念願の「北俣尾根」から【塩見岳】 多くの素晴らしい出会いに恵まれて!!!


- GPS
- 20:22
- 距離
- 46.0km
- 登り
- 4,097m
- 下り
- 4,077m
コースタイム
- 山行
- 9:53
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 10:59
天候 | 22日 ![]() ![]() 23日 ![]() ![]() |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
《鳥倉登山口〜三伏峠》 一般ルートで良く整備さてています。 《三伏峠〜小河内岳》 一般ルートで良く整備さてています。 《三伏沢〜慣合》 バリエーションルートです。 初めて訪れたので普段の水位を知りませんが、水が多い時は厳しそうな印象でした。(この辺りの沢を知り尽くしている釣り師の話しでは現在の水位は少ないとの事でした) 渡渉・高巻きなどありますので、落ちないように歩かなければなりません。 沢靴等の装備は必要です。 ・《北俣尾根》(バリエーション・藪山に慣れた方を前提に書きます。) ・取付きまでは慣合から西俣を詰めて北沢出合から尾根に取りつきます。渡渉しますので沢靴の方が良いです。 ・取付き付近にテープが有りますが、山中は期待できません。(稀にありますが、地面に落ちていたりでマーキングを追って登る事は不可能で踏み跡無しと同等です。) ・樹林帯は基本的に疎林ですが、途中に何か所かブッシュ・倒木帯があります。しかし長い区間続く訳ではないです。 樹林帯に草などの藪は無いので助かりますが、2400m位までは豊満な尾根で、現在地の特定が難しいのでラインを見ながら明瞭な尾根を追う事になると思います。(本来のルートは僕が歩いたルートよりも早い段階で西側にトラバースしていると思います。) 今回はGPSを使用しませんでしたが、下降にこの尾根を使うのなら僕はGPS無しで取付きにジャストで下降できる自信はありません。(取付き付近の下降は勾配が急過ぎて下降は危険かも...) ・森林限界を超えるとハイマツ漕ぎです。 ハイマツ帯は右・左に回避するルートがあるようで僕は左を選択しましたが、それでもハイマツ帯の突破は免れなかったです。 更に高度を下げてハイマツ帯を避ける事も検討しましたが、斜面が急過ぎて危険なトラバースのブッシュになるので止めました。労力と安全を天秤にかける事はできません。 しかし、これまで経験した激藪に比べれば遥かにマシでした。(上千枚尾根・坊主中尾根) ・ハイマツ帯を越えると砂礫帯、岩場になりますが若干危険なトラバースを除けば危険箇所はありません。 殆んど歩かれていないので浮石・ホールドの剥がれに注意です。 ・僕のコースタイムですが取付きから約4時間30分。これは迷う事無く、ほぼ休憩無しで歩いているので決して遅いタイムでは無いと思います。 しかし、永野さんのコースタイムは取付きから4時間ですので極めて速いです。 RFの差が出ていると推測できますので、ハイマツ帯で弱点を更に突いていけば可能なのかもしれませんが、現在のルートの状況ではそれも難しいと思いますので、予定を立てる際は時間に余裕をもって計画される方が良いと思います。 《塩見岳〜鳥倉登山口》 一般ルートで良く整備されています。(塩見岳直下の岩場は落ちないように注意です) |
写真
感想
久しぶりに泊りで山に行ける事になったので、今年一番行きたかった「北俣尾根」に行くという計画を立てました。
北俣尾根の概要ですが、塩見岳東峰からストレートに南に延びる尾根です。
取付きは大井川源流域の西俣(北俣・中俣の出合)になります。北俣尾根自体にも、アプローチまでの区間も一般ルートは無くバリエーションルートという事になります。
取付きまでは、長野県側・山梨県側・静岡県側のいずれでも渡渉を何度も繰り返し、日帰り装備で健脚という条件でも最低6〜7時間を要します。
このような条件が重なりこの尾根に取付く方は非常に少なく、年に数名いるかどうかというルートだと思います。
僕が知っている限りで、記録が残されていてこの尾根を取付きから登っているのは、《永野敏夫『南アルプス・深南部』藪山讃歌-知られざるルート94選》の著者である永野さんと、聖平小屋の支配人のone-hunterさんの二名です。
他にEvergreenさんが塩見岳からジャンダルムまで下降したという記録があります。
二週間前にyamayoさんと下見に行っていたので二軒小屋から取付きまでは分かっているのでスムーズに進めると思っていたのですが、色々と行程を考えた結果、長野県側の登山口である鳥倉からの入山を選択した。
今回、鳥倉からの入山にした大きな理由が「小河内岳」。 静岡百山ですので行ける時に行っておきたかったのですが、二軒小屋から北俣尾根を登ると少し厳しい行程になってしまうというのがネックでした。(蝙蝠岳も登るつもりでいたので...)
