🐂赤牛岳＊黒部ダム→読売新道→赤牛岳→水晶岳→竹村新道→高瀬ダム

2024年09月09日(月) ~ 2024年09月11日(水)

• GPS: 24:46
• 距離: 45.0km
• 登り: 3,293m
• 下り: 3,457m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:49
• 休憩: 0:57
• 合計: 5:46

7:56 黒部ダム
8:12 8:13 ロッジくろよん
10:56 11:50 平乃小屋
12:06 12:08 平ノ渡場・仮設
13:42 奥黒部ヒュッテ

2日目

• 山行: 8:18
• 休憩: 1:19
• 合計: 9:37

3:20 奥黒部ヒュッテ
7:59 9:05 赤牛岳
9:48 南赤牛岳
11:18 11:19 温泉沢ノ頭
12:07 12:08 水晶岳北峰
12:19 12:30 水晶岳
12:57 水晶小屋

3日目

• 山行: 7:55
• 休憩: 1:18
• 合計: 9:13

5:17 水晶小屋
5:59 6:00 東沢乗越
6:58 7:00 真砂岳分岐
7:06 7:07 真砂岳
8:05 8:17 南真砂岳
9:33 10:10 湯俣岳
11:38 12:00 湯俣温泉晴嵐荘
12:12 12:14 湯俣山荘
13:02 名無避難小屋
13:20 林道終点
13:37 13:38 東京電力高瀬川第五発電所
14:29 高瀬ダム湯俣登山口
14:30 ゴール地点

天候

9日:晴れ
10日:晴れ後時に霧
11日:霧のち晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス タクシー

新宿→信濃大町🚌(夜行高速バス):6900円
信濃大町→扇沢🚌:1650円
扇沢→黒部ダム🚌:(立山黒部アルペンルート)1800円
高瀬ダム→信濃大町🚕:8600円
信濃大町→新宿🚌:(高速バス)4600円

信濃大町→扇沢🚌の始発時間、高瀬ダム⇄信濃大町🚌(裏銀座登山者バス)の運行日は日によって異なるので注意(自分は誤って散財となりました😅)。また9月中には高瀬ダム⇄七倉🚕も崩壊場所の工事の為、日中運行のない日があるので要注意⚠️。

コース状況／危険箇所等

[黒部ダム〜奥黒部ヒュッテ]
基本、湖畔の高巻き道。危険箇所が梯子で整備されているのが有名だが、めちゃくちゃ数が多い訳ではかった。
[赤牛岳・水晶岳間の最低鞍部〜温泉沢の頭]
大岩の飛び跳ねのペイントが分かりつらかったり、ザレ道部分では踏み跡が広がってしまっていて、正しいルートから外れそうになり、難しかった。
[竹村新道]
真砂岳〜南真砂岳間のトラバースの崩壊がレコでは指摘されているが、(私的にココかな、と思った箇所は)尾根筋の東北側のトラバースで3-4mの区間。ただ踏み外したところで、よじ登れる程度に感じた。
その他、南西側の崩壊地のヘリを歩くポイントは危険⚠️。同様な箇所は4-5箇所あるので、慎重に。

[docomo電波]
・黒部湖湖畔でもダムが見える処は○
・奥黒部ヒュッテ×
・読売新道1/8は○らしい
・読売新道〜竹村新道尾根伝いは○
・竹村新道の展望台○
・晴嵐荘は不明

