ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 7071938
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

北八ヶ岳逍遥 麦草峠を拠点に蓼科山から硫黄岳まで

2024年07月25日(木) ~ 2024年07月28日(日)
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
33:58
距離
49.9km
登り
3,794m
下り
3,810m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:04
休憩
1:15
合計
7:19
7:47
6
麦草峠 駐車場
7:53
5
7:58
15
8:13
8:14
15
8:29
38
9:07
9:11
16
9:27
16
9:55
9:59
23
10:22
15
10:37
10:39
44
11:23
11:47
5
11:52
11:59
3
12:02
23
12:25
11
12:36
14
12:53
13:01
56
13:57
14:21
34
14:55
14:56
10
15:06
2日目
山行
9:34
休憩
1:13
合計
10:47
5:04
39
5:43
28
6:11
6:12
0
7:21
7:26
5
7:31
7:32
4
7:36
15
7:51
2
7:53
7:54
36
8:39
1
8:40
8:41
6
8:47
9:25
3
9:28
1
9:29
8
10:01
5
10:06
10:07
63
11:19
21
11:40
11:41
35
12:25
21
12:46
12:47
0
12:47
12:49
89
14:18
13
14:31
14:50
4
14:54
7
15:07
40
15:47
15:49
2
3日目
山行
7:57
休憩
1:43
合計
9:40
5:06
16
5:22
11
5:40
3
5:43
12
6:27
6:32
22
6:54
13
7:07
7:28
50
8:18
7
8:25
4
8:29
8:30
45
9:15
10
9:25
9:38
2
9:40
9:42
14
9:56
10:05
14
10:19
20
10:39
13
10:52
10:54
5
10:59
11:00
4
11:04
31
11:35
12:16
16
12:48
14
13:02
13:10
12
13:22
33
13:55
38
4日目
山行
5:47
休憩
0:20
合計
6:07
4:55
47
5:42
5
5:47
5:48
6
5:54
5:55
9
6:04
25
6:29
3
6:32
6:40
4
6:44
6:49
38
7:27
32
8:05
8:06
5
8:11
8
8:19
16
8:35
3
8:38
73
9:51
9:53
21
10:14
33
10:47
12
10:59
11:01
1
11:02
麦草峠 駐車場
天候 晴れかと思えばガスがかかり、また晴れたかと思えば土砂降りになったり
過去天気図(気象庁) 2024年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
麦草峠の駐車場に車を駐めました。水洗トイレあり。入山日が平日だったので余裕で駐められましたが、日曜日に下山してきたら満車になってました。
コース状況/
危険箇所等
八ヶ岳という有名な山域なので道は全体的にきれいに整備されていました。一部例外がありますので列挙します。
一日目の三ツ岳付近に岩場の難所あり。軽装者は通行しないよう注意書きがありました。
二日目の双子池から雨池に抜ける道は少々整備状況が悪く笹薮に埋もれかけている場所がありました。特に林道から雨池に至る道は笹原の中に何本も踏み跡ができていて一瞬迷いかけました。
