南アルプス南部域赤石岳 テント泊で縦走の予定が!
- GPS
- 56:00
- 距離
- 28.1km
- 登り
- 3,014m
- 下り
- 3,007m
コースタイム
- 山行
- 7:14
- 休憩
- 2:23
- 合計
- 9:37
- 山行
- 3:09
- 休憩
- 1:56
- 合計
- 5:05
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
一般的な登山道ですので注意して歩けば特段の危険はありませんが、若干の岩登りや落石が起きそうな急登には注意が必要です! |
その他周辺情報 | 白樺荘の立ち寄り湯を利用しました、510円で露天風呂もありリーズナブル、レストランは15時で終わるので注意! |
写真
感想
nanchiさんから赤石岳テント泊縦走のお誘いが来た!
痛めた膝のリハビリ効果を確かめに行くらしい?
こちらも先月に計画してたが、諸事情によりお流れになってたので有り難く同行させてもらう事となりました!
四国からはnanchiさん、micco7さんに私の三人、関東からnanchiさんの山友とその友人二人も山で合流らしい!
nanchiさんのお子さん運動会がシルバーウイーク初日に有ったのでその夕方徳島某所で集合の後南アルプスのバス乗り場に向けて出発!
鳴門大橋・明石大橋を渡り第二神明・名神・新名神・新東名と高速を乗り継いで島田金谷インターで降りて一般道へ、ここからが大変!四国の山の中を走ってるんじゃないかと思うような狭いくねくね道を80km以上!
二人は起きてたら酔うので後ろで寝てました!
真夜中なんですが、バス乗り場らしき臨時駐車場は既に満杯であふれた路駐のクルマが並んでます!
車中泊の置き場所を捜してダムサイトを越えて林道ゲートまで行ったが途中も路駐がいっぱい!仕方ないのでゲート近くの隙間に突っ込んで仮眠です!
四時に起きて準備をしてたら送迎バスが椹島から降りてきた!
しかしここでは乗れないようなので臨時駐車場に引き返したが空いてる訳もなく!路駐で迷惑にならない場所を求めて下ったら何とか広い所があった!そうしてるうちにバスの臨時便は出てしまった!
行列に並んでやっと乗れたのは予定より遅れて8時過ぎ!でも私達の5人後は積み残しで、乗れたのは2時間後だったようです!恐るべしシルバーウイーク!
未舗装路をバスに揺られてると前から歓声!!田中陽気君が200名山グレートトラバース途中とすれ違った、手を振って走り去ったがカメラ撮影、前からは間に合わず、汚れたガラス越しの後姿だけ!(笑)
1時間でグロッキーになったころ椹島に到着!上高地の横尾みたいな感じ?!
ゲートに登山届は出してきたので登り始めます。
椹島から急な道を林道に上がって少し進むといよいよ登山道、鉄の桟橋やら吊り橋を渡り川沿いを歩くのは気持ちいい!
私だけテン泊装備なので先行します、急な登山道を登って行くのですがしばらく歩いたと思った所に千枚小屋まで4時間半!の標識!登りだけかと思いきやツルツル滑る岩場の下りがあったりする!
いい加減疲れた頃に千枚小屋まで3時間!(';')
とうとう林の中の水場辺りで脚が止まった!ようやく歩いて池を過ぎたらやっと千枚小屋に到着!
もう四時近いので予定の中岳避難小屋には辿り着けそうにもなく、後続を待ちます!
知人がテント泊してるようなので行ってみたがテン場の遠い事!それに似たようなテントがいっぱいでわかりません!
小屋に帰ってlineを送ったら、nanchiさんからもう着くよ♪!ビックリです!あんなに頑張ったのに半時間程度しか差が無かった!恐るべし女子力!(お前がトロイとの意見もありますが)(笑)
小屋泊の受付しますが大勢並んで順番待ち、受付済んだのはほぼ二時間後でした!