本来の計画は2泊でしたが、結果的に計画は寝不足から総崩れ! そして1日目の天候でダメ押し...。
北俣尾根に全力を注ぐという計画に変更しました。
《1日目》
仕事を終えて、少し寝てから鳥倉林道へ。 途中で激しい睡魔に襲われ1時間半仮眠...。 この時点で計画は狂ってしまった。
鳥倉林道ゲートを5時にスタートして三伏峠へ。 幕営装備という事で久しぶりの重荷が苦しくペースが上がらないまま三伏峠小屋へ到着。天候は予報を裏切りどんより曇っているどころか今にも降り出しそうな感じ。
既に計画は狂っていたので小屋に荷物をデポして、アタックザックで小河内岳までピストンしてくることにした。
烏帽子岳から見る塩見岳は素晴らしいと聞くが、真っ白な空しか見えずガッカリ...。 更に赤石岳方向への稜線を進んでいると雨が降ってきたが、展望が見えない時点で小河内岳はピークハント目的になっていたので特にガッカリする事も無く雨具を着て頂上へ到着。 これで91座目!
三伏峠でトレランシューズから沢足袋に履き替えて、三伏沢を下り大井川西俣へ向かうのだが、沢登り初心者の僕にとっては結構ドキドキのコース!
フェルトのフリクションを確かめたり、ある程度の水流で渡渉の感覚を確かめたりでトレーニングのように三伏沢を下っていくと、左手から五右衛門沢が入り込み、更に少し進むと塩見沢も入りこんで来た。 晴れていればある程度まで登ろうと思っていたが天気が思わしくないので慣合方向へ下降して行くと下流方向に人影が見えた!
まさかこんな所で人と会うとは思ってもみなかったので少しお話しをしてみると「ヤマトイワナ」の調査の方で純粋なヤマトイワナを探しているとの事で、二軒小屋から上がってきて慣合にテントを張っているという事だった。
お別れして北俣尾根取付き付近で良い幕営適所を探すが、結構上流に良い場所があったのでそこの荷物を置いて北俣尾根の取付きまで下見に行く事にしたが、僕がツェルトを張ろうとした地点から取付きまでは結構距離があり、険しい沢歩き区間があったので、慣合まで下りて幕営する事にしたので荷物を取りに戻ると先ほどの釣りの方と仲間の調査の方がいた。
同じ場所に幕営なので一緒に下り、「美味しいイワナ食べさしてやるよ!」という事で堰堤下まで行き、釣りの様子を見せて頂きました!
