。森の中では誰とも会わなかった。
車道沿いに大群落。
2024年06月25日 16:59撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/25 16:59
車道沿いに大群落。
これは明らかに外来種というか園芸種。栽培しているのか。
2024年06月25日 16:59撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/25 16:59
これは明らかに外来種というか園芸種。栽培しているのか。
駅に向かいます。広々とした空間。開拓地という感じ。
2024年06月25日 17:23撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/25 17:23
駅に向かいます。広々とした空間。開拓地という感じ。
黒松内町立黒松内小学校。明治16年創立。黒松内はアイヌ語の「クルマッナイ」(和人の女性の・沢)。調べたらやはり明治以降に斗南藩士の入植が最初だったようだ。
2024年06月25日 17:25撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/25 17:25
黒松内町立黒松内小学校。明治16年創立。黒松内はアイヌ語の「クルマッナイ」(和人の女性の・沢)。調べたらやはり明治以降に斗南藩士の入植が最初だったようだ。
黒松内駅です。誰もいなかった。
2024年06月25日 17:38撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
6/25 17:38
黒松内駅です。誰もいなかった。
この本数の少なさ。JRフリー切符も使いにくい。
2024年06月25日 17:40撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/25 17:40
この本数の少なさ。JRフリー切符も使いにくい。
列車は新型だけどね。
2024年06月25日 18:29撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
6/25 18:29
列車は新型だけどね。
長万部駅で接続1時間待ち。駅前に店もなく、海に出る。
2024年06月25日 18:41撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/25 18:41
長万部駅で接続1時間待ち。駅前に店もなく、海に出る。
海岸には、ハマヒルガオに、、、
2024年06月25日 18:42撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/25 18:42
海岸には、ハマヒルガオに、、、
ハマエンドウ。砂浜だと関東と同じだなあ。
2024年06月25日 18:43撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/25 18:43
ハマエンドウ。砂浜だと関東と同じだなあ。
どうしても長万部駅発は19:22になってしまう。こうなるとビジネスホテルしか選択肢がない。
2024年06月25日 19:14撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/25 19:14
どうしても長万部駅発は19:22になってしまう。こうなるとビジネスホテルしか選択肢がない。
で、最も近くのビジネスホテルは室蘭しかないのでした。
2024年06月25日 20:16撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/25 20:16
で、最も近くのビジネスホテルは室蘭しかないのでした。
4日目。何が悲しくて工業都市室蘭に泊まるのか、とも思ったが、ここには鷲別岳(室蘭岳)があるのです。911mの低山だが、今回唯一のまともな山。普通の山ともいう。
2024年06月26日 05:59撮影 by  KeyMission 80, NIKON
2
6/26 5:59
4日目。何が悲しくて工業都市室蘭に泊まるのか、とも思ったが、ここには鷲別岳(室蘭岳)があるのです。911mの低山だが、今回唯一のまともな山。普通の山ともいう。
今回各地でお世話になったセイコーマートで弁当調達。ローソンやセブンイレブンに比べて2割ほど安い感じ。
2024年06月26日 06:50撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 6:50
今回各地でお世話になったセイコーマートで弁当調達。ローソンやセブンイレブンに比べて2割ほど安い感じ。
鷲別岳はアプローチが長いので、少しの距離だがバスを使う。始発バスだが乗客は多い。
2024年06月26日 06:56撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 6:56
鷲別岳はアプローチが長いので、少しの距離だがバスを使う。始発バスだが乗客は多い。
室蘭市はバス路線が充実している。都会なのだ。工業大学前で下車。
2024年06月26日 07:21撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 7:21
室蘭市はバス路線が充実している。都会なのだ。工業大学前で下車。
室蘭工業大学。国立です。
2024年06月26日 07:27撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 7:27
室蘭工業大学。国立です。
さらに先にも「ろう学校前」というバス停がある。本数は多いが、始発がやや遅い。
2024年06月26日 07:35撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 7:35
さらに先にも「ろう学校前」というバス停がある。本数は多いが、始発がやや遅い。
ここは市街地の端っこで、すぐ牧場となり、、、
2024年06月26日 07:43撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 7:43
ここは市街地の端っこで、すぐ牧場となり、、、
新日鉄の水源ダムがある。じつは前夜、足の親指がひどく痛みだしてよく眠れなかった。
2024年06月26日 07:48撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 7:48
新日鉄の水源ダムがある。じつは前夜、足の親指がひどく痛みだしてよく眠れなかった。
長い林道歩きである。足の親指がどこまで持つか。(左に例によってアキタブキ)
2024年06月26日 08:08撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 8:08
長い林道歩きである。足の親指がどこまで持つか。(左に例によってアキタブキ)
林道があるということは植林地帯だ。あれはトドマツかな。
2024年06月26日 08:15撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 8:15
林道があるということは植林地帯だ。あれはトドマツかな。
あれ? スギに見える。スギは北海道には自生していないが、空地あたりまで植栽で育つらしい。
2024年06月26日 08:16撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 8:16
あれ? スギに見える。スギは北海道には自生していないが、空地あたりまで植栽で育つらしい。
ようやく鷲別岳の登山道に合流。ここまでの林道は近年の歩いた記録がなかったので不安だったが、しっかりした林道でした。ヒグマが怖かったけど。
2024年06月26日 08:38撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 8:38
ようやく鷲別岳の登山道に合流。ここまでの林道は近年の歩いた記録がなかったので不安だったが、しっかりした林道でした。ヒグマが怖かったけど。
水元沢コースを登山口まで降りていく。鷲別川の渡渉は、やや長いが岩が平らで助かる。
2024年06月26日 08:40撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 8:40
水元沢コースを登山口まで降りていく。鷲別川の渡渉は、やや長いが岩が平らで助かる。
エゾシカが登山道を塞いでいた。
2024年06月26日 08:49撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 8:49
エゾシカが登山道を塞いでいた。
ニホンジカなら全然怖くないが、エゾシカはどうなのか。念のため引き下がって再び行くといなくなっていた。
2024年06月26日 08:50撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 8:50
ニホンジカなら全然怖くないが、エゾシカはどうなのか。念のため引き下がって再び行くといなくなっていた。
道標や赤テープが多い。室蘭市民に愛されている山らしい。
2024年06月26日 08:53撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 8:53
道標や赤テープが多い。室蘭市民に愛されている山らしい。
スキー場もある。
2024年06月26日 09:15撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 9:15
スキー場もある。
見事なツルアジサイ。
2024年06月26日 09:16撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 9:16
見事なツルアジサイ。
夏道コースに合流。とたんに登山者が多くなる。
