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Yamareco

記録ID: 7023121
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

白馬三山と不帰嶮

2024年07月13日(土) ~ 2024年07月14日(日)
 - 拍手
体力度
8
2~3泊以上が適当
GPS
17:10
距離
27.5km
登り
3,382m
下り
2,691m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:48
休憩
0:50
合計
9:38
距離 13.0km 登り 2,346m 下り 771m
5:07
31
5:41
5:42
10
5:52
5:53
17
6:09
6:10
44
6:53
6:54
35
7:29
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16
7:45
7:46
5
7:52
7:52
18
8:10
8:11
26
8:36
9:00
87
10:27
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47
11:14
11:15
30
11:45
11:50
51
12:41
12:47
53
13:40
13:41
7
13:48
14:02
16
14:18
14:19
24
14:43
14:43
11
14:54
0
14:55
宿泊地
2日目
山行
7:33
休憩
1:06
合計
8:39
距離 14.5km 登り 1,036m 下り 1,920m
2:35
2:35
97
4:13
4:13
15
4:28
4:28
23
4:51
4:57
22
5:19
5:27
21
5:48
6:02
49
6:51
6:57
20
7:17
7:22
28
8:55
9:01
14
9:15
9:24
28
9:51
9:53
11
10:04
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21
10:26
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9
10:35
10:36
7
10:43
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5
10:48
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20
天候 出発直前にヤマテンとSCWで確認した予報が見事に的中。
13日は、多少ガスが出る時間はあったものの、夜以外は晴天。
14日は9時ごろから降り始め、すぐに本降りに。
過去天気図(気象庁) 2024年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
行きは12日(金)23:00に都庁大型バス駐車場発の「毎日あるぺん号」に乗って猿倉へ。予定時刻より多少早く、4:45くらいには到着。
帰りは、白馬八方バスターミナルから新宿駅へ。
コース状況/
危険箇所等
鑓分岐の下や、鑓分岐から天狗山荘の間の区間に雪渓あり。アイスバーンになっている箇所も少なくないので、チェーンスパイク等があった方が安全そうです。
その他周辺情報 下山後は、白馬八方バスターミナルの真向かいにある「八方の湯」へ。
大人850円で、一度お風呂から上がって休憩室で休んだ後も入り直して良いとのことでした。
ドラマ「マウンテンドクター」の舞台になってましたね笑
2024年07月13日 05:00撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
2
7/13 5:00
ドラマ「マウンテンドクター」の舞台になってましたね笑
大雪渓が通れないせいでしんどいルートになりました…
2024年07月13日 05:08撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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7/13 5:08
大雪渓が通れないせいでしんどいルートになりました…
2024年07月13日 05:11撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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7/13 5:11
2024年07月13日 05:16撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
7/13 5:16
2024年07月13日 05:21撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
7/13 5:21
2024年07月13日 05:21撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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7/13 5:21
白馬鑓ヶ岳方面のルートは、鑓温泉まではこんな感じの区間が続いて、あまり眺望はありませんでした。
2024年07月13日 05:49撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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7/13 5:49
白馬鑓ヶ岳方面のルートは、鑓温泉まではこんな感じの区間が続いて、あまり眺望はありませんでした。
2024年07月13日 06:25撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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7/13 6:25
ところどころ木々の切れ間から景色が。
2024年07月13日 06:30撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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7/13 6:30
ところどころ木々の切れ間から景色が。
2024年07月13日 06:38撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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7/13 6:38
2024年07月13日 06:38撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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2024年07月13日 06:41撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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2024年07月13日 06:47撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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7/13 6:47
初日はなかなかいいお天気でした。
2024年07月13日 06:57撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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7/13 6:57
初日はなかなかいいお天気でした。
2024年07月13日 08:37撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
7/13 8:37
せっかくこっちのルートを通るなら素通りしてはもったいないので、9時前とかなり早い時間ではありましたが、OKをいただいたので鑓温泉で天空の露天風呂を満喫しました♨️
時間が早いからか、独泉できました。
日帰り入浴は大人1500円、子供1000円でした。
2024年07月13日 08:48撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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7/13 8:48
せっかくこっちのルートを通るなら素通りしてはもったいないので、9時前とかなり早い時間ではありましたが、OKをいただいたので鑓温泉で天空の露天風呂を満喫しました♨️
時間が早いからか、独泉できました。
日帰り入浴は大人1500円、子供1000円でした。
2024年07月13日 09:32撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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7/13 9:32
2024年07月13日 09:42撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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7/13 9:42
2024年07月13日 10:10撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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7/13 10:10
少し見頃を過ぎてましたが、コマクサも顔を見せてくれました。
2024年07月13日 11:03撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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7/13 11:03
少し見頃を過ぎてましたが、コマクサも顔を見せてくれました。
鑓温泉分岐。白馬鑓ヶ岳がかっこいいです。
2024年07月13日 11:11撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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7/13 11:11
鑓温泉分岐。白馬鑓ヶ岳がかっこいいです。
気持ちのいい稜線です。
2024年07月13日 11:24撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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7/13 11:24
気持ちのいい稜線です。
2024年07月13日 11:45撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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2024年07月13日 11:46撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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7/13 11:46
だいぶ疲れたのでまこうかとも思いましたが、ここまで来て白馬三山をコンプリートしないのももったいないということで、頑張って登りました。
2024年07月13日 12:42撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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7/13 12:42
だいぶ疲れたのでまこうかとも思いましたが、ここまで来て白馬三山をコンプリートしないのももったいないということで、頑張って登りました。
白馬岳と白馬山荘。かっこいいですよねぇ…