三日目の天狗岳周辺は少々難易度が高いです。それでいて通行する人の数も多いので落石や衝突に注意が必要です。また峰の松目への登りもかなりの急登。こちらは訪れる人も少なくロープや鎖もないので少々大変。
四日目の丸山から麦草峠への下りが洗掘などで少々荒れています。
その他周辺情報 麦草峠から佐久側へ抜ける場合、八峰温泉が一番近いんじゃないでしょうか。我々は道を間違って麓に下りてしまったため、帰り道の高速インター近くにある「平尾温泉 みはらしの湯」を利用しました。
予約できる山小屋
黒百合ヒュッテ
麦草峠駐車場は平日なのでガラガラ。
3
麦草峠駐車場は平日なのでガラガラ。
麦草ヒュッテの前をスタート。こちらも閑散としている。
2
麦草ヒュッテの前をスタート。こちらも閑散としている。
茶水の池。鹿の足跡がいっぱい。
茶水の池。鹿の足跡がいっぱい。
樹林帯に入っていく。
1
樹林帯に入っていく。
茶臼山に向かう。
1
茶臼山に向かう。
コース中に「展望台」という表記が頻出する。山頂と眺望が得られる場所が違うことが多いようだ。
コース中に「展望台」という表記が頻出する。山頂と眺望が得られる場所が違うことが多いようだ。
茶臼山展望台。
ガスと強風でもう…。
4
茶臼山展望台。
ガスと強風でもう…。
茶臼山を下る。
不思議な縞枯れ現象。
2
不思議な縞枯れ現象。
縞枯山。
ここも山頂は眺望無し。
ツ「展望台も真っ白けだったっぺ」
2
縞枯山。
ここも山頂は眺望無し。
ツ「展望台も真っ白けだったっぺ」
雨池峠。
雨池山への登路は意外と急登だった。
雨池山への登路は意外と急登だった。
展望台…。
雨池山。
雨池山から先は、さらに道が険しくなる。
難所、三ツ岳に挑むのだ。
1
雨池山から先は、さらに道が険しくなる。
難所、三ツ岳に挑むのだ。
ツ「一峰?」
茶「三ツ岳だから3つ峰があるのだよ」
3
ツ「一峰?」
茶「三ツ岳だから3つ峰があるのだよ」
というわけで一峰までの道はまだ序の口だった。
2
というわけで一峰までの道はまだ序の口だった。
鎖場の難易度はそれほどでもないが、荷物が重いのでいつもよりも慎重に。
2
鎖場の難易度はそれほどでもないが、荷物が重いのでいつもよりも慎重に。
我らが三ツ岳に登頂したのを祝福するかのように晴れ間がひろがってきた。あれは雨池だろうか。
4
我らが三ツ岳に登頂したのを祝福するかのように晴れ間がひろがってきた。あれは雨池だろうか。
佐久側は比較的天気が良いことが分かる。
2
佐久側は比較的天気が良いことが分かる。
五里霧中で通過してきた縞枯山を眺める。
2
五里霧中で通過してきた縞枯山を眺める。
さて、三峰に向かいますか。
1
さて、三峰に向かいますか。
大きな岩を伝って歩くのだが、落ちたら洒落にならない深さの大穴があちこちにある。
2
大きな岩を伝って歩くのだが、落ちたら洒落にならない深さの大穴があちこちにある。
ツ「…いえ〜い、三峰〜」
せっかく登頂できたのに、なぜツートンの腰が引けているのかと言うと…
4
ツ「…いえ〜い、三峰〜」
せっかく登頂できたのに、なぜツートンの腰が引けているのかと言うと…
三峰からの下りがこんな場所だからだ。
ツ「久々の岩場こえ〜」
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三峰からの下りがこんな場所だからだ。
ツ「久々の岩場こえ〜」
ロープウェイ山頂駅に続く道と合流したら、嘘みたいに穏やかな道になった。
ちなみに分岐点には「軽装者立ち入るべからず」の標識が設置されていた。
2
ロープウェイ山頂駅に続く道と合流したら、嘘みたいに穏やかな道になった。
ちなみに分岐点には「軽装者立ち入るべからず」の標識が設置されていた。
天狗のオブジェが印象的な北横岳ヒュッテ。
3
天狗のオブジェが印象的な北横岳ヒュッテ。
北横岳へ向かう階段。
意外とキツイ。
1
北横岳へ向かう階段。
意外とキツイ。
なんぽー!
ツ「ガッスガス!」
6
なんぽー!
ツ「ガッスガス!」
ほっぽー!
茶「虚無!」
残念ながら北横岳からの展望を拝むことはできなかった。
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ほっぽー!
