南アルプス 悪沢岳〜赤石岳〜聖岳〜上河内岳〜茶臼岳

2024年07月29日(月) ~ 2024年08月03日(土)

• GPS: 36:56
• 距離: 57.6km
• 登り: 5,487m
• 下り: 5,733m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:36
• 休憩: 0:35
• 合計: 7:11

距離 10.4km 登り 1,710m 下り 225m

5:47 スタート地点
5:50 椹島ロッジ
5:56 赤石岳東尾根コース登山口
6:01 滝見橋
7:11 7:12 岩頭見晴らし
8:02 8:03 小石下
9:07 9:20 清水平
10:10 10:19 蕨段
10:42 見晴岩
11:50 12:01 駒鳥池
12:14 駒鳥池駐車場
12:58 千枚小屋

2日目

• 山行: 4:09
• 休憩: 0:39
• 合計: 4:48

距離 6.9km 登り 740m 下り 722m

5:26 千枚小屋
6:07 6:13 千枚岳
7:05 7:08 丸山
7:38 7:45 悪沢岳
8:42 8:58 荒川中岳避難小屋
9:02 9:04 中岳
9:14 前岳
9:34 9:39 お花畑（荒川前岳南東斜面）
10:14 荒川小屋

3日目

• 山行: 4:37
• 休憩: 0:37
• 合計: 5:14

距離 7.9km 登り 654m 下り 760m

5:15 荒川小屋
5:46 大聖寺平
6:38 6:41 小赤石岳の肩
6:53 6:54 小赤石岳
7:05 赤石岳・小赤石岳間分岐
7:26 7:45 赤石岳
7:47 8:01 赤石岳避難小屋
9:45 百間平
10:29 百間洞山の家

4日目

• 山行: 6:19
• 休憩: 1:16
• 合計: 7:35

距離 10.0km 登り 1,149m 下り 1,389m

5:20 百間洞山の家
6:06 中盛丸山・大沢岳間分岐
6:31 中盛丸山
7:10 小兎岳
7:52 7:58 兎岳
8:05 8:11 兎岳避難小屋
8:39 8:50 聖兎のコル
10:03 10:24 聖岳
10:38 10:42 奥聖岳
10:56 11:09 聖岳
11:50 小聖岳
12:24 12:39 薊畑分岐
12:52 聖平小屋分岐
12:55 聖平小屋

5日目

• 山行: 3:50
• 休憩: 0:47
• 合計: 4:37

距離 7.1km 登り 755m 下り 613m

4:52 聖平小屋
4:55 聖平小屋分岐
6:14 6:16 南岳
6:45 6:49 上河内岳の肩
6:58 6:59 上河内岳
7:06 7:18 上河内岳の肩
8:36 9:04 茶臼岳
9:29 茶臼小屋

6日目

• 山行: 5:27
• 休憩: 0:27
• 合計: 5:54

距離 15.2km 登り 479m 下り 2,025m

4:38 茶臼小屋
5:57 6:03 横窪沢小屋
6:56 7:09 ウソッコ沢避難小屋
7:58 8:03 ヤレヤレ峠
8:24 8:25 畑薙大吊橋
8:28 8:30 茶臼岳登山口
9:07 畑薙ダムゲート前
9:31 畑薙第１ダム
9:56 臨時駐車場
10:31 白樺荘
10:32 ゴール地点