写真

9/9 6:09

新宿→扇沢の夜行高速バスが今年は走っていない為(廃線😢？)信濃大町駅で降車。1時間待って、扇沢行きのバスに乗り込む

9/9 7:00

電気バスのみの利用の場合web予約は出来ないので気をもんでいたが、始発バスのチケットを無事ゲット

9/9 7:46

🐈‍⬛猫好きにはたまらない「くろにょん」

9/9 7:48

黒部ダムに出る
快晴にテンション上がります

9/9 7:48

明日はあそこだな😄
左の双耳峰が水晶岳、真ん中の一番高いのが赤牛岳

9/9 7:55

人の流れから外れて、今日はコチラへ

9/9 8:12

20分弱でロッジくろよん

9/9 8:16

タンボ沢を渡る

9/9 8:20

奥黒部ヒュッテまでは湖畔の高巻き道で、こんな感じか

9/9 8:32

こんな感じが基本

9/9 8:41

1時間弱で御山谷出合

9/9 9:55

地道に湖畔をなぞるように歩く横を、遊覧船が通り過ぎていく。ちょっと羨ましい😅

9/9 10:08

名物の梯子現る
ほんと整備が整っていて、有難いです🙇‍♀️

9/9 10:30

中ノ谷出合まで来ると平ノ小屋はもうすぐ。湖畔から良い風が吹いてくるので、酷い暑さはなくて来られました

9/9 10:51

登山道から渡し場を覗く
12時の渡し船まで1時間あったので、平ノ小屋のベンチで船待ち。読売新道から雲ノ平を経て五色ヶ原、室堂までテン泊で行くという、ひぇ〜な好青年とお喋りさせてもらう。この後水晶小屋まで先行していらしたので、心強かったデス☺️

9/9 11:53

船着場へ降りていきます
お客は4人、乗務員3人で手厚い

9/9 12:01

ダムになる前からここには登山道があったところ、ダムを作ることで通行出来なくなった代替えの渡し船らしい。平ノ小屋に委託で関西電力が管理をしているとのこと

9/9 12:05

対岸に到着

9/9 12:14

再び高巻き道をいく

9/9 12:44

こちら黒部湖東岸の方が梯子が多くて眺めもよい

9/9 12:57

足下が抜けてる処は、お尻ムズムズ

9/9 13:00

慎重に

9/9 13:11

雪解け直後で梯子の崩壊がある時期のレコを読んだことがあるが、このルートをそんな状況で歩くのは恐ろし過ぎる😱。凡人は登山シーズンに歩くべし。改めて整備に感謝

9/9 13:28

湖畔を離れて

9/9 13:34

東沢谷を渡ると

9/9 13:39

テン場到着
今日は3張りでした

9/9 13:40

奥黒部ヒュッテに到着
小屋前のベンチにソロハイカー6人が集まって、山談義で楽しい時間を過ごしました♫

9/9 17:50

洗面所、トイレは新築で超綺麗。水が豊富でお風呂までありますが、まだ初日なので汗を流す程度に使わせてもらいました

9/9 18:02

ボリューム満点な夕飯でした

9/10 3:20

2日目は3:20ブラックスタート。針葉樹の森を登っていく。携帯の影がダサイや😅

9/10 4:13

良く整備されていて、歩き難いことはない

9/10 4:53

黙々と歩くこと1時間半で白んできた。明るくなるのは嬉しい

9/10 5:16

2時間で3/8

9/10 5:35

標高2270m。森林限界まであと1時間のあたり

9/10 5:47

樹林から出て、振り返ると立山が飛び込んできた😀

9/10 5:47

白馬方面。黒部湖も見える

9/10 5:47

烏帽子岳あたりからの日の出☀️に間に合った

9/10 5:48

4/8

9/10 6:02

標高2400mまできました
この感じ最高〜💕
だけど夜露でズボンはびしょ濡れ

9/10 6:21

5/8
標高差1000mを稼いでほっとしているが、まだまだ序の口でした😆

9/10 6:26

赤牛岳(一番左)登場‼️

9/10 6:26

その右手には薬師岳

9/10 6:26

更に辿るとスゴ乗越

9/10 6:27

更に手前は奥木挽山で、奥に五色ヶ原と雲を被った雄山

9/10 6:33

振り向いて中央奥に白馬、右手ギザが針ノ木岳。足元には黒部湖。この時間が今日イチの景色でした(この後ガスに邪魔されることに😢)