この方々は大井川源流に頻繁に来る方々でしたので、釣りの腕前も凄いのですがこの界隈の事を本当に良く知っていて焚火をしながらウイスキーを頂き、釣りや山の話で盛り上がりました。
実は沢での焚火に憧れていて、仮に一人の幕営でも焚火をしたかったので着火剤を持ってやる気満々だったのですが、3人で焚火をやって思ったのは「焚火は複数人でやるものだ!」という事だった...。
満天の星空のもとで火を囲みながら楽しい話題に、美味しいイワナ(刺身も!)、お酒に焼きニンニク。
とても幸せな時間でした。
僕は朝が早いので21時にツェルトに戻り就寝。
ツェルトの向こうで揺らぐ炎を感じながら直ぐに寝てしまった。
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《2日目》
睡眠不足に疲れ、アルコールも入りよく眠れた。
起きてみるとツェルトは結露してビッショリ! ダウンセーターが少し濡れてしまった。 やはり快適さではテントには全く及ばない。 いっそのことタープの方が良かったのかもしれない...。
撤収準備を完了し、小西俣で500ccのペットボトル二本水を汲んで、6時前にスタート!
お二人はまだ寝ているようなので声を掛けずに失礼させていただきました。
慣合から取付きまでは西俣を上流方向へ進む。 北俣と中俣の出合が北俣尾根の取付きなのですが、この辺りが一番水流が早く水量も多いので渡渉も一苦労...。
渡渉を終えてトレランシューズに履き替えて、いよいよ「北俣尾根へ」。
靴についてですが、やはり長い距離の山行ではLA SPORTIVA・ウルトララプターは抜群の信頼感で今回の山行でも使用しました。
やはり、靴に限らずこのような神経を使うコースでは信頼できる道具は必需品だと思う。
取付きにテープがあったのでその地点から尾根に入ると、生い茂った藪では無く比較的スッキリした疎林っぽい印象なのですが、取付きから激しい勾配の激急登!!!
完全にストックは邪魔なので仕舞ってから手を使いながら強引に登って行くと、ビニール紐が見えた。 この巻き方はone-hunter先生?
one-hunterさんがこの尾根を登る様子がハッキリとイメージ出来る。 僕は一緒に登っているような感じでこの難解な尾根を登って行くが、テープは直ぐに見失い(多分無い)自分のラインで登る事になった。
この尾根は地形図を見ても分かりますが、大きく豊満な尾根で2400〜2500m位まではハッキリとした尾根は分かり難い。登りながら下を見返し、下山時の事をイメージするがテープを頻繁に巻いておかない限りGPS無しで出合に下降する事は極めて困難だと思う。
疎林とシラビソのブッシュ・倒木帯を何度も越えてくと明瞭な尾根を確認出来たので、ここを中心に左右に歩き易いラインを見つけて進んでいくが、45Lのザックが何度も引っ掛かり難儀する。
これ以上デカいザックにしなくて良かったと思う。
更に高度を上げると、いよいよ森林限界のハイマツ帯! ここがこのルートの楽しみであり、労力とRFの核心部分だろう。
とりあえず深さを確認。 僕が選択した左ルートは脚は着く高さでしたのでラッキーでしたが、そうは言ってもハイマツ漕ぎは枝から枝へと綱渡りですのでペースは一気に落ちます。
ハイマツ帯に島のように点々とある岩場を目標に進んで行ったが、右側にはもう少し良いルートがあるという事だが僕はこの稜線のど真ん中でも坊主中尾根に比べれば遥かに歩いやすいし、ハイマツ区間も1時間未満ですので許容範囲内だったと思います。
結局ハイマツ帯で背丈よりも高い地帯を完全に落ちたのは5〜6回ほどで済んだので、自分のハイマツ漕ぎの上達を確認出来ましたが、やはりある程度の慣れと折れない心は必要だと思います。
ハイマツ帯を越えると岩場をメインとした痩せ尾根になる。
ここまで来れば、残りは気を緩めずに岩場を注意すれば、この尾根だけしか見る事の出来ない塩見岳の姿を見ながら突き上げる尾根と抜群の展望を堪能する事が出来る。
東を見れば蝙蝠尾根・西を見れば昨日登った小河内岳の稜線が見えるが、一気にガスが下から上がってきたので塩見岳以外の展望は見えなくなってしまった。
ジャンダルムを越えて(穂高ではなく、北俣尾根のジャンダルムです。)
いよいよフィナーレである塩見岳東峰へと一気に突き上げるが、東峰に人影が見える中で、あの場所に行くのがこの尾根の終わりを意味しているので、頂上に行くのが少し寂しくも感じる。
頂上から熊の平方向へ縦走するご夫婦?の奥様が、「北俣尾根は憧れの尾根なんです!」と言ってくれたのが本当に嬉しく、このような見向きもされない尾根を知ってくれている事にビックリした!
