根石岳山荘泊 天狗岳 硫黄岳

2024年07月28日(日) ~ 2024年07月29日(月)

• GPS: 10:28
• 距離: 13.4km
• 登り: 1,285m
• 下り: 1,306m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:49
• 休憩: 3:38
• 合計: 8:27

距離 6.4km 登り 920m 下り 272m

7:01 桜平
7:36 7:53 夏沢鉱泉
8:53 9:34 オーレン小屋
10:45 箕冠山
10:59 12:17 根石岳山荘
12:29 12:52 根石岳
13:04 13:05 白砂新道入口
13:40 14:35 東天狗岳
14:59 15:00 白砂新道入口
15:13 15:15 根石岳
15:28 根石岳山荘

2日目

• 山行: 5:21
• 休憩: 2:21
• 合計: 7:42

距離 7.0km 登り 365m 下り 1,034m

7:05 根石岳山荘
7:14 箕冠山
7:45 7:46 夏沢峠
7:49 8:03 山びこ荘
10:04 10:38 硫黄岳
11:01 11:02 赤岩の頭
11:44 赤岩の頭と峰の松目分岐
11:57 12:59 オーレン小屋
13:35 14:04 夏沢鉱泉
14:42 桜平駐車場（上）
14:47 桜平

天候

＜初日＞
朝方は晴れ時々曇り、午後から曇り時々晴れ、テンクラは終日 B
＜2日目＞
朝方は晴れ、午後も概ね晴れ、時折強風
テンクラは朝方は B、午後は C

アクセス

利用交通機関：

自家用車

■桜平（上）の駐車場を利用。まだかなり空きが有りました。
■途中の桜平（中）の駐車場は満車でした。入り口付近や周辺の道路の空きスペースにも多数駐車していました。

コース状況／危険箇所等

■全般に、特に難しい場所はありません。
■硫黄岳から赤岩の頭のガレ場は浮石が多く、転倒や落石に注意が必要です。
■今回一番きつかったのは、赤岩の頭からオーレン小屋に下るルートでした。
樹林帯の急坂は、眺望はなく蒸し暑いので熱中症に注意が必要です。高低差のある石段や木段の連続で下りでもかなり体力を消耗しました。登りですれ違った方達もかなりきつそうでした。

その他周辺情報

尖石の湯を利用。
八ヶ岳の自然の森に囲まれた源泉掛け流しの露天風呂が素晴らしかったです。
ただ、石鹸類は利用できません　
http://www.togariishinoyu.com/smartphone/

