甲斐駒〜鋸、締めに仙丈
- GPS
- 32:04
- 距離
- 33.6km
- 登り
- 4,256m
- 下り
- 4,249m
コースタイム
- 山行
- 4:55
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 6:10
- 山行
- 7:06
- 休憩
- 2:47
- 合計
- 9:53
- 山行
- 7:01
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 8:10
- 山行
- 6:24
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 7:15
天候 | 概ね晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
鋸岳鹿窓下(大ギャップ側)のトラバース箇所は特に危険。 三ツ頭〜中ノ川乗越への下り、甲斐駒〜六合石室に一か所ずつ、絶壁の直上だと判りにくい場所があり、気を抜くと危ないなと思いました。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
主目的の鋸岳に仙丈ケ岳まで楽しむという欲張りな山行を堪能してきました。
鋸岳に実際行ってみて、滑落死のリスクを感じたのは唯一、鹿窓下のトラバースバンドだけでした。これ以外のポイントでは、鎖場に慣れた人なら問題はないと思います。そのバンド、最大傾斜自体は緩いのですが進行方向にやや傾斜のあるザレ気味の足元になっていて、全く手がかりもなく、バランスを崩したりへばりついて荷重方向を誤ったりすると、滑って奈落の断崖に吸い込まれていくリスクがあります。往路はドライかつ若干の登りなのでそれほどの危険は感じませんでしたが、復路の雨中、ここを通り抜ける自信はありませんでした。少しでも滑ったら崖下に真っ逆さまなので、命を懸けるわけにはいきません。結局、このバンドの通過は諦め、登り返してから確信の持てる箇所を見つけて渡り、亀のようにゆっくり三点支持が可能な場所(見上げて最も右側の箇所)を探りながら降りてきました。もし支持に少しでも不安な箇所があれば、再度登り返して乾くまで待つか、第一高点に戻って遠く迂回するかしかありません。岩がボロボロで支点を打ち込めるところが皆無なので、このバンドの下りをソロで完全確保するには、上部の樹木を支点にして総長100m程度のロープが必要だと思います。現状、上部の太い白樺に結ばれた長いダイナミックロープが垂れていますが、岩にこすれた部分の外層が剥けて内芯が露出しており、当然確保には使えません。このロープの設置の経緯はわかりませんが、捨て縄にするしかなかったのかも知れません。
ところで、長衛小屋のテン場はすばらしい! 安くて(1000円!)広い。水もうまいしトイレも充実・清潔。翌日、下山まで張らせてもらえる。すべて最高のテン場でした。
夏休みに入って、山中・テン場には沢山の高校生が訪れていました。皆さん、楽しそうで礼儀・マナーがしっかりされていて、頼もしく感じました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する