悪沢岳・赤石岳〜千枚小屋→荒川小屋→赤石小屋の3泊4日：天気に恵まれた最高の登山

2024年08月16日(金) ~ 2024年08月19日(月)

• GPS: 80:00
• 距離: 28.9km
• 登り: 3,295m
• 下り: 3,295m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:18
• 休憩: 0:42
• 合計: 8:00

8:35 スタート地点
8:50 赤石岳東尾根コース登山口
8:57 滝見橋
10:07 岩頭見晴らし
11:00 11:05 小石下
12:27 12:50 清水平
13:46 13:47 蕨段
14:01 見晴岩
15:27 15:40 駒鳥池
16:08 駒鳥池駐車場
16:35 千枚小屋

2日目

• 山行: 6:27
• 休憩: 1:03
• 合計: 7:30

4:00 千枚小屋
5:14 5:20 千枚岳
6:45 丸山
7:45 8:25 悪沢岳
9:50 9:52 荒川中岳避難小屋
9:58 10:02 中岳
10:19 10:30 前岳
10:45 お花畑（荒川前岳南東斜面）
11:30 荒川小屋

3日目

• 山行: 5:14
• 休憩: 1:20
• 合計: 6:34

4:00 荒川小屋
4:35 4:36 大聖寺平
5:49 5:55 小赤石岳の肩
6:17 6:25 小赤石岳
6:47 赤石岳・小赤石岳間分岐
7:10 7:15 赤石岳
7:19 7:53 赤石岳避難小屋
7:57 8:00 赤石岳
8:25 8:30 赤石岳・小赤石岳間分岐
9:10 9:12 北沢源頭
10:18 10:34 富士見平
5:00 赤石小屋