東峰に到着した時点で辺りは完全にガスに巻かれ、荷物をデポして蝙蝠岳まで走ろうと思っていたが、あの広い尾根で濃いガスに巻かれたら厄介なので止め!
これで蝙蝠岳は2度目の断念!改めて訪れようと思いますので、その時はお願いしますよ!yamayoさん!!!
西峰に行くと二名の方が休憩していた。
写真を撮っていただき、お二人と少し談笑しているともう一人が到着し3名とも単独行で鳥倉からの日帰りという事で皆さん健脚揃いでしたので、僕を含めて4名で鳥倉まで下山する事になりました。
普段は途中で会った方と同行する事は無いのですが、この3名の方は人柄も気さくで素晴らしかったので色々と皆さんでお話ししながら歩き、アッという間に鳥倉登山口まで着いてしまいました。そのうちの2名の方はヤマレコユーザーさん(shin0609さん、wanwan3さん)というのもビックリでした。
2日間の行程で少し疲れていたので、先頭を歩く僕のペースが遅かったのは許してください!
下山後は皆さんと一緒に温泉までご一緒させて頂きありがとうございました!!!
《感想》
今回は2泊3日で北俣尾根と大井川東俣の沢を周回するという計画を立てていたのですが、天候がイマイチで大幅に計画を変更する事になってしまいました。
しかし、一番の目標であった「北俣尾根」は登る事が出来ましたし、沢デビューもする事が出来ました。
計画を変更したおかげで愉快で親切な釣り人や、塩見岳から単独行の3名の方と一緒に歩く事は出来ませんでした。
僕はくだらない事ばかり言っている変な山好きな人間ですが、山に関しては、こんな僕には勿体ない程の親切な方々に恵まれていると思います。
天候に関しても、6週間連続で南アルプスの山々を舞台に充実した山行を行えているのですから十分に恵まれていると思いますので、少しばかりの曇りや雨でブツブツいう事もありません。
僕は大井川源流域での南アルプスのバリエーションルートに興味が有り、何年掛かるか分かりませんが、そのすべてを登ろうと思っています。
今回、地元の釣り人の方との話で感じたのは、このようなルートを奥深く知る為には単純に登るだけではダメだという事でした。
その尾根や沢に関しての歴史を知り、その尾根の背景まで知る必要があります。
文章である程度は知る事が出来ますが、やはり古くからこの山域に接していた方々の知識や経験には及びません。
今回も突っ込み所が無く真面目な文章を長々書いてしまいましたが、読んで頂きありがとうございました!
北アルプス行きてぇ〜!!!
kaikaireiさん、おはようございます。
塩見岳下山にご一緒させていただきましたshin0609です。
お世話になりました。先にヤマレコアップされちゃいました。僕は本日中のアップ目標です^_^;
「北俣尾根」すごいですね。また、夜の食卓もびっくりしました。おいしそうですね。
僕は、ようやく「バリエーションルートにチャレンジしてみようかなあ」というくらいですが、山での楽しみがこんなにたくさんあるんだなあと思いました。
kaikaireiさん、山といっても、いろんなジャンルをやられて、すごいと思いました(登山のペースにもびっくり)。また、それ以上の方がいると聞いて、
自分の次元の低さに恐縮していたところです。
kaikaireiさん、犬山のwanwan3さん、安城の百名山ハンターさんとあわせて4人で塩見岳からの下山プラス下山後の温泉での
数時間ご一緒でき、山歩きのいろんなことを勉強させていただきました。
快調な下山は、勉強になりました。あれ以上スピードがでると、厳しかったです(笑)
でも、なるほど、こんな感じで下山するのかあ。、スキーのモーグルのように降りるというのは、僕もスキーをするのでイメージはできました。
おかげで、本日は激ピストンの割には、体が楽です。
また、どこか山でお会いしましょう!
