【百高山達成!】鋸岳 八丁尾根からピストン
- GPS
- 13:37
- 距離
- 30.5km
- 登り
- 3,661m
- 下り
- 3,656m
コースタイム
- 山行
- 12:40
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 13:36
天候 | 晴れ 明け方は西風が冷たかったが、日が昇ると止んだ。 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
下山時は満車で、入場待ちが数台並んでいた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆日向山登山口〜三ツ頭分岐 ・日向山まではハイキングコース ・日向山から砂の斜面を下り、尾根を進む。最初は痩せ尾根のアップダウン。その後笹の急登を標高差200m程度登ると傾斜の緩い広い尾根に。下草が少なく、未明はルートが分かりづらかった。 ・大岩山を過ぎて距離300〜400m程度緩坂を下ると、壁のような下り標高差100m弱。ロープ鎖の連続。足場は砂でズルズル滑り崩れやすい。その後は基本的に緩坂だが2400mを越えると傾斜は急に。一部ハシゴ、ロープあり。 ◆三ツ頭分岐〜第二高点 ・中ノ川乗越まで、標高図からはわからないが、標高差10〜20m程度の細かくキツいアップダウンの連続。ところどころ古いテープがあり、踏み跡もあるが、錯綜している部分もあり迷いやすい。 ・中の川乗越から標高差50〜100m程度ガラガラの斜面の急登。斜度は40度前後といったところ。右側の岩壁沿いにトレースがあるが、途中からは反対側の立木の下の草付きを登った方が路面が安定している。 ◆第二高点〜鹿窓 ・草付きの急な土斜面を標高差100m程度下るとザレガレの岩場となり、右上にV字型に開けたルンゼに至る。ここが大ギャップの最下部。特に第一高点側から来ると、正ルートではなくV字のルンゼのガレを直登したくなるが誤り。 ・正面の岩壁をトラバースすると直ぐ上から垂れたロープがあるので、ロープの支点を目標に登っていく。 ・ここの登り下りは足を出せば必ず落石が発生するので、他の登山者の動向に細心の注意が必要。 ・右手の岸壁は触れると簡単に崩れるので手掛かりにはできない。 ・ロープの支点付近から草付きになっており、踏み跡がある。この踏み跡をたどれば鹿の窓直下の鎖まで容易にたどり着ける。 ・鎖から鹿窓までは傾斜60〜70度程度でホールドも多く、右壁も頑丈なので鎖に頼らなくても行ける。 ◆鹿窓〜第一高点 ・数十メートル横移動すると鎖が垂れており小ギャップの下り。斜度はやはり60〜70度程度で鎖をサポートにすればさして難しくはない。 ・小ギャップは標高差10m程度の登り下り ・第一高点側の鎖は、垂れ下がった真下は若干オーバーハングしており、鎖を引き寄せて左側(戸台川側)から行った方が足場も多くラク。 |
写真
装備
備考 | ◆靴:スポルティバ トラバースX4 EVO GTX ◆ザック:山と道 MINI、OMMチェストポッド ◆上: ・スタティック ハイブ スリーブレスシャツ ・山と道 100%メリノ クルーネックポケット ・山と道 アルファベスト(不使用) ・ティートンブロス ウインドリバーフーディ ・ティートンブロス ツルギライトジャケット(不使用) ・ファイントラック アームカバー ◆下: ・山と道 DW5ポケットショーツ ・モンベル ジオラインLWタイツ(中ノ川乗越〜鋸岳のみ) ・ティートンブロス フェザーレインパンツ(不使用) ◆携行水量: コーラ700ml×2、スポドリ600ml、水1000ml(ほぼ全量消費) ◆消費補給食: あん&マーガリン、焼きそばパン、赤飯おにぎり カロリーメイト2本、羊羹2本、1本満足バー、 ando_1本、ライスピュレ1本、 オレは摂取すリカバリー2本 |
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感想
最後の百高山、鋸岳を落としました。
こだわりポイントは、第1高点・第2高点間を往復することと、日帰りとすること。
そして、戸台川を行くのは何かとストレスが溜まりそうだったので、尾白川渓谷を起点としたことの3点。
標高差に大差ない一方、小屋補給を考えると黒戸尾根で下山する方が安全な感じがしましたが、黒戸尾根の周回は前回やっているし、昼間の日向山も見てみたいし、山の日連休のこの日、黒戸尾根には相当の人出が予想されたので、鋸岳到達時点の水分残量により、八丁尾根のピストンにしようと計画。
結果、往路で1.2L程度の消費量だったので、ピストンにしました。
日向山以外でソロ含め5組にしか出会わず、この連休にこんなにも静かな登山ができるとは…得した気分です。
ここで1点失敗だったのは、何も考えず尾白川渓谷駐車場に停めてしまったこと。
日向山登山口に停めていれば、少なからず時間も体力も得しただろうに…。
色々と前情報を入れて核心の第2高点・第1高点間に臨みましたが、ルーファイに悩むこともなく、技術的な難しもなく、高所感もあまりなく、拍子抜けしたというところが正直なところ。
落石の危険性は一番高いでしょうが、個人的には西穂・奥穂や表妙義縦走の方が難しいのではないかという印象。
核心の大ギャップにばかり意識が行っていましたが、三ツ頭分岐から中ノ川乗越までの間がアップダウンがキツく、体力をかなり吸われた…。
前回の八丁・黒戸周回時に靴で大失敗したので、新靴TX4を投入。しかも気合を入れるためにド派手なブルーを選択するという💥
履き口のクッションが薄く、くるぶしの骨が当たって若干痛いけれど、やはり良い靴。どんな路面でも問題なく歩ける。
さらに、ヘルメットは当然としてセルフビレイ用にスリング・カラビナを持参、核心部だけ一応肌の露出を抑えるなど対策をしていきましたが、いざ、大ギャップの最下部に下りると!そこにはノーヘル、短パン、トレランシューズ、さらに犬まで連れた欧米人コンビが🤪「戸台から来た」と。「いいルートだね」と日本語堪能。マジか🤣🤣
…まあ、私はソロなので。一通りの対策はして行かないとね。ということで。
次は2500峰か…。見てみたらヤマレコ上は残り21座となっていた。しかし最難関の北ア硫黄岳、北方稜線池平山など極悪な奴もおり、骨が折れそう☠️
まあ、念頭には置きつつ、今後も山行に励みます💪
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