写真

7/28 7:05

桜平(上) の駐車場からスタート
川沿いに舗装路の作業道を歩きます。涼しくて快適です。
半袖シャツでちょうど良い感じ

7/28 8:00

日差しが差してきて気分が高まります
嬉しいけど暑くなってきました

7/28 8:53

オーレン小屋に到着。自宅で煎れてきたアイス珈琲で至福の一服休憩をさせてもらいました

7/28 10:51

蒸し暑いシラビソの樹林帯を登り詰めて箕冠山へ
山頂を超えると雰囲気が変わって景色は森林限界

7/28 10:53

本日お世話になる根石岳山荘

7/28 11:39

今回の予約は個室です。清潔なシーツにフカフカのお布団。20時まで利用可能な2口コンセントが2箇所。山小屋とは思えないほど快適でした

7/28 12:30

チェックイン後、根石岳へ

7/28 12:43

目の前の天狗岳はガスで見えない。風も強いし午後からの予報は雨。行くべきか明日にすべきか迷う

7/28 12:46

コバノコゴメグサ
写真を撮っていると天狗岳から来た方が「真っ白で何も見えなかった」と。しばしお話ししながらまったり…

7/28 13:02

まあ時間的には余裕もあるので、白砂新道まで行ってみたら、一瞬日差しが差し込んできました！！

7/28 13:04

雨が降ってきたら引き返すことにして天狗岳まで向かいます

7/28 13:20

イブキジャコウソウ
クジャクチョウが蜜を吸いに来ました

7/28 13:28

岩の合間にイワツメクサが咲いてました
大好きな花に会えて嬉しくなります♪

7/28 13:35

モンベル寄贈の梯子から山頂までは鎖場と岩場です
難易度は低いので慎重に行けば問題なし

7/28 13:40

東天狗岳に到着

7/28 13:41

西天狗を眺めながら一休み
後から山頂に到着した方達と話が盛り上がってしまい小一時間まったりしてしまった

7/28 14:30

天狗の鼻、北八ヶ岳方面
天狗の奥庭、黒百合ヒュッテと中山峠が見える

7/28 14:30

渋の湯や唐沢鉱泉に下山する方たちを見送り根石岳山荘へ戻ります。西天狗はまたの機会に

7/28 14:40

天狗岳の帰りに咲いていたお花たち
トウヤクリンドウ

7/28 14:43

イブキジャコウソウ

7/28 14:43

イワオウギ

7/28 14:44

タカネニガナ

7/28 14:45

ウメバチソウ

7/28 14:49

ミネウスユキソウ

7/28 14:49

ミヤマウイキョウ

7/28 14:53

ヤマハハコ

7/28 14:56

帰路、根石岳の奥に硫黄岳が見えました
明日は晴れてくれますように…

7/28 17:20

根石岳山荘の夕食は栄養満点で美味しかった。ごはんとみそ汁はおかわり出来ます。食後のコーヒーゼリーも絶品

7/29 4:44

小屋から一分ほどの鞍部から日の出を待ちます

7/29 4:56

この瞬間を見れて最高！！朝日に照らされた草木が輝いて綺麗でした

7/29 5:34

朝食も美味しかったです

7/29 7:07

硫黄岳に向け出発

7/29 7:12

箕冠山へ向かう途中天狗岳がくっきり見えました♡

7/29 7:18

夏沢峠に向かう登山道は、風が清々しくとても気持ちの良い道です

7/29 7:20

ハクサンシャクナゲが咲いていました

7/29 7:22

槍、穂高の山並み

7/29 7:32

硫黄岳が見えてきました
今日はガスも無く期待が高まります

7/29 7:47

夏沢峠に到着
休憩後、硫黄岳に登ります

7/29 8:45

長いガレ場の急登を九十九折に登ります。平たい石が多いので歩き易いです。時々爆風で飛ばされそうになりました

7/29 9:03

イワヒバリ

7/29 9:40

日本アルプスの山並みが一望出来ました

7/29 9:41

山頂近くはケルンが沢山あります
天狗の向こうには浅間山も

7/29 9:55

爆裂火口が見えてきました

7/29 10:04

硫黄岳に到着＼(^o^)／
山頂は広く360度見渡せます。皆さん思い思いの場所で休憩されていました

7/29 10:07

南八ヶ岳も綺麗に見えて最高の気分
横岳、赤岳、阿弥陀岳、奥に権現岳

7/29 10:12

本沢温泉の露天風呂（雲上の湯）が見えました

7/29 10:41

赤岩の頭へ下ります

7/29 10:58

振り返って
硫黄岳から赤岩の頭への下りは浮石の多いガレ場でした
落石や転倒に注意して歩きました

7/29 14:03

楽しみにしていたオーレン小屋のラーメンはまさかの売り切れ。カルビ丼と缶ビール（Nao_pon）で昼食。さらに夏沢鉱泉わきの東屋でドリップコーヒー（私）と生ビール（Nao_pon）で乾杯

7/29 14:06

後は沢沿いに花を愛でながらのんびりと下山しました

7/29 14:16

イチヤクソウ

7/29 14:18

以下、沢沿いで見つけたお花たち
オトギリソウ

7/29 14:20

八ヶ岳らしい苔むす感じが良い感じ♪

7/29 14:20

苔の絨毯からリンネソウ

7/29 14:27

キバナノヤマオダマキ

7/29 14:27

アカバナ

7/29 14:32

ヤマホタルブクロ

7/29 14:35

サワギク

7/29 14:43

タカネグンナイフウロ

7/29 15:52

下山後、三井の森の近くの尖石の湯に立ち寄りました。
この時間は露天風呂の利用のみで石鹸類は使えないとのことでした。あとは車で帰るのみなので問題なし

7/29 15:55

森の中の露天が解放感満点です。竹筒から注ぐ湯の音、鳥のさえずりを聴きながら湯舟につかっていると、涼しい風が肩越しを通り抜けていきます

7/29 16:12

濁り湯の湯舟の中には天然の苔や大岩があります。滑らないように草履を履いて入浴しました。秘湯感すごかった…。

撮影機器：

E-M5MarkIII OLYMPUS CORPORATION

OM-5 OM Digital Solutions

iPhone 13 mini Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル 行動着（予備） レインウェアー上下 防寒着 靴下（予備） グローブ 防水グローブ 日よけ帽子 ビーニー帽 サングラス 靴紐（予備） タオル ストック レジャーシート 折りたたみクッション サブザック 地図（地形図） 計画書 笛 ココヘリ ヘッドランプ ハンディーライト モバイルバッテリー＆ケーブル 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット ダクトテープ インシュロック 常備薬 日焼け止め 保険証 iPhone 時計 ツェルト二人用 エマージェンシーシート 熊鈴 熊スプレー 虫除けネット 虫除けスプレー 昼食1日分 行動食2日分 非常食２日分 飲料2.0L〜3.0L 特小トランシーバー

感想

みなみぃ

毎日暑い日が続いてますね〜。涼しい山に登りたいけど三ヶ月ぶりの山行で体力的にも不安がある。

ならば、以前登った天狗岳と未踏の硫黄岳も含めて周れるコースを小屋泊でのんびり周るのはどうかと計画。ツレのnao_ponも大丈夫👌とのことで、凉を求めて行ってきました。

さすがに登山口から樹林帯を抜けるまではやはり暑かったですが、森林限界を超えた根石岳、東天狗岳、硫黄岳は程よく涼しく、気持ち良かったです。

宿泊した根石岳山荘では、小屋のスタッフの皆さんに暖かくおもてなししていただき、気持ち良くすごさせていただきました。

山行中出会った方達との会話も楽しい思い出になりました。