shin0609さん、おはようございます。
昨日は山頂から駐車場まで、更には温泉までご一緒させていただき本当に楽しい時間でした! ありがとうございました。
今日は有給で家でボケェ〜としながら山道具の方付けをして、午後から家族と美味しいカキ氷を食べに行くだけですので、先にUPさせて頂きました 。
僕も比較的UPが早いといわれる部類です。
いや、僕は自分が満足する山行を思いっきり楽しみたいというだけですので、すべての分野に精通している訳ではありませんし、逆に言えば全て中途半端な奴なのかもしれません
なので、残念ながら僕自身は何も凄くはないのですよ
shin0609さんも、登山を始めて二年という事ですがとんでもないペースで成長なされていますね
僕が何かをとやかく教えられるレベルではありませんので失礼いたしました
それにしても愉快な3名さんと一緒に歩けた事は僕としては本当にラッキーでした。
またどこかの山で再会出来る事を楽しみにしています!!!
北鎌尾根に挑戦されるとの事でしたので頑張ってください
コメントありがとうございました
沢絡みで、、、ということは予想していたのですが、こんなに欲張りなルート
だったんですね
私との山行のために、蝙蝠岳を取っておいてくれて、ありがとうございます
しっかし、あんな山奥の谷底で『出会い』があるとはね。
面白いもんですね。
行った先で仲間ができて、一時の行動を共にするというのも一人旅の醍醐味ですねえ。
イワナの刺身、うまそうでした
北俣尾根はやはり手ごわそうですが、さすがでしたね。
次回の山行でユックリと話を聞かせてくださいね
yamayoさん、こんばんは
前回のyamayoさんとの下見のおかげで取付き地点は分かっていたのでスムーズに渡渉する事が出来ました
今回、釣り師と知り合う事が出来たのも何かの縁だと思いますし、これが切っ掛けで奥地で釣りと言うものも手の届く範囲なのかなぁ?なんて思っています。
yamayoさんは元から釣りが出来るので、いつか泊りで焚火しながら宴会しましょう!!!
もちろん翌日は登ってもらいますが...
次回の山行の時にゆっくり話しましょう
大井川源流部を絡めた変形周回ご苦労様でした。これを2日は私では不可能ですね。三伏沢沿いは旧小屋までは行ってみようと考えてはいましたが、こんな場所だったのですね。暇があれば訪問してみたい場所ですが、引越しがいよいよ2週間後に迫って長野北部から大井川はちと遠いです(東京からも遠いですが)。
こちらは先週末は鳳凰三山地蔵ヶ岳から離山のルートの偵察に行きましたが、北側の2710m峰の巨岩群の先で尾根上は危険な岩、北側斜面のう回路はハイマツが深いし時間切れ&ガスが下りてきて撤退しました。南斜面の方が迂回しやすかったかも? 巨岩地帯は先が見えず迷路みたいで右往左往状態でした。
地蔵ヶ岳から離山間で1日かける行程を組めば余裕を持って調べられたのですが。下から登るより安全なルートかどうか分からないままでした。
toradangoさん、こんばんは。
いよいよ二週間後ですか!!! 長野県北部と言うと長野市の方ですかね?
確かに南アルプスは遠くなってしまいますが、最近の主稜線から離れた場所の山行は僕にとってヨダレが出てしまうような場所ですので是非とも南アルプスにも足を延ばして頂きたいです
地蔵ヶ岳の北の離山。
まったく知りませんでした
もし、再度ルートの調査に行かれる時はご一緒させて頂けたら嬉しいです!