9/10 6:36

足元にはクロマメの木が沢山で、何粒かいただいてしまいました。熟したのはかなり甘くて美味💕

9/10 6:39

森林限界となり、赤牛岳を正面に歩く

9/10 6:40

この辺りは歩き易い

9/10 6:40

右手には薬師岳の全貌が見えてきた

9/10 6:40

スゴ乗越と

9/10 6:57

ズームでスゴ乗越小屋も見える

9/10 6:40

スゴノ頭、越中沢岳、鳶山、五色ヶ原。
学生時代に初めて縦走したルートなので、思い出深く見入ってしまう

9/10 6:42

三ツ岳をバックに6/8。奥には唐沢岳

9/10 6:43

湧いてきた雲が気になるが、気持ち良い縦走路をひた歩く😊

9/10 7:18

振り向いて、歩いてきた縦走路
まだ元気いっぱいで、眺めも素晴らしく最高です

9/10 7:23

チングルマの花穂

9/10 7:28

大好きなアオノツガザクラが残っていてくれた💕

9/10 7:31

振り向いて。標高2700mまできたが、ここからはアップダウンが続く

9/10 7:33

赤牛岳らしく、赤くなってきた

9/10 7:39

飛び岩エリアを過ぎ

9/10 7:42

赤を詰めると

9/10 8:21

赤牛岳到着‼️
でもガスってしまった

9/10 8:45

写真を撮りあったお兄さんにレッドブルを借りて1枚

9/10 8:52

ガスの晴れ間を狙って、ズーム五色ヶ原

9/10 8:52

立山

9/10 8:56

左から旭岳、白馬、杓子、鑓ヶ岳

9/10 8:56

不帰キレット、唐松、五竜、鹿島槍、手前右端は針ノ木岳

9/10 8:51

左針ノ木、右蓮華岳

9/10 8:51

南沢岳→烏帽子→ニセ烏帽子岳

9/10 8:57

三ノ岳と左肩に唐沢岳

9/10 9:06

向かう南方面、水晶岳は雲の中

9/10 9:06

その右手に雲ノ平
その奥の黒部五郎も雲の中😢

9/10 9:16

山頂をタップリ1時間楽しみ、再スタート

9/10 9:35

賽の河原的な処、飛び岩、ザレ場などがあるが、温泉沢の頭までは迷い易い処の点在するエリアだった

9/10 10:04

右端に温泉沢ノ頭と奥に漸く水晶岳を捉えた。まだまだ先だなぁ

9/10 11:18

温泉沢ノ頭に到着
今日は読売新道を下る登山者10人位とスライドした

9/10 11:19

赤牛岳を振り返って

9/10 11:25

聳え立つ水晶岳はどうやって登るのか？と思ったら

9/10 11:49

西側を巻くように登山道が付いていた

9/10 12:07

まずは水晶岳北峰

9/10 12:14

水晶岳、標高2986mに辿り着いたけれど、眺望なし😢

9/10 12:52

槍ヶ岳を目の前にしながら歩く処なのでしょうが、お預け状態😢

9/10 13:24

水晶小屋に到着するも疲れちゃって、小屋の全貌写真なし。寝床に直行😁

9/10 14:28

名物力汁をいただきました。お餅が2つも入ってます😋

9/10 14:45

かつては、小屋奥の平らな処にテン場があったそう

9/10 17:46

夕方には長野側はドラマチックな景色となった。岐阜側は白壁でした

9/11 5:09

3日目は明るくなってからの水晶小屋スタート。お世話になりました

9/11 5:22

出発直前から霧が出てきて、風もある。ダウン＋雨具でまずは防寒

9/11 5:27

歩きながら日の出‼️立ち会えて感激‼️

9/11 5:28

槍様

9/11 5:30

振り向くと燃えてます

9/11 5:32

常念岳と表銀座、北鎌尾根、槍ヶ岳のシルエット。常念岳の右には

9/11 5:32

富士山

9/11 6:00

のどかな処や

9/11 6:08

槍を右手に

9/11 6:18

竹村新道を眺めながら

9/11 6:37

こんな処も

9/11 6:54

真砂岳に向かって

9/11 6:57

裏銀座と竹村新道分岐

9/11 7:07

真砂岳は登山道はないので、適当に登って立ち寄る