茶「虚無!」
残念ながら北横岳からの展望を拝むことはできなかった。
天気がイマイチなので大岳をパスして亀甲池に降りることにした。
天気がイマイチなので大岳をパスして亀甲池に降りることにした。
長い下りを終えると亀甲池に到着。
雨がぱらついてきた。
2
長い下りを終えると亀甲池に到着。
雨がぱらついてきた。
本降りになる前にキャンプ地を目指す。
…が、疲れも出てきてペース上がらず。
ツートンは途中で盛大に転んだ。
ツ「天地がひっくり返ったかと思ったっペ」
1
本降りになる前にキャンプ地を目指す。
…が、疲れも出てきてペース上がらず。
ツートンは途中で盛大に転んだ。
ツ「天地がひっくり返ったかと思ったっペ」
這々の体で双子池までやってきた。
2
這々の体で双子池までやってきた。
双子池ヒュッテでテン場の受付をしている最中に、ついに本降りの雨になる。軒下で雨が上がるのを待った。
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双子池ヒュッテでテン場の受付をしている最中に、ついに本降りの雨になる。軒下で雨が上がるのを待った。
雨が上がった隙にテント設営。
なかなか良きロケーション♪
3
雨が上がった隙にテント設営。
なかなか良きロケーション♪
双子池(雄池)
ここから取水しているので、ゴミの投棄ダメ絶対。
2
双子池(雄池)
ここから取水しているので、ゴミの投棄ダメ絶対。
ツ「これこれ! これが楽しみだった♪」
中部山岳地帯の山泊では生ビールが飲めるのが嬉しい。高いけど。遠征してきたなぁって実感が湧く。
7
ツ「これこれ! これが楽しみだった♪」
中部山岳地帯の山泊では生ビールが飲めるのが嬉しい。高いけど。遠征してきたなぁって実感が湧く。
二日目。
ツ「すっぱーつ!」
2
二日目。
ツ「すっぱーつ!」
朝露に濡れて笹の葉。抜群の冷却効果だ。
1
朝露に濡れて笹の葉。抜群の冷却効果だ。
幻想的な朝もやの光景。
2
幻想的な朝もやの光景。
でもまぁ、こうなるよね。
二日目もガッスガス。
でもまぁ、こうなるよね。
二日目もガッスガス。
これから向かう蓼科山もガスの中。
3
これから向かう蓼科山もガスの中。
双子山!
今日は佐久側もなんだか微妙な天気?
1
今日は佐久側もなんだか微妙な天気?
一旦大河原峠に下りてきた。
ここから改めて蓼科山へ向かう。
3
一旦大河原峠に下りてきた。
ここから改めて蓼科山へ向かう。
石ガレの道だがそこそこ歩きやすい。傾斜が程よいからかな?
2
石ガレの道だがそこそこ歩きやすい。傾斜が程よいからかな?
天然ミストでお肌しっとりぷるるん♪
ツ「キモイっぺ…」
1
天然ミストでお肌しっとりぷるるん♪
ツ「キモイっぺ…」
唐突に現れた「佐久市最高地点」の標柱。こんな山頂でもなんでもない場所が最高地点なのか。
1
唐突に現れた「佐久市最高地点」の標柱。こんな山頂でもなんでもない場所が最高地点なのか。
縞枯現象再び。
赤谷分岐は左方面へ向かう…のだが、すぐ近くにある前掛山のピークを踏むために一旦右へ。
1
赤谷分岐は左方面へ向かう…のだが、すぐ近くにある前掛山のピークを踏むために一旦右へ。
…ん〜、わざわざ来るまでもなかった…かな。
3
…ん〜、わざわざ来るまでもなかった…かな。
ルリビタキ〜
蓼科山山頂付近は野鳥天国だった。
写真は撮れてないものの、他にもノビタキ・メボソムシクイ・ミソサザイなどがたくさん姿を見せてくれた。
3
ルリビタキ〜
蓼科山山頂付近は野鳥天国だった。
写真は撮れてないものの、他にもノビタキ・メボソムシクイ・ミソサザイなどがたくさん姿を見せてくれた。
蓼科山荘着。
山荘から先は大きな岩がゴロゴロした急登。慎重を期したのと、野鳥に引き止められるので、登るのにえらく時間がかかった。
3
山荘から先は大きな岩がゴロゴロした急登。慎重を期したのと、野鳥に引き止められるので、登るのにえらく時間がかかった。
しかし、それが奏功したようでガスが晴れ青空が広がってきた!