ゆっくり鳳凰小屋にでも泊まって調べてみたいです
Kaikaireiさん、昨日は御一緒させて頂きありがとうございました♪
聖岳には行かず、自宅でゆっくりされたのですね!
kaikaireiさん下りでのあの流れるような足さばきは衝撃的でした!!!
なんかもう気持ち悪かったです。(表現悪くてすいません
少しでも自分のものに出来るよう、頑張ります!
他にもストックの握り方等色々教えて頂き、とても勉強になりました。
まだ記録拝見できてませんが、P.M10:30発、翌P.M6:00着の日帰り登山
(0泊2日では?)のお話しを聞いて、自分も久々にロングコースいこうかなぁと
触発されています
いつの日かロングコースの途中で追い抜かされるのを、楽しみにしています♪♪
wanwan3さん、こんばんは。
ええ、昨日はツェルトや雨具などを干したりしながらゆっくりヤマレコ書いていました
僕の下りは細かく刻むスタイルですが、実を言うと本当に速いのはストレートにガンガン下れる方です。 その分、足に衝撃はきますので相当鍛えられている方でないと痛めると思いますが...
22:00スタートの記録は↓です。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-509463.html
この時は疲れましたね...。 しかし、脚の合う仲間との強烈な山行は一生忘れる事のできない良い思い出です
いえいえ、新穂高から鷲羽岳まで日帰りピストンする方を追い抜ける訳ないでしょ!!!
沢とか釣りとかは未経験なワタシですが、源流での渓流釣りにはすんごく憧れてます。
ジジィになったら、と思ってたのですがリニアで大井川もこの先どうなるか判らないので、なるべく早めに行っておいた方がいいのかなぁ
来シーズンあたりでいいので、たき火と釣り目的でみんなで行かない?
inaminさん、こんばんは。
僕も同じく釣りが出来ないのに、沢で(大井川源流や南アルプスの支流)焚火をしてイワナを食べるというのが憧れでした。
これが今回偶然の出会いから叶ってしまい本当にお二人には感謝しているんですよ!
本日、渓流釣りを趣味にしている父からテンカラの竿を頂くというお願いをしたところでした
良いですね!!!
みんなで酒担いで行きましょう!!! その代り、翌日は重荷でガッツリ登って頂きますよ
kaiさん、こんばんは!
またまた南アルプスを、縦横無尽に駆け回りましたね
こんな歩き方をする人!見た事ないですよ
真似出来ないけど、羨ましいです。
kaiさんのお友達で、一番まともそうなinaminさんのタイトル
私のツボにもハマっております。
どれもが、男心の冒険心をくすぐるアイテム!
一度に全てを堪能するとは!
ところで、あまりにも花名のミスが多い。。。
これはトラップなのか?誰も突っ込まないし
戦々恐々なれど、明らかに違うのだけでも
癸乾汽薀轡淵轡腑Ε沺瞥佞辰僂写ってないので多分)
癸好泪張爛轡愁
93ホクチアザミ(これも花が不鮮明なので多分)
tailwindさん、こんばんは。
花の間違いのご指摘本当にありがとうございます!!! tailwindさんのような方がいなければ間違いに気が付かずそれで合っていると勘違い野郎のまま覚えてしまう所でした
本当にありがたいです
一番まともそうなinaminさん>何か勘違いしてますね...。あの方はねぇ、多分tailwindさんよりも年上だと思うのですが、好奇心旺盛過ぎる中年なんですよ
それでもって頭が良いからみんなは勘違いしてしまうんですよね...。 でも面倒見が良いのはtailwindさんと同じですね
ところでtailwindさんも釣りされます?