2024年07月13日 13:31撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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7/13 13:31
白馬岳と白馬山荘。かっこいいですよねぇ…
2024年07月13日 14:18撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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7/13 14:18
2024年07月13日 14:18撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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7/13 14:18
2024年07月13日 14:18撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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白馬岳山頂付近にいたライチョウちゃん。
2024年07月13日 14:34撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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7/13 14:34
白馬岳山頂付近にいたライチョウちゃん。
白馬岳が雲をブロックしています。
2024年07月13日 14:37撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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白馬岳が雲をブロックしています。
2024年07月13日 14:42撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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7/13 14:42
2024年07月13日 14:55撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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標高2800mのティータイム🫖
2024年07月13日 15:05撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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7/13 15:05
標高2800mのティータイム🫖
村営白馬頂上山荘では、山小屋WiFiが導入されていました。auの方は無料、それ以外の方も2時間300円、24時間600円で利用できます。
…が、玄関と食堂以外はあまりまともにWiFiに繋がらないようです。玄関出てすぐのエリアは普通に電波が入るので、あまりメリットはないかもしれません。
2024年07月13日 15:33撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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7/13 15:33
村営白馬頂上山荘では、山小屋WiFiが導入されていました。auの方は無料、それ以外の方も2時間300円、24時間600円で利用できます。
…が、玄関と食堂以外はあまりまともにWiFiに繋がらないようです。玄関出てすぐのエリアは普通に電波が入るので、あまりメリットはないかもしれません。
頂上宿舎の夕食はバイキング形式でした。
豚の角煮、ミニチキン、タラのフリット、ししとうのフリット、生ハムコロッケ、茄子とトマトのオリーブオイル和え、ブロッコリーのバジルソース、さつまいもの飴煮、ごぼうのすき焼き風煮、その他色々…どれもおいしかったです。
2024年07月13日 17:08撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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7/13 17:08
頂上宿舎の夕食はバイキング形式でした。
豚の角煮、ミニチキン、タラのフリット、ししとうのフリット、生ハムコロッケ、茄子とトマトのオリーブオイル和え、ブロッコリーのバジルソース、さつまいもの飴煮、ごぼうのすき焼き風煮、その他色々…どれもおいしかったです。
2024年07月13日 17:54撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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7/13 17:54
2024年07月13日 18:32撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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青空をバックに白馬山荘。
2024年07月13日 18:35撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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青空をバックに白馬山荘。
夕焼けが綺麗でした。
2024年07月13日 18:52撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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7/13 18:52
夕焼けが綺麗でした。
2024年07月13日 18:55撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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2024年07月14日 04:57撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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7/14 4:57
14日の朝日。7時くらいまでは比較的好天でした。
2024年07月14日 05:05撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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7/14 5:05
14日の朝日。7時くらいまでは比較的好天でした。
天狗の頭付近。
2024年07月14日 05:09撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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7/14 5:09
天狗の頭付近。
朝日と稜線。
2024年07月14日 05:18撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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7/14 5:18
朝日と稜線。
ブロッケンも見られました。
2024年07月14日 05:20撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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ブロッケンも見られました。
天狗山荘を出てから天狗の大下りまでは、ずっとこんな感じで気持ちのいい稜線歩きです。
2024年07月14日 05:40撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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天狗山荘を出てから天狗の大下りまでは、ずっとこんな感じで気持ちのいい稜線歩きです。
天狗の大下り。
ここが不帰嶮最大の難所と聞いていましたが、下るのが難しいというより、正しいルートから外れないように注意が必要という意味で難しいという印象でした。
道迷い遭難もこの辺りで発生するようで、かくいう私もルートを外れてしまって怖い思いをしました。
天狗の大下りを下る際に、向かって右側に外れてしまったので、地図もよく見ながら左側が正解だと言い聞かせつつ下りれば、なんてことないただガレているだけの下りです。
2024年07月14日 05:49撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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天狗の大下り。
ここが不帰嶮最大の難所と聞いていましたが、下るのが難しいというより、正しいルートから外れないように注意が必要という意味で難しいという印象でした。
道迷い遭難もこの辺りで発生するようで、かくいう私もルートを外れてしまって怖い思いをしました。
天狗の大下りを下る際に、向かって右側に外れてしまったので、地図もよく見ながら左側が正解だと言い聞かせつつ下りれば、なんてことないただガレているだけの下りです。
天狗の大下りでルートミスして疲れた上に、この日は9時ごろから雨の予報で時間との勝負だったので、「これを登るのか…」という気分でした…笑
2024年07月14日 07:00撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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7/14 7:00
天狗の大下りでルートミスして疲れた上に、この日は9時ごろから雨の予報で時間との勝負だったので、「これを登るのか…」という気分でした…笑
不帰嶮も核心部をすぎて、振り返ってみえた景色。
2024年07月14日 07:43撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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7/14 7:43
不帰嶮も核心部をすぎて、振り返ってみえた景色。
2024年07月14日 07:51撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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7/14 7:51
雨が降る前になんとかたどり着きました…
2024年07月14日 08:02撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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7/14 8:02
雨が降る前になんとかたどり着きました…
不帰II峰北峰から、南峰、唐松岳まではアップダウンがあり、そこそこ急なので、「もうおなかいっぱいです…」という気分でした…
2024年07月14日 08:14撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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7/14 8:14
不帰II峰北峰から、南峰、唐松岳まではアップダウンがあり、そこそこ急なので、「もうおなかいっぱいです…」という気分でした…
唐松岳山頂に着く頃には真っ白でした。この後すぐ、本降りに…
2024年07月14日 08:55撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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7/14 8:55
唐松岳山頂に着く頃には真っ白でした。この後すぐ、本降りに…
撮影機器:

感想

連休の3日前くらいまでは、三連休全日程雨マークという神も仏もない予報でしたが、直前まで粘ってみたら、連休初日は崩れるのは夜だけ、2日目はお昼前まではお天気が持つという予報に…!
 
というわけで、まだ行けていなかった白馬岳と不帰嶮に行ってきました。
計画時は、猿倉から白馬岳に上がって、白馬三山を楽しんだら天狗山荘へ…というプランだったのですが、連休の一週間前に大雪渓がクラック多数で通行止めに😱
この時点でテンションはだだ下がりでしたが、行けるうちに行っておきたいということで、白馬頂上宿舎泊に切り替えて、猿倉→白馬鑓温泉→白馬三山→頂上宿舎→白馬三山→不帰嶮→唐松岳→八方という、鑓温泉分岐と白馬岳の区間を無駄に往復することになりました…。
 
そして迎えた連休当日。
前日の金曜日に新宿から「毎日あるぺん号」に乗り、猿倉に着いたらお手洗いを済ませて、早速登り始めます。
鑓温泉方面のルートは木々も多く、鑓温泉手前まではところどころに切れ間以外はあまり眺望もないので、花などを時折撮りつつ淡々と登り続けます。
 
5時ごろに登り始め、9時前には白馬鑓温泉に。
こちらもまだ入ったことがなく、せっかく来たのに素通りはもったいないと思い、まだ早い時間で御迷惑かなとも思いつつ入れるか聞いてみたらOKをいただけたので、まだまだ先は長いですがひとっ風呂浴びてしまいました。
時間が早いからか他に誰もいない独泉状態で、贅沢な眺望を楽しみながら30分ほどのんびりと浸からせていただきました♨️
 
サッパリしたら、登山再開です。
ここから先の区間がしばらく急で、ポールなどもしまうようにと看板も立てられていました。特に危険箇所ということもないと思うのですが、頂上宿舎でお話を伺った遭対協の方が仰るには、転落等が多い区間だそうです。
確かに下りはしんどいだろうなという印象でしたので、下りで利用される方はお気をつけください。
 
しばらく行くと大出原というところに出て、この先に雪渓がありました。ステップは割としっかりあり、傾斜もキツくないのでそのまま歩けるとは思いますが、溶けてアイスバーンになると危険なので、チェーンスパイクくらいはあった方が安全かと思いました。
ここを過ぎたら、鑓温泉分岐まで少し傾斜が急になりますが、特に危険な箇所はないのでマイペースに登りました。
 