焼肉タレ持ちと合流出来なかったので塩味だけの焼肉!オマケに二人の食欲無く1kgをほぼ独り占め!さすがに1kgは無理で500g余ったが、さてこれをどうするか?(笑)
泊まったのは別館の二階、人が多い割には小屋のコールマンのシュラフ一枚分で夜中のイビキ以外はゆっくり寝られた!
起きるとほとんど皆出かけてました、ゆっくり朝ごはんしてたら夜明け前にサンピラー見えた!朝焼けの雲海に浮かぶ富士山も素晴らしい!いいもん見れた!
千枚岳に上がる途中から紅葉も見えTension上がります!千枚岳からは、南アルプスの間の岳や北岳・塩見岳に北アルプスの山々も見えます!
丸山途中には危ない岩場もあったりで楽しめます!
旗のような筋雲や彩雲を見て悪沢岳で記念撮影の後合流予定だった荒川中岳避難小屋へ、途中でネコさん!の声が、迎えに来てくれてました!
荒川小屋の荒川丼を注文してるともう一組と合流、さらに千枚小屋のテン場で見つけられなかった方達とも合流出来た!
女性陣が頼んだうどんは四国のと違っていたようですが、荒川丼は旨かった!
最終目的地の赤石岳に向かいますがこのころからガスガ出てきた、赤石前山辺りからは真っ白に!
赤石岳で記念撮影してすぐ下の避難小屋へ、今日は60人だそうです!
一昨日から熟成してある肉を取り出し、タレが合流したので恐る恐る焼いてみんなで一緒に食べたが美味しかった!(笑)
寝床は互い違いで昨日より狭くほとんど寝られなかった!
四時ごろ起きると満天の星!小屋の近くでは夜明けを待って撮影会です!
ひときわ大きな富士山に感動!夜明けを待つシルエットの人達もいい感じ!
最終日は2000mの激下り、まずは赤石小屋まで降りますが、聞いてた下りだけってのは嘘で一旦下がって富士見平まで結構登ります!
1時間半で駆け下り、赤石小屋でみんなを待ってる時に待望の炭酸飲料飲んだ!
ここからc/t3時間半!、ここからは合流した関東の方と一緒に駆け下りですが最後の九十九折れ辺りで膝が悲鳴を上げて走れなくなった!(笑)
椹島まで1時間50分だったのでまあまあ?!(笑)
期待してた椹島のアイスクリームは売り切れ!炭酸飲料もビール以外売り切れ!(';')
13時のバスまでマッタリ過ごしました!
送迎バスは初日700人二日目300人運んだそうですが、山域が広いせいか?交通の便が悪いせいか?北アルプスのように登山道で渋滞することも無くお天気も味方してくれて楽しく歩けました!
帰りはクルマまで10分歩き、白樺山荘で温泉に入ってから新東名の激混みサービスエリアで晩御飯を食べて翌日3時徳島集合場所に無事帰着!
更に自宅まで途中仮眠取って7時に帰宅!
思った以上に厳しい登山道でしたが、素晴らしい景色と出会いが楽しさに変えてくれた山行でした!
去年から行きたかった南アルプス南部の荒川三山・赤石岳。
本来ならば一気に聖・光と欲張りコースと行きたいところですが、3月に怪我した高靭帯剥離骨折及び左足側靭帯損傷により右足に対し7割程度の筋力しか戻っていない左足と体力不足を考慮すれば2泊3日が限界だろうと荒川三山・赤石岳計画をしたもののこれでも十分な欲張りコースとなってしまった。
東京の山仲間Bやんも参加するということで鳥倉から塩見岳に登り悪沢にくるBやんとの待ち合わせ場所をを中岳避難小屋に設定。しかしこの計画が今の私には非常に無謀であったと大反省。
千枚小屋までの長い長い樹林帯歩行にじみ〜に上げていく高度にうんざり。
途中初めてオコジョに遭遇し幸せ気分に癒され気分もつかの間。ただひたすら前へ前へ樹林帯を進み変わり映えしない景色に、幾度も後悔をしつつも 今回の問題児である自分はカメさんになったつもりでじみ〜に頑張って前に進むしかない。
案の定うさぎのnekoさんはぶっちぎり待っている様子もないのでそれはある意味カメにとっては好都合。マイペース登山ができたのだ。
ただ心配なのは途中で中岳避難小屋に向かうことが不可能と分かった時点でウサギが中岳避難小屋まで行ってしまわないか心配. 稜線まで出れば電波がつながると聞いていたので稜線手前ですかさずスマホをスイッチオン!やはりウサギさんからのLINEが届き千枚小屋到着メッセージを確認。おっそんなに遅れてないことにガッツポーズ!やる気モードスイッチ入った亀は一心不乱に千枚小屋までのラストスパート!