2024年06月26日 09:18撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 9:18
夏道コースに合流。とたんに登山者が多くなる。
右側の水元沢コースの渡渉地点まで、さらに右から林道で来た。今日は、西尾根コースを登り、夏道コースを降りる。
2024年06月26日 09:22撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 9:22
右側の水元沢コースの渡渉地点まで、さらに右から林道で来た。今日は、西尾根コースを登り、夏道コースを降りる。
白鳥ヒュッテ。ここから西尾根コースへはいる。
2024年06月26日 09:22撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 9:22
白鳥ヒュッテ。ここから西尾根コースへはいる。
まずはミズナラ林。
2024年06月26日 09:37撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 9:37
まずはミズナラ林。
ズダヤクシュ。これって亜高山帯でよく見る。まだ標高は400mだ。
2024年06月26日 09:41撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 9:41
ズダヤクシュ。これって亜高山帯でよく見る。まだ標高は400mだ。
多かったウツボグサも、ミヤマウツボグサかもしれない。
2024年06月26日 09:51撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
6/26 9:51
多かったウツボグサも、ミヤマウツボグサかもしれない。
ダケカンバも混ざっているようだ。
2024年06月26日 10:09撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 10:09
ダケカンバも混ざっているようだ。
これはダケカンバの高木。
2024年06月26日 10:12撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 10:12
これはダケカンバの高木。
標高700mも行かないで森林限界だ。
2024年06月26日 10:17撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 10:17
標高700mも行かないで森林限界だ。
室蘭の街がよく見える。
2024年06月26日 10:19撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 10:19
室蘭の街がよく見える。
ササ原の急登。
2024年06月26日 10:23撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 10:23
ササ原の急登。
かなり高度感があります。
2024年06月26日 10:25撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 10:25
かなり高度感があります。
厚い雲の下に室蘭一望。こりゃ室蘭市民が喜びそう。
2024年06月26日 10:25撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 10:25
厚い雲の下に室蘭一望。こりゃ室蘭市民が喜びそう。
ウツボグサの群落。
2024年06月26日 10:31撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 10:31
ウツボグサの群落。
ダケカンバ林がある。低木化した林だ。
2024年06月26日 10:35撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 10:35
ダケカンバ林がある。低木化した林だ。
右が鷲別岳だろう。
2024年06月26日 10:39撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 10:39
右が鷲別岳だろう。
ダケカンバ林をくぐると、、、
2024年06月26日 10:42撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 10:42
ダケカンバ林をくぐると、、、
825mピーク。関東だとこの植生は+1000mは加えないといけない。
2024年06月26日 10:47撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 10:47
825mピーク。関東だとこの植生は+1000mは加えないといけない。
楽しい尾根歩きです。
2024年06月26日 10:48撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 10:48
楽しい尾根歩きです。
ここで、ハクサンチドリが登場する。
2024年06月26日 10:50撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 10:50
ここで、ハクサンチドリが登場する。
こちらは、白いハクサンチドリ。
2024年06月26日 10:53撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
6/26 10:53
こちらは、白いハクサンチドリ。
ロープはここだけ。たいした登りではない。
2024年06月26日 10:56撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 10:56
ロープはここだけ。たいした登りではない。
またハクサンチドリ。
2024年06月26日 10:59撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
5
6/26 10:59
またハクサンチドリ。
ダケカンバの実と雄花。
2024年06月26日 11:01撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 11:01
ダケカンバの実と雄花。
濃霧に囲まれるが、楽しい山です。
2024年06月26日 11:08撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 11:08
濃霧に囲まれるが、楽しい山です。
エゾノヨツバムグラがまた登場。
2024年06月26日 11:20撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 11:20
エゾノヨツバムグラがまた登場。
山頂が近い。
2024年06月26日 11:26撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 11:26
山頂が近い。
鷲別岳、登頂です。しかし、周りは真っ白。
2024年06月26日 11:27撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
6/26 11:27
鷲別岳、登頂です。しかし、周りは真っ白。
昼食をとりながら霧が晴れるのを待つ。午後から晴れ予報なのだ
2024年06月26日 11:56撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 11:56
昼食をとりながら霧が晴れるのを待つ。午後から晴れ予報なのだ
山頂のこの樹はナナカマド。
2024年06月26日 11:50撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 11:50
山頂のこの樹はナナカマド。
マルバシモツケ。
2024年06月26日 11:55撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 11:55
マルバシモツケ。
おぉっ、霧が晴れてきた。
2024年06月26日 11:51撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 11:51
おぉっ、霧が晴れてきた。
カムイヌプリへ続く尾根。こちらにも登山道がある。
2024年06月26日 11:54撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 11:54
カムイヌプリへ続く尾根。こちらにも登山道がある。
さらに左側。登別方面。
2024年06月26日 11:57撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 11:57
さらに左側。登別方面。
室蘭方面。中央が、鷲別岬だ。鷲別とはアイヌ語のハペッ。小柴の・川の意。この川尻で崖に流木が寄るためという。鷲別川が元なんだ。
2024年06月26日 11:56撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 11:56
室蘭方面。中央が、鷲別岬だ。鷲別とはアイヌ語のハペッ。小柴の・川の意。この川尻で崖に流木が寄るためという。鷲別川が元なんだ。
眺望に満足して下山します。
2024年06月26日 12:04撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 12:04
眺望に満足して下山します。
地質図をみるとこの山一帯は、第四紀チバニアン期の安山岩の溶岩・火砕岩とあった。50万年前の火山なわけだ。地質的には充分新しいが、駒ケ岳とか有珠山に比べるとすごく古い。
2024年06月26日 12:11撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 12:11
地質図をみるとこの山一帯は、第四紀チバニアン期の安山岩の溶岩・火砕岩とあった。50万年前の火山なわけだ。地質的には充分新しいが、駒ケ岳とか有珠山に比べるとすごく古い。