天候

晴れ後曇り、初日二日目は夕方に時々雨

アクセス

利用交通機関：

バス

10:00静岡駅前　〜　13:20畑薙臨時駐車場　静鉄バス
14:10畑薙夏期臨時駐車場　〜　15:20さわらじまロッヂ　特殊東海フォレスト

14:40白樺荘　　〜　17:50静岡駅前　静鉄バス

コース状況／危険箇所等

聖岳からのガレ場下りが長めでした
今回のルートで一番の難所は茶臼小屋からの激下りだと思います

その他周辺情報

下山後の白樺荘での入浴と食事が最高でした

写真

7/28 5:58

夜行バスで静岡駅までやって来ました

7/28 9:51

南アルプス登山バスで揺られること2時間半以上

7/28 13:24

畑薙臨時駐車場で降りて

7/28 15:20

ヘルメットを被って特殊東海フォレスト送迎バスに乗って

7/28 14:20

さらに50分

7/28 15:21

さわらじまロッヂへ到着しました
いやぁ遠かった

7/28 15:16

今回は送迎バスに乗るために、今日だけ小屋泊にしました
そして個室なのにビックリ

7/28 15:25

下界だけあってテント場も立派

7/28 15:27

明日の登山口を確認しつつ、神社で安全祈願

7/28 15:34

ドリンク充実

7/28 16:59

晩ご飯は豪華でした
明日に備えて一杯食べます

7/29 4:58

翌日の朝ごはん
これからしばらくはインスタントラーメンとアルファ米暮らしなので、しっかり嚙み締めました

7/29 5:55

それではいよいよ出発
ザックが重い！

7/29 6:05

千枚大吊橋を渡って山に入ります

7/29 6:13

電力会社の道でしたか

7/29 6:32

良い感じの出だし

7/29 6:41

鉄塔は休憩しやすそうな場所

7/29 6:47

7/29 7:11

岩頭見通し
山に入って初めての眺望

7/29 7:12

赤石岳かなー

7/29 7:33

車道を横切って階段上ります

7/29 7:57

小石下で少し休憩

7/29 8:05

ちょこっと傾斜が緩くなってきました

7/29 9:13

清水平の湧き水
休憩スポットにもなっていて、水も美味しい

7/29 10:03

千枚小屋は遠いなぁ

7/29 10:24

7/29 10:29

見晴らし石からの眺め
早くあそこまで行きたいなぁ

7/29 10:34

7/29 10:40

お、千枚小屋が見えました

7/29 11:06

ダラダラとした坂を登って

7/29 12:00

駒鳥池

7/29 12:01

傾斜が急になってきました

7/29 12:13

ほほぉ、木馬道ですか

7/29 12:43

おぉ、千枚小屋まであと少し

7/29 12:47

小屋の周辺はお花畑

7/29 12:59

千枚小屋に到着

7/29 13:08

コーラで乾杯です

7/29 13:32

7/29 14:30

7/29 14:30

千枚小屋からの眺め良し！

7/30 5:17

おはようございます
前日は夕立がありましたが、テントに浸水することなく朝を迎えました

7/30 5:25

富士山にご挨拶してから、出発します

7/30 5:26

7/30 5:42

千枚岳への坂道が続きます

7/30 5:50

二軒小屋からの道と合流

7/30 5:57

かっちょいい

7/30 5:57

7/30 5:58

7/30 6:02

千枚岳目前にして、雲が一気に出てきました

7/30 6:07

千枚岳に到着

7/30 6:09

荒川岳方面はギリギリ晴れてるのに

7/30 6:09

悪沢方面はご機嫌斜め

7/30 6:09

荒川小屋発見

7/30 6:12

先に進みます

7/30 6:15

7/30 6:20

ハシゴを降ります

7/30 6:23

晴れてるのか曇ってるのか微妙な感じ

7/30 6:37

7/30 6:50

悪沢岳が近づいてきました

7/30 6:54

おや、雷鳥だ
南アルプスの南部で見られるとは、ありがたや

7/30 7:02

まずは丸山を制圧

7/30 7:09

ガスの中を下って

7/30 7:12

登り返します

7/30 7:20

7/30 7:28

岩場を登ると

7/30 7:40

いぇーい、悪沢岳にとうちゃーく

7/30 7:40

今回の山行で最高峰です
ガスってるのが残念

7/30 7:46

中岳に向かって下ります

7/30 7:53

うーん、この辺だけ視界が悪い

7/30 7:55

この道好き

7/30 7:59

おー、アレを登り返すのね

7/30 8:11

景色が今一なので、お花を愛でて歩きます

7/30 8:21

避難小屋まであと少し

7/30 8:42

荒川中岳避難小屋に着きました

7/30 9:02

小屋のすぐ先に中岳

7/30 9:02

色あせて読めない

7/30 9:09

ついでに前岳も行ってみます

7/30 9:11

風がすごい
最大20mの防風だったそうです

7/30 9:14

前岳も制圧して、荒川三山制覇しました

7/30 9:19

本日の宿に向かって下ります

7/30 9:20

7/30 9:22

7/30 9:34

7/30 9:45

荒川小屋が見えてきた

7/30 9:48

7/30 9:56

