SWの南アルプス最深部(上河内岳・聖岳・赤石岳)2泊3日
- GPS
- 31:12
- 距離
- 40.1km
- 登り
- 5,040m
- 下り
- 5,085m
コースタイム
- 山行
- 4:15
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 4:16
- 山行
- 10:17
- 休憩
- 1:52
- 合計
- 12:09
- 山行
- 11:41
- 休憩
- 2:22
- 合計
- 14:03
天候 | 19日曇り、20日晴れ(ガス多し)、21日晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
マイカーで畑薙第一ダムの沼平ゲートに駐車 新東名の静岡SAから下道2時間はかかります。 <復路>9/22(火) 9/21下山後、椹島ロッジで一泊し、東海フォレストの送迎バスで沼平へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
総じて特別な危険箇所はありません。 畑薙大吊橋は恐怖感抜群。 南アルプスの特に南部は温暖多湿のため、山体が大きく稜線付近は比較的なだらかですが、山腹斜面は低部に向かって急斜面となっています。崩壊地も発達しやすいそうです。 したがって、山腹のトラバース箇所と、ザレ場に要注意。 |
その他周辺情報 | 椹島ロッジのドミトリーに宿泊。温泉は19:00まで。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
|
---|
感想
<南アルプス南部の感想>
静岡県の北部に突起した大井川の源流地域。どこからも隔たれた奥深い秘境に初めて足を踏み入れました。
兎に角ひとつひとつの山が大きい。また、高温多雨のため川の浸食が激しく大きくえぐられたV字谷が壮大でした。
<1日目>
本当は、椹島から荒川岳→赤石岳と周回するつもりだったが、東海フォレストの送迎バスに間一髪間に合わず(まあ乗るのに2時間だったけど)、河平ゲートに車を停めて歩くことに。
初日は夕方出発のため、茶臼岳の山腹のテン場まで。途中ウソッコ沢小屋に18時頃到着。小屋は空いていたけど明日早く稜線に出るため先の横窪沢小屋まで頑張る。
<2日目>
そして2日目から本格的に縦走開始。ガスが多く、待望の名立たる山々の山容はなかなか姿を見せてくれない。しかし、ガスは薄いようで周りは割りと明るく、ブロッケン現象が出たり。一つ目のピーク上河内岳山頂はガスが引き快晴!しかし周りの山々はガスの中。。。
11時半頃聖平小屋の到着。この先の山小屋までCTで8時間のため、先に行くか午前から早くもここで停滞(テン泊)するか思案していると、隣のご夫婦が「百間洞山の家まではとても無理だけど、途中に兎岳避難小屋があるよ」と教えてた。感謝!
避難小屋??と不安を抱えつつも聖岳に向け出発。この先水場が一切無いので明日の朝までの水3ℓくらいを担いでいざ聖岳に取り付く!しかしこのザレ場は辛かった。。。
漸く聖岳山頂到着。途中ガスって見えなかった山頂に到着したらこれまた快晴!ちなみに一つ先の赤石岳はガスってた。
休憩間もなく、兎岳避難小屋に向け急下降。そして兎岳への登り返し。
避難小屋到着時はヘトヘト。しかしこの避難小屋非常に小さい。そしてトイレも無い(愕然!)。中は既に満員だったので、表でテン泊することに。夜中、テントに雨粒が当たる音。ブルーな気持ちで就寝。
<3日目>
3時起床。誰も起きていないがテントの撤収を開始。真っ暗闇の中出発。兎岳頂上で既に東の空が赤みを帯び始める。先を急ぐ。
暫く行くと聖岳山体の左側から富士山らしき山が見える。。。早足で先を急ぐ。
そして小兎岳山頂で今まで見えなかった富士山がはっきりと。しかも空が真っ赤!
朝焼けの空に富士山のシルエット!素晴らしい!!!どこに居ると富士山が見えるかも知らずに兎に角先を急いだ甲斐がありました。
その後、中盛丸山を経由して百間洞山の家へ。ここで朝めし。(ここまで朝飯抜きでした。)
小休止して、今度は赤石岳に向け出発。また百間平まで急登!しかし、その先に楽園が待ってました。広大な庭園越しに赤石岳と荒川三山が競演♪
そして最後の赤石岳山腹の取り付く。最後のザレた急坂を登り終えると、「HOTコーヒーいかが」の看板に癒される。
あとは山頂までは平坦な道のり。
山頂で記念撮影ののち、山頂直下の赤石避難小屋で昼食。しばし小屋スタッフ、ここで出会った単独行のIさんと談笑。なんと、小屋閉め間近でビール500mリットルが400円!ついでに、オリジナルバッチとTシャツ(2000円とこれも安い)も買っちゃいました。
この先どこまで行こうか迷っていると、単独行のIさんが今から椹島ロッヂまで降りるというので一緒に下ることに。
大倉尾根を下山すること5時間。最後はヘッ電付けて18時過ぎに到着。一風呂浴びてから二人でビールとアルファ米とあぶり鮪で宴会♪
山はこれだから止められない。良い山旅でした。
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