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しかし、それが奏功したようでガスが晴れ青空が広がってきた!
まさかこんなに天気が良くなるとは!
3
まさかこんなに天気が良くなるとは!
山頂ヒュッテが見えると山頂も間近だ。
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山頂ヒュッテが見えると山頂も間近だ。
茶&ツ「蓼科山、登ったどー!」
85座目の百名山だ。
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茶&ツ「蓼科山、登ったどー!」
85座目の百名山だ。
蓼科神社奥宮にお参り。
ツ「晴れさしてくれてありがとうございます」
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蓼科神社奥宮にお参り。
ツ「晴れさしてくれてありがとうございます」
近くにいた人から蓼科山山頂は日本一広いのだと教えてもらった。眺めも素晴らしい。南アルプスを始め…
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近くにいた人から蓼科山山頂は日本一広いのだと教えてもらった。眺めも素晴らしい。南アルプスを始め…
写真だとわかりにくいが中央アルプスの山々や…
3
写真だとわかりにくいが中央アルプスの山々や…
御嶽山…
北アルプス…
浅間山や上州方面の山々など、ぐるり360度の大展望が広がる。
ツ「山頂が広すぎて全部見るには動き回らないとだけどね」
2
浅間山や上州方面の山々など、ぐるり360度の大展望が広がる。
ツ「山頂が広すぎて全部見るには動き回らないとだけどね」
満足したので下山開始。山頂碑の文字が消えかけていたので、ここで証拠写真を…。
4
満足したので下山開始。山頂碑の文字が消えかけていたので、ここで証拠写真を…。
蓼科山荘まで戻り、そこからは進路を南へ。天祥寺原を目指す。
2
蓼科山荘まで戻り、そこからは進路を南へ。天祥寺原を目指す。
浮き石の多い、枯れ沢みたいな道だなと思っていたら途中から本当の涸れ沢になった。
1
浮き石の多い、枯れ沢みたいな道だなと思っていたら途中から本当の涸れ沢になった。
天祥寺平。
天祥寺からの蓼科山。
いや〜、こんなにきれいに晴れるとは!
ツ「日頃の行いだっぺよ」
4
天祥寺からの蓼科山。
いや〜、こんなにきれいに晴れるとは!