室蘭に向かって降りる、とても歩きやすい道です。
2024年06月26日 12:15撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 12:15
室蘭に向かって降りる、とても歩きやすい道です。
これが製鉄所だな。
2024年06月26日 12:15撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 12:15
これが製鉄所だな。
高炉はすでに廃炉になっているようだ。
2024年06月26日 12:16撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 12:16
高炉はすでに廃炉になっているようだ。
ダケカンバがかなり下まで続く。
2024年06月26日 12:22撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 12:22
ダケカンバがかなり下まで続く。
水神社。湧水がある。こういう山に付きものの修験の気配は全くない。アイヌの地だからか。
2024年06月26日 12:55撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 12:55
水神社。湧水がある。こういう山に付きものの修験の気配は全くない。アイヌの地だからか。
登山口を出ると室蘭岳山麓総合公園。
2024年06月26日 13:23撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 13:23
登山口を出ると室蘭岳山麓総合公園。
振り返って、左の西尾根を登って、中央を降りてきたわけだ。
2024年06月26日 13:26撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 13:26
振り返って、左の西尾根を登って、中央を降りてきたわけだ。
ここから長い車道歩き。堪えてきた足の親指が悲鳴を上げている。正面に見えるのは恵山だろう。近いなあ。
2024年06月26日 13:37撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 13:37
ここから長い車道歩き。堪えてきた足の親指が悲鳴を上げている。正面に見えるのは恵山だろう。近いなあ。
カシワ林が広がっている。
2024年06月26日 13:41撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 13:41
カシワ林が広がっている。
宅地造成? 新日鉄の街なのにJFEなのか。
2024年06月26日 13:51撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 13:51
宅地造成? 新日鉄の街なのにJFEなのか。
なるほど風力発電か。
2024年06月26日 13:52撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 13:52
なるほど風力発電か。
ここで、道道(ようは県道)に合流。
2024年06月26日 13:55撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 13:55
ここで、道道(ようは県道)に合流。
とたんに車が増える。
2024年06月26日 14:01撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 14:01
とたんに車が増える。
特徴的な葉だ。
2024年06月26日 14:03撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 14:03
特徴的な葉だ。
これはノコギリソウ。在来種。山地の草原に生える。
2024年06月26日 14:03撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 14:03
これはノコギリソウ。在来種。山地の草原に生える。
オフロードコース。
2024年06月26日 14:07撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 14:07
オフロードコース。
最終鵜処分所と続き、、、
2024年06月26日 14:10撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 14:10
最終鵜処分所と続き、、、
初めて見えてきた建物が、ケアハウス。
2024年06月26日 14:14撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 14:14
初めて見えてきた建物が、ケアハウス。
そして、高校の学生寮。大谷室蘭高校サッカー部とあった。
2024年06月26日 14:15撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 14:15
そして、高校の学生寮。大谷室蘭高校サッカー部とあった。
そして最初のバス停は養護学校前だ。こんなところにバス停があったとは。登山口から1時間だ。バスの本数は1時間に1本と多い。今日はしかし、せっかくだから駅まで歩く。
2024年06月26日 14:18撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 14:18
そして最初のバス停は養護学校前だ。こんなところにバス停があったとは。登山口から1時間だ。バスの本数は1時間に1本と多い。今日はしかし、せっかくだから駅まで歩く。
立派なクサフジ。
2024年06月26日 14:38撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 14:38
立派なクサフジ。
住宅街。どの屋根にも煙突が目立つ。
2024年06月26日 14:54撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 14:54
住宅街。どの屋根にも煙突が目立つ。
良好なニュータウンって感じだ。
2024年06月26日 14:56撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 14:56
良好なニュータウンって感じだ。
最後は失速したが、なんとか東室蘭駅に戻ってきました。
2024年06月26日 16:01撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 16:01
最後は失速したが、なんとか東室蘭駅に戻ってきました。
駅前は寂しいけど、住むにはいいかも。
2024年06月26日 16:00撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 16:00
駅前は寂しいけど、住むにはいいかも。
今日の宿は温泉です。洞爺温泉が満室だったので、かなりはずれの旅館2軒だけの温泉地・蟠渓温泉に泊まる。伊達紋別駅からバスに乗る。
2024年06月26日 16:47撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 16:47
今日の宿は温泉です。洞爺温泉が満室だったので、かなりはずれの旅館2軒だけの温泉地・蟠渓温泉に泊まる。伊達紋別駅からバスに乗る。
伊達紋別駅のホームにあった兜。まさか伊達市だからって伊達氏のわけじゃあるまいと思ったが、、、
2024年06月26日 16:45撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
6/26 16:45
伊達紋別駅のホームにあった兜。まさか伊達市だからって伊達氏のわけじゃあるまいと思ったが、、、
ここを開拓したのが、伊達氏なんですね。仙台藩は、戊辰戦争の負け組。藩内領主のうち亘理伊達家の伊達邦成が、ここを開拓したわけだ。仙台藩の他の領主も、同じように北海道の各地に移住しているようだ。例えば、幌別には白石城主の片倉氏、室蘭には角田石川氏が移住したという。
2024年06月26日 16:45撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
6/26 16:45
ここを開拓したのが、伊達氏なんですね。仙台藩は、戊辰戦争の負け組。藩内領主のうち亘理伊達家の伊達邦成が、ここを開拓したわけだ。仙台藩の他の領主も、同じように北海道の各地に移住しているようだ。例えば、幌別には白石城主の片倉氏、室蘭には角田石川氏が移住したという。
このバス停名は「伊達駅前」と紛らわしいが、ちゃんと伊達紋別駅前にあった。ここも道南バス。
2024年06月26日 16:55撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 16:55
このバス停名は「伊達駅前」と紛らわしいが、ちゃんと伊達紋別駅前にあった。ここも道南バス。
蟠渓。ばんけい。アイヌ語でパンケユ、下の湯の意味。上の湯は北湯沢温泉となる。初めて聞くが、かつてここはJR胆振線が走っていたという。伊達紋別-倶知安間。1986年廃線。倶知安鉱山の輸送線だったという(鉄)。
2024年06月26日 17:43撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 17:43
蟠渓。ばんけい。アイヌ語でパンケユ、下の湯の意味。上の湯は北湯沢温泉となる。初めて聞くが、かつてここはJR胆振線が走っていたという。伊達紋別-倶知安間。1986年廃線。倶知安鉱山の輸送線だったという(鉄)。
鄙びた温泉宿かと思っていたが、かなり立派。
2024年06月26日 17:51撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/26 17:51
鄙びた温泉宿かと思っていたが、かなり立派。