そして、分岐まで来ると一気に視界が開けて、すぐ右手には白馬鑓ヶ岳がドンと待ち構えていました。
お天気も良く、カッコよく撮れそうだったので少し撮ったら、またマイペースに歩き始めます。
まずは白馬鑓ヶ岳に登頂し、しばらく標高を下げたらまた登り返して杓子岳に、そこからまた標高を下げたら白馬岳方面に向けてガンガン登るという具合にアップダウンの多いルートで、なかなかしんどい区間が続きます。
 
アップダウンの連続を乗り越えたら、白馬岳の手前にまず白馬頂上宿舎が見えてきます。
今回はこちらにお世話になるので、早速チェックインして荷物を置いたら、アタックザックに水分とお財布とスマホだけ入れて、早速白馬岳に向かいます。
ここからはそれほど傾斜もキツくないので、のんびり登り、白馬山荘を通り過ぎて100mほど標高を上げたら山頂です。
このときはガスが出てしまって眺望がありませんでしたが、取り敢えず登れたってことでいいや、ということでささっと下りて、白馬山荘内のカフェ「スカイプラザ白馬」へ。
ケーキセット(1,100円)を注文し、標高2800mの景色を楽しみながら、カロリーをたっぷり使った身体に糖分を入れ、紅茶の香りを楽しみながらのんびりしました。
次はもっとお天気の良い日に天空のティータイムを楽しみたいものです。
 
ケーキと紅茶を楽しんだら、頂上宿舎に戻って仮眠を取り、晩御飯をいただいた後、遭対協の方(常駐されているようです)に不帰嶮のアドバイスをいただき、翌日の天気はお昼前には雨が降り出すので、それなら早めに出ようということでさっさと寝床に就きました。
 
…というわけで、二日目は2:00に起床し、2:30には早々にスタートしました。
やりすぎとは思いつつ、雨の中で岩場やら鎖場は行きたくなかったので、安全をとりました(結果的に、これが正解でした。)。
鑓温泉分岐までは真っ暗とはいえ昨日通ったばかりなので難なく進みます。
分岐に着く頃には既に明るくなり始めていたので、だいぶ気持ちも楽になりました。やっぱり暗い中での行動は神経を使って気疲れしますね。
 
しばらく進んだら、天狗山荘の手前に長めの雪渓があるので、注意して渡り、山荘に着いたら小屋でもらったお弁当を食べてこの後の難所に備えます。
 
と言っても、注意が必要なのは天狗の大下りと、不帰I峰からII峰までの鎖場くらいで、それ以外は普通の稜線なので、特に気をつける必要はありません。
天狗山荘を過ぎてから天狗の大下りまでは気持ち良い稜線歩きが続きます。
 
そして、しばらく歩くといよいよ天狗の大下りです。
ここが一番の核心部だと言う人も多く、遭対協の方も道迷い遭難が多く発生している箇所と仰っていたので、気を引き締めます。
 
…はい、引き締めたはずなのに、ルートを間違えました。
本来のルートより進行方向に向かって右側にそれてしまっていて、かなりガレて足場も怪しいのに鎖も何もなくて、「さすがにおかしい」と思ってヤマレコを開いて道間違いに気付きました(早く言ってよヤマレコさん…)。
深呼吸をして、本来のルートに戻る方法を考えたら、落ち着いてゆっくりと進みます。足場が既に怪しくなっていたので、ここがすごく神経をすり減らしました。
慎重に、着実に進み、ようやく本来のルートに復帰すると、なんてことはないただのガレただけの下りルートがあり、道さえ間違えなければ簡単なルートなんだなとホッとしました。
難所だと聞いて変に先入観を持ってしまったがために、間違ったルートに入っても「さすが難所」と思い込んでしまって、気付くのが一歩遅ければ滑落、遭難していたと思うと今でも肝が冷えます…
難しいコースこそ、こまめにルート確認ですね。
(ここでタイムロスしましたが、早めにスタートしたおかげでまだまだ時間は余裕でした。)
 
これのせいで体力と精神力を持っていかれましたが、天狗の大下りさえクリアすればあとはアップダウンが多く、登りが急登というだけで、鎖場や岩場も特に難しくはなく、体力さえあれば特に難しくないかなという印象でした。グレーディングDなので、そんなものなのかもしれません。
 
そして、ようやく唐松岳山頂へ。
この辺りから雨が降り始めて、すぐに本降りになり、下山する頃にはずぶ濡れでした…。
 
ともあれ無事に下山できて一安心でしたが、結構危ない場面があったので、折に触れて今回の山行をしっかりと思い出すようにしたいところです。

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