空木岳(千畳敷〜檜尾岳〜木曽殿山荘〜空木岳〜菅の台)
- GPS
- 17:57
- 距離
- 22.3km
- 登り
- 1,482m
- 下り
- 3,309m
コースタイム
- 山行
- 3:46
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 4:39
- 山行
- 9:15
- 休憩
- 1:39
- 合計
- 10:54
- 山行
- 1:43
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 1:44
天候 | 9/13:晴れのち曇り、夕方にわか雨 9/14:晴れのち霧、14時過ぎから時々小雨 9/15:曇り、時折雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
千畳敷〜極楽平:ジグザグの登り坂で登りやすい 極楽平〜檜尾岳:大きいアップダウンの急坂が3回あり、小さいアップダウンも含めてけっこうきつい。 檜尾岳〜檜尾小屋:テント場まで急坂を下る。テント場から小屋まで5分ほど登る。 水場はさらに5分ほど下ったところにあり。この時点で出ていました。 檜尾岳〜木曽殿山荘:激しいアップダウン。岩場(鎖、ステップ、多数あり)アップダウンが5回ほどあり、かなりきつい箇所。 木曽殿山荘〜空木岳:急なジグザグのザレの登りをこなしていくと、じょじょに岩場になっていく。上の方は岩場だらけ。始めは鎖、ステップが打ち込まれており登りやすいが、最後の方でステップが欲しいところに無く、狭い岩場で左側の岩には手掛かり足場になる突起がなく、右側に古いロープがぶら下がっているだけのところが核心部でした。段差が大きく(1m位)、岩場が狭くザックが通れず、持ち上がらず、ザックを下ろして、先にザックだけを上にあげて、軽身で上がって何とか突破しました。デカいザックは大変だと思います。 空木岳〜空木平避難小屋:大石ゴロゴロの枯れた河原のような道で歩き辛い。 空木平避難小屋〜ヨナ沢の頭:この区間は歩きやすく、地図上のコースタイムはかからなかった。 ヨナ沢の頭〜マセナギ:小地獄、大地獄とあるが、小地獄に鎖場が幾つか。長いところは、鎖で下りようとせずに右側の崖側の岩場を下りた方が簡単。面倒に思って鎖を頼りに下りようとしたら足を滑らせて落ちかけた・・ 大地獄は小地獄ほどではなくすぐに終わる。 マセナギ〜池山小屋:樹林帯の中の歩きやすい道。割と新しいクマ糞があったのでクマ注意かも。 池山小屋の前の水場は枯れていた。池山方面に曲がったすぐ先の水場は豊富に出ていた。 菅の台までは樹林帯の道で、どんどん歩きやすくなっていく。 |
その他周辺情報 | コマクサの湯(10時〜 ¥700) 明治亭のソースカツ丼はボリューム満点! |
写真
感想
前回(2020年8月)木曽駒ケ岳に行った時、空木岳に行くなら縦走で行こうと決めていたのを、ようやく実現できました。
本来なら宝剣岳に再度登ってからの縦走と考えていましたが、宝剣岳からの下りの鎖場や岩場を考えると、初日で一番に荷物が重くて、自炊用と翌日の行動水も持った普段のテン泊装備より重くなることに不安に感じて、千畳敷からは極楽平に上がることにしました。
結果的に檜尾小屋の水場が出ていたので、重いのを持っていく必要が無かったのですが、どうしても枯れていたりチョロチョロしか出てなかったらどうしよう、と考えての千畳敷での給水でした。どのみち水不足にはならずに済んだので良しとします。
テント場は風の通り道なのか、夜からは強風で、風が不安であまり眠れませんでした。翌朝の撤収時にも風が強くて、テントを畳むのも苦労しましたが、釣り下げ式テントで助かりました。
稜線歩きも強風だったら嫌だと思っていたら、ここだけ風が強かったようで、稜線に出てからはほとんど風の影響はなく進むことができました。
しかし檜尾岳から木曽殿山荘までの道は激しいアップダウンが続き、けっこうきつかったです。テント泊での縦走では特に堪えました。
木曽殿山荘からの空木岳へも、岩場が多くて、写真のところでも書きましたが、そこだけステップがなく苦戦を強いられました。
何とか山頂に辿り着くも、登山道に張り出していた岩に頭をぶつけて、頭蓋骨がミシミシ音がするほどで、帽子をかぶってなければ流血していたかも知れないと思うと、寸でのところで助かりました。
山頂ではガスガス。写真だけ撮ってさっさと下山開始。
このあと、小地獄の鎖場でも雑に下りようとして足を滑らせて宙ぶらりんになるという失態をしてしまいます。この日は岩に頭をぶつけて、さらに膝をぶつけて、脛をぶつけて、鎖場で失敗して左手親指を負傷してしまうなど、細かい怪我が多い山行となってしまいました。
念願の縦走コースでしたが、展望は確かに素晴らしかったけど、想像していたよりなかなかハードなコースで疲れました。
こんにちは! なかなかロングルートの縦走でしたね。
このコース、私も行ってみたかったのですが・・・羨ましいですが私に機会はなさそうです。
写真No.4の説明(えぐいほどの坂)・・・kumaoさんは関西人なんですね〜。
関東の人間からは、「えぐい」という実感のこもったこういう表現は出にくいので
写真No.9の稜線の風景、いいですね。私はこういう稜線の景色が大好きです。
写真No.29の空木岳、これもいいですね。空木岳は一度、池山尾根から登りましたが、山容は見えなかったので、こんな格好のいい山だったんだと初めて知りました。
空木平の避難小屋、最近は噂も下火のようですが、一昔前は「出る」ので有名な心霊小屋でしたよね。寝ようと思うと小屋のあちこちからバキッ、ガタガタと大きな音がするとか。池山小屋で正解ではなかったでしょうか。
重荷を担いでの難コースの縦走、kumaoの強さは健在ですね!
コメントありがとうございます!
そうです私、元は関西人です。東京の方が長いですが。関東の人はえぐい、とは言いませんでしたか、普通に書いちゃいました😁
空木岳の山容、確かに池山尾根からは樹林帯で山頂近くにならないと見えないですね。檜尾岳からの空木岳は格好良かったです。
空木平の避難小屋の心霊現象、有名ですよね。知ってましたが、三連休初日だから、絶対に誰か居るだろう、1人っきりにはならないはずだ、と賭けてました。
ただ、下山してる時に、テント泊装備のような重装備の人、10人位とすれ違いましたので、おそらく時間的にも空木平の避難小屋泊まりだったのではと思われます。そうすると、幽霊の心配より、ぎゅうぎゅう詰めで寝れなかったかも? と思うと池山小屋まで下って正解だったのではと思っています。
ひょっとしたら、池山小屋に19時頃、20時頃に到着された人が居ましたが、空木平避難小屋を当てにして行ったらあぶれてしまって、無理やり下って来た人なのかなと今は思います。非常識な時間に小屋に入って来られたので声を掛けませんでしたが、もしかしたらそうだったのかなと。どのみち避難小屋を当てにするなら早い時間に到着しないとそれこそ賭けになってしまいますよね。池山小屋は檜尾小屋の主人から絶対あぶれることはないと聞いていたので少し遅めに到着でも大丈夫でした。
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