水場がありますが、すぐ近くに荒川小屋があるので使う人はいないっぽい

7/30 10:02

もうちょい

7/30 10:10

7/30 10:13

荒川小屋に到着

7/30 11:29

テントを張って、のんびり

7/30 12:13

水たっぷり補給

7/31 5:10

昨日は、強い雨が降ってきてテントの中にかなり水が入ってきましたが、手ぬぐいでなんとかしのげました
風が弱かったのがせめてもの救い

7/31 5:14

それでは赤石岳に向かって出発します

7/31 5:22

小赤石岳だ

7/31 5:27

7/31 5:31

振り返ると、昨日は雲の中だった荒川三山

7/31 5:37

7/31 5:42

大聖寺平

7/31 5:47

小渋川ルートとの分岐
中央アルプスまで良く見えます

7/31 6:09

あの稜線歩けるのかー

7/31 6:15

この坂をえっちら登って

7/31 6:37

登り切ったぞー

7/31 6:36

荒川三山奇麗

7/31 6:41

富士山とご対面

7/31 6:52

お、あそこに見えるは

7/31 6:54

赤石岳をバックに、小赤石岳に到着

7/31 7:06

椹島への下山ルートを越えて

7/31 7:25

登り返すと

7/31 7:27

赤石岳！

7/31 7:27

大満足の天気と景色
先週の北アルプスの雪辱を果たせました

7/31 7:27

7/31 7:27

7/31 7:57

ついでに、赤石岳東峰にも足を伸ばしてみましたが、雲多くなってきた

7/31 8:01

赤石避難小屋

7/31 8:03

それでは百間洞山方面へ

7/31 8:23

どんどん下ります

7/31 8:56

ザレ場のトラバース、中々楽しかった

7/31 9:14

おや、これは聖岳かな

7/31 9:17

7/31 9:20

この辺崩壊地
山体が大きいので、少々のことでは崩壊地に見えない

7/31 9:26

7/31 9:29

百間平

7/31 9:53

ガスッて来た
ザクザク降りて

7/31 10:22

テント場に到着
あれ、受付の百間洞山の家は？

7/31 10:29

5分以上道を降りて川を渡ったところにありました
歩いて2分くらいのところにもテント張るところありますが、雨降ると水浸しになるので、お勧めしないと言われました

7/31 18:43

テント場からこの距離感
せめて、なだらかな道ならいいんですが…
夜トイレに行くのは躊躇する距離

8/1 5:07

朝〜
雨降りませんでした
小屋の近くに張れば良かった

8/1 5:21

お花畑を登り返します

8/1 5:28

8/1 5:31

聖はガスってるかな

8/1 5:51

樹林帯おしまい

8/1 6:06

大沢岳との分岐
ピストンするか悩みましたが、聖がガスに包まれる前に行きたいので断念

8/1 6:06

中盛丸山へ
サイズ的には大盛サイズ

8/1 6:23

山頂へ到着
お、聖がいい感じに晴れてきたぞ

8/1 6:23

お次の山頂へ

8/1 6:24

富士山ー

8/1 6:33

中々の下り

8/1 7:09

小兎岳

8/1 7:09

それではお次の山頂へ

8/1 7:20

なんだかちっちゃなピークが多くて、なかなか進まない

8/1 7:27

名前の割に結構激しいぞ

8/1 7:52

兎岳、やっとこさ登り切った

8/1 7:53

小兎岳と

8/1 7:53

聖岳が良く見える

8/1 8:04

坂を降りて

8/1 8:04

崩壊した兎岳避難小屋

8/1 8:05

屋根が落ちてるので、危なくて泊まれそうにありません

8/1 8:13

よーし、聖に行くぞ

8/1 8:38

中々の坂道

8/1 8:48

の次は岩

8/1 9:17

の次は砂
あーしんど

8/1 9:27

と思ったら、百間平方面に静岡県警の救助ヘリ

8/1 9:27

ヘリはそんな長居せずに去っていきましたが、何かあったのかな

8/1 9:35

コルに百間洞山の家を発見
朝からの登り返しがきつかったなー

8/1 9:56

とこんなことをしてる場合じゃなかった
聖に登ります

8/1 10:03

おー、なんか見えて気た

8/1 10:03

やったー聖岳到着

8/1 10:04

赤石岳もギリ見える

8/1 10:32

奥聖岳にも足を伸ばします
ほぼ平坦で、3000mの散歩道って感じ
写真撮り忘れましたが、途中の道は日本庭園ぽい景色で良かったです

8/1 10:39

奥聖岳

8/1 10:39

ちょっとガスが多くなってきた

8/1 11:09

では、聖岳に戻ったので、小聖岳方面へ

8/1 11:10

めっちゃガス
そして長いざれ場
ガスも相まってどこまで続くのって感じ
登りで使うのはきつそう

8/1 11:47

ハイマツ帯を登って

8/1 11:51

おや、小聖岳だよね？？

8/1 11:53

少し下ると

8/1 11:57

すぐに樹林帯

8/1 12:07

小屋が見えてきました

8/1 12:09

8/1 12:25

薊畑分岐

8/1 12:41

アザミ畑

8/1 12:51

聖平小屋との分岐

8/1 12:52

木道を歩くと

8/1 12:55

すぐに聖平小屋

8/1 16:57

小屋の目の前がテント場って、最高
