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Yamareco

記録ID: 7175998
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
十勝連峰

吹上温泉〜美瑛岳〜十勝岳〜上富良野岳〜凌雲閣(カミホロ小屋泊)

2024年08月25日(日) ~ 2024年08月26日(月)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
12:51
距離
20.5km
登り
1,858m
下り
1,605m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:14
休憩
1:45
合計
9:59
5:34
1
スタート地点
6:51
23
7:14
134
9:28
9:45
60
10:45
11:19
8
11:27
11:29
41
12:10
12:11
5
12:20
63
13:23
17
13:40
13:42
23
14:05
14:53
29
15:22
15:23
10
2日目
山行
2:23
休憩
0:24
合計
2:47
6:01
6:08
12
6:20
6:33
15
6:48
33
7:21
7:24
8
7:32
26
7:58
7:59
29
8:29
ゴール地点
天候 霧〜晴れ〜一時雨
過去天気図(気象庁) 2024年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
旭川空港〜上富良野:ふらのバスラベンダー号 690円現金のみ
上富良野駅〜吹上温泉白銀荘:町営十勝岳線バス 500円現金のみ
十勝温泉凌雲閣〜上富良野駅:町営十勝岳線バス 500円現金のみ
コース状況/
危険箇所等
渡渉:吹上温泉〜吹上温泉分岐の沢(ぎりぎり濡れず)、ポンピ沢
道迷い:美瑛谷の頭〜鋸岳〜十勝岳区間は、平坦な区間も多くガスに覆われた時は道迷いの可能性
その他周辺情報 保養センター白銀荘の温泉は、男女別のほかに、混浴水着エリアもあり。水着レンタル300円
吹上温泉キャンプ場。草の上で快適。
登山客以外のレジャー利用も多いので、騒音注意。
2024年08月25日 05:32撮影 by  SH-M26, SHARP
8/25 5:32
吹上温泉キャンプ場。草の上で快適。
登山客以外のレジャー利用も多いので、騒音注意。
登山開始後。町の方は雲海の下に。
2024年08月25日 06:15撮影 by  ILCE-6400, SONY
8/25 6:15
登山開始後。町の方は雲海の下に。
噴煙見えました
2024年08月25日 07:10撮影 by  ILCE-6400, SONY
8/25 7:10
噴煙見えました
このコエゾゼミは大きな音で地面の方から聞こえることも。近くでも逃げない。
2024年08月25日 08:07撮影 by  ILCE-6400, SONY
8/25 8:07
このコエゾゼミは大きな音で地面の方から聞こえることも。近くでも逃げない。
V字に深く削られた谷は、はしごとロープあり。
高校生の何かの大会があり、大渋滞。
2024年08月25日 08:17撮影 by  ILCE-6400, SONY
8/25 8:17
V字に深く削られた谷は、はしごとロープあり。
高校生の何かの大会があり、大渋滞。
ロープの後ははしご
2024年08月25日 08:31撮影 by  ILCE-6400, SONY
8/25 8:31
ロープの後ははしご
ポンピ沢。水汲めそうです。(煮沸必要)
2024年08月25日 08:45撮影 by  ILCE-6400, SONY
8/25 8:45
ポンピ沢。水汲めそうです。(煮沸必要)
美瑛岳山頂へ。このころはガスの中。
2024年08月25日 10:45撮影 by  ILCE-6400, SONY
8/25 10:45
美瑛岳山頂へ。このころはガスの中。
保護色おんぶバッタ
2024年08月25日 10:58撮影 by  ILCE-6400, SONY
8/25 10:58
保護色おんぶバッタ
美瑛岳山頂は高校生でいっぱい
2024年08月25日 11:01撮影 by  SH-M26, SHARP
1
8/25 11:01
美瑛岳山頂は高校生でいっぱい
シマリス
2024年08月25日 11:19撮影 by  ILCE-6400, SONY
8/25 11:19
シマリス
谷の下に奇岩
2024年08月25日 11:29撮影 by  ILCE-6400, SONY
8/25 11:29
谷の下に奇岩
ガスの中をすすみます
2024年08月25日 11:36撮影 by  ILCE-6400, SONY
8/25 11:36
ガスの中をすすみます
少し晴れてきました
2024年08月25日 12:04撮影 by  ILCE-6400, SONY
8/25 12:04
少し晴れてきました
来た道
2024年08月25日 12:09撮影 by  ILCE-6400, SONY
8/25 12:09
来た道
この山を越えると十勝岳が見えてきます。この付近、やたら眠くて疲れもピークに。もし暴風とか吹いてたら歩けなくて遭難してたかも・・・。
2024年08月25日 12:52撮影 by  ILCE-6400, SONY
8/25 12:52
この山を越えると十勝岳が見えてきます。この付近、やたら眠くて疲れもピークに。もし暴風とか吹いてたら歩けなくて遭難してたかも・・・。
ムム・・。熊の足跡か・・・。こんな餌もなさそうなところに。
2024年08月25日 13:03撮影 by  ILCE-6400, SONY
1
8/25 13:03
ムム・・。熊の足跡か・・・。こんな餌もなさそうなところに。
ザレザレの斜面を登っていきます
2024年08月25日 13:10撮影 by  ILCE-6400, SONY