僕は「せっかく奥地に行く事が多いので釣りをしないなんて勿体ない」と言われたんで始めて見ようと考えています。
もしinaminさんのタイトルに興味が有りましたら一緒にいかがでしょうか
週末に新しい住居の下見予定で、部屋の寸法を測定して今のラック類が収納可能か、洗濯機や蔵庫を置く場所の寸法を測定予定です。以前の経験より引っ越し前に下準備をいろいろとやった方が後々楽になるので週末はそちらの作業で、今週と来週末は山は無理かなぁ、といいつつ今週末は長野北部(後立山かなぁ)の山を物色中です。天候がちょっと心配ですが。
長野市は長野県でも北の方で南アは遠くなってしまうので、山登りの観点では諏訪や松本辺りが最高なのですが、会社の移転に伴っての転居なのでどうしようもありませんねぇ・・・
東京と比較すれば高速道路の渋滞はないし周囲には未踏の山がそれこそ山のようにあるので数年間は近場で楽しめそうで、しかも高速代とガソリン代が劇的に下がりそうです。特に残雪期しか登れない山は東京都は雲泥の差。来年の残雪期は長野北部と新潟が中心となりそうです。
離山は下から登ると最初のピーク(第5高点)以降は岩登りの要素が強くなります。明神岳は私の力量でもロープ不要で登り下りできましたが離山はヤバい場所が多く、しかも落ちれば命が無い所で落ちる要素が多く(明神岳は簡単に落ちそうにない場所ばかり)、藪山ではなくクライミングの範疇の山でした。私の経験の中でもここだけはハーネス代わりに会社の高所作業用の安全帯+ロープを使用しました。結局、落ちることはなかったのですが、命綱を付けないともしものことを考えると恐ろしくて突っ込めない個所が・・・。もちろん本家のクライマーなら楽々登れる程度の場所だと思いますが、とにかく失敗すればあの世行きの場面は私にとっては精神的にきつかったです。普通は第4高点で撤退かと思います(その先の鞍部はロープなしは厳しい)。目印はそこまででした。ただし藪はほとんどありません。
そんなわけで2回目は逆方向で鳳凰三山地蔵ヶ岳から下ってみましたが、最初から時間不足確実な行程で、しかも天候不安定で短時間で撤退でした。感触としては巨岩地帯の西を巻けば「迷路」の突入を防止できてあっちこっち行ったり来たりしなくて済むように見えました。立ったハイマツ藪があると思いますが、傾斜がきついので標高が落ちるのも早いのでたぶんすぐに森林限界を割ってひどいハイマツ籔は短距離ではないかと想像しています。その後の尾根は広そうなので岩があっても迂回できそうな? 問題は鞍部から山頂の登りですね。地形図を見ると厳しそう・・。でも残雪期の記録を見るとここの通過の記述はないのでそれほど難しくないのかなぁと想像しています。
今週末からは長野移住モードなので数年間は鳳凰小屋に行くことは無いかもしれません。離山が未踏だったら可能性はあるのですが一度登った山ですから。長野に移住したら鳳凰三山は遠いなぁ。やっぱ暑い時期は後立山になりそうです。
やはり長野市でしたか! そうですね...。 一度登っている山に遠いのに行く必要性はありませんもんね
いや、大丈夫です! とりあえずヤバそうなので行くのは止めときます(笑)
僕も静岡県に住んでおりますと、長野県北部なんて簡単に行ける場所ではないのでtoradangoさんのお気持ちは分かります。
でも、長野市なら僕が行った事のない雨飾山や妙高なんかも日帰り圏内ですもんね。
甲府や松本、伊那と並んで羨ましい土地です。
それにしてもtoradangoさんは山の説明が本当にお上手ですね!!!