水場もトイレも近い

8/2 4:53

さて、今日は茶臼へゴー

8/2 4:55

8/2 4:57

聖平小屋分岐の少し西でドコモ繋がります
天候情報をゲット

8/2 5:05

樹林帯を登ります

8/2 5:34

8/2 5:38

8/2 5:44

岩頭

8/2 5:44

今日は聖岳の南側もバッチリクッキリ

8/2 5:45

狭い道

8/2 5:52

際を歩くのは楽しい

8/2 5:56

8/2 6:16

南岳

8/2 6:16

からの富士山

8/2 6:17

上河内岳も目の前

8/2 6:19

下って

8/2 6:32

登る

8/2 6:45

上河内岳の肩から、山頂へピストンします

8/2 6:49

ザックが無いと、体が軽い

8/2 6:57

上河内岳山頂！

8/2 6:58

8/2 6:58

8/2 7:25

ではお次へ

8/2 7:33

奇岩竹内門

8/2 7:42

だいぶ降りてきました

8/2 7:49

広い道

8/2 7:50

8/2 8:04

もっかい登るぞー

8/2 8:09

あのピークが茶臼なのかな？

8/2 8:12

茶臼岳との分岐
ザックをデポして登ります

8/2 8:15

とおもったら、今日もヘリの音
今回は、長めにホバリングしています
そういえば、昨日は聖平から降りる夫婦の一人が疲労で動けなくなったそうです

8/2 8:27

なんか吊っているように見えますが…
昨日の件とは無関係なことを祈ります

8/2 8:31

ゆっくり安全に登ります

8/2 8:32

富士山の方向へヘリが帰っていきました

8/2 8:36

そして茶臼岳に到着
今回の山行で最後の山頂です
感無量

8/2 8:38

8/2 9:04

8/2 9:04

全景をしっかり目に焼き付けておきます

8/2 9:05

同じ南アルプスでも、鳳凰山付近より富士山が圧倒的に近い！

8/2 9:18

では、茶臼小屋へ降ります

8/2 9:21

富士山を見ながら降りられるって、最高

8/2 9:28

あっと言う間に到着
今日は、ここでダラダラ過ごします

8/3 3:44

おはようございます
最後の朝です

8/3 4:29

富士山さようならー

8/3 4:38

下山します
激下りと聞いていたのですが、どうかな？

8/3 4:44

8/3 4:55

8/3 5:02

樺段

8/3 5:17

涸れた水吞場

8/3 5:18

8/3 5:19

倒木ベンチ休憩所
眺望は今一

8/3 5:38

ちょっと道を外れてしまいましたが、赤テープを見つけて復帰

8/3 5:59

横窪沢小屋

8/3 5:58

無人解放されていましたが、立派です

8/3 6:00

水場も茶臼の水がいい感じに出てます

8/3 6:01

ぼろくなった橋を渡ります

8/3 6:18

8/3 6:24

中の段通過

8/3 6:48

8/3 6:49

手すりが異常に低い階段の下りは怖い

8/3 6:50

階段であることを放棄しています

8/3 6:53

安心の鉄橋
右には古そうな橋も見えますが、あれを渡るくらいなら渡渉した方が…

8/3 6:53

すずしー

8/3 6:56

ウソッコ沢小屋

8/3 6:56

思ったより広くて奇麗

8/3 7:10

さらに進む

8/3 7:15

木が腐ってぐにゃぐにゃで怖い
今回の山行一の難所かも

8/3 7:16

トラバースを楽しむ

8/3 7:21

どんどん下る

8/3 7:26

川沿いに歩いて

8/3 7:29

安心の鉄橋

8/3 7:32

広い道からの

8/3 7:35

この吊橋もなかなかの劣化具合

8/3 7:36

うひょひょ

8/3 7:41

あとは平坦かと思ったら

8/3 7:44

おっと、登りがありました

8/3 8:02

ヤレヤレ峠
これで、登りも最後かな

8/3 8:21

どんどん下って

8/3 8:22

畑薙大吊橋

8/3 8:23

8/3 8:27

久しぶりのアスファルトだ

8/3 8:27

無事、下山できました

8/3 8:30

あとは、アスファルトを歩くだけ
沼平ゲートまで2.6kmか…

8/3 9:08

ゲートに到着

8/3 9:12

下山届を出しました

8/3 9:21

8/3 9:21

畑薙第1ダム

8/3 9:30

8/3 9:33

ダムからの眺めは良好

8/3 9:39

あっつーい

8/3 9:44

むむ、静岡駅まで81kmか
こりゃ歩くのは無理だな

8/3 9:56

畑薙臨時駐車場を通過して

8/3 10:31

ゴールの白樺荘につきました

8/3 10:32

風呂だー

8/3 11:30

そしてかつ丼と蕎麦だー
1週間ぶりのちゃんと炊いたご飯は最高でした

撮影機器：

SC-52C samsung

感想

Pentium

先週の北アルプスでは暴風雨で一座も踏まず下山しましたが、今回は天気も良くて楽しい山行を送ることができました
オリンピック期間中ですが、山行中の会話にオリンピックはなく、ルート状況や天候の見込み、そして聖平小屋のビールが売切になったことが定番の話題で、さすが南アルプスでも通好みのルートだなぁと感じました
ルートを共に歩いた方や、テント場で話した方など、夏のいい思い出になりました