小屋に着くや否や安心したせいなのか?気分悪いモードpower UP.
高山病を発してしまう。中岳避難小屋で待っているだろうBやんに連絡するも既読されずどうしようもないまま受付を済ませ、千枚小屋泊となった。持参した焼肉も横目に匂いをかいだだけでノックアウト寸前なので、miccoさんお手製野菜スープだけを頂戴し一人さっさと就寝。
翌朝頭痛はないものの気分悪しは続行でしたが素晴らしすぎる朝焼けにサンピラー(太陽柱)を目の前にテンションUP!!
さあ行きましょう!!ってことで出発するもやっぱりしんどいものはしんどい。
またもや何度も一人だけ椹島ロッジに下山しそこで待ってようかなぁなんて弱気な計画が頭を過るもいやいやせっかくここまで来たのだから行こう!という二つの気持ちに揺さぶられながら稜線にたどり着くと、椹島ロッジ下山計画は頭から消え去った。
千枚岳から見る南ア北部 甲斐駒・仙丈・鳳凰山に塩見に白根三山・・・雄大な景色に圧巻。
ふとBやんは百瞭兇某覆鵑世里?どこにいるのか?不明確なまま心配が故に中岳避難小屋で名簿チェックだけしてもらおうと思いながら悪沢岳に向かう。流石南アルプス。UPDOWNの激しさは天下一品、ここまで下らせますか〜と思いきやまた登らされ丸山に到着。でもウサギさんもmiccoさんもいない!!マジですか〜と心で叫び前方を歩くmiccoさんを眺めつつ前にすすむ。まだかまだかと待つ悪沢に到着して待つウサギさんが見えつつもカメは脚が進まない。近くにいたツアーガイドさんが
”1僂任發いい里蚤を前に出してください!そうすれば前に進みます!!という言葉に励まされ 何とか悪沢岳到着!!山頂にあるでっかい岩に寝そべって休憩。お昼寝したい気分の天候に贅沢極まりないひと時を過ごし、中岳避難小屋に向けて出発。
カメは二人からやや遅れをとりつつマイペースに進んでいると 前から”ねえさん”と声がする。誰だ???と思えばBやんが避難小屋で待機し我々を待っていたのだ。
無事Bやんとも合流し4人の山旅の始まり。徐々に高度感に慣れてきたのか気分も回復し足取りも軽くなり、元気も回復、食欲も回復し、荒川小屋ではランチのうどんを注文。
荒川小屋ではまた素敵な出会いがあり、Bやんの山仲間二人にnekoさんのお友達に遭遇。少し長めの休憩をしみんなで談をとり、本日の宿泊先に決定した赤石避難小屋へと足を運ぶ。小屋からいきなり急登になりマジか!!と思うが森林限界を超える水平なトラバース歩行となり大聖寺平まではゆったりルンルン気分での歩行。
そして小赤石岳への向かう目の前の登りジグザグルートをみると嫌気がさすが、見た目ほどきつくはない。地味にコツコツ進めばつくさ!!なんて思えば到着するもの。
残り目指すは赤石岳!!と思えば何でも来い!!と言いたいところだが卒なく前に進み遠ざかる皆を眺めつつマイペースで残り一座を目指す。
赤石岳標識が見えると涙ウルウル状態。たどり着いた嬉しさともう歩かなくていいという気持ちの両方だ。
激混みと予想していた赤石避難小屋では千枚小屋よりはるかに快適に過ごせた。
3000mハイマツたき火に熟成焼肉、コーヒを飲みながら山時間を過ごす。
就寝前には赤石避難小屋のオーナーとの会話も弾みいろいろなお話を聞かせていただいた。
最終日4時起床6人で眺めた富士山と朝焼け、富士山と雲海の光景は心に残るワンシーンとなった。名残惜しきも一番心配していた下界への入り口超ロング下山に不安を抱きつつカメはマイペースに転倒しないよう慎重に下山するも2回転倒してしまったが問題なし!何とか予定時刻通り下山することができた。