4日目

• 山行: 2:45
• 休憩: 0:07
• 合計: 2:52

5:20 赤石小屋
5:59 6:00 休憩ポイント
7:44 7:50 カンバ段
8:12 赤石岳東尾根コース登山口
8:12 ゴール地点

天候

8/16：曇り　一時小雨
8/17：晴れ（AM）
8/18：晴れ（AM）
8/19：晴れ（AM）

アクセス

利用交通機関：

バス

駐車場7:30発のバス
椹島10:30発のバスともに満車
椹島10:30発は元々の予定を変更して乗車。椹島ロッジスタッフに確認のこと

コース状況／危険箇所等

特になかったが、16日に赤石岳下降の砲台型休憩所近くで2件の死亡事故があった。
道はそれほど危険ではなかったと感じた

写真

8/16 8:37

椹島に到着

8/16 8:38

スタート

8/16 8:50

舗装路

8/16 9:00

舗装路を10分ほど行くといよいよ登山道へ

8/16 9:17

予想どおり急斜面

8/16 9:30

写真で伝わるほどの急斜面

8/16 9:40

一生懸命登ります

8/16 9:53

鉄塔に到着

8/16 9:56

二本の鉄塔を過ぎると降ります

8/16 10:04

結構降ります

8/16 10:07

岩の見晴らしを通過

8/16 10:13

この日、曇りのため暑さはそれほどでもなかった
とはいえ暑い

8/16 10:28

林道に出ました。
そうするとすぐ目の前に登り口が

8/16 10:31

すごい斜面

8/16 10:38

水平な歩きやすい道

8/16 10:38

体力を回復

8/16 11:44

3/7の標識

8/16 12:26

ようやく清水平に到着
ここで前半戦終了
持参したカルピスで薄めて飲む

8/16 13:23

清水平を過ぎると再び急な坂になる

8/16 13:23

少し体力の限界に近づいてきた

8/16 13:46

蕨段に到着
でも周りには何もない

8/16 13:49

すぐ行くと木馬という渡しの後のようだ

8/16 13:59

もう少し

8/16 14:01

見晴台に到着

8/16 14:19

景色も見れないのでスルー

8/16 14:20

木馬の成り立ち

8/16 14:42

まっすぐな森

8/16 15:27

駒鳥池に到着

8/16 15:27

駒鳥池の成り立ちにつて

8/16 16:08

千枚小屋に近づくにつれ花が見られるように

8/16 16:08

最後の力を振り絞りのぼる

8/16 16:32

ようやく千枚小屋に到着

8/16 16:32

千枚小屋の前の景色

8/16 17:13

到着早々食事。
すごく美味しかったです

8/16 17:50

小屋でくつろぐ時間がなかった

8/16 18:19

食事後、小屋スタッフの方々に天気やお花のお話が聞けました。

8/16 18:20

天気の話

8/16 18:54

お花の話。
タイツリオウギというお花を知った

8/17 4:40

翌朝、千枚岳→悪沢に向けて出発

8/17 4:57

急坂を登り、樹林帯を抜けると赤石岳が見えた

8/17 4:57

明日向かう大聖寺平

8/17 4:57

富士山

8/17 5:02

樹林帯を抜けると頂上はあと少し

8/17 5:04

中岳
避難小屋が見える
右手は悪沢岳

8/17 5:11

ご来光

8/17 5:14

山頂に到着

8/17 5:34

ここからはお花がたくさん

8/17 5:37

マツムシソウ

8/17 5:43

お花畑
この時期は紫です

8/17 5:44

群落です

8/17 5:45

でももうお花は終盤です

8/17 5:51

タカネビランジ
赤石岳方面では見られなかった

8/17 5:54

意外と大きなお花でした

8/17 5:55

マツムシソウ　3兄弟

8/17 5:58

赤石岳方面

8/17 6:00

タイツリオウギ
昨日の千枚小屋での小屋スタッフ話を聞かなかったら関心もなかったかも。

8/17 6:04

タイツリオウギ
赤いです
荒川三山までの稜線でたくさん見れました

8/17 6:04

赤石岳

8/17 6:12

2日目は天気が良い

8/17 6:14

悪沢岳までもう少し

8/17 6:14

荒川小屋も見えた

8/17 6:14

丸山への道
今回の山行で一番穏やかで景色の良い道

8/17 6:18

千枚岳と富士山

8/17 6:24

良い道だー

8/17 6:29

奥に見えてるのが笊ヶ岳

8/17 6:41

歩きやすい道

8/17 6:45

丸山に到着

8/17 6:48

悪沢岳に向かいます

8/17 6:51

塩見岳
この山は方向によって形が変わる

8/17 7:02

椹島から千枚小屋までの尾根道
こうしてみるとほとんど平

8/17 7:08

悪沢岳の核心部

8/17 7:13

悪沢岩の門

8/17 7:18

岩がゴロゴロしている

8/17 7:25

この岩を凝るところがしんどい

8/17 7:26

眺めは良い

8/17 7:35

富士山が見えるところまで登ってくる

8/17 7:47

悪沢岳に到着

8/17 7:52

これから向かう中岳
一旦大きく降ります

8/17 7:52

中央アルプス、伊那市方面
そのさきに見えるのは御嶽？

8/17 7:52

8/17 8:01

この山頂は360度の大展望

8/17 8:30

降ります

8/17 8:35

このアップダウンは地味にきつい

8/17 8:35

初めはなだらかだったが

8/17 8:40

すぐに険しくなる

8/17 8:54

落石に注意しながら進む

8/17 8:54

結構な高度感

8/17 9:02

そしてここから中岳に向かって登り返す

8/17 9:05

その間もお花がいっぱいだ

8/17 9:21

振り返ると悪沢岳の全容が

8/17 9:38