食事はたらふく出るし、露天風呂も気持ちいい。(しかも安い、今回はかなり安上がり)。
2024年06月26日 18:14撮影 by  KeyMission 80, NIKON
2
6/26 18:14
食事はたらふく出るし、露天風呂も気持ちいい。(しかも安い、今回はかなり安上がり)。
風呂から見えた樹はオヒョウなのでした。そしてこのオヒョウの樹皮は、アイヌが衣服の繊維として使うのでした。
2024年06月26日 18:15撮影 by  KeyMission 80, NIKON
2
6/26 18:15
風呂から見えた樹はオヒョウなのでした。そしてこのオヒョウの樹皮は、アイヌが衣服の繊維として使うのでした。
9時間ぐらい眠っちゃいました。歩きすぎです。
2024年06月27日 08:20撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/27 8:20
9時間ぐらい眠っちゃいました。歩きすぎです。
最終日、5日目は観光です。のどかです。
2024年06月27日 08:48撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/27 8:48
最終日、5日目は観光です。のどかです。
あの針葉樹はスギではないはずだ。
2024年06月27日 09:02撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/27 9:02
あの針葉樹はスギではないはずだ。
短い葉だが、気孔も見え枝も見える。アカエゾマツのようです。北海道と早池峰山に自生。こういう場所では植樹なのかな。
2024年06月27日 09:00撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/27 9:00
短い葉だが、気孔も見え枝も見える。アカエゾマツのようです。北海道と早池峰山に自生。こういう場所では植樹なのかな。
バス停で時間待ち。
2024年06月27日 09:13撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
6/27 9:13
バス停で時間待ち。
これはミミナグサかな。
2024年06月27日 09:25撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/27 9:25
これはミミナグサかな。
キュウリグサ。普通種ですね。
2024年06月27日 09:27撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/27 9:27
キュウリグサ。普通種ですね。
バスで、北の湖記念館前へ。北の湖には興味はないが、昭和新山から最も近いバス停です。
2024年06月27日 09:57撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/27 9:57
バスで、北の湖記念館前へ。北の湖には興味はないが、昭和新山から最も近いバス停です。
左が昭和新山の屋根山。1910年に盛り上がった。1943年の溶岩ドームはここからは見えない。その右奥が有珠山。この沼は1943年の活動で堰き止められた沼。
2024年06月27日 10:05撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/27 10:05
左が昭和新山の屋根山。1910年に盛り上がった。1943年の溶岩ドームはここからは見えない。その右奥が有珠山。この沼は1943年の活動で堰き止められた沼。
ここに書いてある迂回を余儀なくされた鉄道路線とは、廃線となった胆振線。その時は、運行され続けたのにね。
2024年06月27日 10:03撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/27 10:03
ここに書いてある迂回を余儀なくされた鉄道路線とは、廃線となった胆振線。その時は、運行され続けたのにね。
北海道は、こういう花の種が多くて悩むが、これはゲンノショウコかな。
2024年06月27日 10:25撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/27 10:25
北海道は、こういう花の種が多くて悩むが、これはゲンノショウコかな。
昭和新山に向かって歩く。
2024年06月27日 10:33撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/27 10:33
昭和新山に向かって歩く。
回り込んで溶岩ドームが見えてきた。
2024年06月27日 10:54撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/27 10:54
回り込んで溶岩ドームが見えてきた。
大型バスが何十台も停まっていて大賑わいです。
2024年06月27日 10:58撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/27 10:58
大型バスが何十台も停まっていて大賑わいです。
昭和新山の溶岩ドーム。1943-1945年に盛り上がった。噴火はなかったが、地形が大きく変わり住民は大変だったと、先の説明板にあった。
2024年06月27日 11:00撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4
6/27 11:00
昭和新山の溶岩ドーム。1943-1945年に盛り上がった。噴火はなかったが、地形が大きく変わり住民は大変だったと、先の説明板にあった。
観光なのでロープウェイに乗る。
2024年06月27日 11:17撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
6/27 11:17
観光なのでロープウェイに乗る。
ここって、山地かと思っていたが、平地が続いている。蟠渓方面。
2024年06月27日 11:19撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/27 11:19
ここって、山地かと思っていたが、平地が続いている。蟠渓方面。
かなりの人です。
2024年06月27日 11:22撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/27 11:22
かなりの人です。
これが有珠山のピーク。大有珠と呼ばれ、1853年に盛り上がった溶岩ドーム。
2024年06月27日 11:32撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
6/27 11:32
これが有珠山のピーク。大有珠と呼ばれ、1853年に盛り上がった溶岩ドーム。
銀沼火口。かつてはここは水を湛える沼でハイキングコースとなっていたが、1978年の水蒸気爆発により火口となった。沼と森林はなくなったという。
2024年06月27日 11:36撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/27 11:36
銀沼火口。かつてはここは水を湛える沼でハイキングコースとなっていたが、1978年の水蒸気爆発により火口となった。沼と森林はなくなったという。
外輪山に行きます。ここからは人が少なくなる。
2024年06月27日 11:37撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/27 11:37
外輪山に行きます。ここからは人が少なくなる。
再生されつつある森。
2024年06月27日 11:45撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/27 11:45
再生されつつある森。
正面が小有珠。1663年の噴火でできた溶岩ドーム。その右側が有珠新山。1977年からの噴火で180m隆起した。
2024年06月27日 11:53撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/27 11:53
正面が小有珠。1663年の噴火でできた溶岩ドーム。その右側が有珠新山。1977年からの噴火で180m隆起した。
まだ噴煙を上げている。洞爺カルデラ湖が出来たのが、10万年前。その後大休止期間ののちに、1633年の大噴火以来、何度も噴火が繰り返されてきたわけだ。その火山活動は今も続いている。
2024年06月27日 11:54撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/27 11:54
まだ噴煙を上げている。洞爺カルデラ湖が出来たのが、10万年前。その後大休止期間ののちに、1633年の大噴火以来、何度も噴火が繰り返されてきたわけだ。その火山活動は今も続いている。
今はこうしてハイキングコースとなっているが、、、
2024年06月27日 11:57撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/27 11:57
今はこうしてハイキングコースとなっているが、、、
いつ再発するかわからないなあ。
2024年06月27日 11:58撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/27 11:58
いつ再発するかわからないなあ。
洞爺の街並み。17世紀以来、この洞爺の街は何度も噴火の被害に遭ってきた。アイヌのコタンは大被害を受け移転を余儀なくされたと言われる。
2024年06月27日 12:05撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/27 12:05
洞爺の街並み。17世紀以来、この洞爺の街は何度も噴火の被害に遭ってきた。アイヌのコタンは大被害を受け移転を余儀なくされたと言われる。