あっけらかんと問題児と同行してくれたnekoさんとmiccoさん、久々に我々に逢うために参加してくれたBやん、そして偶然出会ったBやんの山仲間お二人さんにnekoさんの山仲間二人。 久々のアルプス縦走に不安要素たくさんありましたが、無事終えたのも皆様のおかげです。なにより現実の世界に戻った今も写真を見ながら余韻に浸る自分 楽しすぎた3日間でした。皆様ありがとうございました。また懲りずに行きましょうね!!頑張って体力と高山病対処法考えます。
シルバーウイークの南アルプス恐ろしいほど混んでいますね駐車場すさまじいです。そのぶん見返りも多いようで富士山の朝焼け最高です。うらやましい
最近熟成肉が流行っていますが気を付けてくださいね
kazumochiさん こんにちは
初日よりはましだったようで 登山道の込々はありませんでした。
朝焼けは本当に素晴らし過ぎました!!頑張って登ったご褒美でしたね!!
いつも富士山を写真で見てましたが、今回はず~と富士山を眺めることできましたよ
北アルプスのように交通の便が良くないので普段は静かな南アルプス南部域ですが、流石に大型連休となった今年のシルバーウイークは激込みでした!
初日の椹島には700人、二日目でも300人以上が入山したようです!
それでも、絶対的な輸送量が少ないので、駐車場と送迎バスこそ満杯でしたが登山道では渋滞することもなくマイペースで行動出来ました!
情報収集不足で初日早く着いてたのに始発バスに乗り遅れ二時間遅れ歩き始めが10時!
荒川中岳避難小屋に辿り着けず、千枚小屋泊とはなりましたが、素晴らしい夜明けのサンピラーが見れて最高でした!
三日目の朝は上空に雲のない満天の星空にシルエットの富士山で又違った感動的な景色を堪能できました!
赤石避難小屋のオヤジさんが今度は空いてる時に来てね!って言ってましたのでまた来ようと思います!
お疲れ様でした。
好天に恵まれて良かったですね~。
凄い人の数にびっくりドンキー(^O^)
四国の山とはくらべものにならないです。
う~ん…やっぱり程々が一番いいなぁ~。
でも、それだけの価値がある山域なんでしょうね。
来年、縦走してみたいと思いました。
shichi7さん こんにちは
表銀座の再び!!のように好天に恵まれた3日間でした。
富士富士富士とフジを見ながらの山行もなかなか良いもんです。
北アルプスに比べれば少ないはずですよ。登山道込々ではなかったですから・・・
来年ぜひ行きましょう!!
高速降りてから剣山へのようなくねくね道を80辧
送迎バスに乗ってからも未舗装路を1時間揺られて椹島登山口!
北アルプスとは雲泥の差のアクセス難度でした!
混んでるとは言え、北とは一桁違う登山者数で歩いているときは渋滞でイライラすることは無かったです!
小屋のキャパも数十人単位なので大型連休は大変ですね!避難小屋なのに小屋番さんが居て、有料で素泊まり6000円なのを初めて知りました!(';')
白髪や三嶺避難小屋とは違うんですね!(笑)
椹島への送迎バスも小屋の管理会社が運行していて、乗車料は無料ですが一泊以上は小屋泊しないと乗れません!
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