還暦登山NO.44烏帽子岳から裏銀座縦走最後は、槍ヶ岳。
- GPS
- 41:54
- 距離
- 66.3km
- 登り
- 4,906m
- 下り
- 4,353m
コースタイム
- 山行
- 6:57
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 8:14
- 山行
- 8:02
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 9:21
- 山行
- 7:19
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 7:49
- 山行
- 9:32
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 10:14
- 山行
- 7:04
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 7:23
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
---|---|
アクセス | |
予約できる山小屋 |
七倉山荘
|
写真
感想
還暦登山NO.44 烏帽子岳から水晶、鷲羽、黒部五郎から槍までいけるか?北アルプス裏銀座縦走。
2024年8月24日七倉山荘前泊25日から8月29日下山
やりたかった北アルプス裏銀座縦走。ついに、その日が来た。さて、どうなることやら。七倉山荘に前泊して、25日5時タクシーで高瀬ダムへ。前泊で、晩飯作ろうとしたら、ライターがない。そういえば全くみてない。マッチは?食材袋3回もひっくり返したがない。お店はもう閉まってるしー。明日の朝、大町にタクシーで戻るしかないか。1万円のライターか。それとも中止か?そう考えてた時、もしかしたら予備の予備が、救急袋にあるかも。
あったー。あーあ。飛んだ出だしだなぁ。
25日
そんなことで、気を取り直して、朝5時.高瀬ダムまでタクシー。河岸は、乾いていたので、よかった。橋もちゃんとある。よーし。ブナ立て尾根へ。なんか、谷川岳西黒尾根よりいけた。西黒尾根では、「あんた顔死んでる」って言われた。
初めて手が震えたのは、甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根。最後力つきかかった時のハシゴ、あれはほんとやばい。
これで、なんとか日本三大急登クリア。
烏帽子小屋で、テント泊のつもりが、バテバテ。自然と部屋空いてますか?って聞いてた。なんか、台風の影響で軒並みキャンセルが入って私ともう人組だけだった。食材減らしたくって、素泊まりにしたが、予約なしなので、3000円ペナルティ取られたけど、まぁしょうがないか。そのおかげで、夕方の夕立はぬくぬくと眺めてられたんだから。
なんとSの携帯繋がった。めずらしい。そこで、計画の変更。黒部五郎小舎さんに予約入れた。どうも雨の予感。重いテントかついでは無理と分かった。
26日
朝4時出発が5時になり、今日は長いぞ。三俣山荘まで。行かなきゃ。そこまで行ったら明日は、小屋泊でのんびりだ。
お昼頃水晶小屋に着く。ここも予約取れなかったとこだけど、空いてんだろうなぁ。ここに泊まって、明日黒部五郎小舎へ行った方が、時間振りがいい感じ。そこで、水晶小屋で泊まることに決めた。これが失敗の元だった。水晶岳は結構怖め。
27日
鷲羽岳結構きつい。三俣山荘でカップラーメン食べて。いゃー立派な山小屋だなぁ。
黒部五郎小舎まで落ちる落ちる。2350くらいまで落ちたか。12時頃到着して、黒部五郎岳まで往復5時間ほどかかると言われた。夕食まで間に合わないので、断念。無念。水晶じゃなくて三俣山荘まで行ってればとか、テントだったら、気にしないで行って来れたとか、要らぬこと考えてた。
でもまぁ、カールまで行ってきたし、こんなもんか。
28日
いよいよ最終、槍を目指す。双六岳のあのだだっ広いところ38年ぶりだ。少し覚えてる。どうやって来たかは覚えてないが。
西鎌尾根やばい!岩場も怖いけど、急坂で、バテバテ。槍下の急登は、10歩歩いて一休み、みたいな。それでもやっと辿り着くことができた。7年ぶりの槍だ。また38年前連れて来てもらった場所。この場所が今、俺が山に登ってる原点だなぁ。順ちゃんまた来たよ。
29日
朝、穂先へ。38年ぶりだ。あんまし覚えてないけど。ちょびっと朝焼け。途中は、のんびり槍沢の草花の写真を撮って時間つぶしちゃって、バスの時間があって、ガンガンのスピードで降りて来た。
上高地は、もう来たくない。俺のいるとこじゃない。バス停がなきゃ来なかった。もやった気持ちだったが、バスの係員みたいなおじいちゃんが、とっても穏やかで、いろんな人に声をかけたり、また来てねー。と手を振っていた。あの人は一体。ほっこりした気持ちで、上高地を後にした。
いゃー。台風には会わないで、助かったけど。長旅だったなぁ。よく頑張った。と自分を褒めて、松本の「湯の華銭湯 瑞祥 松本館」で風呂入って、生一杯自分にご褒美。
追伸。
帰りの電車、松本から新宿行き。途中停車予定でない大月で止まる。大雨のため運行停止だそう。新宿21時15分着が6時間30分遅れた。新宿に着いたのが3時50分頃。臨時の電車休憩所が出来るとのことだったが、結局4時には駅外に出された。後1時間どうすんだよ。お茶を濁そうと、おにぎりお茶を配ってくれた。ありがとうございますなんて言っちゃった。下界に来るといつもペコペコ頭下げんのが癖になってる。あー。また戻っちゃったんだなぁ。としみじみ思う。最後の最後まで、難行苦行だこと。
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