ツ「日頃の行いだっぺよ」
天祥寺原。笹原が美しい静かな場所だった。
ここから右手へ分かれる。
2
天祥寺原。笹原が美しい静かな場所だった。
ここから右手へ分かれる。
峠を一つ越え…
亀甲池再び。
もう一個峠を越えて双子池再び。
4
もう一個峠を越えて双子池再び。
双子池ヒュッテの前で休憩。
ここでもう一泊したいところだが…
2
双子池ヒュッテの前で休憩。
ここでもう一泊したいところだが…
明日の行程も鑑み、麦草峠へ戻る。
まずは林道歩き。
1
明日の行程も鑑み、麦草峠へ戻る。
まずは林道歩き。
林道ショートカットの道は藪に沈んでいた…。
林道ショートカットの道は藪に沈んでいた…。
林道も大荒れ。
なんだか嫌な予感が…。
1
林道も大荒れ。
なんだか嫌な予感が…。
大岳川に架かる橋を渡る。この橋が林道からの脱出ポイント。
大岳川に架かる橋を渡る。この橋が林道からの脱出ポイント。
雨池に向かう道は八ヶ岳という有名山域にある道とは思えないほど頼りない道だった。
1
雨池に向かう道は八ヶ岳という有名山域にある道とは思えないほど頼りない道だった。
踏み跡が分散していて、時折笹薮の中に道が消失してしまう。
このあたりで何度か迷った。
踏み跡が分散していて、時折笹薮の中に道が消失してしまう。
このあたりで何度か迷った。
雨池が見えてきてほっと一息。
ツ「つーかーれーたー!!!」
雨池が見えてきてほっと一息。
ツ「つーかーれーたー!!!」
双子池から雨池まで、出会った人の数ゼロ。
静かでいいけど少々不安になってしまった。
2
双子池から雨池まで、出会った人の数ゼロ。
静かでいいけど少々不安になってしまった。
雨池から先は再び整備された道に。
1
雨池から先は再び整備された道に。
麦草峠まであと少しと自分を励ます。
麦草峠まであと少しと自分を励ます。
地形図から想像していたより起伏が大きくて大変だった。
おまけに遠雷が聞こえ始め、雨もぽつりぽつり。
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地形図から想像していたより起伏が大きくて大変だった。
おまけに遠雷が聞こえ始め、雨もぽつりぽつり。
ようやく見覚えのある風景が!
ようやく見覚えのある風景が!
麦草峠に戻ってきた!
このあと、すぐに土砂降りの雨が降ってきた。ギリギリセーフ。
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麦草峠に戻ってきた!
このあと、すぐに土砂降りの雨が降ってきた。ギリギリセーフ。
麦草峠で一晩明かし、リスタート。
麦草峠で一晩明かし、リスタート。
まずは白駒池へ。
2
まずは白駒池へ。
白駒池周辺は観光地。立派なウッドデッキが設置されている。
2
白駒池周辺は観光地。立派なウッドデッキが設置されている。
早朝の白駒池。
白駒荘。
これはもう山小屋っていうよりホテルだよなー。
3
白駒荘。
これはもう山小屋っていうよりホテルだよなー。
旧館の方が趣があるかな。
3
旧館の方が趣があるかな。
白駒池を離れにゅうを目指す。
2
白駒池を離れにゅうを目指す。
白駒湿原を通過すると…
1
白駒湿原を通過すると…
道がひどいことになった。観光地はこの手前まで。此処から先は登山者の世界ということか。
3
道がひどいことになった。観光地はこの手前まで。此処から先は登山者の世界ということか。
泥濘ゾーンから岩ゾーンへ。
2
泥濘ゾーンから岩ゾーンへ。
ウッドゾーンを踏破。
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ウッドゾーンを踏破。
にゅうの肩に出たら富士山が見えた!
6
にゅうの肩に出たら富士山が見えた!
山頂直下の岩場をよじ登る。
2
山頂直下の岩場をよじ登る。
蓼科山方面。
南八ヶ岳方面。
青空が眩しい。
中山峠へ。
本日のメインステージ、東西天狗岳が見えてきた。
4
本日のメインステージ、東西天狗岳が見えてきた。
距離感から、すぐに着くかと思いきや、なかなか険しい道のり。
2
距離感から、すぐに着くかと思いきや、なかなか険しい道のり。
なかなか着かない。
2
なかなか着かない。
大岩の間を縫って登っていくのは骨が折れる。
1
大岩の間を縫って登っていくのは骨が折れる。
東天狗岳山頂間近…だが
2
東天狗岳山頂間近…だが
先に天狗岳までピストンしてくる。
3
先に天狗岳までピストンしてくる。
天狗岳!