9/11 7:19

竹村新道スタート。右の南真砂岳から左の湯俣岳に向かって降っていきます

9/11 7:25

間もなく尾根の東北側のトラバースとなるが、お助けロープがある。振り向いたところ

9/11 7:30

レコで危険箇所とされている処かな。お助けはないが、絶望的な急斜面ではない

9/11 7:34

それより、南西側の崩壊地の縁の方が、私にとっては怖かった。落ちたらただでは済まない

9/11 7:56

たわわに実るブルーベリー🫐😋

9/11 8:04

南真砂岳到着。残念な景色ですが、草紅葉が始まっていました

9/11 8:22

左唐沢岳と右平らの餓鬼岳が近い

9/11 8:51

高所恐怖症には辛い処

9/11 8:54

標高2400m。笹がよく伸びていて、ビショビショになる

9/11 9:07

標高2280mシラビソの森を下る

9/11 9:16

標高差150mを登り返して

9/11 9:27

湯俣岳到着
追いついてこられたお兄さんとしばしお話しさせていただく

9/11 10:00

いい感じに槍様が見えます

9/11 10:09

晴嵐荘までひと頑張り💨

9/11 10:20

湯俣岳先は刈り払いバッチリ、足元も枯葉でふかふかで歩き易い

9/11 10:26

ベアー💩

9/11 10:36

トウヒの松ぼっくりがどっさり

9/11 10:38

五葉松も。五葉松は本来群生しないのだけれど、この尾根では群生しており、珍しく、学者も研究に訪れるそう

9/11 10:50

斜面が急になると、九十九折りが細かくなってくれるので、歩き易さは変わらない

9/11 11:13

展望台で

9/11 11:28

伊藤新道ですね。歩いてみたいなぁ

9/11 11:39

晴嵐荘に到着

9/11 12:02

ジップラインで高瀬川を渡ります。結構高度感があるし、腕力も要るので、大奮闘だった😆

9/11 13:48

高瀬湖湖畔をただ黙々と

9/11 14:37

高瀬ダムに到着🎊
沢から帰ってこられたという2人組に🚕相乗りをお願いしました

9/11 14:55

林道崩壊現場。崖上はまだ危険な状態で、素早く通り抜けます

9/11 15:59

帰路も信濃大町から高速バスのお世話になり、無事帰宅しました。お疲れさまでした😊

撮影機器：

iPhone 7 Plus Apple

装備

備考

薄手ダウンは、３日目水晶小屋出発時使用
小屋の中は暖かくダウンパンツは不要。水晶小屋の外で過ごす時には重宝した

奥黒部ヒュッテ(朝夕食事付き)13000円。🚰○
水晶小屋(同上)14000円。🚰天水飲水100円/500mℓ
水分は２日目は2.5ℓ、3日目は2ℓ持って歩いた

感想

taromii

読売新道を歩いてみたい、と思ったのは今以上にスキルがなかった11年前。元は七倉から周回でテン泊のがっつり計画。しかし天候で流したり、自信なくして流したり😅。。しているうちに、最近は体力が怪しくなってきたので、意を決して決行してきました。

計画的には、周回やめてテン泊やめて、ズルしてる感と心残りはありましたが、今の自分にこなせる妥協案だったし、見たかった景色を見ることができたので、満足を感じています。

ソロではあったけれど、奥黒部ヒュッテで同泊した皆さんとの交流は楽しくて、黒部ダムから水晶まで同じルートで歩いた方々の存在は心強くて、心に残る部分でもありました。この旅で出会った皆さまに感謝。

コメント

momo-sakura

こんにちは😃赤牛岳山頂で写真撮り合った者です❗️何枚も撮って頂きありがとうございました😊赤牛岳は人も少ないし撮ってもらえるのは貴重です❗️
読売新道を登りで、しかも速いタイムで素晴らしいですね😳私はもう読売新道はお腹いっぱいです💦

taromii

momo-sakuraさん
コメントありがとうございます。
山レコユーザーさんだったのですね😊。
こちらこそ良い写真を撮ってくださり、気に入ったのでレコの表紙写真に使わせていただきました。感謝です。私も下山後、養生生活です😅。疲れたぁ〜