裏銀座プチ縦走ー烏帽子&野口五郎&湯俣温泉
- GPS
- 51:25
- 距離
- 29.8km
- 登り
- 2,448m
- 下り
- 2,442m
コースタイム
- 山行
- 6:41
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 7:56
- 山行
- 10:28
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 12:00
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
真砂岳から湯俣温泉までの竹村新道は、一部危険なトラバースがあったり、崩壊地の尾根を通ります。バランスを崩すと危険です。 |
その他周辺情報 | 湯俣温泉/晴嵐荘の風呂サイコーです。源泉かけ流しで加温、加水なし! テン泊なら宿泊500円+入湯料500円=1,000円で入り放題。 信濃大町から安曇野に向かう県道51号線沿いにある「そばの家 鬼無里」 のそばはおいしいです。値段も手ごろ。 |
写真
感想
以前から計画していたSW山行、当初はそもそも折立から雲の平、黒部五郎が目的だったのですが、昨年の9月連休時の主要な登山口の込み具合を考慮しブナ立尾根から裏銀座⇒雲の平⇒湯俣に下山の計画としました。
ところが決行日前日の金曜日、朝の仕事中からどうも喉が痛いなあと思っていたのですが、カゼをひいた模様。ったくこのタイミングで〜!と思いながら、熱はなさそうなので当然決行します。
大阪を12時出発し信濃大町のすき屋で朝食、朝5時半に七倉に到着しました。
七倉の駐車場はすでに一杯で早くもタクシー待ちの行列ができています。
急いで路肩の開いたスペースに車をネジ込み、そそくさと行列に加わります。
七倉から高瀬ダムまではタクシーで10分ほどなので、しばらく待てばすぐにタクシーが巡回してくるため3巡目で乗車、6時すぎには高瀬ダムに到着です。
のっけから急登のブナ立尾根は12番からのカウントダウン方式で0番が烏帽子小屋になります。体調がさえないなか何とか急登をこなしつつ6番を過ぎたあたりから紅葉がちらほら現れます。三角点を過ぎた辺りから稜線が望めるようになり1時間ほどで小屋に到着です。
テン場の込み具合が気になるため先に設営に向かいますが、既に良いポイントは押さえられており何とか池の端に設営後、烏帽子岳に向かいます。
サブザックのみで烏帽子に向かうも調子が悪いため、前烏帽子で眺めるのみとしました。烏帽子岳は形の良い円錐形でかっこいいのですが、周囲の山々の標高が高いためあまり目立たず、立ち位置の悪さで損をしている感じです。2000m級の山の中にあれば100名山もイケたのではと思いました。
翌日は早朝からの行動予定のため、この日はテン場に戻り休息に努めました。
さて2日目は3時起床で朝食と撤収、4時半スタートで野口五郎岳を目指します。三ッ岳を巻いた辺りで夜明けを向かえて、展望コースに差し掛かるころには日が昇り青天が広がり周囲の山々もはっきり望め眺望も良く裏銀座とはよく言ったものです。
7時半に野口五郎小屋に到着し朝食の後、野口五郎岳に向かいます。
野口五郎岳からの眺めは素晴らしく、北に剣・立山、後立山、西に赤牛、水晶、ワリモ、鷲羽やその奥の薬師が、東に燕、餓鬼岳、南には双六や槍穂、遠くに富士山、八ヶ岳、南アルプス等が望め申し分のない展望で大満足です。
その場に居合わせた方々も最高の景色に思わず笑顔になり高揚感につつまれます。
いつまでもその場に留まりたい気分でしたが、そうもいかず真砂岳に向かいます。
真砂に向けて下るにつれ右手のカールの中に五郎池が見えます。
このカールは五郎岳から真砂岳にかけてすり鉢状に発達しており、全体に紅葉している真ん中に青い五郎池がワンポイントとなっており大変綺麗でした。
真砂の分岐で体調と相談した結果、雲ノ平は見送り無理をせず湯俣に下ることにしました。
湯俣に下る竹村新道は正面に硫黄岳、槍ヶ岳を見据えて下るため、槍がどんどん近づいてくるように見えます。
標高を下げ樹林が出てくると視線の先には南真砂岳と湯俣岳の登り返しがのしかかります。この二つの登り返しは正直泣きそうでしたが、何とかこなした後も激下りが続き脚がガクガクになったころようやく高瀬川が見え出し晴嵐荘に到着です。
晴嵐荘は湯俣側と水俣川が高瀬川に合流する地点の右岸にあり沢沿いにテント場があります。テン場と入湯の申し込みを行いついでに夕食もお願いし、テントを設営した後早速お楽しみの温泉です。
温泉は内湯のみですが、無調整の源泉掛け流しで適温になっており、湯上り後も湯冷めしにくくシュラフに入っても暑いくらいで、結局夕方、夜中、早朝の3回もつかりました。
3日目は7時に撤収し高瀬ダムに向かいます。
今日はアップダウンはなく2時間半の終始林道歩きで出発地点の高瀬ダムに到着、タクシーにて七倉に向かいました。
七倉には七倉温泉がありますが湯俣で散々入ったため温泉はパスし、大町から安曇野に向かう県道51号線の「そばの家 鬼無里」で蕎麦を食し、途中大王わさび農場に立ち寄ろうとしましたが、連休のせいか入場待ちド渋滞のために恐れをなしてスルーし帰阪しました。
雲ノ平に行けなかったのは心残りでしたが、また計画を練り直してチャレンジします。タイミング的に北アルプスは来年になりそうですが…。
終了
素晴らしいコース選択有難うございました🎵
野口五郎岳からの大展望、湯俣温泉の源泉かけ流し、美味しい新そば
どっぷり山を楽しめました。
また近日中に◯◯でクラス計画楽しみにしています。
初めまして
同じルート・行程で今度歩いてきます
たくさんの情報・写真助かります
mickeysan はじめまして。
コメントありがとうございます。
このコースのポイントはやはり下山直後に汗だくの状態で入れる温泉につきます。
どうか楽しんできて下さい。
行ってきました が・・・
悪天候に阻まれ野口五郎岳への縦走路は歩く事を断念しました
でも、下から湯ノ俣温泉を目指し、温泉三昧と真似して夕食を小屋で頂きました!
ここ良い場所ですね 気に入りました
おかげ様でしっかり予習しての入山が出来たので安心した歩きが出来ました
あらためてありがとうございました
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