主稜線から外れている天狗岳は八ヶ岳連峰の好展望地。東天狗岳はもちろん…
2
主稜線から外れている天狗岳は八ヶ岳連峰の好展望地。東天狗岳はもちろん…
硫黄岳や赤岳・阿弥陀岳など稜線上に有る山々が一望できる。
2
硫黄岳や赤岳・阿弥陀岳など稜線上に有る山々が一望できる。
東天狗へ戻る。
もちろん東天狗岳も登ったどー。
3
もちろん東天狗岳も登ったどー。
東天狗から根石岳への道は少々険しい。
2
東天狗から根石岳への道は少々険しい。
岩場の痩せ尾根が続く。往来する人の数も多いのですれ違いに注意が必要。
岩場の痩せ尾根が続く。往来する人の数も多いのですれ違いに注意が必要。
痩せ尾根地帯を通過してしまえば、あとは平和な道のり。
3
痩せ尾根地帯を通過してしまえば、あとは平和な道のり。
根石岳へひと登り。
3
根石岳へひと登り。
登ったどー!
ツ「いったい何個目のピークだっぺ?」
茶「…さぁ?」
4
登ったどー!
ツ「いったい何個目のピークだっぺ?」
茶「…さぁ?」
硫黄岳や赤岳といった八ヶ岳の重鎮たちが見えてきた。
3
硫黄岳や赤岳といった八ヶ岳の重鎮たちが見えてきた。
根石岳山荘の横を通過。
1
根石岳山荘の横を通過。
このあたりからは諏訪の町並みが一望できる。
…ちょっと人里が恋しくなってきた。
ツ「風呂に入りたいっぺー」
3
このあたりからは諏訪の町並みが一望できる。
…ちょっと人里が恋しくなってきた。
ツ「風呂に入りたいっぺー」
箕冠山はオーレン小屋に向かって下降。
1
箕冠山はオーレン小屋に向かって下降。
歩きやすい道だった。オーレン小屋着。
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歩きやすい道だった。オーレン小屋着。
登山道に人影は少なかったのに、小屋についたらいきなり賑わっていてびっくり。
3
登山道に人影は少なかったのに、小屋についたらいきなり賑わっていてびっくり。
物資豊富。
山の中の都会ってやつだな、こりゃ。
3
物資豊富。
山の中の都会ってやつだな、こりゃ。
オーレン小屋名物、八ヶ岳おはぎをゲット!
一日8食限定らしいからゲットできてラッキー♪
ツ「うまいっぺ! 甘いもの、うまいっぺーーー!」
ツートン大感激。
6
オーレン小屋名物、八ヶ岳おはぎをゲット!
一日8食限定らしいからゲットできてラッキー♪
ツ「うまいっぺ! 甘いもの、うまいっぺーーー!」
ツートン大感激。
さて、おはぎも食べたことだしもうちょっとがんばりますか。
テントに荷物をデポして峰の松目へ。
さて、おはぎも食べたことだしもうちょっとがんばりますか。
テントに荷物をデポして峰の松目へ。
すげー急登で思ったより大変な道のりだった。
1
すげー急登で思ったより大変な道のりだった。
山頂は眺望無し。
でも野鳥がたくさんいて楽しかった。
2
山頂は眺望無し。
でも野鳥がたくさんいて楽しかった。
峰の松目からは硫黄岳へ取って返す。
1
峰の松目からは硫黄岳へ取って返す。
40分かけて…
赤岩の頭に到着。
これで以前南八ヶ岳を歩いたときの赤線と今回の赤線がつながった。
2
赤岩の頭に到着。
これで以前南八ヶ岳を歩いたときの赤線と今回の赤線がつながった。
これこれ、この景色よ。
昔、赤岳から縦走してきた時に見て感動したのが蘇ってきた。
3
これこれ、この景色よ。
昔、赤岳から縦走してきた時に見て感動したのが蘇ってきた。
硫黄岳までは片道20分。
だが、本日も遠雷が聞こえ始めた。
3
硫黄岳までは片道20分。
だが、本日も遠雷が聞こえ始めた。
遠くに雨柱も見えたので急ぎ下山する。
遠くに雨柱も見えたので急ぎ下山する。
ちょうどテン場に戻ったところで雨が降り始めた。
2
ちょうどテン場に戻ったところで雨が降り始めた。
まぁどうせすぐに止むだろうとビールを買って小屋前でご苦労さま会。
5
