コスモサーキット(空木岳〜越百山) 目覚めよセブンセンシズ!
- GPS
- 14:21
- 距離
- 32.2km
- 登り
- 3,099m
- 下り
- 3,099m
コースタイム
- 山行
- 12:19
- 休憩
- 2:00
- 合計
- 14:19
天候 | 下界は午前中快晴、昼以降晴れ時々高曇り。 稜線は気温15度で少し西風が強く涼しいが止まっていると少し寒い。稜線を東側に外れると無風で途端に暑くなる |
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過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ダム手前のトンネルは内部でカーブしているので暗く昼間でもヘッドランプが必要 ダムからウサギ平の林道区間はひたすら長い。道が無駄にきれいに整備されていることが恨めしい ウサギ平〜空木岳:最近笹薮を刈ったようでコースとしては歩きやすいが刈った後の笹で足元が滑りやすい。途中の渡渉箇所は雨後で水量が多かったものの20mほど上流側で飛び石伝いでほとんど濡れずに渡れましたが、水量はかなりあるので危険を感じるなら、おとなしく靴を脱いで浅瀬を渡ったほうが安全です 中腹に崩壊して登山道が崩れている箇所がありますが、上部の踏み跡を辿って通行可能です。 水場は途中に2か所ありますが、義仲の力水の方が美味しい。 木曽殿山荘〜空木岳:上部の岩稜帯の登りは難度は高くないものの、鎖場・ピンが有ります。 空木岳〜南駒ヶ岳:空木岳までの登りで疲れた足に応えるアップダウンがあるが素晴らしい快適な稜線歩き 仙崖嶺前後:東側を巻く部分は頭より高い枝の壮絶なハイマツの藪漕ぎ有り。西側の部分でも木は低いもののコースの上に枝が被さって道が分かりにくい箇所が多数。ロングパンツを履いていても、脛に擦り傷、みみずばれが出来ました。目線の高さの枝も多いのでアイプロテクトも有ったほうが良いです。 ペンキ矢印も消えかけているものが多く、くっきりとした間違いルートの踏み跡も有り間違いやすい 仙崖嶺〜越百山:藪の歩きにくさはかなりマシになり傾斜も緩い稜線 越百山〜下山:道の分かりやすさはウサギ平より良いものの、木の根が下がえぐれた段差が多く、脇道が多数有りました。ウサギ平のコースより、風の通りが悪く蒸し暑い。林道歩きはウサギ平までより短くて済みます。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
ダウンジャケット薄手
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
防寒帽子
靴
チェーンスパイク
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水
笛
ファーストエイドキット
エマージェンシーシート
コンパス
ナイフ
保険証
携帯
モバイルバッテリー
タオル
カメラ
ヘッドライト
予備電池
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感想
越百山
この名の山を知った時に40台のおっさんとしてはすぐに思いついたのは「小宇宙」と書いてコスモと読むあの名作漫画だった。
中央アルプスは近いし、300名山の一座、しかも結構登りごたえがあるらしい。若かりし頃、オーロラエクスキューションの練習に励んでいた自分としてはぜひ登らなければ!
どうせなら去年後ろ髪を引かれながら北上した、空木岳から見た南駒ケ岳までの稜線も歩いてみたいと考えていたが、いろいろ調べると世間ではこのコースをコスモサーキットというらしい。
ただし貧脚お断りのなかなか過酷なコースでしかも伊奈川ダム林道崩壊でさらにハードルが上がっている。
まあ林道歩きが少し追加するくらいはどうってことないが、全行程30匐瓩ぅ蹈鵐阿つ3000m近い累積登降はさすがに厳しい。(一泊すれば済む話なんだが、二日続きの休みと晴天は中々一致しない)
一番日が長い6月中の挑戦を企んでいたが梅雨の間は見事に休みは雨にたたられて7月後半になってしまった。しかし梅雨明けとともに、夕立の心配も無い最高の天気予報が休みとマッチしたのでいざ突撃。セブンセンシズに目覚めることはできるのか!?
結果、うんざりするほど長い林道歩きを乗り越え、中央アルプスの稜線から絶景を堪能して、仙崖嶺の壮絶な藪漕ぎを満喫してたどり着いた越百山は期待通りの良い山でした。
越百小屋のおじさんによると、越百山の山名の由来は昔の御師が諏訪大社から御嶽山に向かうのに百の峰を越えてたどり着く山という意味らしい。(御嶽から諏訪大社だったかも?)
南駒ケ岳と越百山の両方とも山バッジがまさかの売り切れはショックだったが、見事にコスモサーキットを回り切り、今年の山目標を1つクリアすることが出来た。
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