ここから海側に降りられるのだが、、、もう1か所行きたいところがある。
2024年06月27日 12:05撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/27 12:05
ここから海側に降りられるのだが、、、もう1か所行きたいところがある。
外輪山のコースの終点。
2024年06月27日 12:13撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/27 12:13
外輪山のコースの終点。
洞爺湖の向こうは羊蹄山。これも火山だ。
2024年06月27日 12:11撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/27 12:11
洞爺湖の向こうは羊蹄山。これも火山だ。
手間が小有珠で、奥に有珠新山から大有珠へと続く。17世紀から山容は大きく変貌した。
2024年06月27日 12:13撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/27 12:13
手間が小有珠で、奥に有珠新山から大有珠へと続く。17世紀から山容は大きく変貌した。
戻ります。室蘭へ続く海岸線。
2024年06月27日 12:22撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/27 12:22
戻ります。室蘭へ続く海岸線。
正面が鷲別岳ではないだろうか。
2024年06月27日 12:22撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/27 12:22
正面が鷲別岳ではないだろうか。
なかなか快適な外輪山コースでした。
2024年06月27日 12:33撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/27 12:33
なかなか快適な外輪山コースでした。
これは帰りのロープウェイから。洞爺湖の真ん中に、中島という島がある。その向こうは羊蹄山。
2024年06月27日 13:02撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/27 13:02
これは帰りのロープウェイから。洞爺湖の真ん中に、中島という島がある。その向こうは羊蹄山。
ロープウェイを降りたところに、三松正夫記念館。1943問の昭和新山の溶岩ドームの形成を記録にとった郵便局長。時間がなくて残念。
2024年06月27日 13:33撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/27 13:33
ロープウェイを降りたところに、三松正夫記念館。1943問の昭和新山の溶岩ドームの形成を記録にとった郵便局長。時間がなくて残念。
洞爺湖畔に来た。一部遊歩道となっていた。
2024年06月27日 14:15撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/27 14:15
洞爺湖畔に来た。一部遊歩道となっていた。
有珠山。こちら側は森林におおわれている。
2024年06月27日 14:07撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/27 14:07
有珠山。こちら側は森林におおわれている。
洞爺湖はアイヌ語でトーヤ。湖の岸の意。中島はポロシリで大きな島の意。
2024年06月27日 14:16撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/27 14:16
洞爺湖はアイヌ語でトーヤ。湖の岸の意。中島はポロシリで大きな島の意。
ここ、洞爺湖温泉の東端からバスで洞爺駅へ。
2024年06月27日 14:38撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/27 14:38
ここ、洞爺湖温泉の東端からバスで洞爺駅へ。
洞爺湖畔には巨大ホテルが立ち並ぶ。洞爺湖サミットやったぐらいだもんな。
2024年06月27日 14:39撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/27 14:39
洞爺湖畔には巨大ホテルが立ち並ぶ。洞爺湖サミットやったぐらいだもんな。
洞爺駅から最後のスポット、入江・高砂貝塚へ。
2024年06月27日 15:20撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/27 15:20
洞爺駅から最後のスポット、入江・高砂貝塚へ。
世界遺産の「北海道・北東北の縄文遺跡群」の一つだ。
2024年06月27日 15:21撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/27 15:21
世界遺産の「北海道・北東北の縄文遺跡群」の一つだ。
動物の骨による装飾品の数々。2がヒグマで、9がイルカ。縄文遺跡は各地で特徴が顕著だが、ここの縄文人は海と陸の獣と共に生きたことが特徴かな。
2024年06月27日 15:30撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/27 15:30
動物の骨による装飾品の数々。2がヒグマで、9がイルカ。縄文遺跡は各地で特徴が顕著だが、ここの縄文人は海と陸の獣と共に生きたことが特徴かな。
こちらが高砂貝塚。もちろん縄文時代の貝塚だが、、、
2024年06月27日 15:36撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/27 15:36
こちらが高砂貝塚。もちろん縄文時代の貝塚だが、、、
近世アイヌの畑跡が見つかっているという。1663年の有珠の大噴火の火山灰に埋もれて残された。
2024年06月27日 15:39撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/27 15:39
近世アイヌの畑跡が見つかっているという。1663年の有珠の大噴火の火山灰に埋もれて残された。
これが有珠山。このあたりは噴火により大被害を受けたが、ポンペイと同じように遺跡となったわけだ。
2024年06月27日 15:44撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/27 15:44
これが有珠山。このあたりは噴火により大被害を受けたが、ポンペイと同じように遺跡となったわけだ。
北海道らしく、オオセグロカモメが闊歩していた。
2024年06月27日 15:47撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/27 15:47
北海道らしく、オオセグロカモメが闊歩していた。
続いて入江貝塚。すぐ近くにある。
2024年06月27日 15:53撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/27 15:53
続いて入江貝塚。すぐ近くにある。
人骨も出土した。ここの縄文人の骨格の形態は、本州の縄文人より近世のアイヌ人に近いという。(最近のゲノム解読では、礼文島と渥美半島[愛知県]の縄文人も、現代本州人よりアイヌ人に近いDNAをもっていたと分析されている)
2024年06月27日 15:53撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/27 15:53
人骨も出土した。ここの縄文人の骨格の形態は、本州の縄文人より近世のアイヌ人に近いという。(最近のゲノム解読では、礼文島と渥美半島[愛知県]の縄文人も、現代本州人よりアイヌ人に近いDNAをもっていたと分析されている)
貝塚の断面の様子の展示があった。水陸多くの動物の骨や、土器・骨角器が出土した。
2024年06月27日 15:58撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/27 15:58
貝塚の断面の様子の展示があった。水陸多くの動物の骨や、土器・骨角器が出土した。
洞爺駅から帰路に就く。
2024年06月27日 16:29撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/27 16:29
洞爺駅から帰路に就く。
駒ケ岳駅と赤井川駅の中間で、ようやく駒ケ岳の姿を捉えることが出来た。ほぼここから正面を登ったことになる。
2024年06月27日 17:59撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/27 17:59
駒ケ岳駅と赤井川駅の中間で、ようやく駒ケ岳の姿を捉えることが出来た。ほぼここから正面を登ったことになる。
東京行の最終のはやぶさ号。
2024年06月27日 18:29撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
6/27 18:29
東京行の最終のはやぶさ号。
新函館北斗駅で売れ切れ寸前に買い込んだ夕食。しかしこの「いかめし」ってそのままでは食べられないのであった。
2024年06月27日 18:36撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
6/27 18:36
新函館北斗駅で売れ切れ寸前に買い込んだ夕食。しかしこの「いかめし」ってそのままでは食べられないのであった。
北海道らしくない計画と思っていたが、なかなかどうして、北海道ならではの旅となりました。代表格が、このカラフトマンテマとエゾチドリ。情報不足でもう一つ自信はないんだけど。
2024年07月02日 21:01撮影
4
7/2 21:01
北海道らしくない計画と思っていたが、なかなかどうして、北海道ならではの旅となりました。代表格が、このカラフトマンテマとエゾチドリ。情報不足でもう一つ自信はないんだけど。