まぁどうせすぐに止むだろうとビールを買って小屋前でご苦労さま会。
ツ「この一杯のために生きているー!!」
5
ツ「この一杯のために生きているー!!」
予は満足じゃ。
ところがこの後、一向に雨はやまず、それどころか時間の経過とともに土砂降りになった。
結局、3時間ほどテントの中に閉じ込められた。腹が減ったのでテントの中で煮炊きしたら結露で大変なことになった。
4
ところがこの後、一向に雨はやまず、それどころか時間の経過とともに土砂降りになった。
結局、3時間ほどテントの中に閉じ込められた。腹が減ったのでテントの中で煮炊きしたら結露で大変なことになった。
就寝時間が近くなった頃、やっと雨が上がった。
4
就寝時間が近くなった頃、やっと雨が上がった。
最終日、今日は麦草峠へ戻るだけ。
最終日、今日は麦草峠へ戻るだけ。
蕎麦焼酎!
天狗岳再び!
まだ寝ぼけたままの頭で岩場に突入。
1
まだ寝ぼけたままの頭で岩場に突入。
ブロッケン!
黒百合ヒュッテ経由で帰ろうかな。
黒百合ヒュッテ経由で帰ろうかな。
ここからガスが晴れていくのを期待したのだが…
ここからガスが晴れていくのを期待したのだが…
なんか風が強くなってきた…。
2
なんか風が強くなってきた…。
ガッスガス。
視界の無い中、ひたすら大岩の間をすり抜けながら下る。
視界の無い中、ひたすら大岩の間をすり抜けながら下る。
ガスの中から黒百合ヒュッテが見えた時にはホッとした。
1
ガスの中から黒百合ヒュッテが見えた時にはホッとした。
ヒュッテの庭には二羽の二羽鳥が。
1
ヒュッテの庭には二羽の二羽鳥が。
ウソ〜ん。
中山峠でもと来た道と合流。
中山峠でもと来た道と合流。
さすがメインルートは道が良い。
さすがメインルートは道が良い。
でも昨日の大雨で濡れて滑る。
1
でも昨日の大雨で濡れて滑る。
中山展望台。
ツ「虚無…」
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中山展望台。
ツ「虚無…」
丸山からの下りは倒木を切り転がした丸太多し。障害物競走の様相。
丸山からの下りは倒木を切り転がした丸太多し。障害物競走の様相。
高見石小屋着。名物の揚げパンを買おうと思ったら、繁忙期は5個セットでの販売のみなのだとか。
ツ「揚げパン五個はさすがに食べ切れん…」
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高見石小屋着。名物の揚げパンを買おうと思ったら、繁忙期は5個セットでの販売のみなのだとか。
ツ「揚げパン五個はさすがに食べ切れん…」
泣く泣く揚げパンはスルーして最後のピーク丸山へ向かう。
泣く泣く揚げパンはスルーして最後のピーク丸山へ向かう。
今回の山行では数え切れないほどのピークを踏んだ。それもここが最後となる。
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今回の山行では数え切れないほどのピークを踏んだ。それもここが最後となる。
丸山からの下りは洗掘が多く地形図から想像していたよりハードだった。
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丸山からの下りは洗掘が多く地形図から想像していたよりハードだった。
それでも標準コースタイムより10%程度押した程度で無事に下山することができた。
出発時閑散としていた麦草峠だが、嘘みたいに大勢の観光客で賑わっていた。
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それでも標準コースタイムより10%程度押した程度で無事に下山することができた。
出発時閑散としていた麦草峠だが、嘘みたいに大勢の観光客で賑わっていた。
ノギラン
ハクサンフウロ
距が上向き?コバノトンボソウ?
