平ヶ岳

2024年09月14日(土) [日帰り]

• GPS: 10:58
• 距離: 24.2km
• 登り: 1,826m
• 下り: 1,827m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:31
• 休憩: 0:28
• 合計: 10:59

4:03 スタート地点
4:05 鷹ノ巣登山口
6:12 6:18 下台倉山
7:03 7:12 台倉山
7:20 7:23 台倉清水
8:01 白沢清水
9:16 9:18 池ノ岳
9:44 平ヶ岳三角点
9:54 平ヶ岳
9:58 平ヶ岳三角点
10:34 10:35 玉子石
10:56 10:58 池ノ岳
11:47 白沢清水
12:20 12:25 台倉清水
12:37 台倉山
13:26 下台倉山
15:01 鷹ノ巣登山口
15:02 ゴール地点

憧れの平ヶ岳に登りました。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

平ヶ岳登山口(鷹ノ巣)駐車場(無料)を利用。バイオトイレあり。

コース状況／危険箇所等

【 登山口 〜 下台倉山 】
下倉沢までは林道、前坂まではヤセ尾根が続くが幅員が広いからか高度感は薄い。前坂から下台倉山までは急傾斜で要所要所にロープの設置がある。なお、道迷いの懸念は少ないものと思われる。

【 下台倉山 〜 白沢清水 】
標高1,700圏内で概ね平坦、所々に木道が敷かれるなど特段の危険箇所は無く道迷いの懸念も少ない。

【 白沢清水 〜 平ヶ岳 】
白沢清水から池ノ岳まではやや急傾斜、池ノ岳・平ヶ岳・玉子石は高層湿原であり木道が整備されている。

※登山ポストは登山口(鷹ノ巣)にある。

その他周辺情報

《入浴》白銀の湯
https://www.city.uonuma.lg.jp/page/2385.html

写真

9/14 4:08

夜明け前、鷹ノ巣登山口からスタートです。

9/14 5:16

前坂辺りでヘッデンを外しました。写真は通過したヤセ尾根エリア。

9/14 5:49

ミヤマママコナ、沢山咲いていました。

9/14 6:18

下台倉山から特徴的な山容の燧ヶ岳を望む。眼下に雲海が広がってテンションアゲアゲ！

9/14 6:18

やっぱり私は晴れ男！

9/14 6:54

カマズミの実がたわわに実っていました。食べられるそうです。

9/14 7:03

台倉山方面のガスもとれてきました。

9/14 7:08

台倉山に到着。三等三角点(1695.27m、点名:赤川表)がありました。

9/14 7:17

アキノキリンソウ

9/14 8:13

随所に木道が敷かれ、大変歩きやすい！

9/14 8:36

池ノ岳を捕らえました。

9/14 9:01

ようやく平ヶ岳が見えました。

9/14 9:12

奥様の次に可愛いアカモノの花がまだ咲いていました！他の子達はみんな赤い実になっていましたw

9/14 9:20

天空に続くビクトリーロード。

9/14 9:23

池ノ岳に到着。おお！ビューティフォー！

9/14 9:22

姫ノ池をバックに写真を撮っていただきました〜。

9/14 9:24

では、本丸の平ヶ岳へ！

9/14 9:29

玉子石は写真右のP2076の向こう側、復路に寄る予定。

9/14 9:43

平ヶ岳へのプロムナード。

9/14 9:49

平ヶ岳に到着。二等三角点(2139.59m、点名:平岳)がありました。日本百名山69座目！

9/14 9:49

平ヶ岳から尾瀬方面の眺望。

9/14 9:51

続きまして平ヶ岳の最高標高点へ。

9/14 9:52

平ヶ岳最高標高点、2141mで山頂標識(三角点)のある場所より約1.5m高いw

9/14 9:52

最高標高点から北側の眺望。この広くて平らな山頂は、元々平坦な土地が隆起して、浸食される以前の地形を今にとどめていると考えられているそうです。

9/14 10:01

草紅葉を彩るキンコウカの実。

9/14 10:01

こちらも草紅葉を彩るイワショウブの実。

9/14 10:08

ゴゼンタチバナの実、食べられないこともないようですが、動物も食べない程に不味いらしい。

9/14 10:19

シラネニンジン？

9/14 10:22

ノアザミ

9/14 10:24

平ヶ岳を振り返る。ホント平らだねぇ。

9/14 10:28

まさに天空の楽園！奥様にも見せてあげたい。なお、奥様からは「行動12時間とかって無理！」と同行を断られましたw

9/14 10:32

玉子石へのプリンスロード。ここは、天皇陛下(浩宮徳仁親王)が昭和61年 皇太子の時に中ノ岐林道から登られた通称プリンスルート。なお、下山は鷹ノ巣へ降りられたそうです。

9/14 10:40

玉子石と高層湿原の池塘群。玉子石は花崗岩が風化して芯だけが残ったんだそうです。岩にも芯ってあるんだぁ。。。

9/14 10:43

玉子石(プリンスルート)分岐には、銀山平に宿泊した方々だけが通れる中ノ岐林道への案内。以前、cyberdocさまも下山してビール飲んでたなぁw

9/14 10:55

ヒメウメバチソウ

9/14 10:56

池ノ岳への登り返し、地味にツラいw

9/14 11:01

池ノ岳の姫ノ池から平ヶ岳を撮影して、名残惜しいけど下山します。

9/14 11:05

ハクサンオミエナシの実。

9/14 11:31

笹が鬱蒼と生えている箇所があり、往路は朝露でビショ濡れ天使(オジサン)になってしまいました。

9/14 14:11

下台倉山付近の下降点から前坂やヤセ尾根を望む。

9/14 14:38

ひょえ〜！ルートで唯一の危険箇所、ヤセ尾根エリア。道幅があるので見た目程に高度感は無いけど、落ちたらチーン！

9/14 14:57

下台倉沢を渡れば人間界

9/14 15:06

登山口駐車場に戻ってきました。ヘロヘロのバテバテ、すげー疲れた〜w

9/14 16:15

銀山平の白銀の湯にて入浴しました。お疲れさまでした〜

撮影機器：

IXY 650 CANON

装備

個人装備

Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ マグライト 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト エマージェンシーシート ナイフ カメラ

感想

kazu5000🌲

日本百名山に選定されている平ヶ岳に登りました。
深田久弥が平ヶ岳に登ったのは、まだ登山道の無かった昭和37(1962)年の秋なんだそうで、完成したばかりの奥只見湖を船で渡り、4泊5日をかけての山行だったようです。同氏は『日本百名山』にて「平ヶ岳は、日本百名山を志した最初から私の念頭にあった。〜中略〜 長く平らな頂上は甚だ個性的である。遠くから望んでも一目でわかる。苗場山も平らではあるが、少し傾いている。平ヶ岳はほとんど水平である。会津駒から、燧から、至仏から、武尊から、この平らな頂上を眺めて、私はいつかはその上に立ちたいと願っていた。」と記しています。

お天気に恵まれ、最高に気持ちの良い山行となりました。距離や標高差などのデータ的には甲斐駒の黒戸尾根よりも易しいはずなのですが、感覚的には黒戸尾根よりキツかったです。

c'e` ogni gioia in ogni cima！