裏銀座〜読売新道縦走&おまけ【高天原温泉】
- GPS
- 35:17
- 距離
- 52.0km
- 登り
- 4,884m
- 下り
- 4,946m
コースタイム
- 山行
- 7:06
- 休憩
- 2:02
- 合計
- 9:08
- 山行
- 10:25
- 休憩
- 2:16
- 合計
- 12:41
- 山行
- 10:17
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 10:36
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
今年の夏山行のテーマは最奥の秘境温泉と長大な稜線歩き。
最奥の温泉[高天原温泉] 、長大な稜線歩き[裏銀座]と[読売新道]、このルートをテン泊縦走で繋ぎ、どっぷりと温泉と山に浸かる思惑。
1DAY 高瀬ダム晴れ 烏帽子岳 霧
9/5深夜0時頃 七倉山荘に到着。駐車場は8割程度の入り。早朝6時のタクシーで中間部徒歩を挟み高瀬ダムへ。4人相乗り、割勘で@600円。急登のブナ立尾根なのでペースを抑え小屋まで。小屋は休業中でテン場のみ営業。天水が不安で3L担ぎ上げたが生で飲んでも違和感なく。テント設営後、烏帽子岳へ。昼前からガスが湧いてきて眺望は望めないがピラミダルな山容が幻想的。テン場ではお隣さん達と楽しい会話。水を6L担ぎ上げる超人さん、ご夫婦さん、ソロの女性さん達と天気を話題に明日以降の予定を相談。みなさん其々ゴールは違えど、個性的なルートで会話が弾む。因みに見晴らし台からdocomoは📶2本でヤマテンも見れた。
2DAY 晴れ
この日、読売新道から奥黒部ヒュッテまで一気駆けの超人さんと一緒にスタートしたが彼は三ッ岳手前ではるか先へ…。稜線は寒く風もあり、長袖にウィンドゥシェルを羽織る。朝日が昇る中、野口五郎岳の稜線を進む。五郎小屋の小屋番さん曰く、今季一番の寒さだったとのこと。
野口五郎岳からは素晴らし過ぎる眺望に頬が緩む。東沢乗越を過ぎ水晶小屋への登り、これがこの日最大のシンドさ。小屋直下までくると雷鳥さんがお出迎え。予定より早く水晶小屋へ着いたので急遽水晶岳へ。前回も急遽水晶へ登った記憶が…。前回は南峰のみだったので今回は北峰まで。北峰からは読売新道の長大な稜線が広がる。このまま温泉沢ノ頭から高天原へと思ったがザックをデポしてきたので小屋までUターン。小屋からは岩苔乗越経由で高天原山荘へ。沢沿いから樹林帯を抜け、小屋手前の現れる湿地帯は見もの。チェックイン後、露天風呂へ。野趣溢れる露天風呂だが温泉にゆっくり浸かるというよりは取りあえず「汗を流す」と考えた方が良い。2年振りの小屋泊で緊張し、夜は寝付けなかった。
3DAY 赤牛岳曇り濃霧 奥黒部ヒュッテは晴れ
深夜2時半に小屋スタート。先行パーティに続く。基本マーキング頼りだが夜間だと見落したり迷ったり。そんな時はGPSで確認修正し進むが無理しての渡渉になる為、ボットンの危険が膨らむ。私も1度だけ踝まで浸かったがゴアハイカットが仕事してくれたので浸水せず済む。急登樹林帯~這松帯~砂礫地に掛るとつがいの雷鳥。温泉沢ノ頭に着くもガスで眺望なし。赤牛岳へ向かうがルート一部不明瞭と聞いていたがマーキングもされて日中であれば問題なし。ガスに包まれた赤牛岳に着くも無人。一人寂しく山荘のお弁当を食す。赤牛からは下り一辺倒だと思いきや、樹林帯まで中々のアップダウン。途中のゴーロ帯で右足甲辺りに激しい痛み。お盆の五色ヶ原山行以降、ずっと痺れを感じていた箇所が悪化し、右足を踏み込むと足裏と甲に痛み。多分、疲労蓄積が原因。ここからは一段とペースを落とし、読売新道を下る。途中にある表示板残り0/0は、距離換算かと思いきや4/8以降の体感だと標高換算かと思う。奥黒部ヒュッテまでくると下界は晴れ。テン泊申込と入浴の予約。お風呂はシャンプー&ソープ有、ゆっくり浴槽に浸れる(温泉ではないが…)。テン場は山屋以外にもアングラーの方々も。明日も早いので足を労り早めに就寝。
4DAY 曇り
3時半過ぎにスタート。昨日の足の痛みもやわらいだ様子。アスレチックな道と聞いていたがヘッデン頼りのため、高度感が感じれず。渡場につくと先行者が4名。1時間弱待つ間に10人以上に。ボートは8人定員の為、この時間は2ピストン。対岸からは約半月前にも歩いたので距離感も有るハズだったが前回よりもかなり早くダムへ到着。そして最近見慣れた扇沢駅へ到着。今シーズンは8月初旬の針ノ木サーキット、お盆の五色ヶ原そして今回と3回目。バスに乗り継ぎ大町温泉郷「薬師の湯」で汗を流し、七倉山荘までの裏銀バスを待つ。当初は大町市営駐車場→裏銀バスも考えたが運休の為、登山口まで車で直行からの下山後回収に変更。また扇沢から七倉までタクシーも考えたが1万円弱の為、バスで節約。
たくさんの出会い、そして無事下山に感謝。
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