8/25 13:10
ザレザレの斜面を登っていきます
水平方向に道が曲がると、奥には十勝岳
2024年08月25日 13:19撮影 by  ILCE-6400, SONY
8/25 13:19
水平方向に道が曲がると、奥には十勝岳
鋸岳付近。奥は歩いてきた美瑛岳。
2024年08月25日 13:26撮影 by  ILCE-6400, SONY
8/25 13:26
鋸岳付近。奥は歩いてきた美瑛岳。
火星みたいです
2024年08月25日 13:27撮影 by  SH-M26, SHARP
8/25 13:27
火星みたいです
平坦なこの場所は、方向を見失いがち。晴れていたからよかったけど。
2024年08月25日 13:37撮影 by  ILCE-6400, SONY
8/25 13:37
平坦なこの場所は、方向を見失いがち。晴れていたからよかったけど。
ひろびろ
2024年08月25日 13:39撮影 by  ILCE-6400, SONY
8/25 13:39
ひろびろ
もう少しで山頂。安達太良山の乳首みたい。
2024年08月25日 13:53撮影 by  ILCE-6400, SONY
8/25 13:53
もう少しで山頂。安達太良山の乳首みたい。
草木をまったく見かけなかったけど、イタドリはこんなところにもやっぱり生える。
2024年08月25日 13:57撮影 by  ILCE-6400, SONY
8/25 13:57
草木をまったく見かけなかったけど、イタドリはこんなところにもやっぱり生える。
山頂へ。たぶん本日最後のパーティー。
2024年08月25日 14:05撮影 by  ILCE-6400, SONY
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8/25 14:05
山頂へ。たぶん本日最後のパーティー。
もくもく火山ガス
2024年08月25日 14:11撮影 by  ILCE-6400, SONY
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8/25 14:11
もくもく火山ガス
青空キレイ
2024年08月25日 14:48撮影 by  ILCE-6400, SONY
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8/25 14:48
青空キレイ
避難小屋を目指します
2024年08月25日 15:07撮影 by  ILCE-6400, SONY
8/25 15:07
避難小屋を目指します
ここら辺も安達太良に似ている
2024年08月25日 15:14撮影 by  ILCE-6400, SONY
8/25 15:14
ここら辺も安達太良に似ている
カミホロカメットク避難小屋
2024年08月25日 15:26撮影 by  ILCE-6400, SONY
8/25 15:26
カミホロカメットク避難小屋
ほかにソロ男性1名とガイド一行8名が宿泊。
2024年08月25日 17:05撮影 by  SH-M26, SHARP
8/25 17:05
ほかにソロ男性1名とガイド一行8名が宿泊。
ソロ男性と夕焼けを見に。北海道在住で、とても礼儀正しい青年でした。
2024年08月25日 18:35撮影 by  SH-M26, SHARP
1
8/25 18:35
ソロ男性と夕焼けを見に。北海道在住で、とても礼儀正しい青年でした。
明日は天気が崩れる予報。
2024年08月25日 18:35撮影 by  SH-M26, SHARP
8/25 18:35
明日は天気が崩れる予報。
翌日。朝からガス。
2024年08月26日 05:49撮影 by  SH-M26, SHARP
8/26 5:49
翌日。朝からガス。
一瞬でガスが晴れた。同じ場所。
2024年08月26日 05:51撮影 by  SH-M26, SHARP
8/26 5:51
一瞬でガスが晴れた。同じ場所。
でもすぐにガス。上ホロカメットク山。
2024年08月26日 06:01撮影 by  SH-M26, SHARP
1
8/26 6:01
でもすぐにガス。上ホロカメットク山。
チングルマ?ほかに花はほとんど見かけなかった。
2024年08月26日 06:15撮影 by  SH-M26, SHARP
8/26 6:15
チングルマ?ほかに花はほとんど見かけなかった。
上富良野岳。ここから富良野岳まで縦走したかったけど、天気がさえないのでここから下山することに。
2024年08月26日 06:20撮影 by  SH-M26, SHARP
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8/26 6:20
上富良野岳。ここから富良野岳まで縦走したかったけど、天気がさえないのでここから下山することに。
遠くに凌雲閣が見えてきました。
2024年08月26日 07:46撮影 by  SH-M26, SHARP
8/26 7:46
遠くに凌雲閣が見えてきました。
安政火口に続く谷方面。
2024年08月26日 07:46撮影 by  SH-M26, SHARP
8/26 7:46
安政火口に続く谷方面。
どこもかしこも、ナナカマドの実が真っ赤でした。
2024年08月26日 08:11撮影 by  SH-M26, SHARP
8/26 8:11
どこもかしこも、ナナカマドの実が真っ赤でした。
凌雲閣で入浴後、予定よりずっと早く、旭川空港へ。
2024年08月26日 14:25撮影 by  SH-M26, SHARP
8/26 14:25
凌雲閣で入浴後、予定よりずっと早く、旭川空港へ。
旭川空港グリーンポートからは、離発着が身近に見られます。
2024年08月26日 14:25撮影 by  SH-M26, SHARP
8/26 14:25
旭川空港グリーンポートからは、離発着が身近に見られます。