悪沢岳と違って登りやすい

8/17 9:38

少し雲が湧き上がってきた

8/17 9:42

雲

8/17 9:42

まさにアルプスの稜線

8/17 9:50

中岳避難小屋についた

8/17 9:56

休まずそのまま

8/17 10:00

中岳に到着
小屋から歩いてすぐだった

8/17 10:02

前岳への道
雲が急速に発達してる

8/17 10:17

この辺りの稜線も好きな道

8/17 10:19

前岳に到着

8/17 10:21

8/17 10:37

悪沢岳が雲に呑まれようとしてる

8/17 10:37

荒川岳の下のトラバース

8/17 10:43

小屋が真下に

8/17 10:46

この辺りはハクサンフウロがたくさん咲いていた

8/17 10:47

お花畑
時期は過ぎてるが、それでも紫系のお花がたくさん咲いていた

8/17 10:57

マツムシソウ

8/17 11:00

小屋が近づく

8/17 11:05

お花と岩。この斜面は対照的なものが共存してる

8/17 11:08

アルプスの荘厳さ

8/17 11:28

赤石岳山頂は見えなくなってしまった

8/17 15:03

荒川小屋に到着

8/17 15:08

受付はこんな感じ

8/17 16:54

すっかり天気が悪くなり、お昼過ぎから降ったり止んだり。雨もかなり強く降ってました

8/17 16:54

夕方になると雨が止みました

8/17 17:00

小屋のディナーはカレー
おかわり自由です

8/17 17:07

このように

8/17 17:47

小屋裏手から見る荒川岳の斜面

8/17 18:03

こ赤石岳からの稜線が見える

8/17 18:04

富士山がくっきり

8/17 18:16

赤石岳方面の夕焼け

8/17 18:25

雨の後の雲

8/17 18:26

小屋

8/17 18:26

トイレ前
小屋の前より景色が良い

8/18 4:34

翌朝。3日目

8/18 4:35

8/18 4:35

4時半ごろに大聖寺平に到着
小屋からここまでの道も良かったが暗くて撮影できず

8/18 4:50

明るくなってきた

8/18 4:55

赤石岳の肩までの登り

8/18 4:55

大聖寺平までの道
穏やかな谷間を抜けた

8/18 5:00

だまし平に到着

8/18 5:00

緩やかな登りで歩きやすい

8/18 5:09

この日は雲が高い

8/18 5:09

悪沢岳のシルエット

8/18 5:13

雲が大聖寺平を越えようとしてます

8/18 5:20

陰影がついてダイナミック
朝はいい写真が撮れます

8/18 5:20

ゆっくり登ります

8/18 5:20

道はこんな感じで、岩ごろの山ですが、道が歩きやすいです

8/18 5:25

頑張って登ります

8/18 5:25

ずいぶん登ってきました
中岳と同じ目線です

8/18 5:36

だまし平を背に

8/18 5:36

広がる雲海

8/18 5:37

雲海にはなってないが雲が湧き上がってます

8/18 5:41

小屋からここまで登ってきました

8/18 5:42

滝雲のようになってる

8/18 5:44

雲がどんどん大きくなってきた

8/18 5:50

そして赤石岳の肩に到着
甲府方面は見事な雲海でした

8/18 5:52

悪沢岳の西斜面の角度がすごい

8/18 5:53

富士山と雲海
景色が素晴らし過ぎて足が止まります

8/18 5:54

なぜか赤石岳方面だけ雲がかかりませんでした

8/18 5:55

雲海
甲府方面

8/18 5:55

雲海を見下ろす

8/18 5:55

大聖寺平はすっかり雲の下

8/18 5:57

肩からの稜線はいいですね

8/18 6:04

小赤石岳までもう少し

8/18 6:12

赤石岳が見えた

8/18 6:13

やはり、アルプスの景色を堪能するなら朝が一番

8/18 6:15

雲が複雑に

8/18 6:20

小赤石岳に到着

8/18 6:27

まるで宇宙にいるみたい

8/18 6:28

赤石岳は目の前

8/18 6:40

天気よすぎ

8/18 6:44

登山者は多いものの北アルプスに比べれば格段に少ない

8/18 6:46

赤石岳に向かう道

8/18 6:47

分岐の到着
ザックをデポしてる人もいたが、我々は一応持って行った

8/18 6:47

8/18 6:55

一旦少し降ります

8/18 6:55

景色が素晴らしい

8/18 6:59

最後の登り

8/18 7:00

登りやすい

8/18 7:03

雷鳥がいないかソワソワ周りを見渡す

8/18 7:08

山頂部に到着

8/18 7:10

到着
山頂標は割れてました

8/18 7:15

遠くにも道標があります

8/18 7:18

遠くに聖岳

8/18 7:19

赤石岳避難小屋
ロケーションは最高。ここで1日を過ごしてみたい

8/18 7:24

山頂はこの地域独特の地形
線状凹地

8/18 7:32

もう一つの山頂に到着

8/18 7:34

周辺を散策

8/18 7:34

雨が心配されたがこの周辺は快晴
一部の天気予報では6時ごろから雨とも言われていた

8/18 7:45

聖岳の展望台

8/18 7:47

トイレも綺麗だった

8/18 7:51

石がたくさんたつ祠も
唯一信仰のある場所だった

8/18 7:52

見どころが多い山頂

8/18 7:52

次回は宿泊したい

8/18 7:52

人も少なくて良い場所

8/18 7:53

小屋の裏から聖岳に向かう道がある

8/18 7:57

百間平

8/18 7:57

百間平に向かう道

8/18 8:03

あとは下山です

8/18 8:03

百間平
あそこにも行ってみたい

8/18 8:07

8/18 8:08

小赤石岳の存在感