感想

道南の低山5連弾。どれも山歩きとしてはそう有名な山ではなく、北海道を代表する山とはとても言えない。北海道らしくない計画になってしまったと思っていましたが、なかなかどうして、さすがは北海道でした。

(計画経緯)
そもそも、大人の休日倶楽部パス(JR東日本・北海道 5日間)を活用する前提がいけなかった。

北海道の山は、大雪山や利尻山や雌阿寒岳やアポイ岳など登りたい山はいくらでもある。でも、そもそもこれらは、函館から遠すぎるので飛行機だろう。

新幹線で行くなら道南がせいぜいである。とはいえニセコアンヌプリや羊蹄山ぐらいは行けると思っていた。ところが、長万部から倶知安へのJRは極端に本数が少ない。おまけにニセコのバスは7月以降の運行なのだ。

そこで方針転換して、南端の東の恵山(縄文遺跡もある)とか、西の上ノ国(中世遺跡がある)にしようかと思ったが、こちらはバスでエライ時間と料金がかかる。

さらに、その他の低山を探してみても、JRとバスで行けそうな山は何一つみつからない。分県登山ガイドではバスで行けるのは札幌の山々ぐらいである。

困った。やめようかと思った。

ふと思い出したのが、歌才ブナ林である。山とは言えないがブナ林の北限地としてよく耳にしていた。ここなら黒松内駅から歩いて行ける。近くにはブナ林の黒松内岳という山もある。バスもあるようだった。

しかし黒松内の宿はすでに満室だった。人気なんだろうか。

黒松内に泊まれないとなるとネックになるのが、長万部と倶知安間のJRの本数の少なさだ。黒松内に昼頃に入って、夕方遅くに出るしかない。チェックインは夜遅くとなり宿は駅前のビジネスホテルにするしかない。となると東室蘭ぐらいしかない。ここは全く想定していなかったが、鷲別岳(室蘭岳)があるのだった。