感想

火山好きとしては、一度は行きたい十勝岳。
台風接近により日程変更して、さらに予定短縮して行ってきました。
(こういう時、変更の効かない安い航空券は痛い。解約で4割くらいしか戻ってこない・・・。)
天気はなんとかもつみたいなので行くことに。

吹上温泉の保養センター白銀荘のキャンプ場に前泊。旭川空港から公共の交通機関で安くいけるので、レンタカーは使わず。
キャンプ地に温泉があるのはうれしいところ。

北海道の朝は早いので、4時過ぎには空が白み始め。
山中1泊予定で、水場がないので5Lほどの水を背負っての登山。そのため荷物は20kgオーバーで、これがのちほど災いに・・・。

ポンピ沢の手前、激しく浸食されたV字谷を越えるところに、はしごとロープを使う場所がありますが、高校生の団体(おそらく50人以上)のため大渋滞に。たまたま集団の最後にぶつかっただけだったので、15分ほど待ってわたることができました。すれ違ったご婦人によれば、30分以上は待つかもとのことだったのでまだまし。

ポンピ沢の渡渉の後は、結構なやぶこぎ。背の高さ越えの場所も。足元見えず、荷物重たいし少し危なかったです。
その後は急登。ザックは高さがあったので、木々にぶつかってかなり登るのに苦労しました。