離山のご説明で何となくイメージが掴めました。 失敗すればあの世行きの感じは僕も何度か経験がありますので、あのプレッシャーは厳しいです
後立山もしばらく行っていませんが、僕にとって後立山なんて言ったら一大イベントですので羨ましい限りですが、toradangoさんのブログを見て楽しませて頂きますね
kaikaireiさん,はじめまして。
塩見岳の「北俣尾根」ですか。
聞いたことはありましたが,今ではまったくの「道なき道」なんですね。
そういえば,家の本箱の奥に
1974(昭和49)年版の『アルパインガイド 南アルプス』(山と渓谷社)があって,
そこには,二軒小屋から西俣林道をさかのぼって,北俣尾根に取り付き,
取り付きから塩見岳まで5時間で登るルートが小さく紹介されています。
このアルパインガイドの著者は,山岳写真家のあの白籏史朗さんです。
だから,今から40年ぐらい前には,
北俣尾根にそれなりの登山道があったんでしょうね。
今では廃道になってしまったそんなルートを登る。すごいですね!
これからもレコ読ませてもらうのをたのしみにしています。
Mt_Uchanさん、はじめまして。 コメントありがとうございます!
僕がこの山域に近い場所に住んでいるという事と、 《永野敏夫『南アルプス・深南部』藪山讃歌-知られざるルート94選》という本、僕の先生のような存在であるone-hunterさんの影響でこの山域の廃道を歩くようになりました。
実際に歩いてみると、この道を過去に多くの人が本当に歩いていたのだろうか???と思えるほど荒廃していますが、林業の歴史と共に歩んできた南アルプスという場所の足跡や当時の賑わいを感じる場所もあり、そのような場所と巡り合えた時は当時の様子を思い描きますが、こういう部分が本当の道なき道を切り開く登山との違いなんだと思います。
1974(昭和49)年版の『アルパインガイド 南アルプス』>僕にとってはヨダレが出るほど羨ましい書籍です!!!
ネットで昔の南アルプス関連の地図や書籍を探してはいるのですが絶対数が少ないのでなかなか手に入らないというのが実情です
その書籍には現在の「山と高原地図」に記載されていないようなルートが他にも載っているのですか非常に興味があります!
北俣尾根は5時間ですか! 当時で5時間なら僕の4時間半は良いペースですね。(笑)
しかも著者は白旗史郎さん
僕はあの方は写真家さんという事しか知りませんでしたので、ガイドブック的な書籍の執筆もしていたとは驚きです。
今後も時間が取れたら南アルプスの廃道的なルートを歩きたいと思っております。
もし目に入ったら読んでもらえたら嬉しいです。
貴重な情報ありがとうございました!!!
kaikaireiさん
今年この尾根を登ろうと思い、少しでも観察しておこうとジャンダルムまで行った程度の僕の記録なんかを取り上げてくださりありがとうございます。大井川源流の廃道歩きは歴史を感じながらの山行となるので、とても感慨深いというかなんというかハマる人はハマりますよねw
天気さえまともであれば、自分はSW辺りにこの北俣尾根と、プラスでちょうど向かいの素晴らしいハイマツの海な尾根を歩こうかなと考えています。
ところで「アルパインガイド 南アルプス」はAmazonに安く売っていたので僕も愛読しておりますよ。まだ安く売ってる店もいくつかあるのでいかがですか?
http://www.amazon.co.jp/dp/4635000303/
南アルプスのバリエーションルートを知るなら、その他「南アルプス北部精密図」「南アルプス南部精密図」「山頂渉猟」「日本登山体系 南アルプス」などなど色々とありますので、kaikaireiさんの趣向と合えば是非。
Evergreenさん、こんばんは。
僕はEvergreenさんの考え方がとても好きで、本当の未踏の道よりも廃道を歩き歴史や当時の様子をイメージしながら歩くのが好きです
この山域の廃道を歩く方というのは本当に限られた方で、Evergreenさんのように若くこの先も南アルプスの奥深い廃道を歩き、伝えられる方は限られていると思います。
僕の方こそ、Evergreenさんの記録は本当に参考にさせて頂いておりますのでこちらこそ感謝しています。
本の紹介ありがとうございます!!!
全て知らない本ですので購入出来るものは買えるうちに全て買おうと思います!
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