初めての道南なので、函館観光と洞爺湖観光はしたかった。これを初日と最終日に持ってきた。函館の函館山と洞爺湖の有珠山を調べてみたら意外に面白そうだった。函館山の豊かな植生と、有珠山の活発な火山活動のことを初めて知った。洞爺には縄文遺跡もあることを知った。

宿をいろいろあたっていたら、函館大沼プリンスホテルが破格に安く泊まれることがわかった。ここに泊まるなら、駒ケ岳に登るしかない。この山は単調っぽく登る魅力が感じられず想定していなかった。入山禁止中の山頂に行くつもりもさらさらなかった。(それでも、花があれば隅田盛あたりは行ってもいいかなとは思っていた。結局、悪天候故馬の背で引き返したが)

こうして5座が決まった。行きたい山に合わせて行程を組むのと全く逆だった。行程に合わせて、山が決まった。公共交通機関が限られるからだ。そもそも北海道は広すぎる。歩きのアプローチが長くなりすぎる。

大人の休日倶楽部パスを前提にしたのが誤りだった。計画に失敗したと思った。でもまあ、かなり経費は安く済む。行かないよりは行った方がましだ、ぐらいの気持ちだった。北海道らしさは全く期待していなかった。

(北海道らしさとは何か)
北海道へは2015年に3回行っている。4月に苫小牧/岩見沢/宮島沼/二風谷/ウトナイ湖、9月に網走/知床/摩周湖と摩周岳/釧路湿原に、12月に阿寒湖と周辺のタンチョウヅルだ。いずれも飛行機利用で、鳥が目的だった。いろいろ歩いたが当時は、山を目的にしていなかったし、植生には全く無知だった。

だが思えば、あそれまで就職して以来、一切どこにも行っていなかった私の旅の始まりだった。3回の北海道で山が気になり始め、スノーシューを知り、以来、全国のあちこちを歩き回ることになる。そいう意意味では今につながる原点だ。

そうした旅の始まりの当時は、アイヌが気になっていた。二風谷も阿寒湖もアイヌの色が濃厚だった。

しかしそれ以来、10年ぶりとなる北海道に、アイヌは計画に入れなかった。行程がギチギチだったこともあるが、アイヌのことを忘れていたと言った方がよい。

だから歴史文化的にも、北海道らしさのない計画だと思っていた。

ただ、植生を見るのは初めてなので、まずは普通の北海道を知ることから始めるという意味ではいい計画かなとは思っていた。初めの一歩として。

(行ってビックリの北海道の植生)
まず、最初の観光の山・函館山に度肝を抜かれた。標高100mから200mで、この植生の豊かさは何なんだろう。関東でいうと低地から標高1500mぐらいの樹と草が混ざっている感じだ。そう珍しい植物はないが、種類の多いこと。

函館山が、明治時代に要塞として入山禁止だったのが大きいのだろう。それにしてもである。0m-1500mを200mに圧縮したら、こうなるのかもしれない。

この圧縮は駒ケ岳でも鷲別岳でも同じだ。標高900mは関東の2000mに匹敵する。植生的には高山に登った感じだった。


駒ケ岳や歌才ブナ林へのアプローチの長い車道(国道等)歩きでも驚いた。車道には、まず帰化植物しかないものだ。オシロイバナとかヘラオオバコなどの帰化植物は確かに多かった。

しかし、見慣れない花がうじゃうじゃと咲いているのである。それらは確かに帰化植物が多いのだが、その種類の多さは何なんだろう。北海道は帰化植物にとっても天国なのか。いや環境が厳しいから競争が激しく、さまざまな帰化植物が残るのかもしれない。

そんな中に、絶滅危惧種のカラフトマンテマが咲いているのである。私の見誤りなのだろうか。私の愛用している「山渓ハンディ図鑑8 高山に咲く花」には、分布は北海道(大平山)で、高山帯の礫地に生えるとあり、合致しないが、他に該当する種が見つからない。

また、駒ケ岳でとてもたくさん咲いていたエゾチドリ(フタバツレサギソウ)は、この図鑑には載っていない(同じシリーズの「山に咲く花」にもない)。ネット情報によるものだ。ツレサギソウの仲間であることは間違いないが、これもよくわからないのである。

そのわからなさこそが、ある意味、北海道らしさなのかもしれず、それを楽しんだのであった。

(室蘭と鷲別岳)
鷲別岳は思いのほか、良い山だった。標高900mにして、紛れもない高山植物の山だ。西尾根を行けば標高700mも行かずに、森林限界となるので、展望も良い。

登山者も多かったのも頷ける。気軽に高山に登った気分になれるのだから。

今回は行程の都合で断念したが、鷲別岳からカムイヌプリへと縦走して幌別に降りることができる。下山してすぐに登別市郷土資料館というのがあって、アイヌの展示もあるようだ。あのユーカラを紹介した『アイヌ神謡集』の知里幸恵がここの人なのだ。次回はぜひこのコースを行きたい。

鷲別岳へのアプローチも、バス停が意外に近くにあることを行ってみて知った。登山口から1時間で「養護学校前バス停」というのがあったのだ。1時間に1本ある。地名データに時刻表を登録しておいた。

室蘭という街も認識を改めた。寂れた工業地帯では全くなく、公共施設の充実したニュータウンという感じだった。人口はピークの1970年から半減している(現在8万人)が、これなら生き残るのではないか。

(北海道の地域史とは)
里山を中心に全国いろいろ歩いてみると、どこでもその地域の歴史を感じる。城址があれば戦国時代だったり、石仏があれば民俗宗教だったり。山でいえば、多くの里山は修験の山だ。かつての日本はそれぞれの地域が輝いていた、と思うものだ。中には、縄文人や弥生人まで遡って地域史が語られる。(例えば、青森県の田舎館村は、水田を始めた弥生人に拘っている)
※田舎館村については、「北東北遠征・後編★イザベラ・バードの中野もみじ山(+縄文と弥生遺跡)」(2023年09月07日(木) 〜)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5933401.html

