錦秋の爺ヶ岳より 鹿島槍ヶ岳〜五竜岳縦走(白馬八方駐車)


- GPS
- 53:38
- 距離
- 28.1km
- 登り
- 2,991m
- 下り
- 3,587m
コースタイム
- 山行
- 4:57
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 5:38
- 山行
- 6:02
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 6:54
- 山行
- 5:22
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 6:00
2日目のCT 9時間15分
3日目のCT 6時間5分
GPSのログはゴンドラも含みます
天候 | 9月19日(土)晴れ 9月20日(日)快晴 9月21日(月)晴れ/くもり |
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過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
駐車場:白馬八方尾根スキー場の第二駐車場50台くらい(無料) ※トイレあり、ローソン目の前、温泉隣り、白馬駅まで一直線です。 白馬駅〜信濃大町駅 JR大糸線上り 500円 信濃大町駅〜爺ヶ岳登山口 乗合タクシー 6100円(5人だったので1人1220円) ※アルピコ交通のバスだと扇沢駅まで行って15分下ることになる。 1360円 八方池山荘〜八方駅 八方アルペンライン下り片道 1550円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所:八峰キレット、G5、五竜直下のガレ場、唐松岳の牛首 道の状況:全体的に良く整備されている、岩峰は黒部側を巻いて進む ■爺ヶ岳登山口〜種池山荘 登り始めは急坂、ケルンから水平歩道は歩きやすい ■種池山荘〜冷池山荘 紅葉の稜線歩き、南峰・中峰には巻道あり ■冷池山荘〜鹿島槍ヶ岳 布引山を経て、南峰と北峰の双耳峰を吊尾根で結ぶ ■鹿島槍ヶ岳〜キレット小屋 核心部の岩稜、ハシゴや鎖多数 ■キレット小屋〜五竜山荘 G5の痩せ尾根、ガレ場で落石に注意 ■五竜山荘〜唐松岳頂上山荘 五竜の展望の良いハイマツ帯、牛首が最後の難所 ■唐松岳ピストン〜八方池山荘 唐松岳、八方尾根はハイキングコース |
写真
装備
備考 | 朝方は5度近くまで気温が下がりモンベル#3でギリ、使い捨てカイロが欲しかった。 |
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感想
シルバーウィークの初日から中日までの3日間なので、大混雑を予想して予定を組みました。
柏原(かしはら)新道は、種池山荘の現オーナーが独力で整備した登山道だそうです。
他のレコにあるように、最初のモミジ坂は急ですが非常に歩きやすかったです。
10月の初旬になれば、紅葉に染まる水平道を歩けるようになると思います。
爺ヶ岳は「種まき爺さん」の雪形が現れ、麓の人々に親しまれてきました。
三つのピークを持つので、ドムのジェットストリームアタックのように次々現れます。
巻き道は使わない主義なので、ルートのある南峰と三角点のある中央峰は踏んでいきました。
この辺りは紅葉が早いそうで、ほぼ見頃と言っていいくらいに進んでいました。
赤岩尾根との分岐の冷乗越に到着すると冷池(つべたいけ)小屋が見えました。
崖の淵に建っているような小屋にも驚きましたが、テント場との高低差に絶望です。
水は1ℓで150円のキッチリ量り売りで、朝4時から夕方7時まででした。
2日目は長丁場で、キレット通過と二つの百名山のピークを踏む勝負の日です。
早朝に出発しましたが日本海から吹き付ける風が冷たく、厚手の手袋が欲しかったです。
鹿島槍は深田さんが大好きな山で、せり上がった南峰と北峰が吊尾根で結ばれています。
双耳峰と言えば、谷川岳や南アルプスでは塩見岳や笊ヶ岳のイメージでした。
しかし、あんたが大将だと認めざるを得ないくらいに格好良かったです。
北峰からはキレット小屋が、すぐ下に見えていたのでCTで2時間も掛かるのかなと思いました。
初のキレットでしたが、中央アルプスの宝剣岳の下り程度でアッサリ1時間でした。
五竜岳へは岩峰群が連なり、痩せ尾根の通過になるG5が核心部でしょうか。
今回の山行では私も含めヘルメットを被っている方が多く、小屋でも貸出をしていました。
私の個人的な感想ですが、あれば持って行くが忘れても借りることはしないレベルです。
ただ、五竜岳の山頂直下はガレガレで下にいる場合は他人が起こす落石が怖いです。
五竜山荘には思っていたより早く、午前中に到着したので特等席に張れました。
その後は次々にやってくる方で、通常の25張りはすぐに埋まり通路まで進出しました。
2時くらいでほぼ満で、その後はテントの受付が終了し素泊まりになったようです。
小屋も見たことないくらいに凄い状況で、暗くなるまで途切れることなく受付していました。
夕飯のカレーは5時くらいから始まり最終が9時、4年ぶりの超満員だったそうです。
五竜名物の「山が好き酒が好き」Tシャツはピンクしか残っていませんでした。
やはり酒好きが集まり、小屋前のテーブルで夕飯も食べずに飲みまくっていました。
小屋に常駐の遭対協の方もあきれる程の、とんでもグループが出来上がっていました。
3日目は消化試合かと思っていたら、唐松山荘手前の牛首あたりは手ごわいです。
こちらからのルートは登りなので安心でしたが、下りで濡れていたら怖い所でした。
唐松岳は5月の残雪期に登っていたので、変わり具合が楽しみでしたが全く展望なし。
八方尾根は下山向きのルートですが、次々に登ってくるハイカーがいて渋滞でした。
こちらは下りなので優先していると、なかなか進まなくて大変な思いをしました。
好天に恵まれ念願の縦走路を終えて、北アルプスの百名山は取りあえず終了しました。
栂海新道や下ノ廊下など魅力的なルートがあるので、これからはピークハントに拘らない山行をしていきたいと思います。
東北遠征に続き、後立山。精力的に登ってますね!
やはりここまで混む時期はテント泊にして、早めの到着&場所確保ですね。
百名山、いくつ登ったんですか?
こんばんは〜
最近は花はなく紅葉も早いのに、シルバーウィークの混雑ぶりが酷いですね。
テント予定が素泊まりになった方々は、駅の構内のように入口の土間で寝ていました。
廊下はザックで埋まって通れないほどだったので、テントで良かったと思いました。
早く着くって大切ですね
百名山は数えてみたら62座でした。
登っているのは中部山岳に集中していて、東北も残っているので来年には本州制覇したいです。
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