8/18 8:08

谷が深い

8/18 8:11

雲

8/18 8:12

巨大

8/18 8:14

我々周辺は晴れている

8/18 8:21

結局雷鳥はいなかった

8/18 8:25

分岐に戻ってきました

8/18 8:34

赤石岳の大きさ

8/18 8:34

これから降る谷筋は雲で覆われてる

8/18 8:35

空の青がくっきり

8/18 8:36

雲に向かって降ります

8/18 8:37

最後に良い景色が見れました

8/18 8:40

降り斜面は急さか

8/18 8:40

岩がゴロゴロで歩きにくい

8/18 8:42

振り返っては癒される

8/18 8:42

赤石小屋に向かいます

8/18 8:45

小屋までの道のイメージは稜線歩きでしたが実際は谷の中を降ります

8/18 8:49

ここもお花畑です

8/18 8:50

お花

8/18 8:51

時期によってはすごそう

8/18 8:53

再び
マツムシソウ

8/18 8:55

おそらく正面のコルから尾根に乗るだろうと予測

8/18 9:09

水場のようだが取水は難しい

8/18 9:09

1時間ほどでこの高度

8/18 9:15

道は明瞭で歩きやすく整地されてるところもあるが

8/18 9:15

全体的には手強い斜面

8/18 9:20

細い道

8/18 9:24

岩場のトラバースも何箇所かある

8/18 9:30

急な斜面によく作ってくれた

8/18 9:36

だんだん樹林帯になっていく

8/18 9:43

このように桟橋が作ってる

8/18 9:52

ありがたく利用させてもらう

8/18 10:02

冬ルートは稜線らしい

8/18 10:02

冬ルート分岐を過ぎると歩きやすくなる

8/18 10:18

富士見平に到着
しかし周辺は霧で何も見えず

8/18 10:18

遭難碑

8/18 10:24

その時雲が晴れてきた！

8/18 10:25

8/18 10:25

素晴らしい

8/18 10:26

幕が開けるようにだんだん見えてきた

8/18 10:27

赤石岳方面も

8/18 10:32

運がいいね！

8/18 10:33

これまで歩いてきた道

8/18 10:53

小屋を目指します

8/18 11:09

30分ほどで赤石小屋に到着
このまま一気に降ってもバスがないので、ここで一泊します

8/18 11:27

小屋の前からは聖岳がよく見えます

8/18 11:27

赤石小屋

8/18 11:28

小屋前のテラスでは赤石とひじりの絶景が見えます

8/18 11:51

雲に隠れたり、、
この日も午後になるにつれ雲が湧きやすくなります

8/18 12:34

スッキリ雲が消えるとこんな感じ

8/18 12:57

小屋の裏手の展望台
ギリギリ荒川三山が見えます

8/18 13:31

テント場
細長い！この日テントを張る人はいませんでした

8/18 15:22

三角点にも行きました

8/18 15:22

三角点は景色が見えるわけでもないので、暇つぶし程度で

8/18 15:23

三角点の樹間から

8/18 15:58

ドラマチックな雲

8/18 16:22

小屋内部
3層建だが2層目は誰も使ってなかった

8/18 16:58

食事は豪華。燕山荘や大天荘もそうだったが山小屋のご飯は豪華に。

8/19 5:06

夜には雲が取れて再び景色が見れるように

8/19 5:06

翌朝
下山するだけなので朝ごはん食べずに出発

8/19 5:08

朝焼け

8/19 5:20

聖岳も最後

8/19 5:40

初めはなだらかだった

8/19 5:47

ボッカ返し

8/19 5:49

すごい傾斜と歩きにくさ

8/19 5:52

慎重に降ります

8/19 5:52

下山で一番気をつけなければいけない場所

8/19 5:59

ボッカ返し終了
序盤を気をつければあとは大丈夫

8/19 6:13

朝から暑い

8/19 6:22

一気に降る

8/19 6:35

3/5

8/19 6:44

緩やかな降り

8/19 7:02

中盤は比較的歩きやすい

8/19 7:05

岩が剥き出し

8/19 7:06

斜面状に作られた桟橋が現れた
傾斜があるが滑り止めがあるから滑らない

8/19 7:07

一瞬空が開ける場所も

8/19 7:17

最後は植林

8/19 7:24

新緑が太陽からの日差しを遮ってくれている

8/19 7:44

1/5
椹島まであと少し

8/19 7:54

急斜面だが道は良い

8/19 7:54

転がり落ちたら止まらなさそう

8/19 8:12

下山しました

8/19 8:13

自転車があります。テントの人はバスが利用できないので自転車になります

8/19 8:18

大倉喜八郎の碑文

8/19 8:57

バスまで時間があるので、周囲を散策
このような神社も

8/19 8:57

8/19 8:58

無事下山のお礼

8/19 9:04

椹島から10時30分のバスに乗って下山
満車でした。

撮影機器：

Canon EOS 5D Mark III Canon

感想

uneme

3泊4日かけて、千枚から反時計回りの周回してきました。
台風7号の影響が心配されましたが、天気はよく持ちました。
ただ、山頂稜線は11時ごろから天気が崩れる確率が高い、というのは定説らしく、実際17日（2日目）は大雨になりました。
眺望を楽しむなら早立ち午前中にこや着した方が楽しめるかと思います。
お花はトリカブトやムツムシソウの紫の花がたくさん咲いていました。雷鳥には会えませんでしたが花はたくさん見れました。
千枚小屋で夕食後開かれた小屋スタッフによるお話のおかげで、タカネビランジやタイツリオウギを知って観察できました。
小屋でいうと、晩御飯はどこも最高でした。もう少し気軽に行ける山だとありがたいです。