北海道はどうだろうか。今回はアイヌを全く意識しない計画だったが、歩いた端々に、江戸以前の地域史の担い手のアイヌだったんだ、と改めて感じるのだった。

鷲別岳は集落に近く、その立地条件や山容から、それが本州にあったなら間違いなく修験の山になっていたはずだ。しかし、その気配は全く感じられなかった。

今回訪ねた室蘭もそうだし、黒松内もそうだが、和人が本格的に入植し始めたのは明治以降だ。それまでの地域史はアイヌがつくっていた。修験とは違う何かの営みがあったはずだが、それが明治時代に断絶したのではないか。

今回登った鷲別だったら、ハペッ(小柴の・川)というアイヌ語の地名だけが伝わっている。

黒松内町の地域史を調べてみたら、伊達市(洞爺の隣)を開拓した伊達邦成の家臣13戸が黒松内市街地に入り、また、斗南藩士24戸が作開(黒松内町の北部)に入植したのが黒松内町の開基だという。

伊達氏はもちろん仙台藩、斗南藩とは会津藩だ。戊辰戦争の戦後処理ともいえる。数週間前に訪ねた渡良瀬川の谷中村の場合も、移住先の一つが北海道の開拓(佐呂間町。サロマ湖のある町で栃木部落がある。明治44年のこと)だ。
※斗南藩にいては、「初雪の青森/下北半島ハイク4日間(高森山&縄文、斗南藩遺跡と下風呂)」(2022年12月01日(木) 〜)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4985085.html
※谷中村については、「コウシンソウ(庚申山)+足尾銅山+渡良瀬遊水地=田中正造を偲ぶ恐怖の旅」(2024年06月06日(木) 〜)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6909864.html

北海道の地域史は、松前・箱館など和人地を除けば(それでも17世紀)、日本人による明治時代の北海道開拓史から始まる。それ以前のアイヌによる地域史がとても気になる。アイヌは文書を残さなかったので、知るのは非常に難しいのだが。


洞爺の入江・高砂貝塚では、近世のアイヌの畑跡が見つかっている。1663年の有珠の大噴火の火山灰に埋もれて残された。ここの縄文人の骨格の形態は、本州の縄文人より近世のアイヌ人に近いという。

入江・高砂貝塚館という世界遺産ガイダンス施設で、洞爺湖町教育委員会による「洞爺湖町アイヌ語地名マップ」という30頁の冊子が配布されていた。地名マップというが、地域史をまとめたものだ。その中身は、江戸時代以前はアイヌ史にほかならず、興味深かったが、アイヌの伝説の聞き取り以外には地名ぐらいしかない。それしか伝わっていないわけだ。

それでも洞爺の場合は、アイヌのコタンがあり、そこを菅江真澄が訪れた記録が残されていたり(1753年)、1822年の有珠山噴火で犠牲になったアイヌ民族を慰霊する碑が建てられるなど、記録された歴史が残されている。

私が好きな縄文人(本州を含め)のDNAは、ゲノム解析によると現代の日本人よりアイヌ人に色濃く伝わっているという報告が続々上がっているようだ(旧石器人は人骨が出ていないので判っていないが、連続しているはずだ)。一つひとつ北海道の地域史を探る中に、アイヌを知りたいと思った。

(歌才のブナ林)
今回は、歌才のブナ林を中心に行程を組み立てることになったが、正直、北限のブナをわざわざ見てどうするんだという気持ちもあった。平地のブナなら東北にいくらでもある。

しかし、このブナ林は美しく立派だった。ブナ林はどこでもそうだといえばそれまでだが、とても北限という限界ギリギリで頑張っている姿には見えないのである。余裕綽々で堂々としている。植生も豊かだ。

多くの研究者が、なぜブナの分布が黒松内から北へは拡がっていかないか様々な説を提出している。いわく、羊蹄山火山噴火で阻止されたという説、降水量制限説、競合するミズナラなどと棲み分けているというニッチェ説、黒松内低地は暖かすぎて低地に降りることが出来ず横切れなかったという説。定説はないようだ。

最後の説は、歌才ブナ林は標高100mとはいえ山は山であり、今回は行けなかったが近くの黒松内岳では標高500mにブナ林が広がっていることを根拠としている。

丹沢では1000m以上に広がるブナ林は温暖化により、その将来が危惧されているが、ここではそういう心配は無用だろう。むしろ日本で最後に残されるブナ林となるかもしれない。いずれ北へと拡大していく可能性もある。

鷲別岳に進出するブナを想像してみる。鷲別岳の森は、ミズナラ林はあるが、低標高でダケカンバが多くなり、標高が上がるとダケカンバだらけになりすぐ森林限界に達してしまう。森としては樹種は少ないように感じた。ミズナラ-ブナ-ダケカンバと、ブナが入り込めば、より森は豊かになりそうだ。


いや、下手に想像はやめにしよう。北海道らしくなく計画に失敗したと思っていた今回の道南の旅は、森や植生やアイヌと、もうひとつの日本を見せてくれた。充分に北海道らしかったことに感謝するとともに、北海道には通い続けたいと思うのだった。

(参考文献)
〇歌才ブナ林について
大場秀章『森を読む』(2007 岩波書店)
福嶋司『いつまでも残しておきたい日本の森』(2005 リヨン社)
〇駒ケ岳と有珠山の火山について
高橋正樹・小林哲夫『フィールドガイド日本の火山3 北海道の火山』(1998 築地書館)
〇縄文人とアイヌ人のゲノム解読について
太田博樹『古代ゲノムから見たサピエンス史』(2023 吉川弘文館)

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:215人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら