快適稜線歩きと土砂降りの『奥大日岳』と『大日岳』
- GPS
- 25:45
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 757m
- 下り
- 2,219m
コースタイム
- 山行
- 5:08
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 5:32
天候 | 1日目:晴れのち曇り、2日目:土砂降り |
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過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
千寿ケ原駐車場(富山地鉄立山駅前) キャパは207台 ※周辺に660台ほどのキャパあり トイレはあり ※トイレットペーバーあり |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道自体は平時であれば命の危険を感じる箇所はほぼない。 ※室堂乗越から大日小屋までの稜線には幾つか両側が切れ落ちた痩せ尾根がある ※奥大日岳からの急な下りが短い区間だがザレれて滑り易い ※七福園手前のクサリの足場は若干狭い ※大日山荘から大日平山荘まで降雨時は渡渉、沢歩き時の増水がある |
その他周辺情報 | 交通 黒部立山アルペンルート https://www.alpen-route.com/index.php 山小屋 大日小屋 宿泊:9,500円 夕食:3,000円 朝食:1,500円 http://www.dainichigoya.jp/ 温泉 立山吉峰温泉 よしみね ゆ〜ランド 入浴料金:700円 ※JAF会員は70円引き https://www.yoshimine.or.jp/?page_id=37 食事 すし道楽 祭ばやし 大泉店 https://matsuribayashi.co.jp/ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
タイツ
スパッツ
靴下
フリース
グローブ(2双)
レインウエア上下
雨具(傘・ザックカバー)
日よけ帽子
ヘルメット
靴
ザック
行動食
飲料
地図(山と高原地図)
ヘッドランプ
熊鈴
保険証
スマートフォン(GPS・カメラ)
充電器
筆記用具
タオル
忌避剤(虫除け)
テーピングテープ
サングラス
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感想
■立山ケーブルカーについて
立山ケーブルカーは前日15時までネットで事前購入が可能(便の指定も可能)だが、買いそびれて当日券を購入しなければならなかった。平日火曜の始発(7:00発)を目論んでいたが、早朝5時頃から当日券購入の列ができ始めたために自分も急いで列に並んだ。自分は運良く始発に乗れたが、6時半頃に並んだ方は臨時の第三便(7:30発)に振り分けられた模様。当然、始発のケーブルカーは劇混みだった。これが土日祝日やお盆期間中だったらどうなったことか?と考えるとゾッとする。
■登山時のルールについて
登山時のルールのとして
・登りと下りがすれ違う場合は昇り優先
・細い道でのすれ違いで待つ場合は谷側で停止して待つ
の認識で今まで行動してきたが、この認識が通用しない場面が多くあった。
これら登山のルールとされる内容は全登山者の共通認識なのか?それとも一部の人達だけで周知されたローカルルールなのか?大日岳への稜線を歩きながら疑問に思ってしまった。
■二日目ルートと天気予報について
前線が南下して二日目は日の出前から土砂降りだった。雨雲レーダーによると6時頃から10時頃にかけて弱まり、その後に大雨が振りだす予報。当初は余裕があれば八郎坂経由で美女木までを予定していた。さすがに土砂降りでは渡渉や沢の増水が心配される。室堂に戻るか停滞する選択肢もあったが予報通り5時半頃に雨脚が弱まったため、結局は6時頃から10時までの4時間が勝負と考え称名まで降りることにした。沢はそれなりに増水して最大で腰くらいの深さになっていたが、幸いにも何とか渡ることができた。また、天候も途中それなりに雨が降る時間帯があったものの豪雨は11時過ぎからとほぼ予報通りだった。
■大日小屋について
大日岳の肩にあり、夜にはランプを灯して良い感じの山小屋。小ぢんまりとしていてキャパはそれほど多くなさそう。夕食後には小屋番さんのギター演奏があったりする。天気が良ければ正面に剱岳が望める。
■最近の山用の機能性ウエアについて
二日目は土砂降りと多くの渡渉、増水した沢歩きでかなりズブ濡れになってしまった。しかし、衣服の濡れに関してはさほど気にはならず全く不快ではなかった。レインウエアも渡渉で水に浸かるまでは土砂降りの中をしっかりと雨水をガードできていた。汗で濡れたウエアの速乾性の良さからも感じるが、最近の山用の機能性ウエアは良くできている。これまでは他のスポーツ用具で使えるもの(野球のアンダーシャツ、スキーの防寒具など)を出来るだけ兼用し、山用ウエアには余りお金を掛けないようにしてきた。今後は考え方を変えようと思う。
■下山後のトラブルについて
下山後、称名平のバス停でバスを待っていたら、定刻(11時)になってもバスが現れなかった。黒部立山アルペンルートに問い合わせた(正確にはほぼ同時に下山した方が問い合わせた)ところ、雨量が規定値を越えたため道路が通行止めになり職員の方が(規制が掛かっていない)桂台まで車で迎えに来てくれるとのこと。称名平−桂台(2.8Km)を歩き出そうとしたところ、称名平にクルマを停めていた別の登山者(ご夫婦)に送っていただけることになった。丁度、この時間帯は短時間ではあるが再びのゲリラ豪雨状態だったので非常にありがたかった。ご同行いただいた方々、もしこのレコを目にしていられたら深く感謝申し上げます。
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