美瑛富士分岐で休んだ後登山を再開し、美瑛岳山頂付近はすっかりガスの中。爆裂火口も見えず。昼食は火を使って調理予定でしたが、雨もぱらついてきたのでパンなどで食事をすませ、出発。
ガスで覆われつまらない風景が続きましたが、だんだん晴れ間も。
予報では午前中のみ晴れの可能性ありだったので、午後に晴れ間が出るのは予想外にうれしいことでした。

景色が見えないこともあり、途中テンションも下がっていました。やたら眠く、荷物が重いこともありなかなか足がすすみません。
目的地まではまだまだ。もしこれで強風とか大雨だったら、さらに進めなくてちょっとヤバかったかも。荷物の重さで体力がなくなり、ひょっとしたら遭難かもなんてあまり考えていなかった。

休憩して、さらに晴れ間ものぞいてくると、ちょっと体力回復していました。よかった。香港から来たというカップルがいましたが、登りでは追い抜いて大差をつけていたのに、この疲労でペースがガタ落ちし、十勝岳手前で追い抜かれてしまいました。
自分のペースがそれだけ落ちたことにがっかり。

さて、ガスが晴れて景色が見えてくると元気も出てきます。
途中から、草木1本も見かけない荒涼とした風景が広がります。まさに日本離れした、火星のような風景。平坦な場所では、ガスったときには方向を見失いそうです。

そして十勝岳山頂へ。この後さらに晴れて、絶景を眺めることができました。
日本離れした広大な風景。スケールの大きさに感動です。そして草木が本当にない。強風でスコリアなどが動くので、種が根付かないということか・・・。
雌阿寒岳でも火山の風景に感動しましたが、ここも相当な景色。
山頂でしばらく休み、そこからも見えていたカミホロ小屋へ。

日曜で、宿泊する人は1,2組程度かなと思っていたら、8名の団体がいてにぎやかでした。最盛期ではないので、テントを使う必要もなくゆったりとスペース確保ができました。昨日は標高1000M程度でしたが、寝袋をきちんとしたものを持参していなくて少し寒かったので、今日は標高も高く心配でした。
でも小屋は温かく、毛布もあったので快適でした。

団体客は2Fを利用し、1Fはもう一人のソロの青年だけ。登山はじめて3年と言っていましたが、話してみると知識や計画の立て方などすでにかなりのベテラン感がありました。天気予報のサイトなども教えてもらいました。
翌日の行程を聞くとだいたい似たような感じ。バスも一緒の予定でした。

行程の少し長い彼は早くに出発し、自分はある程度ゆっくり。
加えて天候が悪かったので結局自分は最短ルートで下山しました。途中、雨も結構降ってきて、とても登山を楽しめる天気ではありませんでした。
結局予定より早いバスに乗ることになり、彼には再会しませんでした。
でもまたどこかで会いそうな気もします。

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訪問者数:116人

コメント

お疲れさまでした!
ちょうど凌雲閣という文字が目に入ったので…。
私も25旭岳〜からのこちらに降りるルートを計画してましたが取りやめました。
もし天気がよければどこかでバッティングしてたかもしれませんね。

少しでも展望があったようでよかったですね。
旭岳方面は26日氷点下近かったようなので、無事帰ってこれて幸いです。
前回の南ア南部も羨ましいです。

いつかまた天気に恵まれた遠征ができますように!
2024/8/29 13:55
いいねいいね
1
コメントありがとうございます!
全般的に天気はあまりよくなかったですが、十勝岳では晴れ間ものぞいて大展望を楽しめてよかったです。

Barklayさんは旭岳からの縦走予定とは、ハードなルートですね。
自分は、もともとの予定ではオプタテシケあたりまで行って帰ってこようとは思ってはいたのですが、
その先から南沼方面までは藪がすごいらしいですね。

今回取りやめたとのことで、よい判断だったと思います。また次回ぜひチャレンジしてください。
2024/8/29 20:18
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1
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