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距が上向き?コバノトンボソウ?
ヤマブキショウマ
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ヤマブキショウマ
イワツメクサ
トウヤクリンドウ
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トウヤクリンドウ
ミヤマダイコンソウ
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ミヤマダイコンソウ
リンネソウ!初めてみました!
群生していて可愛らしい♪
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リンネソウ!初めてみました!
群生していて可愛らしい♪
稜線上で見ました。ミヤマキオンでしょうか?
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稜線上で見ました。ミヤマキオンでしょうか?
ミヤマオトコヨモギ!
たぶんお初です♪
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ミヤマオトコヨモギ!
たぶんお初です♪
イワオウギですかね〜
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イワオウギですかね〜
ミヤマミミナグサ!ちょっとしか咲いていませんでした。
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ミヤマミミナグサ!ちょっとしか咲いていませんでした。
イブキジャコウソウ
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イブキジャコウソウ
ウスユキソウ
葉っぱが細い。ヒメシャジン?ホソバヒメシャジン?
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葉っぱが細い。ヒメシャジン?ホソバヒメシャジン?
ミヤマコゴメグサ
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ミヤマコゴメグサ
オトギリソウ
バイケイソウ
ゴゼンタチバナ
ハクサンシャクナゲ
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ハクサンシャクナゲ
コイチヨウラン!
たくさん咲いていました。
今回、コフタバランを初めて見ましたが、うまく写真に収めることができず残念。ものすごく小さいランでした。
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コイチヨウラン!
たくさん咲いていました。
今回、コフタバランを初めて見ましたが、うまく写真に収めることができず残念。ものすごく小さいランでした。

感想

三年ぶりにテント担いで登山です。あんまり久しぶりで不安だったので、行程を前半後半に分け、後半分の食料を車にデポしておく作戦で挑みました。
前半は未踏の百名山蓼科山を目指し麦草峠から南下。南北八ヶ岳縦走路を中心に少しばかり寄り道したり回り道したりしながらのルートをたどりました。岩稜や鎖場のある南八ヶ岳と違い、北八ヶ岳は樹林帯の中を苔を愛でながら歩くイメージ。確かにその通りだったのですが、実は意外と地形が険しく思っていたより苦労しました。重い荷物を担いで岩の上を跳んで歩くのは大変な労力だった…ということを思い出しました。
初日はガスガスで景色が見られなかったのが残念でしたが、二日目、蓼科山にアタックした時間帯は非常に良く晴れてくれました。天気予報では青空はあまり期待できないようなニュアンスだったので嬉しかったですね。良い方向に予報が外れるのは大歓迎です(笑
ただし二日目は後半が大変でした。縦走路をそのまま戻るのを避け、なおかつアップダウンの少ない大河原林道経由で麦草峠に戻るルートを歩いたのですが、あまり整備が行き届いているとは言い難い状況。途中でぷち道間違いしたりして想定よりだいぶ時間がかかってしまいました。八ヶ岳などという有名山域でも、メインのルート以外はそこらの里山と変わらなかったりする場合もあるんですね。油断してました。
後半戦は天狗岳に登り、オーレン小屋にテント泊というプラン。こちらは縦走路のメインルートということもあり登山者も多く思い描いていた八ヶ岳のイメージ通りのコースでした。最後、時間切れで硫黄岳には登らなかったのですが、以前歩いた軌跡の赤線と繋ぐことはできたので満足です。
4日間で50km、標高差プラスマイナス3700mを歩ききることができたのは感慨深いです。まだテントを背負って山歩きできるくらいには体力が残っていたようでした。丸三年のブランクで色々心配でしたが、テント泊登山、再開できそうです。
予約制のテン場ができたり、料金が高くなったりとコロナ前とは勝手が違うことも多々ありますが、これはなれていかなければならんのでしょうなぁ。

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